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準硬式野球部

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2020.04.29

【連載】準硬式野球部応援企画『結束』 第3回 岡島辰義×関口柊

岡島辰義選手(政経3=東京・国際基督教大高)

 「自分のレベルが低い事を自覚している」と自らを謙虚に見つめ、向上心を持って日々の練習に汗を流す。「3年生の中で1番真面目」との声も聞かれる岡島辰義(政経3=東京・国際基督教大高)は、メンバー入りを目指して努力を続けている。

『走力』が持ち味の岡島

 チームメイトからは「とてつもなく足が速い」、「守備や走塁に関しては群を抜いてセンスがある」と評される岡島。自身も、持ち味である『走力』を生かしたプレーを目指す。守備練習では「諦めずにボールを追うこと」を意識し、守備範囲を広げている。また、地道な練習により送球の精度の向上を実感。外野手としての技術を高めることに成功した。一方、一番の課題として挙げるのはバッティングだ。自主練習ではバッティングを中心的に取り組み、弱点の克服に努めている。

 大学でも野球を続けたいという思いと、父と兄が準硬式野球出身であったこともあり入部を決めた岡島。早大準硬式野球部の良さは「レベルが高く、学年関係なく仲の良い」こと。学年の壁を感じさせずに切磋琢磨出来るこのチームは、岡島の誇りだ。同期は下級生時代から主力として活躍する選手が多く、個性豊かだ。後輩は学年の壁を越えて練習に誘ってくれる。そんなチームメイトに、岡島は積極的にアドバイスを求め、成長の糧にしているそうだ。高い技術を持った仲間たちに追いつくため、日々少しでも前進したい。その思いこそが、岡島が誰より「真面目」に練習に取り組む理由である。

 岡島は「メンバー入りできなかったとしても練習の補助や他大学の偵察などを通じてチームの勝利に貢献したい」とチームへの思いを口にした。しかし、今年度の目標であるメンバー入りは何としても叶えたいところだろう。レベルが高い早大準硬式野球部の中でベンチでの居場所をつかむには、走攻守の各方面でのレベルアップが欠かせない。守備や走塁といった得意を伸ばし、苦手とするバッティングを克服すること。『言うは易く行うは難し』だが、岡島には人一倍の努力ができるという才能がある。不断の努力の先にメンバー入りを果たし、グラウンドで活躍する岡島の姿が見たい。

☆岡島辰義って、どんな選手?

 岡島が一番一緒にいる時間が長い選手としてあげたのは、今回特集されている関口だ。そんな関口に、岡島がどんな選手なのか伺った。

関口 練習熱心で、弱点克服のために努力を怠らない選手です。視野が広く誰よりも率先して行動できる選手です。同学年の中で一番尊敬しています。

(記事 新井万里奈、写真 準硬式野球部提供)

関口柊選手(スポ3=東京・穎明館)

 「おうち時間に初心者でもできるオススメの筋トレを教えてください」という質問に300字を超える熱い回答を寄せてくれた選手がいた。準硬式野球部一の肉体を誇る、関口柊(スポ3=東京・穎明館)だ。広背筋、三角筋が特に自慢だという関口が筋トレを始めたのは、OBの徳島有樹(平31スポ卒)に誘われたことがきっかけだった。「正しい知識を身につけ妥協せずに自分を追い込めば体は大きくなるので、とてもやりがいを感じる」と、努力が必ず結果に結びつく点を筋トレの魅力としてあげた関口。その筋トレはもちろん野球にも生かされた。日々の鍛錬で培われた強靭な体は、打球を遠くまで飛ばすことができる。チームメイトも認めるこのパンチ力は、関口の武器の一つだ。

昨年の夏季オープン戦で活躍を見せた関口

 そんな関口が準硬式野球部への入部を決めたのは、学業、野球、プライベートを充実させてメリハリのある大学生活を送るためだった。しかし、これまでの2年間には納得できていない。それはAチームとBチームの狭間にいる期間が長く、アピールする機会を与えられてもなかなか結果を出せなかったからだ。そういった自分を象徴するような試合があった。「自分の弱点がかなり露呈し、実力差を感じた試合だったので絶対に忘れません」。1年時の秋季リーグ立教戦、代打として初めて打席に立ったものの、一死1、3塁のチャンスをゲッツーで潰した。チームは勝利を収めたものの、悔しい記憶として脳に刻まれている。

 ベンチメンバーから外れることの多かった関口は、プレー以外の面でチームに貢献しようと奮闘してきた。「サポートに徹する人が多ければ多いほどチームはより強くなる」。それが偵察部隊としてチームを支えてきた関口の信条だ。そんな彼が、野球の、勝つために必要な役割が多くあり皆で勝利を共有できるところに魅力を感じたのも、納得がいく。8月に開催予定の全日本大学選手権(全日)でも、関口が偵察部隊として貢献する姿を見られることだろう。もちろん、プレーで貢献するための努力も怠ってはいない。課題に感じていたミート力を身につけるため、アメリカ独立リーグで監督を務めている人物に師事しながら、打撃フォームの改善に取り組んでいる。目標はオリックス・バファローズの吉田正尚選手。力感のない大きなスイングが理想だ。

 最後に今年度の目標を聞くと「なんとか代打枠としてメンバーに入りたいです。長打にこだわって代打として活躍できるように練習していきます」という回答が返ってきた。一体、どうして代打なのだろうか。それは、自分の置かれた状況を冷静に分析した結果出た答えだった。上級生になった今、「スタメンとして試合に出るのは現実的ではない」と関口は考えたのだ。「フォア・ザ・チーム」の姿勢を貫く関口らしい結論だ。彼ならきっと、絶大なパンチ力でチームに決勝点をもたらしてくれるに違いない。

☆関口柊って、どんな選手?

 関口が「同学年の中で一番尊敬している選手」として名前をあげたのが岡島だ。そんな岡島に、関口とはどのような選手なのか伺った。

岡島 関口はキャッチボール相手であり、同期の中で一番一緒にいる時間が長いです。同じ外野手として常に切磋琢磨(せっさたくま)して成長できていると思います。筋肉が大好きで入部当初とは見違えるほど体が大きくなりました。バッティングやウエイトトレーニングなどについて詳しく説明してくれます。ストイックで継続力のある人です。

☆おうち時間にできる!関口選手おすすめ筋トレ

 関口は、部活動引退後にフィジーク(逆三角形の肉体美を見せるボディビルに類似した競技)の大会に出るべく、バルクアップ(体を大きくしていくこと)にも取り組んでいるという。そんな関口が初心者にオススメする筋トレを紹介したい。まずは腕立て伏せ。「ワイド、ノーマル、ナローと手幅を変えればかなりのバリエーションで刺激を与えることができる」のだそう。次に挙げた懸垂は、「ポジティブ動作をジャンプで上がって、ネガティブ動作を広背筋で耐える」と効果的だそうだ。最後に挙げたのはアブローラーを使った腹筋運動。この3つの筋トレを取り入れることで胸筋と背筋、腹筋がしっかり鍛えられ、体の印象がかなり変わるのだそうだ。関口がおすすめする筋トレを、おうち時間に取り組んでみてはいかがだろうか。

(記事 姉﨑珠有、写真 池田有輝)

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