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アーチェリー部

2020.08.21

関東学生個人選手権 8月18・19日 埼玉・はらっパーク宮代

関東学生個人選手権 女子選手コメント集

今大会で優勝した中村美優主将

中村美優主将(スポ3=北海道・旭川北)、横塚葵副将(文構3=埼玉・栄東)、矢原七海(スポ2=福岡・柏陵)、髙見愛佳(スポ1=東京・足立新田)


――今日の調子はいかがでしたか


中村 良かったとは思います。風がある中でもっと煽られるとは思っていましたが、思ったより真ん中にいくことが多かったので、今日は大丈夫でした。


横塚 今日はもう散々で、調子は悪かったと思います。自分がやりたかったこととできなかったことが分からなくなってしまって。今日は他のメンバーに助けてもらったので本当にありがとうございますという感じです。このままだと、自分は4人目に入っても使える選手ではないと実感したので、使える選手として試合に臨めるよう調整が必要だと思いました。


矢原 体調面も良く、久々の試合ですごく楽しみでしっかり準備できたので良かったです。感覚も自信をもって射(う)てて、やろうと思ったところでちゃんと攻めることもでき、感覚的には悪くなかったです。でも久しぶりで風への対応が難しかったり、経験を活かせなかった部分で点数が出なかったのかなと思います。


髙見 長崎も早稲田もあまり風がない射場なので風の練習ができていなくて、それで風に惑わされたかなと思います。元々早く射つのが強みでぽんぽん打とうと思っていたのですが、スピードを意識しすぎてきちんと風を読めずにミスすることが多かったのが課題かと。でも風のミスをカバーできる点数を出せた部分も6回の中であったので、そういうのは学べる試合でした。


――環境面のコンディションは


矢原 風はテントが揺れるくらいありました。


横塚 元々ここは風がある射場として有名なのである程度覚悟はしていたのですが・・・。


矢原 久しぶりの試合なので無風が良かったです(笑)。


横塚 今後は風への対応も考えなければいけませんね。暑さは所沢キャンパスの方が全然暑いです(笑)。


久々の試合となった横塚

――今日の試合で見つかった課題や反省点は


中村 自分の中でやると決めていたことは大体できたと思いますが、ちょっとでも風が無いときに射とうとしたり、「見極めなきゃ」と思いすぎて、射つテンポが悪くなってしまいました。それを克服するために北海道で練習してきたつもりですが、まだ風が吹くと甘いので、思い切って射てるよう練習を重ねたいと思います。


横塚 私は反省だらけの試合でした。去年の試合を思い返しても風が強い時に点数が出た試しがなくて。成長していない部分だなと反省しつつ、逆に今後課題になるのはそういう中で自分がどう射てば点数が出るのかということと、風の中で大切なのは自信を持って早く射つところなので、しっかり自分がどう動いたら射てるし当たるのかをもっと体に叩き込まないと、練習ではできても実戦ではできないなと思いました。


矢原 課題は今までの試合を思い出せなかったことや、ただ試合を楽しんでいて焦ったりちょっと外した時の対応が遅れたことです。様々な状況を想定して試合前にこの風が吹いたらこう射つとか、そういうのを明確にしておくイメージトレーニングや、風がない射場で練習していても関東の試合は風のある射場が多いので、日頃からその対策をする練習をしていけたらなと思います。


髙見 風を気にせずリズムだけを気にしてしまって流される矢が多かったので、風を読むことを意識したいと思います。高校時代はコーチ頼りな部分があって自立していない選手だったのですが、ちゃんと自分で読めるような選手になったほうが強いと思うので、自分で分析できるような選手にならないとな、と。風や押し引きのバランスもしっかり練習していこうと思います。


――では逆に、今日の良かった点は


中村 自分でやると決めた、風が強い中でしっかり押そうという点はできたのが良かったです。昨日の練習で弓具のトラブルがあったのですが、周りの人に助けられましたし、それで逆に吹っ切れて緊張もせずに臨めたので精神的にもいい感じで臨めたかなと。


横塚 今日は点数が全く出なかったのですが、強いて挙げるならば、最後まで投げやりにならず、次に繋げられるようにと考えながら射てたのは良かったことかなと思います。私は気分が外に漏れやすいので、当たってないとき不機嫌になるのを治したほうがいいなと思います。今日は王座の予選ということでだいぶ気負ってしまった部分もあり、当たらなかったことに対して色々思うことはありますが、自分でそれを一度飲み込んで最後まで諦めずに射てたのは良かった点です。


矢原 今日は楽しめたのが良かった点です。久々の試合がすごく楽しかったです。楽しくやらないとやっぱり点数も出ないしそんなに緊張しすぎず、いい緊張で。点数が低いとき真顔で考え込むので、雰囲気を悪くしてしまうときがあるのですが、今日は楽しかったからこそそれが無くて良かったと思います。


