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競走部

2021.03.14

第24回日本学生ハーフマラソン選手権 3月14日 東京・立川市陸上自衛隊駐屯地周回コース

ロードレースの締めくくり ハーフマラソン初出場の中谷がチーム内トップに

 強風吹き荒れる中、立川市陸上自衛隊駐屯地の周回コースにて、日本学生ハーフマラソン選手権が開催された。8月に予定されているワールドユニバーシティゲームズの出場権を懸けたこの大会に、早大からは千明龍之佑駅伝主将(スポ3=群馬・東農大二)、太田直希(スポ3=静岡・浜松日体)、中谷雄飛(スポ3=長野・佐久長聖)ら3年生を含む7人が出場した。

 

 直線約1キロのコースでは往復の風向きによってペースが20秒ほど変動し、「変化走みたい」(太田)と表現されるタフなレースとなった。けん制が起きたことで後半になっても大集団が形成されていたが、ラスト5キロ付近でレースが動く。東海大の石原翔太郎が仕掛けると徐々に集団のペースが上がり、その後は向かい風でもペースが落ちない。そこでだんだんと先頭争いの人数が絞られていき、チーム内で先頭を走っていた中谷も「17、18キロを過ぎたあたりで集団から離れるかたちになり、ラスト1キロ切ったあたりから前との距離が空いてしまった」と振り返る。

1秒差の8位と9位でゴールする中谷(左)と千明

 

 最後は中谷と千明が1秒差の8位と9位でゴールし、チーム内上位3番までを3年生が占めた。また、今回が初のハーフマラソンとなった1年生の菖蒲敦司(スポ1=山口・西京)と辻文哉(政経1=東京・早実)はそれぞれ「20キロの中の15キロまでですが、前で勝負できたのは大きな収穫」(菖蒲)、「レースの楽しさというものを思い出すことができ、これからトラックシーズンに向けてすごく大きなモチベーションになった」(辻)と、今季最後のロードレースで収穫を得た。来るトラックシーズンに向けては、「トラックは関カレ(関東学生対校選手権)と全カレ(日本学生対校選手権)で全種目表彰台」(千明)というチーム目標や、ユニバーシアード出場権獲得に向け、それぞれが研さんを積んでいく。

(記事 布村果暖、写真提供 EKIDEN News)

 

結果

 

▽男子ハーフマラソン

中谷雄飛(スポ3=長野・佐久長聖)1時間3分31秒(8位)自己新記録

千明龍之佑駅伝主将(スポ3=群馬・東農大二)1時間3分32秒(9位)自己新記録

太田直希(スポ3=静岡・浜松日体)1時間3分48秒(16位)自己新記録

辻文哉(政経1=東京・早実)1時間4分11秒(20位)自己新記録

菖蒲敦司(スポ1=山口・西京)1時間5分18秒(41位)自己新記録

鈴木創士(スポ2=静岡・浜松日体)1時間6分48秒(79位

北村光(スポ1=群馬・樹徳)1時間7分52秒(95位)

半澤黎斗(スポ3=福島・学法石川) 棄権

室伏祐吾(商3=東京・早実)棄権

山口賢助(文3=鹿児島・鶴丸)棄権

井川龍人(スポ2=熊本・九州学院)棄権

小指卓也(スポ2=福島・学法石川)棄権

コメント

千明龍之佑駅伝主将(スポ4=群馬・農大二)

――東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)後から今日までの調子はいかがでしたか

1月20日頃まで解散だったので地元で自主練習をしていたので、そんなに積めなくて休養期間に充てました。こちらに帰ってきてからは量も質もいいものができて、2月の練習の消化具合は入学してから一番良く練習を積めた期間だったので、立川ハーフ(日本学生ハーフ選手権)に向けては順調にきていたと思います。

