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ホッケー部

2020.10.06

関東学生秋季リーグ 10月4日 東京・大井ホッケー競技場サブピッチ

強豪・明大相手に健闘するも力及ばず 3位決定戦へ

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)2戦目。今大会はトーナメント形式で行われ、この試合で勝ったチームが決勝に進出する。対戦相手は昨季関東学生春季リーグ王者の明大。前半は積極的な攻めを見せた早大だが、技術力の高い明大に度々ゴールを許してしまう。その結果、0-4で早大は敗北。11月に行われる3位決定戦へ進むことになった。

 

 試合会場となった大井ホッケー競技場は、東京五輪で使用される予定だった競技場だ。無観客で開催された今大会、フィールドを駆ける選手の声がいつも以上に大きく響いた。試合は早大のセンターパスから始まった。試合序盤は早大の攻撃が光る展開となった。第1クオーター(Q)約4分にはFW清水拓登主将(スポ4=滋賀・伊吹)からボールを受けたFW平岩佑利(スポ2=奈良・天理)がシュートを放つ。惜しくも得点にはならなかったが、その後もFW村上和亮(政経3=東京・早大学院)らGK陣が果敢にゴールを狙った。一方、明大が攻撃に転じ3回連続でシュートを打たれる場面では、GK西本京平(スポ2=大阪星光学院)が守りきる。互角のまま試合が進むかと思われた第1Q終盤、相手がサークル外から鋭いパスを放ち、あっけなくゴールイン。スピード感のある攻撃になすすべなく失点を喫した。第2Qは序盤から攻められる展開となり、開始2分でまたもゴールを奪われる。しかし、第2Q後半には早大がボールを持つ場面も増え、ラスト1分はプレーが中断することなく両者ともに白熱の攻防を繰り広げた。

明大サークル内に攻め込む清水主将(黄色い腕章をつけた選手)

  ハーフタイムを挟んだ後の第3Q、早大はペナルティコーナー(PC)を獲得。早大にとって最大の好機であったが、相手GKに止められ得点には至らなかった。第3Q約5分、再び明大のスピーディな攻撃が炸裂し点差は3点に広がる。その後、FW清水やMF山下翼(スポ4=滋賀・伊吹)らが中心となって相手陣地にボールを運びながらも、サークル内へのパスはなかなか通らず苦しい展開となった。一方、明大は段々とペースを掴み、幾度となくゴールを狙う。早大は粘り強い守備で応戦した。しかし、試合終了約3分前、さらなる追加点を許し0-4で試合終了。最後まで点差を縮めることはできなかった。

試合終了約3分前、4点目を奪われた早大

 『完敗』と言うにふさわしい点差だが、FW清水主将が「練習していたことはちゃんと出せた」と語るように、試合内容は決して悪いものではなかった。しかし、一点も取ることができずに敗北したのは事実。「得点力の向上」(FW清水主将)は今後の課題となるだろう。また、今季の試合ではU18日本代表経験のあるFW中島丞一郎(スポ1=富山・石動)や先日の駿河台大戦で初得点を決めたFW戸川晴貴(スポ1=京都・立命館)をはじめ、新入生が存在感を発揮している。次戦の全日本学生選手権(インカレ)、そして秋季リーグ3位決定戦でも活躍が期待されるだろう。例年よりも試合数が大幅に減り、残された時間は決して長くはない。そんな中、早大ホッケー部はチームとしてどれだけの成長を見せてくれるのか、注目だ。

(記事 小出萌々香、写真 七澤拓未)

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大
明大
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コメント

原聡監督(昭59理工卒)

――今年の明治の印象はいかがですか

やっと試合ができたというところですけど、ここ数年、明治大学さんは選手一人一人のレベルも高いんだけれども、そこを組織的にと言うかシステマチックにと言うか、しっかり何をやるかというのを決めてそういったゲームをやってくるということでそういうふうに把握しています。

――4年生が抜けて1年生が入ってきて、今年のチームの印象はいかがですか

去年は4年生が結構多かったんですよね。6人かな、抜けて、今年1年生が11人入ってきて、人数的にはカバーできたんだけど、やっぱり4年生の代わりの1年生なので、まだまだ大学のゲームに慣れていない。本来多い人数を春先から経験を積んで秋には実力を発揮してほしいなと思っていたんだけど、こういう状況なので、そういう期間が持てなかったのはちょっと残念。

