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庭球部

2020.02.20

関東学生新進選手権 2月19日 早大東伏見テニスコートほか

シングルスは男女ともに3人がベスト8入り!畠山・増田組はベスト4に

 連日熱戦が繰り広げられている関東学生新進選手権(新進)。この日はシングルスの3回戦とダブルスの準々決勝が行われた。シングルスは男女ともに3人が準々決勝進出を果たした。女子ダブルスは安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)、渡邉早和子(社1=愛媛・新田)組が敗れ、トーナメントから早大勢が姿を消した。一方で男子ダブルスは、畠山尚(スポ2=神奈川・湘南工大付)・増田健吾(社1=東京・早実)組がベスト4入りした。

★丹下が圧倒!小久保は好調な武藤との同士討ちを制する(男子シングルス)

丹下はサーブとフォアで相手を圧倒した

 丹下将太(教1=東京・早実)は3回戦で清水奎吾(亜大)との対戦に臨んだ。ファーストセットでは序盤から相手のサーブを相手のコート奥深くまでリターンするなど、ゲームを掌握(しょうあく)。攻めの姿勢で、好スタートを切った。またフォアの打ち合いでは相手の攻撃パターンをうまくつかみきれた丹下が終始リードを保ち、6ー1で相手を圧倒した。続くセカンドセットでは「大事な場面でファーストサーブがいいところに入ったので、攻撃の芽を摘むことができた」(丹下)と振り返るように、サーブがいいところに決まる。1セットも落とさずストレート勝ちで、勝利を決めた。
 樋口廣太郎副将(スポ3=福岡・柳川)の試合は一進一退の攻防が続いたものの、相手選手の気迫に動じることなく落ち着いたプレーを披露。7ー6(2)、6ー4で激闘を制した。小久保蓮(スポ1=愛知・名古屋)の3回戦は武藤洸希(スポ2=東京・大成)との同士討ち。第1ゲームからデュースが続く展開となったが、終盤第8ゲームでブレークを喫した武藤が続けて2ゲームを獲得しファーストセットを6ー4で取った。続くセカンドセットでは小久保のネットミスが目立つも、持ち味の粘りを見せ、7ー5でセカンドセットを小久保が取った。勝敗がファイナルセットにもつれこむと、お互いに一歩も譲らない激戦に。第9ゲームで小久保がブレークに成功し、その後第10ゲームでサービスキープをした小久保が逆転勝ちを収めた。

★畠山・増田組がベスト4入り(男子ダブルス)

積極的に前に出た畠山・増田組

 ベスト4入りをかけた一戦で、畠山・増田組は躍動した。第2ゲームから5ゲーム連続でセットを獲得し、ファーストセットを6ー2で取り、流れに乗る。セカンドセットも積極的に両者は前に出て、相手にプレッシャーをかけた。セカンドセットを6ー3で獲得し、勝利を収めた畠山・増田組。得意とするサービスゲームでも強気の攻めを見せ、相手に1回もブレークを許さなかった。
 畠山、増田はペアを組んで、2年目を迎える。昨年は全日本学生選手権(インカレ)でベスト16入りを果たすなど、成長が著しい。リスクを恐れずプレッシャーをかける姿勢は、今大会も好結果につながっている。強気の攻めを武器に、新進の頂点に突き進んでいく。

★ベスト8に3選手が進出!(女子シングルス)

押川は下地を破った

 女子シングルス3回戦では、押川千夏(社1=福井・仁愛女子)と下地奈緒副将(社3=沖縄尚学)の同士討ちが行われた。序盤こそ両者拮抗(きっこう)した展開となるが、第4ゲームで押川がブレイクをすると、一気に流れが押川に傾く。ファーストセットを6ー2で取ると、セカンドセットは粘り強さが持ち味である下地に、一切付け入る隙を与えなかった。石川琴実(社1=東京・白鵬女子)は、日大の柿澤明里と対戦。ファーストセット・セカンドセットともに一進一退の攻防が続いたが、両セットとも終盤に逆転するなど、要所を抑えた石川が勝利を収めた。安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)は、衛藤佳奈(専大)を相手にセットカウント6ー2、6−1で勝利。ファーストサーブの安定感が、この日の完勝を導いた。「リターンゲームを落としても自分のサービスがあるから大丈夫」と、落ち着いてプレー。相手にもミスが目立つなど、精神的に有利な状況で終始ゲームをコントロールした。ベスト4を懸けて、3選手は準々決勝に挑む。

