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水泳部

2021.02.09

ジャパンオープン2020 2月4~7日 東京アクアティクスセンター

この結果を今後に生かせるか 牧野、幌村は五輪派遣標準突破!/ジャパンオープン2020

 2月4日~7日に東京五輪会場でもある東京アクアティクスセンターにおいてジャパンオープンが開催された。4月に行われる東京五輪選考会へ向けてトップレベルの選手が集結し、大いに注目されたこの大会。早稲田勢は牧野紘子(教3=東京・東大付中教高)が200メートルバタフライを制するなど好記録を残し、4月に行われる五輪選考会へ弾みをつけた。

※掲載が遅くなり、大変申し訳ありません


☆ジャパンオープン開幕!/1・2日目

 初日は女子400メートル自由形決勝には佐藤千夏(スポ3=埼玉栄)が登場した。2週間前に行われたKOSUKE KITAJIMA CUPでは、同種目で4分11秒台の好記録をマークし、2位という結果を残した佐藤。午前中に行われた予選では全体の2位で通過し、表彰台が期待された。だが、レースは前半から五十嵐千尋、難波実優らが引っ張る展開に。何とか上位に追いつきたい佐藤だったが、差をなかなか縮められない。予選からタイムを落とし、6位でゴールとなった。そして、女子100メートル平泳ぎ決勝には浅羽栞(スポ2=東京・八王子学園八王子)が出場。浅羽はスタートからやや出遅れるが、後半の強さを生かして粘り強い泳ぎを見せる。表彰台に登った日本学生選手権(インカレ)よりもタイムをあげ、1分8秒台で6位でのゴールとなった。

400メートル自由形を6位で泳ぎ切った佐藤

 一方、男子は大﨑威久馬(スポ3=東京・桐光学園)、平河楓(スポ2=福岡・筑陽学園)の2選手が100メートル平泳ぎ決勝に進出した。予選の平河は自己ベストを記録し、新星として注目される同世代・佐藤翔馬(慶大)のタイムを上回る2位で通過。上位進出を期待されながらの決勝となった。レースは序盤から横一線の展開に。ラスト50メートルでは徐々にハイペースとなったが、上位との差を縮められない。予選からタイムを落とし、5位でフィニッシュ。一方の大﨑も粘り強く食らいつく泳ぎを見せたが、7位でのゴールとなった。  2日目は、男子200メートル自由形決勝に田中大寛(スポ1=大分・別府翔青)が出場した。今年度のインカレで同種目を制している田中。だが、中村克(イトマン東進)や松元克央(セントラル)らトップスイマーらの壁は厚かった。スタートから上位に必死に食らいつき、予選を上回るペースで前半を折り返す。ただ、持ち味である後半の強さを生かし切れず、結果は6位と、悔いの残るレース内容となった。


☆牧野、幌村は五輪派遣標準突破/3日目

200メートルバタフライで優勝した牧野

 大会3日目の女子200メートルバタフライ決勝には牧野が登場した。レースは大方の予想通り、注目選手である長谷川涼香(日大)が引っ張る展開に。なんとかそこに食らいつき、前半を2位で折り返す。だが、牧野の本領はここから発揮された。後半からじわじわと前方との距離を縮めると、ラスト50メートルで追いつき、長谷川とのデッドヒートを繰り広げる。そして残り15メートルに差し掛かると、持ち味である後半の強さを生かし、域に首位に躍り出た。そして勢い落とさず1位でゴール。五輪派遣標準記録を突破し、今大会としては自身初の優勝を飾った。

五輪派遣標準記録を突破した幌村

 続いて、男子200メートルバタフライ決勝に登場したのは幌村尚(スポ4=兵庫・西脇工)。新鋭・本多灯(日大)や瀬戸大也(TEAM DAIYA)といった選手が揃う中、スタートから横一線の混戦となるが、幌村は前半折り返し時点で1位と、積極的な泳ぎを見せる。その後もテンポの良い泳ぎで先頭争いを繰り広げた。だが、後半からスピードを上げた本多が一気に1位に躍り出たことで、幌村が追う展開に。結果は2位でのゴールとなったが、この試合で五輪派遣標準記録を突破し、五輪代表選考に名乗りを上げた。


☆牧野、100バタでも表彰台!/4日目

 4日目の100メートルバタフライ決勝には、前日に引き続いて牧野、幌村両選手が出場した。はじめに行われた女子では、牧野が前半から積極的な入りを見せ、長谷川涼香(日大)と首位争いを繰り広げ、前半を2位で折り返した。だが、ラスト50メートルでスパートをかけた飯塚千遥(筑波大)が牧野、長谷川を一気に抜き去る。牧野は最後まで粘り強い泳ぎを見せるが、結果は3位。200メートルに引き続き2つ目のメダル獲得となった。続いて行われた男子は、トップ3が派遣標準記録を破る、類まれなほどトップレベルの争いとなった。レースは前半、川本武史(TOYOTA)らが先頭争いを繰り広げる展開となる。幌村はそこに食らいつき、トップ争いに名乗りをあげたいところだったが、後半ペースを上げられず。予選からタイムをあげたものの、5位でのフィニッシュとなった。

200メートル平泳ぎで力泳を繰り広げた浅羽

 続いて、200メートル平泳ぎ決勝が行われた。女子種目では浅羽が出場。浅羽はやや遅れたスタートとなるが、50メートル通過からペースを上げ、3位で前半を折り返した。その後は3位争いを繰り広げ、2位との差を縮めていく。だが、勢いを取り戻した青木玲緒樹(ミズノ)にラストで抜かされ、結果は4位となった。一方男子は100メートルに続き、大﨑、平河が登場。レースは佐藤、渡辺一平(TOYOTA)らが引っ張るハイペースな展開となる。そんな中、平河は臆せず積極的な入りを見せ、世界記録を上回るペースで前半を3位で折り返す。だが、後半は後続の追い上げに苦しみ、結果は5位となった。一方の大﨑は4位争いを繰り広げ、粘り強い泳ぎを見せる。予選からタイムをあげ、最後は7位でのゴールとなった。

(記事 小山亜美、写真 日本水泳連盟提供)