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庭球部

2020.02.23

関東学生新進選手権 2月22日 早大東伏見テニスコート

『チームとしても大きな意味がある』勝利。丹下が新進優勝!

 最終日を迎えた関東学生新進選手権(新進)。各種目の決勝が、この日行われた。早大からは、男子シングルスに丹下将太(教1=東京・早実)が出場。準決勝の樋口廉太郎副将(スポ3=福岡・柳川)との対戦では樋口に1ゲームしか許さないなど、ここまで圧倒的な勝ち上がりを見せてきた白藤成(慶大)との対戦となった。試合はラリー戦で白藤のバックを効果的に突いた丹下が、終始ペースを握る。ファーストセットを6ー3で取ると、セカンドセットも6−2で獲得。ストレートでの勝利を収めた丹下が、見事新進優勝を果たした。

丹下はバックの打ち合いから主導権を握った

 「相手のボールスピードがかなり早かったので、そのスピードに早く慣れること」。試合前から相手の強烈なサーブとフォアを強く意識していた丹下は、最初のサービスゲームをブレイクされても、慌てることはなかった。「フォアが良かったので、バックの打ち合いに持っていきました」と、狙い通りにラリー戦を展開。すぐさまブレークに成功すると、その後は今大会好調なフォアを織り交ぜた攻撃で、相手を押し込んでいく。「チャンスがあったらしっかりストレートに展開する」と、試合前から『思い描いていたプレー』を実践した丹下。主導権を握ることに成功し、ファーストセットを6ー3で獲得した。

 セカンドセットは、勢いに乗った丹下が5ゲームを連続で獲得するなど、さらに相手を圧倒。「自分から攻めて打ち抜けるポイントがあった」と、試合開始前に想定していた粘りのテニスではなく、攻めのテニスをできるようになったことで、精神的に余裕ができたことが大きかった。相手もプレッシャーを感じたのかミスが目立ち、一方的な展開に。最後まで相手に流れを渡さず、丹下は新進優勝を勝ち取った。

ガッツポーズを見せる丹下

 「慶應で戦力になってくるだろう相手を倒せたことはチームとしても大きな意味があると思います」と、丹下は試合後に勝利を振り返った。今大会でベスト4に入った小久保蓮(スポ1=愛知・名古屋)とともに、将来を見据え、昨年の関東大学リーグで丹下は出番をもらった。シングルスのレギュラーが2人抜けてしまったチームの現状を鑑みると、今大会の好結果はチームにとっても大きいものとなったのではないだろうか。これまで「思うような結果を残せていなかった」丹下ではあるが、前人未到の『王座16連覇』を目指すチームの一員として、活躍を披露していきたいところだ。

(記事 大島悠希 写真 小原央)

チャンピオンスピーチ

丹下将太 
まず初めに大会を運営して下さった学連の皆さま、本当にありがとうございました。今大会では大学に入学してから思うような結果を残せていなかったので、優勝できてとてもうれしいです。チームとしても男子シングルスはベスト4に3名、ダブルスではベスト4に1組が残って、早稲田の強さを示せたいい大会だったかなと思っています。最後に朝早くから応援して下さった部員の皆さま、ありがとうございました。本日は本当にありがとうございました。

結果

男子シングルス
▽準決勝
○丹下将太 [6−3、6−2] 白藤成(慶大)

最終結果

男子シングルス
▽優勝
丹下将太
▽ベスト4
樋口廉太郎副将
小久保蓮
▽3回戦
武藤洸希(スポ2=東京・大成)
▽2回戦
名越大地(社2=兵庫・相生学院)
渡部将伍(教1=東京・早実)
▽1回戦
堀凌輔副将(社3=福岡・柳川)
本多映好(社3=岩手)

男子ダブルス
▽ベスト4
畠山尚(スポ2=神奈川・湘南工大付)・増田健吾(社1=東京・早実)組
▽2回戦
藤井颯大(スポ3=京都・同志社国際)・本多映好組
▽1回戦
樋口廉太郎副将・渡部将伍組