――次の試合に向けてチームではどんな準備をしていきたいですか

今日の試合を振り返ってみて、私自身微妙な感覚というか、見方があって、内容的には、個々の一人一人の力は明治が上かなとは思っていたし、明治はしっかりやってくるので、強いチームだなとは思っていたけど、内容的にはこちらもやりたいことをそれなりにやってきてチャンスもあったし、失点ももうちょっと何とかなるかなという失点だった。ただ、結果を見ると0―4というのは、今のホッケー4クオーターですから、各クオーター1点ずつ失点する、要するに確実にやられてしまった。やっぱり差がある内容。選手にも言ったんだけど、目指してやってることはそれをやり切ることが今シーズン、目標というのはおかしいけど、やっていくことだなと。ただ、そのためには同じことを繰り返すんじゃなくて、一人一人が今日の試合結果を見ても、やっぱり一人一人がそれぞれの役割の中でレベルアップしていく、これが必須というか、絶対必要で、それによって今日点が取れなかったところは取れるようになるし、あるいは失点を減らすということに繋がるので、それを、次はインカレが3週間後になりますので、そこに向けてチーム一丸となってやっていきたい。

――活動停止期間中は選手たちにどんな指示を出していましたか

リモートのミーティングなんかを週単位ぐらいかな、やってたりしていたけど、個々には、できること、少なくとも再開後は、我々運動部ですから体を使うわけで、そのときにちゃんとホッケーができる体作りをしていかなきゃいけないので、そういうトレーニングをするとか、あるいはプレーできないけれども、色々考えたり、頭を使ったりすることはできるので、過去の自分たちのゲームもあるし、もっとレベルの高いゲームの動画なんかも見ながら、じゃあ自分たちは何をするのかとか、そういうこともやっていくということを言っていました。

FW清水拓登主将(スポ4=滋賀・伊吹)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

結果は0―4で負けてしまったのですが、練習していたことはちゃんと出せたと思います。負けてしまったのは詰めの甘さというか、ワンランク上のチームにはもう少し詰めてやっていかないといけないなと思ったので、ここから修正して、次の試合に向けて頑張りたいです。

――明大戦に向けてはどのような練習をしてきましたか

自分たちの持ち味がカウンターや素早い攻撃というのがあったので、そこを使うために、プレスを相手に攻撃させて自分たちが深い位置から攻撃に転換するというハーフプレスにして、そこをいつもと違うかたちで(行って)、最初は結構よかったので、今後もう少し強化して使い分けられるようになればと思っています。

――明大とは昨年も対戦しましたが、ことしの印象はいかがでしたか

いつも中盤に上手い選手が何人かいて、そこからいつも崩されているなという感じだったのですが、きょうはフォワードにも上手い人がいて、そこでも少し崩されてしまったので、きょねんより強いかなと思いました。

――課題は見つかりましたか

失点の数が多かったので、ゴール前の注意力というか、あともう一歩のところで守りきれるかきれないかというのが今回の試合のような結果に繋がると思うので、そこのところと、今回自分たちも得点が取れなかったので、ペナルティコーナーも含めて得点力を向上させるような練習をしたいと思います

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

次の(秋季リーグの)試合は3位決定戦でたぶん慶應、山梨学院かもしれませんが、どちらになっても残りの試合はもう本当に少なく、一つでもいい試合をして来年にも繋げてほしいと思っているので、そこでいい経験ができるようにこの3週間しっかり準備をして臨みたいと思います。

MF中島丞一郎(スポ1=富山・石動)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

前半は結構自分たちのペースで、失点はしても自分たちのペースで来ていたのですが、後半はやはり地力の差というか、力の差を見せられて負けたという感じですね。

――大学に入ってから満足に活動できていないかもしれませんが、大学のホッケーの印象はいかがですか

楽しくて、皆向上心があって、とてもいいチームだと思います。

――強豪の明大と初めて戦ってみていかがでしたか

やはり個人のレベルも自分たちのチームとは差がありますし、そういうチームとやるというのは大事なことだと思うので、そういう試合で自分の力を発揮できるようにしていきたいと思います。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

次の試合はインカレ一回戦目ということになるので、慶應と(の対戦に)なると思うのですが、しっかり勝ってインカレでいい結果を残せるように頑張りたいと思います。