★安藤・渡邉組は準決勝進出ならず(女子ダブルス)

安藤・渡邉組はあと一歩及ばなかった

 女子ダブルスは唯一の勝ち残りである安藤・渡邉組がベスト4を懸けた一戦に登場。出だしから一進一退の展開となった。ラリー戦で相手を崩し、ボレーで仕留めるスタイルはこの日も健在。第6ゲームにはブレークを許したものの、直後にブレークバックを決めるなど要所を締めた。だが「チャンスが来かけているというところで、つかみ切れなった」(安藤)と、浮足立つ早大ペア。するとゲームカウント4-5から迎えたサービスゲームは、自身のミスと微妙な判定が重なりキープできず、このセットを落としてしまう。
 セカンドセットは一転ブレーク合戦に。実に7ゲームがデュースにもつれるなど、激しい攻防が繰り広げられた。流れの読めないシーソーゲームの中で、安藤、渡邉組は勝負どころであと一本が出ない。「アドバンテージを握っているのに簡単なミスをしてしまった」(渡邉)と流れに乗り切れず。「勝敗のことばかりを考えすぎた」(安藤)と、いつしか動きは硬くなっていた。プレッシャーに苦しんだ早大ペアはゲームカウント4-2から4本を立て続けに奪われ勝負あり。白星にあと一歩届かなかった。
 ストレートでの敗北とは言え、最後まで接戦となったこのゲーム。気持ちが空回り、ベスト4入りはならなかったが、「同じ失敗を繰り返さないように」(渡邉)とスコア以上の経験を積むことができただろう。おのれへの『不甲斐なさ』を、今後への自信につなげることができるだろうか。

(記事 大島悠希、小原央、榎本紗凡 写真 大島悠希、関飛人)

結果

男子シングルス
▽3回戦
◯小久保蓮 [4-6、7-5、6-4] ●武藤洸希
◯丹下将太 [6-1、6-0] 清水奎吾(亜大)
◯樋口廣太郎 [7-6(2)、6-4] 賀川稜太(法大)


男子ダブルス
▽準々決勝
◯畠山尚・増田健吾組 [6-2、6-3] 高橋和宏・高島嶺組(専大)


女子シングルス
▽3回戦
◯石川琴実 [6-4、7-6(4)] 柿澤明里(日大)
◯安藤優希 [6-2、6-1] 衛藤佳奈(専大)
◯押川千夏 [6-2、6-0] ●下地奈緒


女子ダブルス
▽準々決勝
●安藤優希・渡邉早和子 [4-6、4-6] 倉島愛・小林彩夕里(立大)

コメント

武藤洸希(スポ2=東京・大成)

――今大会は1回戦、2回戦ほとんどゲームを落とさずに上がってきましたが調子はどうですか

調子はすごい良かったんですけど。まあ相手もその強い選手だったので、まあ調子良くて五分五分くらいかなと思ってたんで、まあ勝てそうだったんですけどまあ途中で足をつったのもあってちょっと悔しい試合となりましたね。

――大会前はどのような練習をされてきましたか

大会前はなんか今冬なんで結構走り込みとか結構キツめな練習をやって、体力向上みたいな期間だったんが、それもあってか多分昔よりは体力ついたかなと思います。

――ファーストセットは取りましたが、セカンドセットの途中から崩れました。原因はなんですか

セカンドセットの中盤ぐらいに左足の付け根のなんか前ももをつってしまってそれでジャンプ系のショットが一切打てなくなっちゃったんで、そんで僕結構ほとんどのショット結構ジャンプしながら打つんでそれが出来なくなっちゃったのがちょっといたかったですね。

――ファイナルセットを取るためにどのような工夫をしましたか

ファイナルセットはもう自分から打つかそれかなんだろな相手のミスを待つ、相手のミス待つってなったら自分の方が体的にきついなと思ったのでもう早め早めに攻めるみたいな感じでしたね。