女子シングルス
▽ベスト4
安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)
▽ベスト8
石川琴実(社1=東京・白鵬女子)
押川千夏(社1=福井・仁愛女子)
▽3回戦
下地奈緒副将(社3=沖縄尚学)
▽2回戦
前田優歩(スポ1=沖縄尚学)
松田岬(スポ1=東京・淑徳)
渡邉早和子(社1=愛媛・新田)
▽1回戦
山田菜津子(文構3=石川・大聖寺)
米原さくら(スポ3=埼玉・秀明英光)
杉田栞(社2=埼玉・山村学園)
松田望愛(文構1=東京・早実)

女子ダブルス
▽ベスト8
安藤優希・渡邉早和子組
▽2回戦
押川千夏・前田優歩組
米原さくら・松田望愛組
▽1回戦
杉田栞・松田岬組

コメント

丹下将太(教1=東京・早実)

――優勝した今の率直な気持ちをお願いします

大学入ってから結果が残せていなかったので、優勝できて素直にうれしいです。優勝を目標に今大会臨んでいたので、ほっとしています。

――どのような対策をして、決勝に臨みましたか

昨日樋口(廣太郎副将、スポ3=福岡・柳川)さんが対戦して圧倒されていたので、それだけ攻撃力があるということは意識して、臨みました。(圧倒的な攻撃が)続かないだろうと思っていたので、ベースは粘り強く戦うことを意識しまして、自分から取りにいくポイントも大切ですが、粘って相手にミスをさせるプレーを意識しました。また、分析委員の加藤翼(社3=和歌山・慶風)さんから必ずミスが増える時間帯がくると言う風に言われていたので、辛抱強く戦う事も意識しました。きょうの試合で勝てたのは分析委員の加藤さんのおかげです(笑)

――バックを中心に狙ってプレーされてましたが

(相手は)フォアが良かったので、バックの打ち合いに持っていきました。今大会自分もバックの調子が良かったので、自信を持ってクロスの打ち合いでも相手を押し込めたと思いますし、チャンスがあったらしっかりストレートに展開することができていたので、自分の思い描いていたプレーをできたのかなと思います。

――サーブはどうでしたか

サーブは全体的に確率は良い方ではなかったですが、要所でしっかりファーストサーブを入れることができて良かったです。風も強かったので、セカンドサーブになると相手も攻撃してくると思ったので、きょうはスピード重視というよりも回転を多く掛けて確率重視で戦うように意識しました。

――ファーストゲームはいきなり相手にブレークを許す展開となりましたが

相手のボールスピードがかなり早かったので、そのスピードに早く慣れることを試合前に意識しました。最初のサービスゲームは落としてしまったのですが、そこまで(相手のサーブに)慣れるのに時間は掛からなかったです。

――直後にブレークをされましたが

相手のボールスピードに1ゲームで対応できたことが、良かったと思います。

――相手に勝てると感じた瞬間はありましたか

試合の中盤でフォア同士のラリーが続いた時があって、そこで何球か自分から攻めて打ち抜けるポイントがあったので、自分のストロークで押していける感じがありました。自分の気持ちに余裕ができたのもありますし、相手にプレッシャーを与えることができたと思います。

――今大会を総括すると

1回戦から準々決勝まではいい形で勝ち上がってこれて、きのうの準決勝は難しい試合展開で、技術的な差は少なくて、気持ちの面で勝てたということが、大会を通して大きな収穫になったと思います。まずは決勝戦で、慶應で戦力になってくるだろう相手を倒せたことはチームとしても大きな意味があると思います。

――今後の春関(関東学生トーナメント)に向けての意気込みは

新一年生も春から新しく入ってくるのでそこの人たちに負けないように。今回優勝しましたが、さらに上を目指して。春関でも優勝を目指して頑張っていきたいと思います。