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庭球部

2020.02.19

関東学生新進選手権 2月17、18日 各大学テニスコート

2回戦も熱戦続く!ダブルスはベスト8に男女ともに残る

 関東学生新進選手権(新進)3日目に予定されていた2回戦は、悪天候により順延となり、17日と18日に各大学のテニスコートで行われた。シングルスは男女ともに4選手が3回戦に、ダブルスは男女それぞれ1組が準々決勝への進出を果たした。選手たちは上位進出を目指し、これからの後半戦の戦いに臨んでいく。

★男子シングルスは4人が3回戦へ(男子シングルス)

喜びを爆発させる小久保

 優勝を目標において臨んだ今大会、小久保蓮(スポ1=愛知・名古屋)はシード選手としてふさわしい戦いを2回戦でも披露した。「相手が結構思い切り向かってくるので、それを跳ね返す立場に今回はなってくる」。相手選手の勢いに押される場面こそあったが、大事な場面では決して気持ちで引くことなく闘志を前面に押し出したプレーを披露。サービスゲームを1回も落とすことなく試合を終えた。次戦はここまでの2試合で3セットしか落としていないなど、調子の良い武藤洸希(スポ2=東京・大成)との同士討ち。手の内を知り尽くした相手との対戦になるが、これまでと同じ戦いぶりを披露することができるか。また樋口廣太郎副将(スポ3=福岡・柳川)、丹下将太(教1=東京・早実)と4選手が3回戦進出を果たした。選手たちの今後の躍進に期待がかかる。

★畠山・増田組が盤石の試合運びを見せる(男子ダブルス)

積極的に前に仕掛けた畠山・増田組

 畠山尚(スポ2=神奈川・湘南工大付)・増田健吾(社1=東京・早実)組が2回戦に臨んだ。試合開始直後はサービスゲームをキープしあう展開に。均衡が破れたのはゲームカウント4-4の局面。「工夫して徐々にプレッシャーをかけられた」(増田)と相手の動きを見極め、ブレークに成功する。流れに乗じてこのゲームを奪うと、セカンドセットは畠山・増田組のペースに。サービスゲームは積極的に前に仕掛ける大胆さと、得意のボレーで優位を握り、一度もブレークを許さず。課題のリターンも安定し、2つのブレークを決めた。理想ともいえるゲームメイクで、準々決勝進出を果たした。本多映好(社3=岩手)・藤井颯大(スポ3=京都・同志社国際)組は、フルセットの末に敗戦。男子ダブルスで勝ち残っているのは、畠山・増田組だけとなった。

★注目の同期対決は石川と押川が制す!(女子シングルス)

粘り強いプレーを披露した下地

 粘って勝ち上がった。下地奈緒副将(社3=沖縄尚学)は雨で順延されていたシングルス2回戦に挑んだ。強打で押してくる相手に対し、下地はラリー戦で主導権を握る。相手のミスも重なり、2つのブレークを奪ってファーストセットを危なげなく獲得した。しかしセカンドセットは相手の力強いショットが決まりだすと、勝負どころで勝ちきれなくなる。逆転を許し余裕がなくなった場面から、下地は粘った。ラリーをしぶとくつなげブレークを決めると、続くサービスゲームはジュースにもつれた激しいラリーの打ち合いを制し、苦境を突破した。
 押川千夏(社1=福井・仁愛女子)の2回戦は松田岬(スポ1=東京・淑徳)との同士討ち。お互いに強力なストロークでの攻め合い、拮抗(きっこう)した展開となった。試合が動いたのは第7ゲーム。「声を出して集中することができた」(押川)とギアを上げた押川がミスなく攻め、一気に3ゲームを連取。ファーストセットを6-3で獲得した。セカンドセットも後半で流れに乗った押川が4ゲーム連取し、同期対決は押川に軍配があがった。この日は、もう一つ同期対戦が行われた。石川琴実(社1=東京・白鵬女子)と渡邉早和子(社1=愛媛・新田)の試合はフルセットまでもつれ込む熱戦に。一進一退の攻防を制し、石川が3回戦に駒を進めた。

★安藤・渡邉組はベスト8進出(女子ダブルス)

米原・松田望組は、最後ツキに見放された

 押川・前田組は2回戦で立大の倉島・小林組と当たった。第2ゲームでブレークに成功。しかし第3ゲームからは、攻めのプレーがミスにつながる場面が増える。5ゲーム連続で失うなど劣勢になり、ファーストセットを4―6で献上した。セカンドセットも押川・前田組は強気で攻めるも、要所で決め切ることができず、ストレート負けを喫した。
 米原さくら(スポ3=埼玉・秀明栄光)・松田望愛(文構1=東京・早実)組は駒大のペアと対戦。序盤は松田望の相手前衛の脇をつくストロークや、米原がラリーをつなげ松田望がポーチへのボレーを決めるかたちでポイントを重ね、ファーストセットを7-6(2)で獲得した。セカンドセットも積極的に攻めるが、ミスが増えてしまう。4―6で相手にセットを取られ、勝負はファイナルセットへ。2連続でコードボールを入れられるなど運のなさも影響し、流れは相手にいく。終始相手にリードされ、タイブレークを4−10で落とした。
 安藤優希(スポ1=東京・日出)・渡邉組は試合開始早々に3連続でゲームを連取。その後はお互いサービスキープする展開が続いたが、6ー3でファーストセットを獲得した。セカンドセットは2ゲームを連取し流れに乗ると思われたが、ここからミスが相次ぎ、相手を攻めきることができない。逆に4ゲームを連取されてしまった。しかし渡邉の正確なボレーや、安藤のコースを突いたストロークで巻き返しを図ると、最後はタイブレークを制して勝利を挙げた。昨年は2回戦進出が最高成績だった女子ダブルス、1年生ペアの躍進に期待がかかる。

