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相撲部

2020.10.06

第99回東日本学生選手権 10月4日 埼玉県立武道館

3年ぶりにAクラス団体8強の壁を突破!

  2日目を迎えた東日本学生選手権。1日目の成績優秀校も加わったAクラス校同士による、ハイレベルな試合が展開された。そんな大会で早大は3年ぶりとなる団体戦8強入り。続く個人戦は長谷川聖記(スポ4=愛知・愛工大名電)、栗田裕有(スポ1=新潟・海洋)、土屋和也(スポ1=静岡・飛龍)が出場。なかでも土屋は1日目のトーナメントから4連勝と大車輪の働きだった。

 団体予選は中大、拓大、慶大の3校と戦う運びに。各試合での勝数が決勝トーナメント進出を左右することもある今大会。強豪校相手でも何勝できるのかがカギになる。2戦を終えた時点で勝数は1だったが、最終戦次第では予選通過が可能な立ち位置だった。そこで実現した、3戦目に予選通過の望みをかける同士の『早慶戦』。決勝トーナメント進出をかけた注目の一戦はいかに。

 初戦黒星スタートも、土屋、長谷川の連勝で勝利まで王手となった副将戦。勝数のためにもこれ以上負けられなかった。立ち合いから間もなく、相手はいなしを連発。何度も土俵を割りそうになりながらも、浅田大介(社4=石川・金沢学院)は必死に残した。両者の動きが止まると頭をつけて勝機をうかがい、最後は力強く押し出した。その後の大将・二見颯騎(スポ3=東京・足立新田)も速攻相撲で白星をつなげ、予選通過をほぼ確実にする、大事な1勝をもたらした。結果的に駒大と並ぶ7位で予選を勝ちあがった早大。決勝トーナメントは初戦敗退となったが、3年ぶりとなったベスト8進出だった。

部員一丸となって戦い抜いた早大相撲部の大会後の様子

  直後の個人戦。「どこまで通用するのかを試そう」と臨んだ土屋が活躍。同じく早大から出場していた長谷川、栗田が敗退していくなか、落ち着いて2連勝。倒した相手には団体戦優勝校の主力メンバーもいた。1日目のトーナメントから数えて4連勝。取りこぼしも少なく、さらには強豪校相手でも力が通用することを証明した。

 次は全国学生選手権の大舞台だ。東西の強豪校を相手に下克上を果たせるか。しかし、団体でも個人でも着実に力をつけてきた早大。もはや番狂わせという言葉は適さなくなっているのかもしれない。全国の舞台でも今大会のような存在感を。そして「持ち味であるチームワーク」(長谷川)でつなぐ相撲を。今後の早大相撲部からますます目が離せない状況になった。

(記事 大貫潤太、写真 早稲田大学相撲部提供)

結果

団体戦

Aクラス予選

予選1回戦 対中大 1勝4敗

先鋒 ●栗田弐段(押し出し)西川参段

二陣 ◯土屋弐段(寄り切り)是澤参段

中堅 ●長谷川参段(寄り倒し)菅野参段

副将 ●浅田参段(突き出し)住木参段

大将 ●二見弐段(寄り切り)影山弐段

予選2回戦 対拓大 5敗

先鋒 ●栗田弐段(寄り切り)坂前弐段

二陣 ●土屋弐段(押し出し)勝呂参段

中堅 ●長谷川参段(寄り切り)ジャミン弐段

副将 ●浅田参段(寄り切り)長内弐段

大将 ●二見弐段(はたき込み)斉藤参段

予選3回戦 対慶大 4勝1敗

先鋒 ●栗田弐段(押し出し)長谷川弐段

二陣 ◯土屋弐段(押し出し)鈴木初段

中堅 ◯長谷川参段(外掛け)北原弐段

副将 ◯浅田参段(押し出し)大森弐段

大将 ◯二見弐段(寄り倒し)ガスマン選手

※Aクラス予選7位

Aクラス優秀8校決勝トーナメント

準々決勝 対東洋大 5勝

先鋒 ●栗田弐段(はたき込み)干場参段

二陣 ●土屋弐段(押し出し)大塔参段

中堅 ●長谷川参段(はたき込み)羽出山参段

副将 ●浅田参段(押し出し)矢野参段

大将 ●二見弐段(押し出し)オドフー参段

個人戦

長谷川聖記(スポ4=愛知・愛工大名電)

