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野球部

2020.10.03

東京六大学秋季リーグ戦 10月3日 神宮球場

打線爆発で開幕3連勝! エース木澤は不安の残る内容に/立大1回戦

TEAM
慶 大 11
立 大
(慶)◯木澤、生井―福井
◇(本塁打)正木1号2ラン(5回)、下山1号ソロ(5回)、瀬戸西1号2ラン(9回)◇(二塁打)福井 ◇(三塁打)廣瀬

 開幕カードで東大に2連勝し、勢いに乗る慶大は、開幕3連勝を目指して立大との1回戦に臨んだ。打線は序盤から廣瀬隆太(1年)の適時三塁打や正木智也(3年)の2ランなどで得点を重ね、5回までに8点を奪う。一方、先発の木澤尚文(4年)は、波に乗れない投球で失点を重ね、一時は2点差まで詰め寄られる。しかし、終盤には瀬戸西純主将(4年)の2ランも飛び出し、最終的に14安打11得点の猛攻で立大に勝利した。

 序盤から強力打線が火を噴いた。2回に正木が中前打で出塁すると福井章吾(3年)の適時二塁打で幸先よく先制。さらに瀬戸西の適時内野安打で1点を追加した。直後の2回裏には2死二、三塁の場面で相手8番の竹葉章人(4年)に適時打を打たれるが、左翼手・橋本典之の好返球もあり1失点にとどめる。3回にはルーキー廣瀬の左越え適時三塁打、正木の左前適時打で2点を追加し、相手先発の中﨑響介(4年)をマウンドから引きずり下ろした。さらに4回には木澤にも適時打が飛び出し、1点を追加。5回には正木が、2番手・池田陽佑(1年)の高く浮いた変化球を左翼スタンドにライナーでたたき込み、続く下山悠介(2年)も右越えの本塁打を放つ。5回までに8得点を挙げ、6点のリードを奪うことに成功した。

5回に2ランを放ち、ダイヤモンドを回る正木

 しかし、先発の木澤が苦しい投球となった。持ち味の直球に力がなく毎回のようにランナーを背負い、波に乗ることができない。6点リードで迎えた5回には竹葉、代打・道原慧(2年)に連打を浴び、2死一、二塁のピンチを招く。迎えた2番・富永魁(4年)に変化球を捉えられ、右中間への適時打で2点を返された。その後も苦しい投球が続く。7回には竹葉にこの日3本目となる安打を浴びると、続く宮﨑に低めのストレートを左翼スタンドへ運ばれた。木澤は7回6失点。一時は6点差までリードを広げたものの、2点差まで詰め寄られてしまった。

7回6失点と本来の投球ができなかった木澤

 立大の反撃ムードを鎮めたい慶大は、8回に死球と犠打で2死二塁の好機をつくり、続く打者は廣瀬。内野ゴロの打球だったが、これを相手遊撃手が悪送球。この間に二塁走者の宮尾将(2年)が好走塁を見せて一気にホームインし、流れを引き戻した。8回からは2番手の生井惇己(2年)が登板。内野安打で出塁こそ許したが、危なげない投球できっちり抑えた。続く9回には先頭の福井が右前打で出塁すると、瀬戸西がとどめの一撃となる2ランを放ち、試合を決めた。9回も生井が三者凡退で締め、ゲームセット。14安打11得点と打線が爆発し、開幕3連勝を飾った。

9回に試合を決める2ランを放った瀬戸西

 乱打戦を制した慶大。打線は橋本典以外の先発が全員安打を記録するなど、効率よくつながり、大量得点を奪った。特に4番の正木は本塁打を含む3安打猛打賞、渡部遼人(2年)、廣瀬、福井、瀬戸西がマルチ安打を記録した。その一方で木澤は1被弾を含む、7回6失点と芳しくない内容に。四死球こそ少なかったものの、ボールに力がなく痛打される場面が目立った。エース対決となる各カードの1回戦を制するためにも、次回登板に向けて復調が待たれる。ここまで開幕から負けなしは慶大のみ。次戦の立大2回戦でも強力打線で相手を圧倒し、無傷の開幕4連勝を飾ることができるか。

(記事 山床啓太、写真 山崎航平)

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