――箱根後の疲労は地元に帰っている間に抜けましたか

そうですね。いつも箱根が終わってから足が痛くなったり、都道府県(対抗男子駅伝)に出て足が少し痛くなったりがあったのですが、今年は大会もなく休みを長く取れたので、そこでうまく疲労を抜いてその後頑張ろうという気持ちになれてうまく休めたかなと思います。

――今日のレースに向けてはどんな意識で練習に取り組んできましたか

やはりユニバーシアード出場がかかっていたので3位以内をイメージしながら練習しつつ、(コースが)立川の周回ということでタイムも目指せるので、62分切りをイメージしながら練習していました。

――レースプランは

前半10、15キロくらいまでは足を使わずに10番前後の位置でレースを進めて、後半5キロから上げていければ前から落ちてくる選手を拾うこともできるので、後半5キロから(ペースを)上げることを意識していました。

――では実際の展開についてお伺いします。強風というコンディションで集団での走りになりましたが、そのあたりいかがでしたか

向かい風のところで大きくペースが落ちて、また追い風になってペースが上がるというのを繰り返していたので、向かい風のときは休み、追い風のときしっかり前に食らいついていくのをまず頭に入れながらレースを進めようと思っていました。でも追い風の部分ですごくペースが上がっていたので、思った以上に足を残すことができず、後半5キロで先頭集団から離れてしまいました。最後はなんとか粘ることができましたが、ラスト5キロの向かい風のところでちょっと勝敗が分かれてしまったと思います。そこでしっかりついていくことができればユニバーシアードの選考に絡めたと思うので、やはりそこが今回の反省点です。

――風の影響でペース変動は予想以上に激しかったのですか

そうですね、直線が約1キロなのですが、向かい風のときが3分10秒ほどで追い風のときが2分50秒くらいのペースだったので、20秒くらい差がありました。トータルだと3分くらいで、向かい風の部分ではすごく楽に走れたのですが、やはり追い風のペースが上がったときの余裕度が上位にいった選手と違うと感じたので、(自分は)まだ速いペースに対する余裕度が足りないと感じました。

――向かい風のときの集団内の状況は

向かい風のときは誰も前に出たがらず、そこで後ろから選手が来てまたついて、というかたちになってしまっていました。1、2回は(自分も)前に出て引っ張りましたが、それだとやはり後ろの選手が楽をするので、難しいレースでしたね。向かい風のときの余裕はすごくあったのですが、そこで前に出て引っ張れたかというと後半に足が残らなくなるので。やはり今回は追い風のときの勝負だったかなと感じました。

――結果について率直なお気持ちは

順位に関してはあまり気にせず走っていたので、最後一桁までいっているとは思っていませんでした。ラスト1周の向かい風のところで(先頭集団から)離れてしまってからは、なんとか順位を落とさないようにとは心がけて走っていて。ゴールしてから順位は知ったのですが、9位という順位でも3位までとは大きく離れてしまったので、やはりそこと競り合わなくては今後駅伝でも戦っていけないですし、他大学のエースとの差はそこなのかなと感じました。

――レースを通して、良かった点や逆に課題点は

良かった点は、まずハーフを走るときにいつもお腹が痛くなってしまうのですが、今回は工夫して腹痛がこなかったので、前よりもペースを落とさずにレースを進められたことです。あとは前よりも動きの中でしっかり休める部分が増えてきていると感じました。速い選手はレース中でも休む部分が多くあってその分最後まで足が残っているので、(自分も)レース中に休める部分が増えてきたというのは良かったかなと思います。悪かった点は勝負どころで一歩気持ちが引いてしまったり、きついところで前の選手の背中を離してしまったり、そういうところを直していくことが必要だと思いました。

――腹痛に対して今回はどのように予防したのでしょうか

原因はいろいろあってどれが一番要因になっているとは言い切れませんが、食事も1時間前からは水だけにしてなるべく胃が重たくならないようにとかはして。あとは箱根でも差し込みがきたのですが、途中に呼吸で治すことができて、今回もそれをしていたら(痛みが)こなかったので、そういうところで予防できたかなと思います。

