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ヨット部

2020.11.05

第85回全日本学生選手権 11月1日~3日 和歌山湾

終盤の逆転劇で6年ぶりの完全優勝に輝く!

 西宮から和歌山に会場が変更となった全日本学生選手権(全日本インカレ)。各大学が総合優勝を目指し、しのぎを削る決戦は序盤から試合が動いた。初日は両クラスも1レースのみの開催だったが、スナイプ級の早大勢が1位から3位を独占するワンツースリーフィニッシュを決め、一気に総合トップに立つ。すると、470級でも最大50点あった1位の慶大との差を徐々に詰め、最後のレースで逆転に成功した。その結果、2年ぶりの王座奪還。それと同時に、6年ぶりの完全優勝でこの大会を締めくくった。

 不安定な風の中で開催された1日目。風が吹いたり止んだりを繰り返す難しいコンデションで行われた470級のレースは72艇中56艇がゴールにたどり着くことができない波乱の展開となった。だが、470チームは小泉凱皇(スポ3=山口・光)・金子俊輔(商2=埼玉・早大本庄)は惜しくもフィニッシュできなかったものの、西村宗至朗(社3=大阪・清風)・新井健伸(商3=東京・筑波大付)組が1位、倉橋直暉(スポ2=福岡・中村学園三陽)・松本健汰(政経3=東京・早大学院)組も3位となり、チーム全体として大きく崩れることはなかった。一方、スナイプチームは1上(※1)時点で3艇がトップ3に入る快走。最終的には尾道佳諭(スポ3=山口・光)・海老塚啓太(政経4=神奈川・鎌倉学園)がトップでレースを終えると、松尾虎太郎主将(スポ4=山口・光)・鶴岡由梨奈(社2=東京・立教女学院)が2位、蜂須賀晋之介(スポ3=茨城・霞ヶ浦)・芝崎鉄平(スポ3=東京・都立三鷹)が3位でフィニッシュ。一気に他大との差を広げ、最高のスタートダッシュを決めた。

レースに向かう蜂須賀・芝崎組(左)と谷川・海老塚組(右奥)

 2日目になっても早大は安定感のある走りを見せる。この日は4レースが行われたが、スナイプ級では3艇すべてがそれぞれのレースで1位を獲得する盤石なレース運びを披露。470級でも3レース目以外は倉橋・松本組が上位10艇の中に入り、完全優勝の可能性を残して3日目に進んだ。最終日となった3日目は470チームの追い上げが光る1日となった。この日の最初のレースである6レース目の1上(※1)時点では逆転は難しい状況だったが、そこから巻き返しを図り、470チームは1位の慶大との差を20点近く縮める好走を見せる。最後のレースとなった7レース目では小泉・金子組が首位。西村・新井組も4位に食い込み、一時は50点あった慶大との差を最終レースで逆転する劇的な結末となった。結果的には、早大は470級、スナイプ級、総合で優勝。早大としては日本一の座を2年ぶりに取り戻し、2014年以来となる完全優勝で有終の美を飾った。

校歌を斉唱するヨット部一同

 2年ぶりの王座奪回、そして6年ぶりの完全優勝を果たし、歓喜の渦に包まれた早大ヨット部。今回の勝因はチーム全体として、大きく崩したレースがなかったことだろう。各チームで安定した走りができたからこそ、総合優勝、そして最後の逆転劇は生まれたといっても過言ではないはずだ。これで4年生は11月末の全日本個人選手権(全日本個選)を残すのみとなり、部は新体制へと移行する。来年度のチームは今回、470級で出場した全ての選手が残り、スナイプチームも実力者を擁している。今後は今年の優勝を経験したメンバーを中心に、まずは2年連続の総合優勝。そしてさらなる連覇への期待は増すばかりだ。

(記事 足立優大、写真 早稲田大学ヨット部提供)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

470級、スナイプ級、総合合わせて3つのトロフィーを獲得した!

