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相撲部

2020.09.15

第47回東日本学生個人体重別選手権 9月13日 東京・靖国神社相撲場

1年土屋が堂々の第3位!長谷川とともに全国へとつなげた

 新体制後初の大会となった東日本学生個人体重別選手権。早大からは6人が出場した。なかでも土屋和也(スポ1=静岡・飛龍)は入学後初の大会ながら「伸び伸びとした良い相撲」を取り、135㌔未満級3位入賞を果たす大活躍。さらには同階級で主将の長谷川聖記(スポ4=愛知・愛工大名電)が8強入りし、全国学生体重別選手権(全国体重別)進出を決めた。

 「プレッシャーを感じず伸び伸びと相撲を取ることができた」。自然体で臨めたという土屋は、得意な型である四つ相撲に持ち込む場面が目立った。初戦から盤石な相撲展開。流れでつかんだ廻しを最後まで離さず、最後は華麗な上手投げで相手に土をつけた。続く第二戦。立ち合いしっかりと踏み込んで主導権を握ると前に出続け、上手投げを繰り出した。その後も、鋭い立ち合いと四つ相撲のうまさで連勝。終わってみれば、3位入賞の大活躍。それでも自身はこの結果に「うれしいと悔しいの半々」だと複雑な心境だった。というのも、準決勝で敗れた相手は同学年の1年生。また大会を終えて「土俵際での詰めの甘さ」という反省が残った。全国体重別に向けては悔しさをばねに、さらに「安定した相撲」を追究していきたいと意欲を燃やす。

 長谷川は力強い相撲で安定した相撲で白星を重ね、着実に8強入り。大会通して自ら引くことなく、前に出続ける相撲を展開。重みのある積極的な姿勢が随所に見られた。しかし室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)から、優勝できる力は十分にあると以前評されていた長谷川。8強入りという結果にも、本人はやはり悔しさを口にした。今後については、卒業まで残り数少ない大会数の中で「1日1日を大切に練習に取り組みたい」とした。

全国出場を決めた長谷川(左)と土屋

 一方で、土屋と同じく今大会が『初土俵』となった栗田裕有(スポ1=新潟・海洋)も存在感を見せた。「優勝する気で」臨んだいう言葉通り、気迫のこもる相撲を展開。不戦勝により駒を進めた二回戦では思い切りよく相手を押し出し。強烈な押しが光った。さらには浅田大介(社4=石川・金沢学院)も動きの良さで2連勝。『組んでよし、離れてよし』の内容で取り口の幅を示した。その他、全体としては「もう少し(結果を)残したかった」としながらも「厳しい状況の中で頑張った」と長谷川は部員それぞれの健闘を称えた。

 長谷川、土屋は2週間後に迫る全国体重別に出場。最終学年として全国体重別に臨む意地、1年生らしい「伸び伸びした相撲」が両者取れれば期待が膨らむ。また、部としては10月に団体戦を控える。今大会、相撲内容で多彩な取り口を見せた早大相撲部。また、1年、4年それぞれの活躍は明るい材料となる。異例の大会日程のなかでも、一丸となって早大相撲部は結果を残し続けるに違いない。

(記事 大貫潤太、写真 早稲田大学相撲部提供)

結果

▽115㎏未満級

浅田大介(社4=石川・金沢学院)

一回戦 ◯対吉田初段(専修大)押し出し

二回戦 ◯対鈴木初段(慶大)下手投げ

三回戦 ●対猿川弐段(東農大)寄り切り

二見颯騎(スポ3=東京・足立新田)

二回戦 ●対小関参段(日大)引き落とし

栗田裕有(スポ1=新潟・海洋)

一回戦 ◯対新屋参段(日大)不戦勝

二回戦 ◯対須山選手(東大)押し出し

三回戦 ●対山市参段(拓大)はたきこみ

▽135㎏未満級

田太隆靖(スポ2=東京・足立新田)

一回戦 棄権

土屋和也(スポ1=静岡・飛龍)

二回戦 ◯対竹内参段(日大)上手投げ

三回戦 ◯対工藤弐段(専修大)上手投げ

※8強入りで全国大会出場が決定

四回戦 ◯対神弐段(明大)寄り切り

準決勝 ●対花田参段(日体大)寄り切り

長谷川聖記(スポ4=愛知・愛工大名電)

二回戦 ◯対柳弐段(駒大)押し出し

三回戦 ◯対丸山参段(東農大)浴びせ倒し

※8強入りで全国大会出場が決定

四回戦 ●対伊波参段(日大)下手出し投げ

コメント

長谷川聖記(スポ4=愛知・愛工大名電)

――東日本学生相撲個人体重別選手権での早大勢全体の結果を主将の立場からどのように捉えていますか

今大会は時間差(※階級ごとに時間差集合、敗退後には順次帰宅)での試合となり、なかなか試合を見ることが出来なかったですが、厳しい状況の中で頑張ったと思います。結果だけを見ると、もう少し残したかったかなという思いはあります。

――今大会のご自身の活躍についてどのように振り返りますか

思うような結果を残すことが出来ず、悔しいです。この結果を受け止めて、次の試合に向けて練習に取り組みたいと思います。

――今年度初の大会となりましたが、特別な意気込みなどはありましたか

特別な意気込みなどは特になかったですが、今年度初の大会なので、試合を出来る喜びを感じながら、これまでやってきたことを出し切ろうと思いました。

――1年生は初の大会となりましたが、長谷川選手には二人の活躍、普段の稽古の様子がどのように映っていますか

1年生の二人は実力もあり、普段の練習も真面目に頑張っています。二人にとっては初めての試合でしたが、伸び伸びと良い相撲を取っていたと思います。

――今後の大会に向けて意気込みをお願いします

試合数は残り少ないですが、その中で結果を残せるように1日1日を大切にして練習に取り組みたいと思います。

栗田裕有(スポ1=新潟・海洋)

――まずは得意の型や「自分の相撲」について教えてください

押し相撲です。

――入学後初の大会でしたが、どのような心境で臨まれましたか

目の前の1番1番に集中して自分の相撲を取れるようにしました。

――入学後初戦となる取組では見事白星を挙げられましたが、この取組の勝因を分析していただけますか

立ち合いで自分の得意な形になることができたからです。

――今大会の結果をご自身はどのように振り返りますか

優勝する気でいたので、思うような結果を出すことができずにとても悔しいです。

――今後に向けて意気込みをお願いします

次の大会は東日本(学生リーグ戦)の団体戦なので今回の反省点を活かして稽古に励み、1番でも多く勝ってチームに貢献できるようにしたいです。

土屋和也(スポ1=静岡・飛龍)

――得意の型や「自分の相撲」について教えてください

右四つと押し相撲です。

――入学後初めての大会をどのような心境で臨まれましたか

コロナウイルスの影響で、実践的な練習が十分にできず不安はありましたが、1年生なので変に気負わず自分の相撲を取ることだけ考えました。

――その初の大会で3位入賞という大活躍でした。今のお気持ちは

大学生活初めての大会で入賞できうれしいですが、負けた相手が一年生なので悔しくもあります。うれしいと悔しいの半々くらいです。

――大活躍の要因はどこにあったと思いますか

プレッシャーを感じず伸び伸びと相撲をとることができたことだと思います。

――全国大会に向けて意気込みと、「このような相撲を取りたい」と考えていることがあれば、お願いします

今回の大会では勝ちはしたものの土俵際での詰めが甘い試合が多かったので、そこを修正して、安定した相撲をとりたいと思います。