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水泳部

2020.09.18

第96回日本学生選手権 9月17~19日 神奈川・横浜国際プール

鮮やかな逆転劇で初戦を突破

TEAM 1P 2P 3P 4P
明大
早大 11
▽得点者
田中5、土橋(玄)2、樋爪2、土橋(奏)2

 日本学生選手権(インカレ)が初日を迎えた。初戦の相手は明大。先月の早慶対抗水上競技大会(早慶戦)で快勝を収めた勢いそのままに試合を進めたい早大だったが、相手に先制を許してしまう。その後も主導権を握られ、第1ピリオドを終えて3点ビハインドと苦しい展開となる。しかし早大は続く第2ピリオドで息を吹き返し、一挙に4点を奪い逆転に成功する。その後は相手の猛攻に遭うが、ゴールキーパー・谷健太朗(スポ2=東京・明大中野)の好セーブもあり、リードを守り切った。最終スコアは11-9で、初戦を白星で飾った。

 明大がセンターボールを取り試合が始まる。試合が動いたのは第1ピリオド1分。左サイドからシュートを決められ、先制点を奪われる。しかしその約10秒後、樋爪吾朗(スポ3=埼玉栄)がゴール正面からシュートを放ち、早大はすかさず同点に追いつく。試合は拮抗した展開になるかと思われたが、明大が3連続得点を挙げ、一気に流れは明大に。第1ピリオド3分、早大はたまらずタイムアウト。「プール内の選手間でしっかり現状分析してくれた」(中嶋孝行監督、平13教卒=福岡工)との言葉通り、その後は修正して、2-5で第1ピリオドを終えた。続く第2ピリオドは、一転して早大がペースをつかむ。第2ピリオド開始直後、樋爪が中央でパスを受け、この日2点目となるゴールを決めると、ここから田中要主将(スポ4=埼玉・秀明英光)によるゴールショーが始まる。まずはカウンターから得点を挙げ、1点差に。約40秒後にはゴールキーパーの意表を突いたループシュートで同点に追いつき、さらに中央でのドリブルからシュートを突き刺して、見事逆転。わずか2分の間に多彩な攻撃を見せた。一方の守備も、相手にシュートを打たせないディフェンスで無失点に抑え、6-5で試合を折り返した。

早大の攻撃の起点となった樋爪

 後半は持ちつ持たれつの展開に。第3ピリオド1分、明大に左サイドからループシュートを決められ、同点とされる。しかし土橋奏太(教2=長崎西)の2連続得点で相手を突き放し、リードを保ったまま9-7で第3ピリオドを終えた。最終第4ピリオド、明大が粘りを見せる。第4ピリオド開始直後、右サイドから中央への浮かせたパスを通される。それを落ち着いて決められ1点差となると、明大はパワープレイで早大ゴールを脅かす。早大が1点を追加し迎えた第4ピリオド3分、土橋玄(教4=埼玉・秀明英光)が退水(※)を取られたことによる数的不利からゴールを奪われ、またも1点差とされる。この日2回目の苦しい展開、打ち破ったのはやはり田中だった。試合終了間際、前線に残っていた田中にパスが渡る。ドリブルでゴール前へ抜け出すと、相手ゴールキーパーとの駆け引きを制し、明大に引導を渡すダメ押し点を決めた。最終スコア11-9で、嬉しい初戦突破となった。

5得点を挙げ、勝利に大きく貢献した田中

 選手にとっては、今シーズン2試合目の公式戦がインカレという大舞台。「試合慣れしていない感じだった」(中嶋監督)というように、第1ピリオドで大量失点を喫したが、徐々にリズムを取り戻し、鮮やかな逆転劇を見せた。その立役者は田中だろう。1人で5点を挙げるなど獅子奮迅の活躍で、主将としての思いを感じさせた。明日の対戦相手は宿敵・慶大。先月の早慶戦では早大が勝利を収めており、慶大は不退転の覚悟で試合に臨むはずだ。しかし早大にとって、目標とする日本選手権出場のためには絶対に越えなければならない山場。『熱い戦い』を期待したい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

  

(記事、写真 長村光)

コメント

  

中嶋孝行監督(平13教卒=福岡工)

――今日の試合、どのような戦略で臨まれましたか

早慶戦と同じく、常に目の前の敵をしっかり抑え込むこと、です。

――試合を振り返っていかがですか

立ち上がりは緊張もあり試合慣れしていない感じだったように思います。

――第1ピリオド途中、3点ビハインドになり早大はタイムアウトを取りました。そこでは選手にどのような言葉をかけましたか

選手はあの場面で、監督がタイムを取るだろうということを分かっていたので、特段はありません。プール内の選手間でしっかり現状分析してくれたと思います。

――今日の良かった点と課題を教えてください

良かった点は初戦を無事勝てたこと、課題は反則を多く取られたことです。

――明日に向けて意気込みをお願いします

必ず勝ちます!