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ソフトボール部

2020.09.15

第52回東京都大学連盟秋季リーグ戦 9月11日 福生野球場

秋季リーグ戦が開幕! 投打がかみ合い幸先の良いスタート

秋季リーグ戦
学習院大      
早大 1×       11
(4回コールド)
〇松下-澤
◇(二塁打)梶谷(4回裏)、駒谷(4回裏)◇(三塁打)なし◇(本塁打)澤(2回)、岡本(3回)

 新型コロナウイルスの影響で、東京都大学連盟秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)は原則無観客で行われることになった。この試合は早大にとって、ことし初めての公式戦。十分な練習期間が取れていなかった中で、選手たちは今持てる力を発揮した。先発・松下直矢(スポ4=京都・南陽)が相手打線を3安打1失点に抑える好投を披露。打線も初回に、澤優輝(人3=東京・国学院久我山)の適時打などで4点を奪うと、続く2回にも澤の3点本塁打などで5点を追加した。その後も追加点を奪い、見事に4回コールド勝利を収めた。

 先発の松下は、初回の3つのアウトをすべて三振で奪う上々の立ち上がり。捕手の澤が、「先頭打者をアウトにしてくれたことが守備にとっても、僕にとっても非常に助かりました」というように、テンポの良い投球で、相手打線を3回まで無安打に抑え込む。4回に3連打で1点を失ったものの、以後のピンチは危なげなく切り抜けた。今季初戦のマウンドを、良いかたちで飾った。

テンポの良い投球で好投した松下

 打線も相手のミスを逃さず、松下を援護した。初回、2つの四球で1死一、二塁の好機を作ると、打席には4番・澤。「リーグ戦の初戦の先取点というものはすごく大事になる」(澤)。5球目を捉えると、中前に抜ける適時打となり早大は1点を先制する。以後も四死球や相手の捕逸が絡み、この回さらに3点を追加した。2回にも無死二、三塁と攻め立て、再び打席には澤。「自分がこれまで打ってきた本塁打の中でも、かなり上の方になる良い当たり」(澤)と振り返るように、打った瞬間にそれとわかる左翼への3点本塁打が飛び出し、リードを広げる。以後も、新井裕也(社4=埼玉・早大本庄)の三塁手を強襲する適時打などで加点。2回を終えて、9-0と試合の大勢を決定づけた。その後は、途中出場した選手が活躍を見せる。3回には、岡本元喜(商2=早稲田渋谷シンガポール)のソロ本塁打で1点を追加。最後は、駒谷理央(国教2=米・バッファローグローブ)の適時二塁打により、コールドゲームが成立する条件を満たしてゲームセット。4回コールド11-1で、ことし初めての公式戦を飾った。

2回、3点本塁打を放った澤

 久しぶりの公式戦で勝利を収めた早大ナイン。とりわけ、自粛期間によるブランクを感じさせなかった松下の投球、9月から重点的に練習してきたという守備面が光っていた。一方で、攻撃陣はこの試合で11得点を挙げたが、相手の四球絡みの得点が多く、「自分たちの実力で点が取れていないところは、まだまだ詰めていかなくてはいけない」(高橋尚希主将、スポ4=宮城・泉館山)と一抹の反省も残った。「(インカレの)代替大会の準決勝までコールドで勝てるようなチーム」(高橋主将)を目指し、早大ナインは研さんを重ねていく。

(記事 杉﨑智哉、写真 小山亜美、新井万里奈)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

コメント

高橋尚希主将(スポ4=宮城・泉館山)

――新型コロナウイルスによる自粛期間のことを伺っていきます。全体練習ができなかった期間は、主将としてどのようなことをされてきましたか

最初の1か月、2カ月くらいは、全選手にレポートを書かせまして、部のことであったり、投手であれば技術的なことであったり、チームの勝利につながるようなレポートを書いたりして、知見を深めていきました。後半に関しては、ミーティングやオンラインでのトレーニングを通じて、体力の向上を目指したり、チームとして動いて、最終的には次の行動につながるようなことをしたりしてきました。

――全体練習ができるようになって感じたことはありますか

全体練習が再開になったいうことで、しっかりとメニューを作って、時間通りに集合して、そこからみんなで(練習を)やるということができるようになりました。チームとしてまた新たな一歩を踏み出せたと思っているので、良かった点かなと思っています。

――自粛期間を経て、チームとして感じた変化はありますか

コロナウイルスの影響で自粛期間がかなり続いたということで、選手自身も沈む部分があったと思うのですが、その中で「今やるべきことをしっかりやろう」という方向に意識を持って行って、最終的にはチームとして成長できたかなと思っています。

――続いて試合について伺っていきます。現状のチームの仕上がりはどのように感じていますか

この前の試合(学習院大戦、国士館大戦)では得点はかなり取れていたと思うのですが、学習院戦は相手の投手に助けられた部分があったと思うので、自分たちの実力で点が取れていないところは、まだまだ詰めていかなくてはいけないのかなと思っています。逆に守備に関しては、9月に入ってから守備を中心にやっていこう、と話した中で2試合で失策が2つと上々の出来だとは思います。ですが、最終的には(全日本大学選手権、インカレの)代替大会で無失策を達成することを目指しているので、失策をなくせるようにこれからやっていければと思います。