――今大会を通じて課題は見つかりましたか

そうですねやっぱこのまあ3時間半って試合は滅多にないんですけど、こういう長期的な。なんだろな。なんかつった原因は体力面か分からないんですけど、やっぱりもっと体力はつけなきゃなと思いますし、柔軟性とかそういうのもあると思うんで体づくりをもっとしていかないといけないと思います。

――今後の意気込みを聞かせてください

次は春関(関東学生トーナメント)っていう大きい試合があって、それでインカレにつながる試合なので。多分春関はシングルスは本戦からになると思うんで、だからそこで結構いい成績残して、インカレにも出て。やはり新進よりもレベルが高くなるので、春関はいっぱい勝って自信つけたいなと思います。

丹下将太(教1=東京・早実)

――きょうの調子はどうでしたか

1、2回戦に比べて良かったです。

――サーブに勢いがあるように感じましたが

大事な場面でファーストサーブがいいところに入ったので、攻撃の芽を摘むことができたと思います。自分としてもサービスゲームを楽にキープできたので、楽に戦えました。

――相手も、丹下選手の勢いに押されているように感じましたが

試合中相手もぶつぶつ言いながらやっていて、相手も気持ち的にきていると分かったので、こっちが気を緩めると相手も息を吹き返してくると思ったので、勝ち切ることを意識して戦いました。

――きょうの試合は自分の持ち味を出せましたか

相手もフォアが良かったと思うのですが、フォアの打ち合いで相手を押し込むことができて、相手の攻撃パターンを潰せたかなと思ったので、その時点で勝ちは確信しました。

――優勝を目指していく中で、明日以降の意気込みをお願いします

明日は慶應の選手とやるのですが、お互い初対戦なのですが、早慶戦ということもあって。個人戦ではありますが、チームとして明日勝てば大きな勝利だと思うので、しっかりと明日勝って優勝に近づけるように頑張りたいと思います。

安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)、渡邉早和子(社1=愛媛・新田)

――今の率直な心境は

渡邉 勝ちたかったので悔しいのと、自分の不甲斐なさというか、後から言っても仕方がないんですけど後悔しています。

安藤 私も本当に悔しいの一言です、チャンスがたくさんあっただけに。負けるってこういうことなんですけど、チャンスがあまりにもありすぎただけに、それを取り切れない自分にイライラすると言いますか、もっとできたなという悔しさがあります。

――今日の試合中に意識していたことはありましたか

渡邉 今日の試合はお互い笑顔で頑張っていた部分はあったんですけど、そういう回数が少ないというか、顔が引きつっていたりとか。今振り返ってみたらプレーしているときは気づかなかったんですけど。

――全体的に硬かったということでしょうか

渡邉 そうですね。

安藤 無理に盛り上げる感じがあって、心から楽しむ感じではなくて。昨日、一昨日とかは心から楽しんで、勝負を楽しんでたんですけど、今日は勝負を楽しむ気持ちより勝ちたい気持ちを優先してしまって。本来私たちは一戦一戦楽しんで行こうって話していたんですけど、勝ちに行き過ぎたと言うか、勝ちに行くためにはいいプレーをしなければならないことを忘れてしまって、勝敗の事ばかりを考えすぎてプレーしてしまったかなと思います。

――ファーストセットを振り返って

渡邉 サービスキープがきっちりできればいいんですけど、ファーストからブレークされたり。後は流れがグッと来たなと思ったリターンゲームが簡単なミスだったり、出せばいくらでもあると思うのですが、そういったところだと思います。

安藤 ファーストセットはリターンゲームが取れなくて、そこが取れなかったので落とした感じで。それに比べてセカンドセットは相手のリターンゲームはファーストより取れたんですけど、取った後に自分たちのサービスゲームを全く取れてなくて。最後も自分のサービスゲームを落としたりしていますし。せっかくブレークしたのに自分のサービスゲームを全然取れてなくて。(セットの)落とし方は似ているんですけど。

