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バレーボール部

2020.10.03

秋季関東大学リーグ戦代替大会 10月3日

宮浦世代になってから初の公式戦!王者の貫禄見せつけ好スタートを切る

 「バレーボールができるありがたさを感じました」。松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)は試合ができる喜びをかみしめた。新型コロナウイルスの感染拡大で関東大学リーグ戦を含む5つの大会が中止。きょうから秋季関東大学リーグ戦の代替大会が開催された。代替わりをして初の公式戦の相手となったのは駒澤大。新戦力である水町泰杜(スポ1=熊本・鎮西)、荒尾怜音(スポ1=熊本・鎮西)を擁し挑んだ早大は、セットカウント3-0(25-11、30-28、25-11)でストレート勝利を収めた。2セット目は連続失点が続き失セットを危惧されたものの粘り勝ち、3セット目からは早大ペースの試合運びに。大学王者の貫禄を見せつけた好スタートとなった。

   宮浦健人主将(スポ4=熊本・鎮西)のスパイクでサイドアウト(※1)を取ってから、早大の猛攻は始まった。「スパイカー陣の調子は良かった」とセッターの中村駿介(スポ4=大坂・大塚)が言うように、個々の攻撃が光る。今年からレギュラーメンバーとなった上條レイモンド(スポ3=千葉・習志野)の高さを生かしたクイックや、大塚達宣(スポ2=京都・洛南)のブロックを寄せ付けないパイプ(※2)、力強さとコントロールの良さを兼ね備えた水町のスパイクで一気に引き離す。さらに宮浦主将の2本のサービスエースや村山豪副将の(スポ4=東京・駿台学園)の徹底したブロックで相手のつけ入る隙をなくすと、最後は水町のサービスエースで25-11とし1セット目を締めた。

上條は今年からレギュラーメンバーとなった

  2セット目もこのままの試合運びになると思われたが、想定外の展開となった。9-6とリードしていた早大だったが、ここから怒涛の反撃を食らう。クイックやブロックアウトで得点を許すと、スパイクのアウト等早大らしからぬミスが目立ち6連続失点を喫した。だが完全に相手ペースとなっていたものの、タイムアウトは取らなかった。「初めての大会なので、このチームはタイムを早く取らなければならないのか、我慢してもいいのかを見定めたくて」と松井監督。苦しい状況に耐え着実に得点を重ね、先に20点台に乗った。しかしそう簡単には終われなかった。互いにサイドアウトを取り合い拮抗し、最後に上條のサービスエースでブレイク(※3)。30-28でこのセットを終えた。3セット目からは立て直し早大リードの展開に。宮浦の3本のサービスエース、水町のブロックの外側を抜くスパイク、大塚のブロックアウト等で21-8と大差をつける。それからはメンバーチェンジを積極的に行い、最終的にベンチメンバーがコートに残った。結果1セット目と同様、25-11と危なげなく勝利を飾った。

この試合、宮浦は5本のサービスエースを決めた

  宮浦世代になってから初の公式戦ではレベルの高さが健在し大学王者の貫禄を見せつけた。だが「2セット目に流れを持っていかれたのがきょうの課題」と村山副将は言う。相手のペースに飲まれスパイクミス等早大らしからぬ失点が見られた。苦しい状況でも揺るがず自分たちらしいプレーができるかが今後の躍進のカギとなるだろう。

(記事、写真 西山綾乃)

 

(※1)サイドアウト…サーブ権を持っていない側が得点すること
(※2)パイプ…中央からの速いバックアタック
(※3)ブレイク…連続得点をすること

 

セットカウント
早大 25-11
30-28
25-11

駒澤大
スタメン
レフト 大塚達宣(スポ2=京都・洛南)
レフト 水町泰杜(スポ1=熊本・鎮西)
センター 村山豪(スポ4=東京・駿台学園)
センター 上條レイモンド(スポ3=千葉・習志野)
ライト 宮浦健人(スポ4=熊本・鎮西)
セッター 中村駿介(スポ4=大坂・大塚)
リベロ 荒尾怜音(スポ1=熊本・鎮西)
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第1回 秋季関東大学リーグ戦代替大会前インタビュー(10/2)

