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ラグビー部

2020.11.16

関東大学対抗戦 10月4日~ 東京・秩父宮ラグビー場ほか

「ボールを持ったら絶対ゲインしてトライを取る」(槇)/インタビュー集

この記事には関東大学対抗戦5試合終了後の選手コメントを掲載しています。

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CTB平井亮佑(スポ4=福岡・修猷館)

――初出場ですがどのような思いで臨んでいますか

 4年生ということが(自分の中で)一番大きいです。最後の年で必ず赤黒を着て結果を残すというのが目標だったので。心境としてはうれしいですし、最後まで戦ってやろうという気持ちです。

――対抗戦でのご自身のパフォーマンスについて振り返っていかがですか

 試合を重ねるにつれて自分の良さを試合の中で発揮できるようになってきたと思います。Aチームを相手にした時に自分のプレーがどこまで通じるのか、課題もたくさん見えてきたので、色々な収穫のある試合になっていると思います。

――ご自身の強みは

 アタック・ディフェンス共にコンタクトの部分が自分の強みだと思っているので、1歩でも前に出られるようにということを意識しています。

――3試合スタメンで出場しトライを挙げています。トライシーンを振り返って

 日体大戦と帝京大戦は自分の力というよりも、(トライ)前のシチュエーションでボールをもらって前が空いてという状況でしたが、筑波戦はしっかりと自分でスペースを狙ってコールをして、ハーフとの連携をしっかりやって(ボールを)もらったトライなので、そこは自分の成長の部分かなと思います。

――帝京大戦のトライは準備していたプレーだったのですか

 ボールをもらう意識はあって、NO・8の丸尾崇真(文構4=東京・早実)が相手を引きつけてパスしてくれたので、そのサポートは意識できたと思っています。

――ポジション争いをする中でどんな差異化をしていきたいですか

 亮太朗(中西亮太朗、商3=東京・早実)みたいにパスが上手いというわけではないので、接点の部分で前に出て相手を圧倒するというところで戦っていきたいです。

――次戦に向けて期間が開きますが、どのような調整をしていきたいですか

 まずは身体のコンディションを万全に整えることと、チームのコミュニケーションで足りていない部分があるので、そこをもっと詰めていくこと。また、個人の課題としてタックルで飛び込んでしまうところがあったので、そこを修正して練習していきたいです。

――残り2試合への意気込みをお願いします

 もし出ることができたら、初めて対抗戦の早慶、早明戦に立てる機会になりますが、だからといって緊張せずにリラックスして、自分のプレーを100%、いや120%出せるように、コミュニケーションを取りながら戦っていきたいと思っています。

 

WTB槇瑛人(スポ2=東京・国学院久我山)

――初めての対抗戦ですがどのような思いで臨んでいますか

 強みがアタックの部分なので、『ボールを持ったら絶対ゲインしてトライを取る』というのを常に意識してプレーしています。そういう意味ではまだまだですが、帝京戦でもトライできましたし、徐々にチームに貢献出来るようになっていると思います。

――ご自身のプレーを振り返って

 帝京戦のトライはマインド的にも強気で外に勝負できていいトライだったと思うのですが、筑波大戦は振り返ると外からの要求が足りなかったと思うし、あまり思い切ったプレーができなかったという印象です。

――気持ちの面で足りなかったということですか

 そうですね。筑波の最初のプレーでやられたというのもあるんですが、もう少し試合を重ねて自信がつけばいいかなと思います。

――チームの状態は実際にプレーしてみていかがですか

 チーム自体は青学戦と比べて徐々に進化しているなというイメージがあって、いい状態でできていると思います。

――個人として調子は上がってきていますか

 個人としては、筑波戦はあまり納得がいっていないのですが、次の慶應戦まで時間が開くのでしっかり気持ちの面でもリフレッシュして、また新たな気持ちで慶應というライバルに挑んでいければと思います。

――次戦までにどう調整していきたいですか

 まずはこれまでの試合の身体の疲れを解消しつつ、まだ時間があるのでチームでも個人でも不安要素がなくなるように、グラウンド内外で選手同士よくコミュニケーションをとって、不安のない状態で慶應戦を戦いたいです。

――残り2試合への意気込みをお願いします

 慶應と明治は早稲田の昔からのライバルで、どうしても意識するところがあるので、自分から強気でボールをもらって自分の強みであるボールキャリーでトライをどんどん取っていきたいと思います。

 

FB河瀬諒介(スポ3=大阪・東海大仰星)

――帝京大戦に向けて調整していると話されていましたが、出場しての感想は

 リザーブで出場する機会がこれまであまりなかったので、ずっといつ出るのかなという緊張感がありました。スタート(スタメン)で出るよりも緊張しましたね。

――実際にプレーをしてみてどう感じましたか

 率直にいうとすごく楽しかったです。秩父宮で、観客がいる中で試合ができるということがすごくうれしかったです。

――帝京戦での自分のプレーを振り返って

 もう少しボールタッチを増やしたほうがいいのかな、と思いつつも、試合の流れからしてアタックをする時間が少ない展開だったので、しょうがないかな、と思っていました。ただ、ミスもあったのでそこはこれから修正できたらいいと思います。

――筑波戦は久しぶりのスタメン出場、交替なしで最後までプレーされました

  80分はやはりきついなというものはありましたが、けがが治ってから初めて80分間試合に出てみて、思ったよりも走れていたのでその部分は良かったかなと思います。

――SOとしての出場について

 試合前は、綺麗に10番(SO)の役割をしようと思っていたのですが、急にできるポジションではないので、他の人にも「ミスしてもいいから」と声をかけてもらっていました。なので、綺麗な10番というよりも15番(FB)のまま、10番の位置に入っているような感覚でプレーしました。ゲームメイクはあまりできませんでしたが、ボールキャリーやキックの部分でチームに流れを持ってこれたのではないかと思っています。

――綺麗な10番というのは

 ゲームメイクをして、時間帯を見て、どういうキックを蹴ればいいか考えたり、パスで味方のランをアシストしたりということですかね。僕はそういうことが得意ではないので、それならば自分の持ち味を出そうかなと思っていました。

――帝京戦ではWTBとの交替、筑波戦はSOでの出場でした。去年までと違うポジションに入る中で得たものは

 相手との距離がFBのときとは違いました。それから、帝京戦では13番(CTB)のポジションでもプレーをしたのですが、ディフェンスの部分で13番の人はどうコミュニケーションをすればやりやすいのかということがやってみてわかったので、それはFBに戻った時にすぐに役立つかなと思います。

――けがから復帰をされて2戦を経験されました、調子は上がってきていますか

 そうですね、調子はだいぶ上がっています

――新チームで実際に戦ってみていかがでしたか

 去年は大学の中でもスーパーすごい人たちがそろっていたので、今年はその先輩たちが抜けてどうなるかなと思っていたのですが、実際は良いコミュニケーションが取れていたり、全員が戦い方を理解していたりという部分で去年のチームよりも整理されていると思いました。そのあたりは今のチームの良い部分だと思います。

――最後に、伝統の早慶戦、早明戦に向けての意気込みをお願いします

 「伝統の」という言葉にあまり気負わずに、リラックスして楽しめたらいいかなと思います。