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スケート部

2021.04.27

秩父宮杯第68回関東大学選手権 対日大 4月25日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

日大に勝利! 決勝リーグへの進出を決めた

 秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権大会、2回戦の相手は東海大との戦いを制した日大。第1ピリオド(P)後半に早大が2得点を挙げ、リードする。それ以降、チャンスをつくるもののなかなか点数につなげることができない。しかし、最終Pで試合が動かない状況を断ち切るように早大が1点を追加。3ー0で勝利し、決勝リーグへ駒を進めた。

 第1Pが開始すると、勢いよく滑り出し、互いにパックの取り合いが始まる。パックが早大サイド、日大サイドに行ったり来たりする中、シュートをされてもそれをゴールキーパーが止め、チームを守る。日大のペナルティーでPPの時間が訪れると、リンクに緊張が走る。名前を呼び合いながらパスを回してゴールを狙うが、なかなか点に結びつけることができない。試合が動いたのは、13分35秒。FW杉本華唯主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)とFW木綿宏太(スポ3=北海道・駒大苫小牧)のアシストを受けたFW大塚鵬蓉(スポ2=埼玉栄)のシュートがキーパーを勢いよくすり抜け先制点を挙げた。その後、日大から2名の選手がペナルティボックスに入り優位な展開になるも、ゴールのチャンスを逃してしまう。しかし、第1P残り1分に迫る時。FW林幹汰(文1=東京・早実)のサイドから打ったスピードのあるシュートが、ビデオ判定の結果ゴールと認められ、1点を追加した。

シュートを打つが点数につなげることができない

  第2Pに入った直後、日大がペナルティーで4分間の退場となる。そこで追加点を入れたい早大だが、パックが相手の手に渡ると、ゴールから遠ざけられてしまうという状況が続く。その後も互いにペナルティーが目立ち、両チームにチャンスが巡るが、ゴールを決めきれない。

 点が動かず迎えた最終P。開始から日大のペナルティーが立て続けにあり有利な状況下で沼田恵祐(文1=青森・八戸)や杉本主将などがシュートを打つも、ゴールに入らない。しかし終盤、「全体として停滞した空気の中での得点だったので、ベンチの空気が一気に良くなったように感じました」と試合後語ったFW北村瑞基(商4=東京・早実)が、この状況を断ち切るようなゴールを流れるように決め1点を追加。そうして3-0で勝利し、決勝リーグへの進出を決めた。

得点追加後集まって喜ぶ様子

 日大に勝利をおさめ、見事決勝リーグへの進出を手にした早大。しかし、「シュートを打つ意識まだまだが低いです。きれいなゴールはそんなにありません。今年の目標は『Tenacity』。シュートを打ってリバウンドを泥臭く叩くようなプレーが少なかったです」と内藤正樹監督(平3二文卒=北海道・釧路湖陵)が語ったように、まだまだ早大らしいプレーができていない。次の中央大学との対戦がすぐそこまで迫っている。「『パス・レシーブを正確に。』、『パックを守る』、『シュートを枠に入れる。』」(内藤監督)を胸に、納得のいくプレーとその先にある勝利がグッと目標である優勝にチームを引き付けるだろう。

※1 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が多く、数的有利な状態をパワープレーと呼ぶ。

※2 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が少なく、数的不利な状態をキルプレーと呼ぶ。

(記事 岡すなを、写真 七澤拓未、鬼頭遥南)

※( )内はシュート数

結果
早大 ピリオド 立大
2(13) 1st 0(8)
0(19) 2nd 0(5)
1(13) 3rd 0(5)
3(45) 0(18)
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 PK/PP
早大 13:35 大塚鵬蓉 杉本 木綿
早大 18:40 林幹汰 金井真 有賀 PP
早大 54:22 北村 金井真
※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す
 なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする
早大メンバー
セット FW FW FW DF DF
鎌田 杉本 林幹汰 務台 沼田
上山 木綿 大塚鵬蓉 大塚脩世 有賀
北村 仲見 金井真 住友 棚橋
林風汰 川本 平林 江島 金井和
GK千葉 B-GK 村上
コメント

内藤正樹監督(平3二文卒=北海道・釧路湖陵)

――今日の試合を振り返っていかがですか

内容は良くないです、ウチも日大も。お互いに良くなかったと思います

――前回の試合と比べて試合内容はいかがでしたか

恥ずかしい話、まだ改善しきれていません。課題は前回と同じです

――PPの時間が多かったですが、なかなか得点できなかったことに関してはどうですか

シュートを打つ意識まだまだが低いです。きれいなゴールはそんなにありません。
今年の目標は「Tenacity」。シュートを打ってリバウンドを泥臭く叩くようなプレーが少なかったです

――中央大学との対戦に向けてなにか課題はありますか

コーチ陣が毎日言っているように「パス・レシーブを正確に。」、「パックを守る」、「シュートを枠に入れる。」です。
それができるかできないかが、次の勝敗を決めます

――決勝リーグに向けて意気込みをお願いいたします

準備期間は少ないですが、課題を克服し上位チームに挑戦したいと思います。

FW北村瑞基(商4=東京・早実)

――今日の試合を振り返っていかがですか

中盤に得点ができず、反則も多かったので、なかなか試合の流れを掴めなかったですが、チーム全体で攻め切る姿勢を持って試合ができたので、決勝リーグにいい弾みをつけることができたと思います

――2点先取後なかなか点が入らない状況の中での最終Pのゴールを振り返っていかがですか

2ピリに決められるシーンで外してしまい、その後もプレーが上手くいかなかった中で、真が足を使ったいいプレーをしてくれたので、あとは決めるだけでした。
3つ目で得点をすることは、チームにとっても非常に価値あることなので、今後も継続していきたいです

――ゴールを決めた後喜んでいらっしゃる姿がとても印象に残っています。チームメイトにはどのような言葉をかけてもらいましたか

全体として停滞した空気の中での得点だったので、ベンチの空気が一気に良くなったように感じました。
ただ、4年生としての仕事としてはまだ不十分だと感じているので、決勝リーグではもっとプレーの精度を高めていきたいです

――決勝リーグに向けて意気込みをお願いいたします

早稲田は全員で戦わなくては結果が出ないチームなので、各々が「自分がチームを支えるんだ!」という意気込みを持って試合に臨みたいです。
個人的には2試合連続で得点できているので、3つ目の役割を果たしつつ、試合を決める得点に対しては貪欲に狙っていきたいと思います

FW林幹汰(文1=東京・早実)

――今日の試合を振り返っていかがですか

決勝トーナメント進出をかけた大事な1戦を危なげなく勝利出来たことはとても嬉しいです

――前回の試合に続けて、二試合連続でのゴールとなりました。お気持ちはいかがですか

1年生ですが試合に多く使ってもらってるのでその分結果で残せることが出来たので良かったです。大学という新たなステージで得点を取れたことは自信にも繋がったので嬉しいです

――ゴールシーンを振り返っていかがですか

結果ゴールは出来ましたが、満足の行く形ではなかったので、次はもっと自分の特技を活かして点を取っていきたいと思いました

――決勝リーグに向けて意気込みをお願いいたします

2試合を振り返ってしっかりチームでも個人でも反省点を修正し、早稲田のホッケーを100%出来るように準備して、優勝目指して頑張りたいと思います