※1 1周目の風上に設置されたマークを指す。

結果

▽470級

早大(小泉・金子/上園田明真海(スポ3=大分・別府翔青)組、西村・新井組、倉橋・松本組) 381点(1位)

▽スナイプ級

早大(松尾虎・鶴岡/川合大貴(商3=埼玉・早大本庄)組、蜂須賀・芝崎組、尾道/谷川隆治(商4=千葉・稲毛)・海老塚組) 172点(1位)

▽総合

早大 553点(1位)

コメント

関口功志監督(平18人卒=愛知・半田)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください

率直に嬉しいです。今年はコロナによる自粛期間があり、思うような活動ができない中で学生が一生懸命知恵を絞って、行ってきた活動によってこういった成果が出たということを心から嬉しく思っています。

――1日目はスナイプ級で大きく他大学を突き放す結果となりましたが、試合前にはどういった話をされていましたか

試合前に3日間、事前の調整期間がある中でこの和歌山の海面の傾向、風の入り方、波の立ち方を確認しながらレース中に注意すべきポイントをチーム全員で共有していました。まさに本番でもそれが効いて、みんなが理解して実践できたことがあの結果につながったと思います。具体的には外側の風を取りにいって、それをキープすることであったり、内側に入らず最後のマークへのアプローチの仕方だったりを確認していて、それがシンプルにハマったなという印象を持っています。

――2日目はチーム全体として大きく崩れることなく走ることができていたと思うのですが、この点はどう捉えていましたか

個別で見ていくと、いいレースと悪いレースの繰り返しで、平均的に崩さなかったという形だと思っています。いいレース、悪いレースが出てくるのはどうしても全日本インカレ、特に和歌山は不安定なコンディションの中での戦いだったので、そこは織り込み済みでした。なので、各レースの結果に一喜一憂することなく、粛々と自分たちのやるべきことを徹底していくことに尽きるかなと思っています。あとは確認すべきポイント、注意すべきポイントは明確になっていたので、それを実践していくことを徹底させました。ですので、点数の差こそ違いますが、注意すべきことは一緒で何も変わらず、2日目も初日と同じつもりでいこうという話をして送り出していました。

――最終日の今日は470級で後半に追い上げるレースを見せ、6年ぶりの完全優勝を果たしました。振り返っていかがですか

まず、スナイプ級はスタートで他の大学がブラックフラッグにかかって、かなり楽な展開になったので、早稲田が同じようにフラッグを取らないことを注意して、安全第一でレース展開をしました。実際ぼちぼちの順位で帰ってこれて、これでほぼスナイプと総合優勝は決まりました。470は慶応に対してビハインドがあったのですが、今日の第6レースは慶応から大きく遅れる展開の中でレース中盤に逆転することができて、点差を詰めることができました。それは風が大きく変わったという幸運な面もあったのですが、事前の練習で今日のレース海面と同じ場所、同じ方向でしっかり傾向を把握できていたことが生きました。あとはこういったことが起こるということはずっと言ってきていたので、最後まで集中力を切らさず、フィニッシュラインを切るまで1艇でも順位を上げる姿勢を持って、自分にできることを徹底したことに尽きると思います。

――自粛期間もあり難しい状況での1年だったと思うのですが、この1年はどのようなシーズンだと振り返られますか

最後まで成長が続けられたシーズンだったかなと思っています。練習が限られる中で成長曲線としては夏の間に伸びきることができず、本来は調整や仕上げの時期である秋になっても大きい課題が残っている状態でした。ただ、470チームは最後1ヶ月でかなりボートスピードのアップが実践できて、自信を持って完全優勝を狙えるレベルで全日本インカレに臨めたということはすごく大きかったかなと思っています。なので、練習できなかった分、最後まで成長し続けられたと感じています。また、スタートした時は大差で3位の時点から始まって、完全優勝が狙えるとは誰も思っていなかったと思いますが、最後まで成長を止めなかったことに尽きるかなと思っています。

