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バレーボール部

2020.11.07

秋季関東大学リーグ戦代替大会 11月7日

振り払った昨週の暗雲 組織的なバレーで宇都宮大に快勝!

 代替大会5戦目の相手は宇都宮大。先週の桜美林大戦の試合後はチームに暗雲が垂れ込めたように思われたが、早大は1週間でそれを振り払い、本来目指すべきバレーを再確認していた。強みとするレシーブに他の要素が好影響を及ぼし、組織的なバレーを展開。セットカウント3-0(25-17、25-20、26-24)でストレート勝ちを収め、代替大会の成績を3勝2敗とした。

 エースの中澤恵が『2セット目3セット目に繋がるスタートが切れた』と語るように、今日の早大は好スタートを切った。井上裕利惠主将(スポ4=岡山・就実)のサービスエースや村山果菜(教4=東京・国際)のフェイントで5-0とするとそのリードを守り抜く。7-6と迫られた場面では、中澤の実に3本のサービスエースを含む5連続得点で突き放した。17-13からは橋本美久(社3=福島・郡山女大附)が難しい体勢から上げた二段トスを中澤が打ち切るなど、「繋ぎ」を体現するプレーも多く見られた。結局一度の逆転も許さず、25-17で第1セットを先取。続く第2セットは中盤まで競り合った。植松知里(文構4=香川・高松第一)の軟打が決まり5-1とするも、少ないながらミスが出てなかなか点差を広げることができない。9-6や15-13とこれ以上間を詰められたくない局面もあったが、リベロの梨本未央主務(社4=東京・駒場)のナイスレシーブがチームを支え、リードを守った。19-14で途中出場した池田華(社4=韓国・ヨンサンインターナショナル)のフライングレシーブから植松が決め切るなど、再三の4年生の粘りで25-20。このセットも奪った。

レシーブがよく繋がった

 この勢いで試合を決めたい第3セットだったが、相手も粘りを見せる。レフトが奮闘するも着実にブレイクを重ねられ、6-11。相手に流れが傾きかけたかと思われたが、それをまさにシャットアウトしたのは村山のブロックだった。良い形で失点を切ると早い段階で池田を投入し、8-12でサーバーは今大会サーブが光る橋本美久。ここも相手レシーブを翻弄し二度のサービスエースなどで同点に追いつくと、中澤が素早い助走からブロックを決め13-12と逆転に成功した。しかしその後も競り合い、終盤に入っても同点の23−23。中澤がレフトから決めてマッチポイントとするも、自身のサーブミスでデュースとなる。この勝負所では途中出場の吉内文(スポ4=山口)が助太刀のスパイクを決めて再びマッチポイントを奪い、最後は中澤がリベンジのバックアタックで試合を決めた。

途中出場で好プレーを見せた池田

 『ちょっとずつチームになれているのかなと思います』。粘りのバレーを引っ張る梨本主務はそう口にした。今日の早大はブロックやサーブが冴え、それに起因してレシーブもよく繋がった。「繋ぎ」と一言で言ってもそれには様々な要素が関わってくる。このチームでの公式戦5試合目は、その要素同士の響き合いを感じさせる結果となった。早いものでもう残り2戦となった代替大会。4年生にとって最後となるこのリーグ戦が終わるとき、早大がどのようなチームになっているのか楽しみにしたい。

(記事、写真 平林幹太)

セットカウント
早大 25-17
25-20
26-24

宇都宮大
スタメン
レフト 中澤恵(スポ2=大阪・金蘭会)
レフト 井上裕利惠(スポ4=岡山・就実)
センター 橋本彩里(教2=東京・早実)
ライト 村山果菜(教4=東京・国際)
ライト 植松知里(文構4=香川・高松第一)
セッター 橋本美久(社3=福島・郡山女大附)
リベロ 梨本未央(社4=東京・駒場)
コメント

梨本未央主務(社4=東京・駒場)

――今日の試合を振り返っていただけますか

繋いだボールを裕利惠たち前衛が気持ちを込めて打ってくれたのが、後ろから見ていてすごく嬉しかったです。やっていてボールを繋ぐことが楽しいと思えましたし、その分自分の足も動いて良かったです。

――リベロとして強打を何度も拾っていましたが、ご自身のプレーは振り返っていかがですか

今日は割としっかりブロックが揃っていたのでレシーブに入りやすかったです。そのおかげで自分の位置取りもできていたのかなと思います。

――先週の試合後の雰囲気からどのように切り替えましたか

先週の負けは本当に苦しくて、4年生の中でも何度もミーティングをしました。試合に出る7人のうち多いときは5人が4年生なので色々思うこともあるのですが、最後にやりたいことができるように、またチームが成長できるようにしっかり盛り上げて今日の試合は絶対に勝ちにいこうと話していました。4年生からチームにそれを伝えたことで、先週の負けから切り替えられたのかなと思います。

――チームとしての団結が強まってきている実感などはありますか

試合を重ねるごとに自分たちの勝ちパターンというか、ボールが繋がるとアタッカーが決めてくれたり、流れに乗れるということが分かりました。繋がないと何も始まらない、粘り勝ちのチームなのだということが分かってきました。ちょっとずつチームになれているのかなと思います。

――あと2戦で代替大会が終わります。今後に向けて一言

あと2戦、悔いを残すことがないように自分たちらしく、楽しんで勝ちにいきたいと思います。

中澤恵(スポ2=大阪・金蘭会)

――試合全体を振り返っての印象は

朝の1試合目だったので、アップに入るのに身体が起きていない部分があったり、足が動いていなかったりしました。ですがチームの雰囲気も良く2セット目3セット目に繋がるスタートが切れたので、そういうところを見ると今日の試合はすごく良かったと思います。

――サービスエースやバックアタックでの得点も目立ちました。ご自身のプレーを振り返っていただけますか

いつもの試合に比べると前衛のときの活躍が思うようにいかなかった部分があり、サーブだったりバックアタックだったりで頑張ろうという気持ちで臨んでいました。良い結果が出て良かったなと思います。

――先週の試合後は皆さん悔しさを口にしていました。先週から修正した点や切り替えた部分はありますか

先週は相手にやられたというより、自分たちが沈んでしまったりミスを出してしまったり、自分たちの問題で負けてしまったと思っています。なのですごく悔しかったですし、そこを修正すればプレーもゲームも上手く展開していけると思っていました。一週間そこを高め合って練習してきたので、土曜日の1試合目で良い結果が出せました。明日も同じように頑張りたいと思います。

――ここまでのリーグ戦ではマークの厳しさをどのように感じていますか

やっぱりエースというポジションに就くということにはそういうこともついてきます。それも分かった上で自分のスパイクのコースだったり入り方を工夫してさらに点を取っていけるように頑張りたいと思います。

――4年生とのバレーは残りわずかとなります。今後に向けて意気込みをお願いします

今季のリーグは無観客だったり入替戦に繋がらない試合なので、モチベーションが低くなりやすくなる状況かと思います。ですが4年生がそこで盛り上げてくれたり、スイッチを入れてくれる場面がすごく多いです。4年生にしっかりついていきつつ、ポジションとしては点を取っていきたいですし、試合に出たことのない1年生に来年も一緒に頑張っていく仲間として良いバレーをいっぱい見せてあげられるように残りの2試合と早慶戦(15日に無観客で実施)、もう1回スイッチを入れて頑張りたいと思います。