――投手陣についてはどのように感じていますか

国士舘戦で山内(壮起、スポ4=千葉・成田国際)が、3点本塁打を打たれてしまったのですが、(この試合の)失点はそれだけで、学習院戦でも1失点だったので、2人の投手(松下、山内)については、最初の試合でしたが、しっかりと試合をつくってくれて、かなり良い出来だったと思っています。

――学習院戦と国士舘戦を経て感じた現状のチームの課題はどのような点ですか

自分たちのチームは小技とポイントゲッターと役割を分けてやっているのですが、小技で出塁してもポイントゲッターが返せない、逆に小技で(塁に)出られなくてポイントゲッターの前にチャンスをつくれないという風に、小技とポイントゲッターがなかなかかみ合わないところが課題かなと思っています。そこをかみ合わせて、強敵にも勝てるようなチームをつくっていきたいと考えています。

――高橋選手個人のことを聞いていくのですが、学習院戦と国士舘戦ではなかなか安打が出ていませんでしたが、打撃の調子はいかがですか

自分としては、なかなか調子が上がらないのが正直なところです。ただ、チームが勝てればそれでいいと思っているので、自分の調子を上げつつ、チームの勝利を大事に考えて、これからやっていきたいと考えています。

――先ほど、小技をする選手とポイントゲッターを明確に分けるとおっしゃってましたが、そういった方針はいつ頃決めましたか

新チームが始まった9月からこのような方針でやってきました。これまでのチームも、小技をする選手とポイントゲッターをしっかり用意していましたが、より一層小技とポイントゲッターに磨きをかけようと。(インカレの)代替大会の準決勝までコールドで勝てるようなチームを目指して、最終的には日体大を倒せるようにという目標を立ててこれまでやってきました。

――最後に、これからの試合に向けての目標や抱負をお願いします

秋リーグ(秋季リーグ戦)でまずは2勝できたことは良かったとは思うのですが、次に日体大戦があるので、まずは日体大を倒して、代替大会に良い状態で入れるように、2カ月やっていきたいと思っています。

澤優輝(人3=東京・国学院久我山)

――新型コロナウイルスによる自粛期間のことを伺っていきます。全体練習ができない間は、個人としてはどのような練習をされてきましたか

夜8時に全体練習ができない代わりに、チームとしてランニングや素振りの時間を設けて、みんなで一斉に練習していました。それ以外の時間も自宅で、軽く筋トレや友人とキャッチボールしたりしていました。グラウンドという施設が使えないなかで、何ができるのかを考えながら(練習を)行っていました。

――全体練習が再開された時に、チームや投手陣に対して、どのような変化を感じましたか

投手陣に関しては、意外と(状態が)落ちていないなと率直に感じました。球速に関しても変化球に関してももっと落ちているのかなと思っていたのですが、意外と(以前と)変わらなかったので、すごく助かりました。チームに対しては、やはりみんなで集まって練習できるということに喜びを感じている部分が多くあったように思いました。

――それでは、試合のことについて伺っていきます。初回の適時打の場面を振り返ると

打順として4番に配置されているので、しっかりと1、2番の先輩たちが作ってくれたチャンスをしっかりと得点に結びつけることが僕の役割です。早稲田の4番という責任をしっかりと感じながら、自分のバットで先取点を取ること、特にリーグ戦の初戦の先取点というものはすごく大事になると思ったので、しっかりとバットを振りました。

――続いて2回の本塁打の感触はいかがでしたか

感触はすごい良くて、自分がこれまで打ってきた本塁打の中でも、かなり上の方になる良い当たりでした。打った瞬間に入ったなと思いました。

――2試合を振り返って、投手陣の良かった点や改善点としてどのようなことを感じましたか

2人の投手(松下直矢、山内壮起(スポ4=千葉・成田国際))に言えることなのですが、しっかりと先頭打者をアウトにしてくれたことが守備にとっても、僕にとっても非常に助かりました。このことは簡単なようで難しいことなので、そこ(先頭打者を打ち取ること)に対して野手、投手合わせて集中できていたのかなと思っています。課題に関しては特に感じませんでした。これまで通りの投球をしてくれたと思いました。

――先ほど山内投手が、「スタミナ不足を感じた」ということをおっしゃっていたのですが、澤選手自身もスタミナ不足を感じましたか

僕自身も、あの暑さの中で2試合を公式戦というかたちで戦ったのが久しぶりだったので、試合自体に対しても疲れました。山内さんも終盤に球が高くなっていて、スタミナの不安を感じたので、なるべく緩い球を増やすことを6、7回は心掛けました。

――最後に、これからの試合に向けての抱負をお願いします

まずは、お世話になった4年生と戦える試合が本当に限られてくる中で、僕は試合に出させてもらっているので、下の学年としてしっかりと責任を果たせるようにやっていきたいと思います。もちろん出る大会はすべて優勝を目指しますし、個人としても良い打撃、守備をできればいいかなと思っています。