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水泳部

2020.10.30

第96回日本選手権 10月29日 東京辰巳国際水泳場

高校生相手に貫録の勝利!いざ準決勝へ

TEAM 1P 2P 3P 4P
大垣東高
早大 15
▽得点者
樋爪5、田中4、土橋(奏)3、土橋(玄)、岡田、都田

 水球の日本一を決める日本選手権が、東京辰巳国際水泳場で幕を開けた。早大は、日本学生選手権(インカレ)では日本選手権出場を決めることはできなかったが、今月行われた日本選手権最終予選会を1位で通過し、見事本選出場の切符をつかんだ。そして迎えた今日の初戦の相手は、大垣東高。日本選手権最終予選会の高校部門で1位に輝いた、いわば『高校王者』だ。大学生として負けるわけにはいかない早大は、 樋爪吾朗(スポ3=埼玉栄)のゴールで先制すると、その後も攻撃陣が躍動。着実に得点を重ねて15-9で勝利し、準決勝へと駒を進めた。

 大垣東高がセンターボールを取り、第1ピリオドが始まった。試合が動いたのは第1ピリオド1分。中央でパスを受けた樋爪が、相手ディフェンスに寄せられながらもボールをキープし、先制点となるシュートを決める。その後はどちらも得点を奪えない展開が続くが、第1ピリオド4分、前線に1人残っていた田中要主将(スポ4=埼玉・秀明英光)にボールが渡る。相手ゴールキーパーとの駆け引きの間に戻ってきたディフェンスにボールを奪われかけるが、落ち着いてゴールに沈めた。その後も2点を追加し、4-1で第1ピリオドを終えた。続く第2ピリオドは樋爪が流れに乗る。まずはゴール正面からシュートを突き刺すと、第2ピリオド2分にはゴール前での相手のミスを見逃さず、追加点。中盤には、右サイドをドライブで駆け上がった土橋奏太(教2=長崎西)から、中央の空いたスペースに走りこんでパスを受け、ゴールネットを揺らした。樋爪の3連続得点などで点差を広げた早大は、9-3で前半を折り返した。

この日チームトップの5得点を挙げた樋爪

 後半は、高校王者の大垣東高が意地を見せる。大垣東高のループシュートを中心とした攻撃に、ゴールキーパー・谷健太朗(スポ2=東京・明大中野)が対応できず、第3ピリオドは相手に3点を奪われる。しかし早大も岡田遼(社2=石川・金沢工)などのゴールで3点を奪い、点差を詰めさせない。試合は12-6で最終第4ピリオドへ。第4ピリオドも相手に先にゴールを許す展開となるが、早大攻撃陣は手を緩めることなく、着実に得点を重ね、リードを保ったまま15-9で勝利。ベスト4進出を決めた。

効果的なパスを何本も通した岡田

 田中、樋爪、土橋(奏)がそろって3ゴール以上を挙げるなど、攻撃陣の好調ぶりは未だに健在だ。その一方で、第4ピリオド4分に都田楓我(スポ1=鹿児島南)が永久退水(※)を取られるなど、守備面では課題も見つかった。準決勝の相手は、昨年の日本選手権王者・KingFisher74。日本代表が多く在籍する社会人チームで、この日行われた1回戦では、今年インカレ2位の筑波大を28-6で下し、圧倒的な力を見せつけた。そんな強敵に対し、早大はどのような戦いを見せることができるか。不退転の覚悟で臨む。

※重大なファウルを犯した選手は、残り時間試合に参加できない。

(記事 長村光、写真提供 日本水泳連盟)