髙見 私は久しぶりの風で動揺した部分もありましたが、覚悟していたので焦ることは無く、次に繋げられるように考えられたので良かったです。


楽しんで射てたという矢原

――メンバーが横に並んで射つかたちでしたが、お互い意識していましたか


中村 愛佳とは遠かったので、話しかけたりはしなかったですね。


横塚 コロナ対策ということもあり、的の間隔は広く、人数は少ないのでそんなにコミュニケーションも取ることもなく休憩中に少し話せる程度でしたね。


矢原 今回はチームの人のことは全然気にならなかったです。遠いのもありましたし、一人で楽しんでいたので(笑)。いつもはコミュニケーション取るタイプなのですがそんなことも忘れていた気がします。どちらかというと、チームの点数より敵対視している日体大の方を気にしていました(笑)。


髙見 私も意識したというより先輩たちがいるから気楽に射てた部分もあります。自分が失敗しても先輩が当ててくれるというような安心感がありました。


――今日の試合の目標や、結果についてどう思われますか


中村 点数は620点を目標としていて、達成できました。押そうとだけ考えていましたがそれが上手くはまったかなという感じで、そこそこ達成できたかなと思います。


横塚 私は逆に今回点数ばかりに集中すると余計緊張して当たらないと思っていたので、点数よりフォームを意識しました。でも矢がまとまらなかったので・・・。自分が「できた!」と思っても、射って外れていた時に果たしてそれはできていたのかが最後まで分からなくて。意識はしていたのですが果たしてそれが実行できていたのかという感じです。


矢原 目標は楽に打つことと楽しむことだったので、点数は全然満足していないし風への対応など満足できていないことはたくさんありますが、目標自体は達成できました。


髙見 点数目標を作らずに臨んで、それが点数に執着できなかった部分かなと反省ですね。私の最近の目標が押し手を残して打つことで、今日は風が強くて弓を振ってしまうことが多かったので、達成度は半々かなと思うのですが、以前に比べれば点数の出る射が増えてきたので、そういう意味では収穫のある試合でした。


――チームとしての目標はありましたか


中村 今回の試合はあまり切羽詰まった試合ではなく、とりあえずみんな射ち切るということを目標としていて。王座では3人で1860点が目標なので、その練習のような位置付けで臨んでいました。


――点数は日体大を抑え1812点となりましたが、この結果に対してどう感じていますか


矢原 関東一位というのは嬉しいです(笑)。でも今日の点数は低かったので引きずる部分はあるのですが。先輩に頼りすぎた部分があったので。


髙見 同じくです(笑)。練習します。


大学デビューとなったルーキー髙見

――髙見さんは大学初試合でしたが、高校の時との違いはありましたか


髙見 コーチがいないという点ですね。大学生は自立して練習するというイメージがあって、お互いに教え合うことで技術を高めることが多くてすごいなと。私は高校のときは寮生活で毎日教えてくれるコーチがいて、試合のときもいつも見てくれるという感じで、自分で考えて射つことがあまりなくて。そういう意味で大学は練習でお互いに教え合うというのが一番の違いです。自分でやることは最初すごく不安でしたが、やってみると、自分でちゃんと考える時間があるし自分の発見にも繋がるのでいいことが多いなと思います。あとは試合形式は変わらないので、ユニフォームくらいですね(笑)。本当に困ったときはコーチに連絡をすることもありますが、基本は自立しようと思っているので先輩に聞くことが多いです。


――大学での目標はありますか


髙見 部の目標が王座制覇で、大学に来たからにはそれに貢献できる選手になりたいなと。「東は日体、西は近大」と言われがちなアーチェリー界ですが、そこに食い込める、東は早稲田だよねと言われるようにがんばっていきたいと思っています。


――中村選手は主将として、新体制での初戦ですが、チームとして今大会にはどのような意識を持っていましたか


中村 日体大には勝ちたいなと私は勝手に思っていましたが、射てば大丈夫だと思っていて。私は主将になったとはいえ周りが支えてくれるので、大したことはしていませんが。チームとしては前哨戦という感じで、結果的に日体大に勝てたので嬉しいです。


――これからどのようなチームにしていきたいですか


中村 最終目標は王座制覇で、今年9月の王座と来年6月の王座に向けてみんなで動いていくと思います。女子のレベルは元々高くて熱心に練習に励んでくれるので、みんながのびのびとやっていけるようにしたいなと思っています。


――王座に向けてどのように準備していきたいと思いますか


中村 これから王座まで1ヶ月弱あり、その間に選考が終わって夏合宿の代わりの集中練習があるのでそこで色々なことに取り組みたいと思っています。去年の王座での反省点が、強風の中でぽんぽん打てず「今の風失敗したな」という反省ばかりだったので、早く射てるように、愛佳さんを見習って練習したいなと思います。


横塚 今の自分の状況だと、例え(メンバーに)入れたとしてもチームに貢献するところまで達していなくて、まだフォームなどに不安が残るので、地道にそこを解消して早く射つように改善したいと思います。チームとしては新しく入ってくれた1年生もいるので、チーム全体としてみんなで王座に向けて取り組んでいけるような環境づくりもしたいです。