――4年生に対する思いをお聞かせください

4年生はコロナで今まで通りの活動ができない中で、その中でもどうすればチームにとっていい選択ができるかをすごく考えてくれて、実際にそれが花を開いたと思っています。代としては松尾虎太郎という素晴らしい選手がいる一方、上下の代と比べると選手としての能力が高いわけではなく、かつ同期内でのトラブルや松尾虎が部にいないことが多かった中で、4年生になってからの最後の1年は全員がチームの勝利のためにベストを尽くしてくれたし、そのことが下級生にも伝わって下級生も生かしながら戦えるチームになったかなと思います。

――今月末に全日本学生個人選手権(全日本個戦)が控えていますが、今後の意気込みをお願いします。

全日本個戦は正直なところまだ何も考えていないのですが、基本的には下級生の成長の機会にしたいということを思っています。一応4年生も出場はしますし、松尾虎は今まで例のない大会3連覇に挑戦するのですが、部としての最大の目標はこの全日本インカレなので、それが終わった今は来年の全日本インカレに向けた下級生の成長のための機会として生かすということを考えています。なので、成績がどうこうというよりは多くの学びを得られるレースになることを願っています。

スナイプ級クルー海老塚啓太(政経4=神奈川・鎌倉学園)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを教えてください

すごく安直なコメントなんですけど、とにかく嬉しいです。

――スナイプチームとしては最初のレースでワンツースリーフィニッシュを決めました。この時の心境をお聞かせください

その前の秋インカレでもワンツースリーは取っていたので、今回の大会でもどこかで取ってやろうという気持ちは持っていました。ですが、まさか1レース目で取れるとは思っていなくて、チームにとって大きな弾みになったし、すごく嬉しかったですね。

――2日目はチーム全体として大きく崩さない走りができていたと思いますが、ご自身としてはどう感じていましたか

長いレースの中で自分たちが苦しい時はどこかしらであるのですが、そんな時でも470のレースで赤いスピンが前に3つ並んでいたりするとすごく安心できますし、逆に470が後ろに走っている時は自分たちが頑張ろうという気持ちになって、お互いを助け合いながらチームとして戦えたなと実感しています。

――最終日の今日はスナイプで安定した走りを見せ、470でも終盤の追い上げで完全優勝を成し遂げましたが、この点を振り返っていかがですか

スナイプは日大がBFDとなり、点差が開いたので、とにかく安全に走ろうということを意識してスタートし、リスクを負い過ぎない走りができていたので、狙い通りの順位を取ることができました。470は僕たちはフィニッシュした後に見たのですが、3艇目が遅れていてどうなるのだろうと思って見ていました。そのあと2上ですごい追い上げを見せてくれて、慶大に勝てるかもしれないと聞いた時本当に嬉しくて、違うチームではなりますが、両チームで完全優勝することができて本当によかったです。

――今回、3日間を通して一緒に乗るスキッパーが代わる中でレースを行なっていたと思いますが、そこはどう考えていましたか

正直、谷川とこの1年間乗ってきて、それが急に尾道と乗ることになって不安はあったのですが、レースに挑むにあたってクルーがやるべきことは変わらないと思っていて、それを自分で発揮して艇の走りに貢献できたという実感はあるので、その点は結果的には気にならなかったです。

――先程も述べましたが、6年ぶりの完全優勝となりました。最上級生としてこの結果はどう捉えていますか

このヨット部に入って、4年間楽しいことばかりではなく、苦しいことや辛いことの方が多くて、本当にやめたいと思った時もあったのですが、最後の最後に努力が報われて完全優勝することができて本当に嬉しいです!

