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ア式蹴球部

2021.03.04

MF梁賢柱のFC今治への加入が内定!

 3日、MF梁賢柱(スポ4=東京朝鮮高)が、J3・FC今治に加入することが発表された。今季の4年生からは5人目のプロ内定となる。U23北朝鮮代表への選出経験を持つア式のアタッカーが、次のステージへの挑戦権をつかみ取った。

最後のアピールの場となったあたりまえに杯でゴールを奪う梁

 強靭なフィジカルと繊細なボールタッチを生かしたドリブルが持ち味の梁。右足から放たれる豪快なシュートも武器の一つで、20シーズンの関東大学リーグではチーム2位の5ゴールを挙げる活躍を見せ、19シーズンにも8試合の出場ながら2ゴールを奪った。左サイドでのプレーを本職とし、自陣に押し込まれた際にもボールを握るや敵陣まで持ち運ぶことが可能な、強い縦への推進力を持つドリブラーだ。

 シーズン終了時点で来季の所属チームが決定していなかった梁。オフシーズンにはJクラブへの練習参加を重ね、念願のプロ行きを決めた。「素直にうれしいです。この期間本当に色んな人たちに支えてもらっていたので、いい報告が出来てよかった」と安堵(あんど)の言葉が溢れた。だが、「本当の勝負はこれからなので、自分のストロングポイントを出しチームに新たな強みを出したい」と、既に前を見据えている。

4年生の10月には負傷で戦線離脱。プロへの道は大変険しいものであった

 FC今治は2020年にJリーグに加入。愛媛県今治市を本拠地とし、2014年からは元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(昭55政経卒=大阪・天王寺)がチーム運営に携わっており、元日本代表の駒野友一や橋本英郎が所属していることからも耳目を集めているチームだ。また、ア式OBである飯泉涼矢(平30スポ卒)も所属しており、共演が待たれる。昨シーズンにはJ加入初年度ながらシーズン終盤までJ2への昇格争いを演じるなど、これからの発展に期待がかかる。

 「チームの目標である昇格に大きく貢献し、リャンヒョンジュという名前を色んな人に知ってもらいたいです。応援よろしくお願いします」。19シーズンには残留争いに苦しむチームへ希望をもたらすゴールを挙げ、20シーズンにもカップ戦で値千金のゴールを奪うなど、勝負強さと決定力の高さが光る梁。その実力を遺憾無く発揮し、FC今治をJ2昇格へと導いてくれることだろう。

(記事、写真 橋口遼太郎)

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◆梁賢柱(スポ4=東京朝鮮高)

1998(平10)年5月31日生まれ。174センチ、75キロ。東京朝鮮高出身。スポーツ科学部4年。

 

明るいキャラクターで常にチームへ活力を与えた梁選手。ア式蹴球部サポーターグループ『ULTRAS WASEDA』が歌う、梁選手のチャント(応援歌)は、ペンギンのキャラクターが目印の黄色いディスカウントショップのテーマソングが原曲でした。記者である私も、「♪リャンリャンリャン、ヒョンジュ」と無意識に口ずさんでいたことを思い出します。そんなお馴染みのチャントが最終シーズンに歌われることがなかったことは残念ですが、FC今治サポーターの応援を力に、新天地で躍動する梁選手が楽しみです!