コメント

松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)

――きょうは久しぶりの公式戦となりました

きょうは試合ができたということが一番嬉しかったです。それと合わせて4年生がチームをしっかり引っ張ってくれていました。3年生はそれについて行き、1、2年生は思い切ってプレーできていました。とてもいい試合だったと思います。

――2セット目は競った展開になりました

2セット目は気を緩めたんじゃないと思いますけどね。そういう気持ちの揺らぎがあると苦戦すると。自分たちですべきことをはっきりしていたときは、1、3セット目のように早稲田らしい形でプレーできるというのがわかったんじゃないですかね。

――2セット目にリードを許したとき、選手にどういった声をかけられましたか

あまり声はかけていないのですが。あのタイミングでタイムを取らなくて。初めての大会なので、このチームはタイムを早く取らなければならないのか、我慢してもいいのかというのを見定めたかったんです。そうしたら5点くらい取られてしまって。自分たちらしさが出なくなってしまうときがあるなというのを確認できました。声をかけたとしたら「自分たちらしさって何だろうね」というようなアドバイスはしたと思います。

――きょうの試合で収穫になったことはありますか

収穫になったのはまず、バレーボールができるありがたさが分かりました。そして私たちがやってきたことというのが間違えていなかったということ。やってきたことを全部出せば、1、3セット目みたいな形になります。余計なことを考え始めると、2セット目のように苦戦すると分かったので、それも収穫だと思います。

――次戦に向けて選手たちにメッセージをお願いします

一つ一つやってきたことを丁寧に惜しみなく出すことをやってもらいたいなと思います。

宮浦健人主将(スポ4=熊本・鎮西)

――久しぶりの試合となりましたがいかがですか

最初は少し緊張して入りも少し硬かったのですが、それでも勝てたのでほっとはしていますが。1セット目に勝って2セット目は苦しくなりましたが、そのようなことは試合でしか経験できないので良かったのかなとは思います。

――2セット目のチームの雰囲気はいかがでしたか

心のどこかで勝てるのではないかと思っていました。とにかく目の前のことをしっかりやることをこれからもやっていかないと足元を掬われるのではないかなと思います。

――きょうの試合で気づいたことは

2セット目のところで苦しい展開になってしまって。序盤からどれだけやれるかも大事だと思うし、どんな相手でも自分の持っているものを常に全て出すという意識を持たないといけないということが分かりました。そこは来週につながると思います。

――きょうはサービスエースを多く決められました

そうですね。きょうは5本決めました。たまたまです(笑)来週はもっと精度を上げられるように頑張ります。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

次の試合もどのような展開になるか分かりませんが、自分たちがやるべきことをやって臨みたいと思いますし、来週の試合に向けて一週間しっかり準備していきたいです。

村山豪副将(スポ4=東京・駿台学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

初戦なのに全体的にも硬さは見られなかったと思います。ですが1セット目の流れのまま行けると思って2セット目に入ってしまって、流れを持って行かれたのがきょうの課題だったと思います。

――久しぶりの試合はいかがでしたか

忘れていた部分もありましたが、ゲームを通してこれからどんどん詰めれるところがあると思うのでしっかり詰めて行きたいと思います。

――2セット目は競った展開になりました

連続失点が多かったので、そこがまだまだ課題だなと思います。

――きょう収穫になったことはありますか

今年に入って初めての試合だったということで、まずここで一勝できたのはチームにとっても大きかったと思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

来週にはなりますが、この一週間で調整して次の相手の対策もしっかりして、自分たちバレーをしていきたいと思います。

中村駿介(スポ4=大坂・大塚)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

初戦ということで第二セットは硬さがみられましたが、3セット目は何とか立て直せたので良かったと思います。

――2セット目は競った展開になりました

あのようなデュースを経験できたのは、今後の試合で生きてくるのではないかと思います。

――セッターの中村選手から見てスパイカー陣の調子はいかがでしたか

良かったと思います。でも初戦の硬さがあったので、これから試合を重ねていくうちにもっとスパイカー陣の調子は上がっていくと思います。それを生かせるように頑張りたいと思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

今日の経験を生かしていい形で終われるように頑張りたいと思います。