――同期の仲間に伝えたいことはありますか

最初、僕たちの同期は多かったのですが、どんどん辞めていって最終的に6人となってしまい、その中で最上級生となって少ない人数での関係に苦労することはあったのですが、それでも各自同期がそれぞれの持ち場で頑張っていてくれて、主将の松尾虎やマネジャーの外山、470チームリーダーの佐香、ペアの谷川、スナイプクルーの仲には本当に感謝しかないですね。

スナイプ級クルー海老塚啓太(政経4=神奈川・鎌倉学園)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを教えてください

すごく安直なコメントなんですけど、とにかく嬉しいです。

――スナイプチームとしては最初のレースでワンツースリーフィニッシュを決めました。この時の心境をお聞かせください

その前の秋インカレでもワンツースリーは取っていたので、今回の大会でもどこかで取ってやろうという気持ちは持っていました。ですが、まさか1レース目で取れるとは思っていなくて、チームにとって大きな弾みになったし、すごく嬉しかったですね。

――2日目はチーム全体として大きく崩さない走りができていたと思いますが、ご自身としてはどう感じていましたか

長いレースの中で自分たちが苦しい時はどこかしらであるのですが、そんな時でも470のレースで赤いスピンが前に3つ並んでいたりするとすごく安心できますし、逆に470が後ろに走っている時は自分たちが頑張ろうという気持ちになって、お互いを助け合いながらチームとして戦えたなと実感しています。

――最終日の今日はスナイプで安定した走りを見せ、470でも終盤の追い上げで完全優勝を成し遂げましたが、この点を振り返っていかがですか

スナイプは日大がBFDとなり、点差が開いたので、とにかく安全に走ろうということを意識してスタートし、リスクを負い過ぎない走りができていたので、狙い通りの順位を取ることができました。470は僕たちはフィニッシュした後に見たのですが、3艇目が遅れていてどうなるのだろうと思って見ていました。そのあと2上ですごい追い上げを見せてくれて、慶大に勝てるかもしれないと聞いた時本当に嬉しくて、違うチームではなりますが、両チームで完全優勝することができて本当によかったです。

――今回、3日間を通して一緒に乗るスキッパーが代わる中でレースを行なっていたと思いますが、そこはどう考えていましたか

正直、谷川とこの1年間乗ってきて、それが急に尾道と乗ることになって不安はあったのですが、レースに挑むにあたってクルーがやるべきことは変わらないと思っていて、それを自分で発揮して艇の走りに貢献できたという実感はあるので、その点は結果的には気にならなかったです。

――先程も述べましたが、6年ぶりの完全優勝となりました。最上級生としてこの結果はどう捉えていますか

このヨット部に入って、4年間楽しいことばかりではなく、苦しいことや辛いことの方が多くて、本当にやめたいと思った時もあったのですが、最後の最後に努力が報われて完全優勝することができて本当に嬉しいです!

――同期の仲間に伝えたいことはありますか

最初、僕たちの同期は多かったのですが、どんどん辞めていって最終的に6人となってしまい、その中で最上級生となって少ない人数での関係に苦労することはあったのですが、それでも各自同期がそれぞれの持ち場で頑張っていてくれて、主将の松尾虎やマネジャーの外山、470チームリーダーの佐香、ペアの谷川、スナイプクルーの仲には本当に感謝しかないですね。

470級スキッパー佐香将太(スポ4=岩手・宮古)

――今のお気持ちを聞かせてください

総合優勝を目標にして1年間活動してきたので、それは素直によかったです。さらには470でも最後にクラス優勝することができてヨット部人生の中で一番嬉しいです。

――470級では初日、16艇だけがゴールにたどり着いたレースで早大勢は3艇中2艇が走りきることができました。この時の心境を教えてください

このレースでは1位になったのはうちの西村で、逆にBFDになったのもうちの小泉だったのですが、これは仕方なかったと感じています。その中でも西村が2、3分ゴール前でストップして時間を稼いで小泉を助けようとしていて、結果的には助からなかったのですが、こういったインカレならではチームプレーが見れたのはよかったです。<

