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ソフトボール部

2021.04.21

第53回東京都大学連盟春季リーグ戦兼インカレ東京都一次予選会 4月18日 東京・江戸川区球場

格下相手にコールド勝ち 順調なスタートを切る

春季リーグ戦
慶大    
早大     11

投手…〇佐藤-白石

◇(二塁打)齋藤 ◇(三塁打)竹村、西村 ◇(本塁打)なし

 悔しい初戦敗退を喫した全国大学選抜男子選手権から約5カ月。今年もようやくソフトボールの季節がやってきた。初夏を思わせる好天の下、東京都大学連盟春季リーグ戦兼インカレ東京都一次予選会(春季リーグ戦)が開幕した。初戦の相手は慶大。格下とも言える相手に早大は投打で圧倒し、11-3の5回コールドで勝利を収めた。

 先発は佐藤慶弥(スポ2=静岡・飛龍)。序盤は直球を軸に相手を翻弄(ほんろう)し、3回まで被安打1四死球0と危なげない投球を見せる。しかし打者が2巡目に入った4回、徐々に慶大打線に直球のタイミングを合わせられ始め、先頭打者の田中大雅にいきなり左前打を打たれる。続く古川雄一は空振り三振に打ち取ったものの、4番の木村圭には投手を強襲する安打を打たれ1点を献上すると、その後木村の盗塁や佐藤自身の暴投からチャンスを広げられてしまう。6番の萬代悦正には四球で出塁を許し、続く7番の林正都の中前打に中堅手・尾松大輝(政経3=大阪・清風南海)の補球ミスも絡み、一連のプレーで2点を奪われる。結果この回で3点を失った早大。「今日の調子はだいぶ良かったほうだと思います。ただ、今練習中のドロップの落ちが悪かった」と捕手の白石健祐(スポ3=東京・小平)が言うように、序盤は武器の直球で慶大打線を寄せ付けなかった佐藤だが、直球以外で勝負できる球がなく、2巡目以降に捉えられてしまったのが反省点と言えるだろう。

1回表、3点適時打を放った竹村

 対する打線は初回から打者一巡の猛攻を見せる。慶大の先発・田中の制球が定まらないなか、先頭打者の鈴木涼介(スポ3=福島・安積黎明)がいきなりバント安打で出塁する。2番・尾松の安打で早速1点を奪うと、続く白石、澤優輝主将(人4=東京・国学院久我山)も連続で出塁し、無死満塁のチャンスをつくることに成功する。続く5番・安孫子徹(スポ3=東京・昭和)はフルカウントまで粘った末に空振り三振に倒れたものの、6番・竹村侑大(スポ4=埼玉・早大本庄)の右翼手への当たりが、相手の守備の乱れも絡んだことにより、走者一掃の3点適時打となり、点差を一気に4-0まで広げた。その後7番・畠山陸(スポ1=高知西)、9番・西村悠太郎副将(スポ4=福岡・筑紫丘)も適時打を放ち、早大打線はこの回だけで一挙6点を奪った。ピッチャーが蛭田淑仁に変わった3回にも8番・駒谷理央(国教3=米・バッファローグローブ高)や代打・齋藤向陽(社1=群馬・新島学園)の安打で3点を追加し、計11得点を奪い慶大を圧倒した。

 「試合の終盤にだらけてしまった」(白石)というように、序盤の勢いに比べて後半は慶大に攻められる場面も見られた早大。しかし「まだ練習試合も2試合しかできなくて、強いチームとも対戦できていない」(澤)という状況で臨んだ初戦を、手堅く勝利で収めることができたのは非常に大きいことだろう。長らく遠ざかっているリーグ戦優勝に向けて、男子ソフトボール部は順調な滑り出しを見せた。

(記事 玉置理沙子、写真 手代木慶)