――休めるようになったというのは、練習で速いペースに慣れたからということですか

ペースというよりも、そのペースでいかにゆったり大きく走れるかという、フォーム的な部分で。休むことのできるフォームがだんだんできるようになってきました。ペースで身につけるというよりは動きの中で休む動きというのを練習しました。

――今日でロードも一区切りですが、この1年間を振り返っていかがですか

ロードシーズンはケガもあって箱根と立川(ハーフ)しか出られなかったのですが、やっぱりロードの方が得意だなという気はしたので、今年は一年を通して出雲(出雲全日本大学選抜駅伝)からしっかり戦っていきたいですし、それに向けてトラックの自己ベストも大きく更新したいと思っています。うまくトラックシーズンと駅伝シーズンをつなげられればいい結果に結びつくのではないかと思っています。

――新チームについて、ご自身が駅伝主将になって2カ月経ちましたが、今の状況はいかがですか

練習中の雰囲気や強度的なものも例年より質の高い、レベルの高い練習が、多くの人数でできています。そういう部分でのチームの成長はすごく感じていますし、上を目指すチームになってきているなというのは僕の目から見ても感じます。そこを僕が結果でも行動面でもうまく継続して引っ張っていくことができれば、トラックシーズンの結果もついてくると思います。また、その流れで駅伝シーズンにもうまく入れるのではないかと思うので、まずは僕が率先して練習を引っ張ったり練習を継続することで、チームを同じ方向に向けることができるのではないかと思うので、まずは僕自身が練習を抜けたりしないように取り組むことが大事かなと思っています。

――新チームの目標について、改めてお願いします

トラックは関カレ(関東学生対校選手権)と全カレ(日本学生対校選手権)で全種目表彰台。駅伝シーズンは3冠です。

――ラストイヤーの個人としての目標をお願いします

今回ユニバーシアードを逃してしまったのであと狙えるのは5000(メートル)なのですが、教育実習の関係で選考会に出られるか分からないのでそこも加味して考えていきます。ですがやはりユニバーシアードは狙っていきたいと考えているので、まずは5000メートルで大幅に自己ベストを更新したいです。あとはインカレ上位入賞というのをトラックシーズンは目標にしています。駅伝シーズンは個人としては区間賞を目標にしたいと思います。

――次戦に向けた意気込みをお願いします

ここからスピードを強化していくので、まずは1500メートルと3000メートルで自己ベストを更新したいです。

太田直希(スポ3=静岡・浜松日体)

――お疲れさまでした。まずは結果に対しての率直な感想をお願いします

結果だけ見たら全然自分の目標にしていたところには届かなかったので、まだまだ自分の力が足りなかったなと思います。

――解散期間が終わってから今日までの調子はいかがでしたか

2月中は結構走り込んで、その中でも動きも良く調子も良かったのですが、その疲労がずっと続いて、最近も結構調子悪い中で臨んだレースでした。

――今回の目標やレースプランは決めていましたか

もともとのレースプランとしては、10キロを29分フラットか切るくらいで入って、後半の5キロで勝負というプランでした。でも当日行ってみたらあまりにも風が強くてペースもものすごく遅かったので、タイムというよりかは集団から離れないようにというのを意識しました。

――順位というのはやはり以前おっしゃっていた3位が目標でしたか

そうですね、はい。でも大集団だったのであまり力を使わないように、とにかく先頭の見える位置で走るということだけを考えていました。

――現地のコンディションはいかがでしたか

気温もそこそこ高くて、風もものすごく強くてという結構タフなコンディションでした。

――展開としてはいかがでしたか

大体1キロ直線を走って1キロ直線で戻るというコースなんですが、スタートしてからの1キロがずっと向かい風で突風という感じで。3分10秒かからないくらいだったんですが、逆に追い風になったら2分50秒に上がるというような、ずっと変化走をしている気分でした。