――2日目はチームとして大きく崩さない走りができていたと思いますが、ご自身としてはどう感じていますか

スナイプが圧倒的な成績を残してくれたお陰で、470は総合優勝に対しては気楽に挑むことができたかなと思います。ただ、来年のことを考えると2日目はケースが多かったので、そこは課題だと思います。

――最終日の今日は470が追い上げを見せて、470としてもクラス優勝を果たしましたが、この点を振り返ってみていかがですか

自分はサポートボートの上で着順をとっていたのですが、今日の最初のマークで早大のクラス順位が4位まで落ちて、さすがに(クラス優勝は)厳しいのではないかという話をしていました。でも、2上では3艇とも順位を大きく上げてくることができていて、早稲田の底力を感じました。あとは最終レースでも倉橋はクルクル回っていながらも頑張ってくれましたし、慶大が崩れたこともあってクラス優勝をとることができたので、形はどうであれ嬉しいです。

――今回はサポート艇に乗ってレースを見ていたと思うのですが、4日間を通してどういった言葉をかけていましたか

選手達がネガティブにならないような雰囲気づくりを心がけていて、必要な情報であったりこちらから感じたことをできるだけフィードバックしました。選手がどう感じているかは分からないですが、自分なりには最大限のサポートができたと感じています。

――チームとしては6年ぶりの総合優勝となりました。最上級生としてこの点はどう捉えていますか

嬉しいは嬉しいのですが、今年1年間、470の4年生がほぼ1人の状態でクラスリーダーをやってきて、下級生の方が速い中で自分の発言に説得力を持たせるのが難しかったです。そういった苦しい1年ではあったのですが、今年やってきた中で総合優勝とクラス優勝で終われたので、1年間やってきたことは間違いではなかったと言えるのではないかと思います。

――下級生にむけてメッセージはありますか

今年、470は3年生以下で出場した中でクラス優勝できたのならば、来年はスナイプを引っ張っていく側になってほしいと思います。僕は来年もクラス優勝はできると思っているので、今までスナイプに引っ張られていた分、470が引っ張っていってほしいなと感じています。

スナイプ級スキッパー谷川隆治(商4=千葉・稲毛)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください

4年間の全てをかけて戦ったレースでしっかりと結果を残せたことは非常に嬉しく思います。

――スナイプチームとしては最初のレースでワンツースリーを取りました。その時の心境をお聞かせください

秋インカレでも同じことを達成して実力はあるなと思っていたものの、全日本インカレでもそれを決められたので安心しました。

――2日目はチーム全体で大きく崩さない走りができていたと思うのですが、ご自身としてはどう感じていましたか

自分としてもできたと思っていて、特に英語、リコールやトラブル、ケースには細心の注意を払いつつ、しっかりと前を走れるようなレース展開を意識しました。

――最終日の今日はスナイプも安定した走りを見せ、470の追い上げもあり6年ぶりの完全優勝を成し遂げましたが、この点を振り返っていかがですか

初日、特に2日目はスナイプが悪くても470がよかったり、逆に470が悪くてもスナイプがよかったりとお互いを支え合ってここまでこれたと思っています。また、スナイプのクラス優勝が決まった後は470のレースを見ていたのですが、実際優勝が決まって自分の事のように嬉しいです。

――谷川選手自身は2日目からの出場となりましたが、緊張はありましたか

正直ありました(笑)。最初のレースは特に緊張してしまって、焦ってミスをしてしまったのですが、1レース終わると冷静な判断ができるようになり、次のレースでトップフィニッシュした後は落ち着いてレースをすることができました。

――先程も述べましたが、6年ぶりの完全優勝となりました。スナイプチームとしてはこの結果をどう捉えていますか

最高の出来だと思います!

