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スケート部

2021.04.21

秩父宮杯第68回関東大学選手権 対立大 4月18日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

大差で立大に圧勝!次戦への課題を再確認

 「我々は昨年クラスターを13人も発生させ公式戦に参加することができませんでした。それを反省してまずは『絶対に感染しない生活をしよう。』と今年に入ってから準備してきました。初戦を迎えることができほっとしております。」(内藤正樹監督、平3二文卒=北海道・釧路湖陵)。そうして無事開幕した関東大学リーグ戦の初戦は11−1の圧勝だった。第1ピリオド(P)序盤に早大が幸先よく先制点を挙げ、以後試合終了までゲームを支配し続けた。点差だけでなく、立大のシュート数は9、早大のシュート数は100と、文字通り桁違いの強さを見せた。

 第1P、1分43秒、まずはFW上山響平(スポ1=北海道・駒大苫小牧)がゴールを割る。その後は主に立大陣地での試合となり、早大のシュートが立大ゴールを脅かし続ける。しかし立大の守備も堅く、特にGKに阻まれてなかなか得点に繋がらない。ようやく試合が動いたのは9分22秒。まずFW大塚鵬蓉(スポ2=埼玉栄)がシュートを放つがGKに弾かれ、パックはGKの背後に流れる。その先に構えていたFW木綿宏太(スポ3=北海道・駒大苫小牧)ががら空きのゴールにダイレクトシュート。2点目を挙げた。大塚のシュートを弾いたGKがパックの方向に振り返る間もない、鮮やかな連携プレーだった。その後、勢いを得た早大は立大からさらに2点を奪い、4−0で第1Pを終えた。

アシスト、ゴールでチームに貢献した木綿

 

 第1Pで差をつけた早大は第2Pに突入しても、攻めの姿勢は変わらない。PK(※2)の時間帯でも、相手チームをよけながらパスを回し、シュートを放つがなかなかゴールが決まらない。しかし、16分13秒、DF務台慎太郎(スポ3=北海道・駒大苫小牧)とFW杉本華唯主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)のアシストで、DF沼田恵祐(文1=青森・八戸)が大学に入り初となるゴールを決めた。そこから流れが生まれたチームは木綿と上山のアシストで大塚鵬蓉がゴールを流れるように決める。まだまだ攻撃は止まらず、この後一点を追加すると、第二ピリオドものこり10秒に差し掛かった時に、大塚鵬蓉、DF有賀峻(社1=北海道・白樺学園)のアシストで木綿がゴールにパックを押し込んだ。

 8点差をつけて迎えた最終P。「どの点も自分一人では決めることができなく、同じセットの選手、チームの勢いのおかげだと思います」と試合後に語った大塚鵬蓉が続けて2得点を挙げ、大学初ゴールを含め今回の試合三本目のゴールとなった。その直後の5分53秒には、ルーキーFW林幹汰(文1=東京・早実)が杉本主将のアシストで大学初ゴールを決める。しかし、試合も残り1分となった19分6秒。うまく間を抜いた立大のシュートは本日一点目のゴールとなり、観客席からは歓声が上がった。

大学初ゴールを含む三得点を挙げた大塚鵬蓉

 

 最後に一点を入れられたものの、終始早大のペースで、試合が展開し、点数はもちろんシュート数でもかなりの大差をつけた。そして、本日の試合で5名の選手が大学初となるゴールを決めたということに対して「wasedaのユニフォームを着てゴールすることが最初の目標だと思いますので、ゴールした選手には『おめでとう』という気持ちです」と言葉をかけた内藤正樹監督だったが、今回の試合内容については「確かに数字の上では大差ですが、チーム編成の上、両チーム間にはかなりの差がありますので、もっと点数差を広げていいかなくてはいけない試合でした」と満足できない様子だった。今大会について「目標は、優勝です。とりあえずは、目の前の試合に全力で挑み、一戦一戦確実に勝つことができるよう頑張ります」と語った杉本主将。一番高いところへ勝ち進めるためにも、今回の試合で再確認した課題、反省点を修正した早大のプレーに期待したい。

※1 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が多く、数的有利な状態をパワープレーと呼ぶ。

※2 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が少なく、数的不利な状態をキルプレーと呼ぶ。

(記事 七澤拓未 岡すなを、写真 佐藤桃子 田島璃子)

