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野球部

2020.03.12

春季オープン戦 3月12日 安部球場

投打共に精彩を欠き大敗 おのおのの課題が露呈する結果に/武蔵大戦

TEAM
武蔵大 11
早 大
(早)●佐竹、服部、伊藤、中川広、赤嶺―尾﨑、村田
◇(二塁打)鈴木萌、橘内 ◇(本塁打)村田

 春の暖かな日差しが差し込む中、首都大学野球連盟の強豪・武蔵大を迎えて行われたこの日のオープン戦。この試合は、東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)のレギュラー獲得、ベンチ入りを目指す選手たちが多く出場した。早大は初回に橘内俊治(教3=東京・早実)が適時二塁打を放ち、幸先よく先制する。しかし、直後に同点に追い付かれると、3回には勝ち越しを許してしまう。以降は投打共に振るわず、終わってみれば3-11と大敗を喫した。

 早大の先発は佐竹洋政(商2=東京・早大学院)。初回は勢いのある直球がさえ、相手打線を三者凡退に打ち取る。しかし、チームが先制した直後の2回。変化球の制球に苦しみ、2死一、三塁のピンチを招くと、ストライクを欲しがった直球を中前に痛打され、同点を許す。続く3回には、相手の4番打者に左中間を破る2点適時三塁打を浴び、あっさりと逆転されてしまった。これ以降両チーム点が入らずに迎えた6回。服部雅生(社3=東京・早実)が三塁線を破る二塁打を打たれると、スタートを切っていた一塁走者が一気に生還し、4点目を奪われる。続く7回にもルーキー伊藤大征(社1=東京・早実)が1失点。失策や四球を起点に失点を許す展開が続いた。

 
一方の打線は初回。1番・鈴木萌斗(スポ3=栃木・作新学院)が初球をたたき、中堅手の頭上を越える二塁打で出塁すると、3番・橘内も中堅手の頭上を襲う二塁打を放ち先制に成功する。しかし、ここで橘内が二塁をオーバーラン。タッチアウトになり、流れを失ってしまう。2回以降の打線は、相手先発投手の多彩な変化球と、2番手投手のスピンの効いた直球を前に沈黙。7回途中まで無安打と完璧に抑え込まれ、反撃の糸口すらつかむことができない。

相手1番打者の打球を見つめる中川広。3ランとなった

 そして、1-5で迎えた9回。4番手・中川広渡(スポ2=東京・早実)が安打と2つの四球で無死満塁のピンチを招くと、暴投でまず1点を献上。さらに2点を失い、1死二、三塁となおもピンチが続く。ここで迎えた1番打者が放った大きな飛球は、風にも乗り3ランとなった。一方の打線も最終回に一矢報いる。途中出場の村田大誠(文構4=福井・高志)が2ボールからの3球目をフルスイング。打球は左中間防球ネットの上段に直撃する特大のソロ本塁打となった。さらに、2死一、三塁から、鈴木に一塁強襲の適時打が飛び出すが、反撃もここまで。投打で力不足を露呈し、完敗を喫した。

特大のソロ本塁打を放つ村田

 レギュラー選手以外が出場したこの試合。投手陣は、5投手で13四死球を与えるなど制球に苦しむ場面が目立った。変化球でストライクを取れずに、打者有利の状況からストライクを欲しがった直球を痛打されることは一度や二度ではなかった。一方の打線では、レギュラー奪取も見据える鈴木と橘内だけでなく、村田も長打力を見せ、代打枠入りへアピールに成功。しかし、橘内の走塁ミスや、打線全体が好投手相手に淡々とアウトを積み重ねてしまった点は、反省材料だ。春季リーグ戦の開幕まで、残された時間は少なくなっている。自分のポジションを確保するための戦いは、より激しさを増していくばかりだ。

(記事 杉﨑智哉、写真 榎本紗凡、後藤泉稀)

 

※記事中の学年は新年度のものです。

 

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