――他の選手をうまく風よけに使えましたか

集団の中にずっといて前に選手がいる状況だったので、風よけはうまく使えたかなと思ったんですが、それ以上の風だったのであまり意味がなかったような感じです。

――中にいても感じるくらいの風だったんですか

そうですね、最初は前からの風だったんですが、後半になるにつれてだんだん斜め前からの風になってきて、集団の中にいても風を感じたので、きつい場面では本当にきつかったですね。でも向かい風で結構ペースが落ちたので、そこは落ち着いて走れたかなと思います。

――集団内の位置取りは想定通りでしたか

そうですね。若干追い風になったときにペースがぐっと上がったんですが、その時に縦長になって、その集団の結構後方に位置していたのでそこは少し焦りましたが、また向かい風になったらペースが落ちて前の方に行けたので、位置取りとしては悪くなかったかなと思います。

――集団の形の変化は毎周のことだったんですか

そうですね。本当に毎周でした。だから本当に変化走みたいに、3分10秒と2分50秒を行ったり来たりしていました。

――そのような展開になるとやはりきつかったですか

流れに乗れればという感じだったので、きつかったですがそこはうまく人のリズムを使えたかなと思います。でも残り5キロくらいで東海の石原(翔太郎)が仕掛けたときに結構力を使ってしまったかなと思います。

――それは前についていくのに、というところですか

そうですね、自分もうまく反応できたんですが、そこで前に人が2、3人いて自分が4番目くらいを走っていって。でも風がもろに当たるところで逆に無駄な力を使ってしまったので、そこはやっぱり勝負所まで力を取っておくべきだったなと思います。

――残り5キロを切ってからの展開はいかがでしたか

向かい風になったところでも結構ペースが落ちずにみんなペースが上がって、そこからサバイバルレースみたいな感じで始まってました。残り3~4キロくらいのところで結構足を使ってしまった部分があったので、きつくなって集団から離れてしまったというところが一番もったいなかったかなと思います。

――そこからは第2集団のようなかたちで進んだのですか

そうですね、先頭集団から離れた人たちで第2集団を形成していたという感じです。

――最後、ゴールはいかがでしたか

ラストは向かい風で全然動かなかったです。

――今回の結果、順位やタイムについてはどう感じていますか

調子が悪かったわりにはうまくまとめられたかなとは思うんですが、全然ここに満足しているわけではなくて、自分の目指しているところは全然違うので、やっぱりもっと努力してもっと力をつけないとなと感じます。

――レースの中で良かった点と課題点はそれぞれ見つかりましたか

良かった点としてはペースが上下した中でも落ち着いて冷静にレースを進められたかなと思います。でも一番きつい場面、残り3キロとかで離れてしまうのはやっぱりまだまだ心の面でも力の面でも弱さが出たなと思います。

――今シーズンを振り返っての評価はいかがですか

去年は自分なりに、かなり力をつけられた年でもあって、タイムもそうですが自分に自信がついたという年でもありました。去年1年は結構うまく走れたと思います。でもやっぱりそこで止まらないように今年飛躍しないと、言ったら記録を持っているだけのように言われてしまうので、そこは自分でも考えるところはあるので、自分でも勝ち癖みたいなのをつけないといけないなと思います。

――チームとして、新チームでの今の雰囲気などはいかがですか

今日出た7人は結構レベルの高い練習をしていて、それにも臆することなくみんな練習についてきてくれているので、本当にチームとしてもいい雰囲気だなと思います。今日出られなかったメンバーの中にも練習ができているメンバーもいるので、雰囲気的には悪くないんじゃないかなと思います。

――大学駅伝3冠という目標達成のために、チームでの役割をどのように考えていますか

やっぱり最上級生としてチームを引っ張っていかなければいけないという役割があるので、そこは千明中心にやりますが、自分もその一員としてチームを盛り上げたり、結果でみんなのことを引っ張っていかなければいけないなと思っています。