一回戦 ●対矢野参段(東洋大)押し出し

栗田裕有(スポ1=新潟・海洋)

一回戦 ●対春山参段(日大)切り返し

土屋和也(スポ1=静岡・飛龍)

二回戦 ◯対チョイジルスレン弐段(日体大)上手出し投げ

三回戦 ◯対森田参段(東洋大)外掛け

四回戦 ●対大谷参段(日大)寄り切り

コメント

長谷川聖記(スポ4=愛知・愛工大名電)

――目標にされていた『Bクラス優勝とAクラス団体ベスト8入り』。達成された今のお気持ちは

目標である「Bクラス優勝、Aクラスベスト8」を達成できたのは本当に良かったです。欲を言うともう一つ勝ちたかったです。

――団体戦でここまで躍進できたのは何が良かったと思いますか

誰かが負けても、必ず誰かが勝つといった、早稲田の持ち味であるチームワークが出たのが良かったと思います。

――今年度初の団体戦でした。大会を臨むにあたってメンバーに声がけなどはされていましたか

特別、試合前に声かけはしてなかったのですが、試合中や試合の合間などに、声かけはしていました。

――個人戦含め、大会を終えてから何か室伏渉監督(平6人卒=東京・明大中野)とお話されたことはありますか

 監督とは「Bクラスで優勝して、1部に昇格できて良かった」ということを話しました。個人戦については、「反省しないといけない」と言われました。

――数多くの取組を通して、見えてきたご自身の良さや反省はありましたか

良かった点は一つもなかったです。反省点が多くあったので、インカレまでに修正していきたいです。

――全国学生選手権に向けての意気込みをお願いします

インカレではAクラススタートになるので、そこでベスト8以上に残れるにはどうしたらいいか、この残り少ない期間で考えながら練習していきたいと思います。

栗田裕有(スポ1=新潟・海洋)

――団体メンバーとしてAクラスベスト8入りまで果たしました。大会を終えた今のお気持ちは

率直に嬉しい気持ちと、悔しい気持ちが半々ぐらいです。

――早大勢として迎える初の団体戦。先鋒としてでしたが、どのような思いで臨まれましたか

先鋒としてチームに勢いが来るような1年生らしい激しい相撲を取れるように1番1番集中して相撲を取りました。

――個人戦では2日目のトーナメントへと駒を進めました。この結果をどのように受け止めていますか

個人戦も2日目に進めるように先のことは考えずに1番1番目の前の試合に集中してやりました。

――全国学生選手権に向けて意気込みをお願いします

早稲田大学相撲部に貢献できるように1年生らしい激しい相撲で頑張ります。

土屋和也(スポ1=静岡・飛龍)

――団体戦の結果をどのように受け止めていますか

昨日のBクラスでの団体戦優勝から流れを掴めたとおもいます。

――早大勢として初の団体戦、いきなり大活躍の大会でしたがお気持ちはいかがですか

意外と緊張せずに、自分の相撲を取り切ることだけ集中できました。しかし、Bクラスの決勝だけは、優勝を意識してしまって、焦って前に出て負けてしまいました。

――2日目の個人戦でも初戦から活躍されましたが、目標としていた順位などはありましたか

意識は特になく、相手も強かったので自分の力がどこまで通用するのかを試そうという心持ちで挑みました。

――数多くの取組のなかで得られた収穫や反省はありますか

土俵際の甘さや、立ち合いの圧力不足など課題が多く見つけられたので、学生選手権までに、改善したいと思いました。

――全国学生選手権に向けて意気込みをお願いします

団体戦ではベスト4に入れるように、個人では、順位を気にせずのびのびと頑張ろうとおもいます。