矢原 自分は負けず嫌いなので、勝ちたい気持ちを常に忘れず練習していこうと思います。70メートルを射ち始めたのが8月の頭で、まだあまり経っていませんがそんなに点数が落ちていなかったり、風の中でも、満足はできませんが意外と保てているということで、あと1ヶ月以上あればもっと伸びると思います。勝つというモチベーションを維持して、まだまだいけるという自信をもって練習に励みたいと思います。


髙見 私は王座に向けて緊張した場面でちゃんと点数を出せる選手にならないとなと思うので、練習から自分にプレッシャーをかけていこうと思います。リズムに関しては、練習の時ぽんぽん射ってしまって適当になる射もあるので、それをなくしていこうと思います。


――最後に、王座に向けての意気込みをお願いします


中村 私は3回目の王座になりますが、今までの2回はすごく悔しい思いをして涙を流してきました。今年は59代の先輩方と臨んで王座制覇するつもりではあったのですが、それができなくなってしまって本当に残念なのですが、先輩方の意志を継ぎ、60代のみんなと絶対に王座制覇したいなと思います。


横塚 個人としては選手に選ばれて、選ばれたらもちろん制覇に向けて一生懸命やっていこうと思います。59代の先輩方と出る予定だった王座が延期になってしまったのもあるのですが、逆に私はチャンスをもらったと思って今回の王座に臨みたいです。来年6月の王座に向けてでもありますし、60代始まったばかりですがこれを機に一つになれればいいなと。そのためのチームづくりとして自分ができることをやっていきたいと思います。


矢原 王座はやっぱり大舞台ですが、それを楽しかったと言えるような準備や余裕、モチベーションを持って、先輩後輩に頼りすぎず、雰囲気や点数で貢献できるようにがんばります。


髙見 王座は大学の中で一番盛り上がるような試合で、無観客になったのは残念ではあります。でも1年生として先輩方と団体で組める最初の大会になるので、1年生らしく元気にがんばりたいと思います。王座制覇にしっかり貢献できる点数を射てるように練習します!


5位に入り調子の良さを見せた高橋

高橋優(社学2=岐阜・聖マリア女学院)


――部の活動が自粛していた期間はどのような練習をしていましたか


 3月の下旬に帰省して、そのあとはずっと地元で練習していました。自粛期間の4月、5月に筋トレなどのトレーニング系をしっかりやっていたので、6月と8月に自分の記録を更新したり、いい感じで半年間調整できていたかなと思います。


――活動自粛期間の前後で感覚の変化は


 自粛期間に入る前が調子が悪くて。その後緊急事態宣言で1カ月くらいちゃんと射てない時期はあったんですが、そこでもう一度体を作り直したり、5月6月から自分で練習を始めることで、射ちたいときはいっぱい射つし、体が痛いなと思う時は休むなど、練習のリズムが自分の中で出来てきたので、いい調整ができていたかなと思います。


――では調子は上がっていたのでしょうか


 全体的には上がってきていて、(8月)9日の試合では8年間のアーチェリーの中で一番良い点数が出ていたんですが、そこから少し調子が落ちてきていて。試合2日前の、試合前に練習できる最終日で押し手を少し変えて、本選はチャレンジ、フォームを試す機会だと思って臨んでいました。通過点の一つとして、調整したものを試す場という意識で臨みました。


――2日前は急ではなかったのですか


 そうですね、自分の一番良い状態を持って行きたいという気持ちもあって、点数が少しずつ下がっていた時に前から直した方がいいと言われていた部分だったので。ぎりぎりだなとは思ったんですが、次につながる試合になればいいかなと思って、思い切ってがらっとフォームを変えました。


――フォームを変えた感触は


 72本のうち、すごく感覚の良い射が半分くらいで、あまりできなかったという射が半分くらいでした。特に外しが大きくて、1点やM(的に当たっていない射)もありました。すごく黄色(の的)に当たるなという回もあれば、ためた点数を一瞬で台無しにしてしまうミスも目立ったので、できた射とできなかった射の差が激しい結果になりました。


――今回の試合の良かったポイントと課題は


 全体的に時間がぎりぎりになっていて、残り1分で4本残っていたりとか、風が気になってしまって射てずに風を読んでいたり引き戻したりということが多かったので、残り10秒とかになっても諦めずに射ちきったことがよかったかなと思います。課題としては自分の射に集中しないといけないところを、風などの外部の環境に影響されて時間がぎりぎりになることがあったので、今後の練習は4分で6射射つなど、どうやって時間内に6本射つかを研究したいです。


――点数に関してはいかがでしたか


 9日の点数より昨日の点数は40点くらい下がっていて。記録会で地元の人と一緒に射つという環境と、インカレで全国を目指す同年代の人と72本に集中して射つというのは全然違うなというのを感じました。


――これからの意気込みをお願いします


 コロナウイルスの感染拡大で試合がなくなったり時期がずれたりということも多くなって目標が立てづらいんですが、県内の小さな大会でも学連の大事な大会でも、今できることを一つ一つやっていけたらいいなと思います。


(写真 部員提供)

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