――個人の来季の目標を教えてください

トラックでは全種目自己ベストを狙っていきたいですし、特に今年強さをつけるためには勝負がかかった関カレ(関東学生対校選手権)や全カレ(日本学生対校選手権)で表彰台に登らないといけないかなと思うので、チームのためにも自分のためにもそういう目標を立てて、そこを目指してやっていきたいです。

――今後に向けて意気込みをお願いします

今日ユニバーシアードが獲得できなくて、次こそという思いがあるので、4月はタイムというよりかは3番以内をしっかり狙っていきたいです。

中谷雄飛(スポ3=長野・佐久長聖)

今回のレースの位置づけや目標をお願いします

今回のレースは、個人的にはトレーニングの一環として出場しました。例年と違って、1月2月は、かなり走りこんでベースを作ってきたので、その取り組みがどのようなかたちで表れるか、確認するために出場しました。その中で、ユニバーシアードの代表権が獲得できたら先につながるかなと思っていました。

――箱根が終わって以降、練習は継続して積めていたのでしょうか

そうですね、1月4日から帰省してからは、ほとんど走らずにゆっくりしていましたが、1月7日から練習を再開、という流れで今に至ります。

――調子はいかがでしたか

この1週間は練習量をかなり落として疲労を残さないようにしていたので、この週の中ではベストな状態で走れたと思います。

――どのようなレースプランでしたか

非常に風も強かったので、集団の中で上手く身を潜めつつ、勝負どころで仕掛けようという走りを考えていました。

――いつものレースとは異なるプランでしたか

そうですね、風が強かったのと、ハーフマラソンを走るのが初めてで経験値のなさがあったので、今回は勝負に徹するというか、集団でじっとしてようと思いました。

――ラストの展開についてお願いします

徐々にペースが上がっていって、ラスト1周を切ってから本格的にペースが上がりました。最初は向かい風ということもあって大幅なペースアップはなかったのですが、周回コースなので、追い風になった時にペースが上がって、そこからラスト勝負に突入したという感じです。

――余裕がなくなってきたのはどのあたりですか

そうですね、17、18キロを過ぎたあたりで集団から離れるかたちになり、ラスト1キロ切ったあたりから前との距離が空いてしまった感じです。

――結果に関しては

トレーニングの一環ではありましたが、3番以内に入ることは目安にしていたので、そこに食い込めなかったのは良くなかったです。コンディションもかなり悪いなかベストは尽くしたつもりですが、タイム的にもかなり遅いので、一言でいうとまあまあだったかなと思います。

――走り込みの効果は感じることはできましたか

そうですね、箱根では10キロを過ぎたあたりから足にダメージが来て、本当に苦しい感じでしたが、今回は、コンディション悪い中、最後まで大崩れすることなく15キロ以降も走ることができたので、しっかりと足がつくれているなとは感じました。

――今後、トラックに向けてどのように切り替えますか

トラックレースに向けた足づくり、強化という意味でのハーフマラソンだったので、ここからはスピード強化にシフトして、トラックで勝負できれば、と思います。具体的なプランはまだ決まってないですが、監督と相談して次に向けて頑張っていきたいと思います。

北村光(スポ1=群馬・樹徳)

――レースを振り返っての率直な感想をお願いします

ここまでかなり良い練習ができていて自信はあったのですが、当日のコンディション(の厳しさ)と足に痛みが出てしまったことでタイムも順位も全然ダメでしたし、今日の結果はあまり良くなかったかなと思います。

――どんな目標を掲げていましたか

個人で20番以内に入ることと、(高校時代に記録した)自己ベストを更新することが目標でした。

――自信の状態はいかがでしたか

常にAチームで練習できていて、練習量はチーム内でかなり上位だったので、自信はありました。

――どんなレースプランを考えていましたか

当日は風が強く(監督から)タイムより順位という指示が出ていたので、順位を意識して走りました。

――足の痛みがあったとのことですが、レース中、足に異変が起きてしまったたのでしょうか

外傷とかではないのですが、走っている時にマメができてしまいました。

――どんなレース展開でしたか

序盤は集団の中でなるべく力を使わないようにしていました。10キロ過ぎあたりで単独走になり、そこからは集団で走るよりも風の影響もありましたし、自分でペースも刻めず結構しんどいレースでした。言い訳になるのですが残り5キロくらいは足のマメが結構痛かったので、踏ん張るにも踏ん張れない状況でした。