※( )内はシュート数

結果
早大 ピリオド 立大
4(31) 1st 0(3)
4(33) 2nd 0(3)
3(36) 3rd 1(3)
11(100) 1(9)
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 PK/PP
早大 01:43 上山 有賀
早大 09:22 木綿 大塚 上山
早大 11:16 杉本 林幹太
早大 18:55 金井真 北村 棚橋
早大 36:13 沼田 務台 杉本 PP
早大 37:16 大塚鵬蓉 木綿 上山
早大 38:54 北村 住友
早大 39:46 木綿 大塚鵬蓉 有賀
早大 41:14 大塚鵬蓉 上山 木綿 PP
早大 45:07 大塚鵬蓉 有賀 木綿 PP
早大 45:53 林幹汰 杉本 PP
立大 59:06 矢部 梶原
※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す
 なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする
早大メンバー
セット FW FW FW DF DF
鎌田 杉本 林幹太 務台 沼田
上山 木綿 大塚鵬蓉 大塚脩世 有賀
金井真 仲見 北村 住友 棚橋
江島 平林 川本 金井和 川本 GK千葉 B-GK 村上
コメント

内藤正樹監督(平3二文卒=北海道・釧路湖陵)

――初戦、大差をつけての勝利となりましたが振り返っていかがですか

確かに数字の上では大差ですが、チーム編成の上、両チーム間にはかなりの差がありますので、もっと点数差を広げていいかなくてはいけない試合でした

――大差で勝利を収めることができた要因は何でしょうか

上記と一緒の回答ですが、元々のカテゴリーが違いますし、ベンチ入りの人数も違います。あまりフェアーといえない戦力での試合です。それが要因です

――今回の試合で5名の選手が初ゴールを収めました。このことに関してはどのようなお気持ちですか

単純に良かったと思います。特に2年生は昨年公式戦がなかったので試合をすることが待ち遠しかったと思います。どの選手もwasedaのユニフォームを着てゴールすることが最初の目標だと思いますので、ゴールした選手には「おめでとう」という気持ちです

――シュート数でもかなりの大差がありましたが、ゴールに惜しくも入らないこともあったと思います。相手チームのキーパーが手強かったのでしょうか

もちろん、相手GKは素晴らしかったと思います。真摯に立教ゴールを守っていたと思います。ただ、もっと効果のあるシュートを打たなければいけませんでした。シュート数自体が少ないし、「相手GKが困るシュート」を打てていませんでした。戦力の差があることは最初から分かっていたので、もっと数も内容もこだわって打たなければいけません

――今日の試合に向けてどのような準備をしてきましたか。また、それは試合で生かされましたか

我々は昨年クラスターを13人も発生させ公式戦に参加することができませんでした。それを反省してまずは「絶対に感染しない生活をしよう。」と今年に入ってから準備してきました。初戦を迎えることができほっとしております。戦術的にはコーチ陣が毎日言っているように「パス・レシーブを正確に。」、「パックを守る」、「シュートを枠に入れる。」を準備してきました。そこはまだまだですね

――次の日大戦への意気込みをお願いいたします

上記の反省を次戦までに修正します。そうしなければ、勝てません

FW杉本華唯主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)

――今日の試合全体を振り返っていかがですか

一見、早稲田大学が押していて、良い雰囲気に見えたしれませんが、各場面でのバトルや決定機を何度も逃すなど課題が見受けられました

――アシストはもちろんですが、第一ピリオドではシュートを決め、チームに貢献されたと思います。得点シーンなど振り返っていかがですか

相手のディフェンス、キーパーとの駆け引きを上手く制することができたと思います

――今大会のチーム目標を教えてください

目標は、優勝です。とりあえずは、目の前の試合に全力で挑み、一戦一戦確実に勝つことができるよう頑張ります

――今大会について主将としての意気込みをお願いいたします

プレー面、精神面でチームを支えられるよう得点に絡み、体を張って攻守共に躍動したいと思います

――次の日大戦への意気込みをお願いいたします

必ず勝って、決勝リーグに駒を進めたいと思います。昨年は、プレーする姿をお見せすることができなかったのですが、今年こそは、昨年の分まで頑張りますので、応援よろしくお願い致します

FW木綿宏太(スポ3=北海道・駒大苫小牧)

――得点シーンを振り返ってみていかがですか

同じセットの大塚弟がいいパスをくれたのでそれを決めるだけでした

――立大のゴールキーパーは手強かったですか

2得点することはできましたが、キーパーのファインセーブでなかなか決めることができなかったので手強かったです。決定率を上げれるようにもっと練習していきたいと思います

――次の日大戦への意気込みをお願いします

昨年大会に出ることができず一部のチームと試合ができていないため、チームとして個人として楽しむと共に自分たちのやるべきことを徹底し、必ず勝てるようにしていきたいとおもいます。私自身も得点に多く絡めるようにしていきたいです

FW大塚鵬蓉(スポ2=埼玉栄)

――本日初ゴールを決められました。どのようなお気持ちですか

まず一年越しに早稲田大学として初めて試合をすることができ、またその試合で初ゴールをすることができ、とても嬉しいです

――また3得点を決められましたが、それぞれの得点シーンを振り返ってみていかがですか

どの点も自分一人では決めることができなく、同じセットの選手、チームの勢いのおかげだと思います

――次の日大戦への意気込みをお願いします

勝利できるよう自分の役割をしっかりと果たしたいです