――後輩に対してのメッセージはありますか

自分たちが抜けてもしっかりとした実力を持っている選手たちだと思うので、来年に向けて連覇を達成したほしいなと思います。

スナイプ級スキッパー仲美南(スポ4=茨城・霞ケ浦)

――優勝おめでとうございます!いまのお気持ちをお聞かせください

素直に優勝できてよかったということと4年生で優勝できることが一番の喜びなので、嬉しいです。

――スナイプチームとしては最初のレースでワンツースリーフィニッシュを決めました。この時の心境をお聞かせください

正直出来過ぎなのではないかというぐらい事が上手くいっていたので、逆にこのあと大丈夫かなと思っていました(笑)。でも、みんなが練習していた実力が今回の大会で発揮できて本当によかったと思うし、他の代でもなかなかないことなので、少し誇らしいなと感じました。

――2日目はチーム全体で点数を大きく崩さない走りができていたと思いますが、ご自身としてはどう感じていましたか

早稲田が優勝できなかった代では大きく崩してしまって勝ちきれないという点がありましたが、今回の代では自分がやるべきことをみんながわかっていて、勝つためのレースができたのではないかと思います。

――最終日の今日はスナイプも安定した走りを見せ、470でも後半の追い上げがあり6年ぶりの完全優勝を果たしました。この点を振り返っていかがですか

スナイプは全レース通して安定した戦いができていたので、優勝はできると思っていました。ただ、470については最後のレースまで優勝は厳しいかなと思っていたのですが、最後の最後で自分たちの普段のレースができて、慶応との勝ち点差をひっくり返すことができたので、自分たちのやるべきことができたのかなと感じましたし、すごく嬉しかったです。

――この3日間を通して、どういった気持ちでレースをどう見守っていましたか

今までもそうですが、大会でも自分は体調を崩してしまうことが多くて、全日程を通してハーバーで応援することができなかったのは申し訳なく感じることはあったのですが、それでも早稲田の同期が優勝できるように常に思いながら陸の上で応援していました。

――この4年間を振り返ってみていかがですか

1年生の時は4年は長いと思っていたのですが、いま4年生として考えるともう4年なんだという気持ちが大きくて、この時こうしとけばよかったと思うこともあります。ただ、それを踏まえてもみんなで完全優勝という結果が出たことは自分たちの努力が報われたということだし、早稲田大学のヨット部にいて本当によかったなと思う気持ちはあります。

――同期の方々に伝えたいことはありますか

自分は3、4年生の頃、部活に参加できないことが多かったのですが、この4年間みんなが頑張っている姿を見て、みんなが競技の実力も人間的にも成長していると感じていたので、この6人で卒業できるのはすごく嬉しいし、よかったと思います。また、みんな違う道を進んでいくのですが、この4年間早稲田のヨット部で過ごしたというのは絶対忘れないと思いますし、人生の中でも残っていくと感じています。

マネジャー外山萌々(先理4=東京・桜蔭)

――今の率直な感想をお聞かせください

優勝できて本当にホッとしているし、嬉しいです。

――この3日間、レースをどういった気持ちで見守っていましたか

1日目から早稲田としてはいい波に乗ることができていて、いい順位を取ることができていたのですが、浮かれ過ぎてはいけないと考えていました。ただ、2日目も点差を広げることができて、3日目も最終的にさらに差を広げて勝つことができたので、選手のみんなを頼もしく感じています。

――この4年間を振り返ってみていかがですか

結構長いようであっという間だったと感じていて、1年生の時はとにかくやることをがむしゃらにやるという感じでした。2、3年生を経て余裕が出てきたと思っていたら、コロナで活動できない期間が続いて、その中で4年生はやる仕事量も多くて大変だったですが、4年間やりきれてよかったと感じています。

――後輩へのメッセージはありますか

今年、私が全日本インカレのパンフレットを書くとなった時に早稲田のチームの特徴に下級生の活躍と書いたのですが、4年生の人数が少ない中で下級生が私たちを支えてくれたからこその今日の結果だと思っているので、来年も優勝してくれると信じています。