――強風の中のレースとなりましたが、レース中のコンディションについてどう感じていましたか

ペースの上げ下げがあり、向かい風もかなりきつかったので非常に厳しいレースになったと思います。

――改めてレースを振り返っていかがですか

今回のレースは失敗してしまったのですが、ここまで結構いい練習ができていたので、この結果を深く考えすぎず四月から始まるトラックレースに良い感じに移行できればいいかなと思います。

――今季最後のレースが終わりましたが、大学一年目を振り返っていかがですか

今年は良いレースはあったのですが、今回のように外すレースも何回かあったので、2年生では1つ学年が上がることで後輩もできますし、レースでは強い所を見せていければと思います。

――来年度の意気込みをお願いします

トラックでは得意種目の3000m障害でユニバーシアードや世界ジュニアの代表入りを狙いたいですし、3大駅伝も全て出場してチームの目標である3冠に貢献することが目標です。

菖蒲敦司(スポ1=山口・西京)

――今日の調子はいかがでしたか

2月は全然うまく走れてなくて、ダメダメだったのですが、3月入ってからだんだん上がって来たのでかなりいい状態でこの試合に臨むことができました。

――先日の部員日記には、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)の時に疲労骨折をしていたと書かれていましたが、その影響はありましたか

帰省が1月の中旬頃で終わりだったのですが、少し帰省を長く頂いて、地元の治療院に通っていました。2月に入る頃には完全に治って、練習もできていたので、けがの状態は関係なく今回は臨めました。

――事前の目標やレースプランはありましたか

一応目標タイムとしては、62分半と設定されていましたが、タイムというより今回はしっかり前で走るというのは決めていました。時計もつけずに積極的に前で攻めようというのを意識して走りました。

――実際はどのようなレース展開でしたか

相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)から15キロまで前で走るという指示を受けていたので、15キロまではきつくても前に食らいつこうと必死に頑張りました。

――強風の影響はいかがでしたか

想定外のレースになったのですが、風が強いぶん後ろに隠れるとか工夫してレースを組み立てることができたので、自分が思っているレースはできたと思っています。

――順位とタイムについてはどのように感じていますか

タイムについてはコンディションもよくなかったので何とも言えないのですが、順位はもっと上を狙っていたので正直悔しい思いがあります。

――初めてのハーフマラソンで得られた収穫と課題を教えてください

今年1年間前で勝負するという経験が少なかったので、20キロの中の15キロまでですが、前で勝負できたのは大きな収穫だと思います。ただ、それ以降強い選手がどんどんペースアップしていくなかで自分はおいていかれてしまったので、まだ走り込みだったり、ハーフ(マラソン)に対しての慣れだったりがまだまだ自分の中で課題だと感じました。

――大学1年目をどのように評価されていますか

自粛期間から始まっていろいろあった1年でした。自分が当初思い描いていた目標は達成できなかったのですが、目標設定を変えて、その目標を少しずつ達成できたので、大学4年間の中の1年目と考えるといい経験ができたと考えています。

――来シーズンの目標を教えてください

1年目で5000(メートル)、1万(メートル)で記録を出したいという思いでやってきたのですが、なかなかうまくいかず更新できませんでした。2年目こそは5000(メートル)、1万(メートル)、そして今回走ったハーフマラソン含めて自己ベストと言わず高い目標を設定して頑張っていこうと思っています。