渡邉 私はサービスゲームが取れてないよね。

安藤 サービスゲームが取れなかったよね、2セット目は。

渡邉 (ゲームカウント)4-3にしてサービスキープできれば5-3にできるのに、4-4になっているという。

安藤 (ゲーム差を)離せるチャンスはあったんですけど。

渡邉 ずっと離せないでいた。

安藤 離せるところで離せなかったです。

――サービスゲームを取ることに重きを置いていたということでしょうか

渡邉 差を開けるときに開くっていうところで。せっかくいい流れなのになんでそこで、というのが。

安藤 チャンスが来かけているというところで、つかみ切れなったという感じです。

――ファーストセットからセカンドセットの間で何か切り替えたところがありますか

渡邉 今までファーストセットを取られたことがなかったので、本当にセカンドセットを取られたら負けということが分かっていて。後半になるにつれ負けたくない負けたくないというのが、強くなって。

安藤 私が言い過ぎた。負けたくない気持ちを出し過ぎたっていうか。

渡邉 いや、それは全然だよ。逆に良かったし、頑張ろうってさらに思えたから。

――相手のサービスゲームではかなりデュースにもつれたと思います。その時の心境や考えていたことは何でしょうか

安藤 めちゃくちゃ長いゲームが取れない。

渡邉 そうそう。

安藤 長いゲームが取れなくて流れが来ない。デュースは続くんですけど。やっぱりリードできたときに、続けていいプレーができないと言うか。ゲームとしてもそうだしポイントとしてもそうなんですけど、ちょっとリードしてチャンスが来た時に、続けていいプレーができないからゲームが取れないし、ゲームが取れていい流れが来かけているのに、連続でゲームが取れないというか。デュースはしんどかったです。取り切れそうで取れないのがしんどくて。だからテンションが上がり切らないとことがあったかもしれないです。

渡邉 デュースで安藤が強気のプレーをした後に、アドバンテージを握っているのに私が簡単なミスをしてしまったいうのが、今日だけじゃなく今大会多く感じたので。そういうことが二度とないように。

安藤 謝罪(笑)。

渡邉 本当に二度とないようにしたいです(笑)。

――今日の試合では安藤さんが後衛でストロークを打ち、渡邉さんがボレーを決める場面が多く見受けられました。そこはうまくハマったのでしょうか

渡邉 そうですね。

安藤 けっこう良かったね。

渡邉 安心できた。

安藤 私が前にいるときにもうちょっとボレーが上手かったらなと。

渡邉 そんなことないんですよ(笑)。

安藤 でもあのパターンは良かったね。

渡邉 しっくりきてた。

――最後に今後の意気込みをお願いします

渡邉 私はもう新進(関東学生新進選手権)は単複ともに終わってしまったので、さっきも言ったように同じ失敗を繰り返さないように、次は春関(関東学生トーナメント)なんですけど、春関に備えてきます。

安藤 私はチャンスがある試合で取り切れる力を付けられるように練習したいと言うか。気持ちの面でもそうなんですけど、頑張って練習してチャンスがある試合を取り切れる強さを身に着けたいと思います。

安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)

――試合前に意識していたことはありますか

リードされても焦らず1ポイント1ポイントを。逆に勝ちが見えたときでも落ち着いて1ポイント1ポイントを積み重ねたいなと思っていました。気持ちの問題でテニスでどうしようというよりも落ち着いていこうという感じでした。

――シングルスの試合を振り返っていただけますか

今日は自分はそんなにいいプレーしたわけではないんですけど、相手がミスしてくれた、相手のミスに助けられた部分があって。それで試合が終わったからよかったんですけど、中盤で相手のミス待ちになるところがあったので、それは反省点でした。

――サービスゲームはすべてキープしたと思いますが、そこはいかがでしたか

今日はサーブも入ってて、リターンゲームを落としても自分のサービスがあるから大丈夫だと安心感を持ってプレーすることができました。サーブって大事なんだなと改めて思いました。

――サーブの調子がいいのでしょうか

今日はファーストサーブが安定して入っていたので、自分のポイントを優位に進めやすくて。入らない日は本当に入らないんですけど、今日は入っていたので良かったと思います。

――最後に準々決勝の意気込みをお願いします。

ダブルスは負けちゃって悔しいんですけど、シングルスはその悔しさをぶつけて。チャンスが来た時も引かずに、離されても最後までファイトして、勝ちたいんですけど、できることを、力を出し切れるように頑張ります。