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弓道部

2020.11.24

早慶定期戦 11月22日 早大東伏見弓道場

伝統の早慶戦 手堅い勝利 

大幅に延期されて実施された早慶定期戦。今年はリモート形式となったが、終始静かな緊張感が漂う展開となった。1立目で早大は慶大に1中のリードを許したものの、2、3立目で好的中を記録。4立目で的中を落とすも僅差でリードし、最後まで逆転を許さなかった。55中-52中で勝利。伝統戦を白星で飾った。 1立目、早大はまずまずの立ち上がりを見せる。渋谷有希乃(文構3=東京・早実)が皆中。的中が上がらない鈴木来実(スポ1=茨城・清真学園)、内藤碧(商1=東京・桜修館中教校)をフォローした。2立目では内藤が調子を上げ皆中。1年生ながら安定した射を見せた。全体では13中を記録し、慶大との差を4中に広げた。続く3立目、2立から連続で山野桃果(先理2=東京・吉祥女)と内藤が皆中。好調を維持した早大だが、4立目で大幅に調子を落としてしまう。3立目まで安定した射を見せた渋谷が不調。山野、鈴木も羽分けで4立目を終える。慶大との差はわずか2中。逆転される可能性を残したまま、最終立を迎えた。しかし、ここは早大。最終立では調子を取り戻した。山野が3度目の皆中。交代で入った亀卦川響(法1=東京・早実)が4射3中とチームを支えた。55中-52中。最後まで予断を許さない展開となったが、一本一本に集中する姿勢が勝利に結びついた。

 

2立目皆中の内藤

 

試合を振り返り、「自分がどこを練習して試合で何をするかが明確になってきた」と山野。全関東を経て成長した山野は大前としてチームをけん引した。渋谷も試合前半、落でチームを支えた。1年生からは亀卦川、鈴木、内藤の3人が出場。選手層の厚さを見せつけた。内藤は「メンタル面は良かったが技術面は良くなかった。技術面を磨いてもっと強くなりたい」と意気込む。それぞれの試合への向き合い方が明確となった一戦となったようだ。

 

チームをけん引した山野

 

今回の試合は最後まで緊張感の抜けない競り合う展開となったが、集中力を切らさなかった選手一人一人の姿勢が勝利を呼び寄せたと言えるだろう。早慶戦という歴史ある舞台で粘り強く戦い抜いた選手たちの姿は部全体の成長を感じさせた。伝統戦を無事勝ち抜いた早大。確かな手応えを感じながら、全日本学生選手権大会に向けて歩を進める。

(記事、写真 宮崎円花)

結果

大前 山野 20射17中 弐的 鈴木 16射7中 亀卦川 4射3中 落前 内藤 20射15中 落 渋谷 20射13中

コメント

山野桃果(先理2=東京・吉祥女)

――どのような気持ちで早慶戦に臨まれましたか

最近は調子が良くなかったので自分が試合に出ても良い結果を残せる自信がなくて不安でした。今日の附け矢でもいい射が出なくて気持ちが落ちていましたが、選手に選ばれたからには周りに迷惑かけないように今できる最大限のことをやろうと決めて試合に臨みました。

――勝利した感想を教えてください

嬉しいです。

――2立目からどのように気持ち切り替えましたか

3立目まではあたってもあたってなくてもあまり引き心地自体は良くなくて、なんとか最後あがいて気持ちであてていたところは強かったので、いつ崩れてしまうかという不安の中で引いていました。最後の4射はうまく切り替えることができ、自分としてはいい気持ちで引けました。抜いた矢に関しては気持ちが負けていました。頑張れたか頑張れてないかがはっきりと表れたと思います。

――今後の意気込みを教えてください

自分がどこを練習して試合で何をするかが明確になってきているので、同じ射を気持ちよく引き続けることを徹底し、最後まで気を抜かずに全部あてきれるように頑張りたいです。

内藤碧(商1=東京・桜修館中教校)

――初の早慶戦でしたがいかがでしたか

朝はそんなに調子が良くなかったので、気持ちを強く持ってできることを頑張ろうと思って引きました。

――2立目で皆中しましたが、1立目からどのように気持ちを切り替えましたか

1立目は最初の二本をあてただけで安心してしまったので、油断せずに自分に勝つように頑張ろうと思って引きました。

――心掛けていたことはありますか

これまでの試合だと全部で5回引く中で、気持ちが負けそうになってしまうことが多かったので今日は最後まで気持ちを強く持ってやり切ろうと思いました。

――今後の意気込みを教えてください

今日の試合はメンタルは良かったですが技術面は良くなかったので、技術を磨いてもっと強くなりたいなと思います。