――次の試合の予定とそこへの意気込みをお願いします

月末にある早大競技会に出場すると思うのですが、そこで1500(メートル)か3000(メートル)を走るようになると思います。自己ベストというよりトラックのシーズンインとなる試合になるので、スピード感覚であったり、スパイクの感覚であったりというのを慣らして、自己ベストというよりいい内容で走りたいと思います。

辻文哉(政経1=東京・早実)

――今日の試合の位置づけと目標を教えてください

もともとはユニバーシアードの代表権を目標にしていたのですが、足の痛みが出て多少練習を抜けてしまうことがあり、正直3位以内を狙うのは厳しいだろうなと思っていました。そのような状態でモチベーションを失ったこともあったのですが、まずは勝負を楽しむレースができたらな、という風に思って挑みました。

――箱根前の集中練習の時期から、今日までの練習の消化具合はいかがでしたか

集中練習の前にけががあり、集中練習は少し無理をしながらやっている状態だったので、1月の解散期間中はゆっくり休んで、そこから2週間位はかなり良い練習ができていました。しかしそこで復帰明けの反動で少し足の痛みが出て、1、2週間ほど練習量を落として調整に入っていました。

――今日の調子はいかがでしたか

状態としては上がってきているな、という感じがあったので、特に不安などはありませんでした。

――初のハーフマラソンで、20キロという距離に対しても、特に不安はなく挑むことができたのですか

そうですね、未知の世界だったので少し恐怖はあったのですが、そこは今までの練習を信じていけば、誰でも後半きついのは一緒かなと思ったので大丈夫でした。

――レースプランはどのように考えていましたか

ハイペースになった時に突っ込みすぎないようにしよう、というのは前もって考えていたのですが、アップをはじめた時にかなり風が強く、スローペースになるだろうなという予想ができたので、しっかり積極的に前で勝負を進めていこうというように思っていました。

――集団での位置取りなどで工夫した点はありますか

片方の直線が向い風が強く、もう片方が追い風が強いというコースだったのですが、向い風の直線でかなり集団のペースが落ちていたのでそっちで位置を上げていき、前の方で位置を取る、というのを意識していました。

――結果についてはどう捉えていますか。

14キロ過ぎ、15キロ手前あたりで集団のペースが上がったところで対応できず、そこから戦えなかったというの点で悔しい思いはありますが、自分の今の力を考えると、力は出し切れたかなと思っています。そこまでのレースはすごく周りとの勝負を楽しんでできたので、良かったと思います。

――初のハーフマラソンを走ってみていかがでしたか

風が強かったこともあったのですが、15キロ過ぎてから本当にキツくて、最後は長いな、と感じていました。しかし思っていたよりは、こんなものか、という感じでした(笑)。

――このレースでの収穫や課題点は見つかりましたか

全日本大学駅伝以来のレースで、正直すごく楽しくて、レースの楽しさというものを思い出すことができ、これからトラックシーズンに向けてすごく大きなモチベーションになったなと思うので、そういった点で良かったかなと思います。

――このレースが今シーズンを締めくくるレースになったと思いますが、1年目を振り返っていかがでしたか

出た大会では全て自己ベストを出すことができて、成長できた点はありましたが、怪我があったり、その怪我でモチベーションが下がってしまったり、自分の未熟な点に多く気づかされるシーズンだったと思います。そういうところをもっと詰めていって練習を積み重ねていけば、もっと強くなれるかな、という可能性を感じられたシーズンでもあったので、そこはまた来年の活躍につなげていきたいなと思います。

――2年目の目標を教えてください

トラックシーズンは5000メートルを中心にスピードを強化していって、3大駅伝は全て区間賞をとり優勝に貢献する、ということを目標にしています。

――次のレースの予定は決まっていますか

次のレースは決まっていないのですが、関東インカレの5000メートルの出場を目指してプランを組み立ててやっていくかたちになると思います。

 

※なお鈴木創士選手(スポ2=静岡・浜松日体)には都合上取材できませんでした。お詫び申し上げます。