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ソフトボール部

2020.09.24

第52回東京都大学連盟秋季リーグ戦 9月21日 東京富士大日高グラウンド

東女体大とタイブレークにもつれ込む熱戦。サヨナラ負けも笑顔

東京都大学連盟秋季リーグ戦
早大
東女体大 1x
伊藤、●新宮-渡邉
◇(二塁打)なし ◇(三塁打)なし ◇(本塁打)なし

 東京都大学連盟秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)もついに最終日を迎えた。この日1試合目の国士館大との試合に勝利した早大は、3勝1敗で強豪・東女体大との試合に挑んだ。3回、先発の伊藤貴世美(スポ4=千葉経大付)が1死満塁のピンチを迎える。しかしこれをなんとかしのぐと、粘りの投球でその後も相手に得点を与えない。打線も6回にチャンスを作るがあと一本が出ず、両チーム無得点のまま試合は延長タイブレークへ。先制できず迎えた8回裏、代わった新宮怜美(スポ1=京都西山)がサヨナラ打を浴び、敗戦。3勝2敗の3位でリーグ戦を終えた早大は、11月に行われる全日本大学選手権(インカレ)代替大会への出場が決まった。

 試合は、両先発の投手戦で息もつかせぬ展開に。早大先発は、エースの伊藤。この日1試合目の国士舘大戦でも3回を投げ、わずか3時間を挟んでの登板となった。しかし、「7回までは投げ切りたいと思っていた」という伊藤。大学生活最後の公式戦となるこの試合で、気迫の投球を見せる。2回、二塁打や四球などで1死2、3塁のピンチを迎えるも、後続を中飛、三振に切って取り、先制は許さない。続く3回も相手打線に攻め立てられ、四球、内野安打などで1死満塁とされる。だが落ち着いた投球で、わずか4球でこのピンチをしのいだ。その後も6回まで毎回走者を背負うものの、要所要所で三振を奪う快投。強豪・東女体大に対して堂々の投球を見せた。伊藤の好投に応えたい打線だったが、ここまで4試合全て完封勝ちと抜群の安定感を誇る相手投手陣に対し、5回までわずか1安打に抑えられる。しかし6回、先頭の反町結佳(スポ2=愛知・瑞陵)が内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め、無死2塁とこの日最大のチャンスを作る。続く堀奈々美(スポ4=千葉経大付)の打球は遊撃手へのゴロとなるが、ここで相手遊撃手と二塁走者が交錯。これが守備妨害となり走者の反町はアウトに。その後も2番・丹野ちさき(人3=岩手・一関第一)が安打でつないで好機を演出するが、あと一本が出ず、先制点を逃した。お互い無得点のまま7回が終了し、8回からは延長タイブレークへ。

7回120球無失点の伊藤。まさにエースの投球だった

 延長タイブレークは、無死2塁の状況から攻撃が始まる。8回表、打席に立ったのは反町。1点でも多く取り相手にプレッシャーを与えたい早大は、バントを選択。初球からバントにいくが、三塁への小フライとなり走者を進めることができない。後続はヒッティングに切り替えたもののあえなく倒れ、早大はこの回も得点を挙げることはできなかった。「後半は足がつらかった」という伊藤に代わり、8回からは新宮がマウンドへ。最初の打者にバントを決められ、1死3塁と緊迫した状況に。続く打者への2球目だった。内角の直球を捉えた当たりは無情にも右中間へ。これにより三塁走者が生還。早大はサヨナラ負けを喫したが、リーグ戦王者の東女体大を最後まで追い詰めた。

試合後、伊藤と隈元はお互いをねぎらった

 リーグ戦を3位で終えた早大は、11月のインカレ代替大会の出場権を手にした。その一方で、4年生7選手のうち、この日好投した伊藤をはじめとした5選手が引退ということになった。強豪相手に一歩も引かない戦いを見せ、最後までチームを引っ張った4年生。試合後、引退する1人である隈元愛子(スポ4=千葉・木更津総合)は、「とても楽しかった」と口にした。そこにはサヨナラ負けによる涙は無く、4年間やり切ったことに対する笑顔があった。引退により、11月の代替大会に向けて、戦力ダウンが予想される早大。2カ月で戦力を整備し、チームに残る4年生2人と笑顔で大会を終えることを期待したい。

(記事 長村光、写真 新井万里奈)

※掲載が遅れてしまい大変申し訳ございません。

※4年生のコメントは後程記事として掲載いたします。