(記事 大島悠希、小原央、山床啓太 写真 榎本紗凡、小原央)

結果

男子シングルス
▽2回戦
◯小久保蓮 [6-2、6-4] 中山樹(駒大)
◯丹下将太 [6-2、6-0] 徳航太(明大)
◯武藤洸希 [6-2、6-0] 中村公宣(専大)
◯樋口廣太郎 [6-0、6-3] 中村悠人(日大)
●名越大地 [0-6、0-6] 萩野颯太(青学大)
●渡部将伍 [3-6、7-6(5)、2-6] 清水奎吾(亜大)


男子ダブルス
▽2回戦
◯畠山尚・増田健吾組 [6-4、6-2] 石橋成依・八郷克組(駒大)
●本多映好・藤井颯大組 [2-6、7-5、7-10] 熊坂拓哉・堀内竜輔組(亜大)


女子シングルス
▽2回戦
◯石川琴実 [6-3、3−6、6-4] ●渡邉早和子
◯押川千夏 [6-4、6-2] ●松田岬
◯安藤優希 [6-3、6-3] 大河原悠(東国大)
◯下地奈緒 [6-3、6-4] 淺野汐香(立大)
●前田優歩 [1-6、3-6] 我那覇真子(筑波大)


女子ダブルス
▽2回戦
◯安藤優希・渡邉早和子組 [7-5、6-4] 加治成美・坂本はな組(専大)
●押川千夏・前田優歩組 [4-6、4-6] 倉島愛・小林彩夕里組(立大)
●米原さくら・松田望愛組 [7-6(2)、5-7、10-7] 内田葉土希・入内嶋七菜組(駒大)

コメント

畠山尚(スポ2=神奈川・湘南工大付)、増田健吾(社1=東京・早実)

――今大会の目標は何でしょうか

畠山今大会は優勝を目標に頑張っています。

増田優勝です。

――昨年度の反省から取り組んできたことはありますか

畠山去年はリターンが課題でした。僕らはプレースタイルが似ていて、2人で前に行くスタイルなんですけど、精度を上げることを目標にやってきました。

増田リターンやボレーだったり全てのショットをより精度を上げて、質を高めることに取り組んできました。

――今日の試合を振り返っていただけますか

畠山今日はファーストセットのリターンが良くなくて、ペアに助けられたところがあるんですけど、ボレーやサーブの面で頑張ろうと思いました。

増田ファーストセットはリターンでなかなかペースがつかめなくて、それでもサービスゲームはしっかりキープできたので、それを続けていこうと話していて。セカンドからは徐々に緊張もほぐれて、思い通りにプレーできたかなと思います。

――ファーストセット、セカンドセットでブレークできたのは、相手に慣れてきたことが大きいのでしょうか

畠山そうですね。ポジションを変えたり、リターンを工夫したことで、ボールが返るようになって。そこは大きな要因かなと思います。

増田僕はけっこうロブを使っていたんですけど、そういうのも工夫して相手に徐々にプレッシャーをかけれて、その分リターンを返しやすくなったかなと思います。

――ペアの強みはなんだと考えていますか

畠山どんなときでも2人で前に行く、前に行って相手にプレッシャーをかけることが強みで。ボレーもそうですけど2人で声を出して仲良くやっていけるところが強みかなと思います。

増田他の人たちより秀でていることはボレーだと思うので、そこが強みかなと思います。あと畠山さんも言っていたように、声かけだったりペアリングをしっかりして、楽しくプレーしようとしているのが強みかなと思います。

――今日の試合は一度もブレークを許しませんでした。サービスゲームは得意なのでしょうか

畠山他の選手よりもサーブを打ったら前へ出るので、ストロークよりリスクは高いんですけど、リスクを負ってでも前へ出ないとポイントを取れないので、得意と言われれば得意ですかね。

増田僕たちはリターンがあまりうまくなくて、サービスをキープすることは勝つために大前提と思っているので、得意です。得意じゃないと駄目だと思っています。

――今後の試合の意気込みをお願いします

畠山けがしないように頑張ります。

増田優勝という大きい目標はあるんですけど、それに囚われずに一つ一つの勝負で勝ちにこだわっていきたいと思います。

小久保蓮(スポ1=愛知・名古屋)

――第1シードとして今大会は臨んでいますが目標はなんですか

目標は優勝を目指して、頑張りたいです。

――14日にあった初戦を振り返って、いかがでしたか

やっぱりシードっていうのもあると思うんですけど、相手が結構思いきり向かってくるので、やっぱそれを跳ね返す立場に今回はなってくるので、序盤から結構集中してやってかないと足元救われるかなっていうのは感じれた初戦だったので、この初戦をクリアするというのが今回1番大変だなと思っていたので、まずそれを乗り切れて今日の試合にもつながったのかなとおもいます。

――今日の試合を振り返って、いかがでしたか

結構相手が結構強くて、大事な場面が結構多かったんですけど、デュースやセットポイントで結構応援の力もあって取り切れたのが、多分勝ちにつながったかなと思います。

――セカンドセットはキープが続く展開でしたが、最後ブレイクして勝利しました。要因を聞かせてください

そうですね。やはり最後は気持ちでどれだけ引かないで、自分からポイントを取るぞっていうのが大事だと思ったので、やっぱりそのメンタルの部分で相手よりちょっと今日は状態が良かったのかなと思います。

――最後にこれからの大会の意気込みを聞かせてください

はい。まあ明日からも続くと思うんですけど、ちゃんとストレッチしたり睡眠をよく取ったりして、悔いの残らないように万全の状態で挑みたいと思います。

押川千夏(社1=福井・仁愛女子)

――1日空いての試合でしたが、コンディションはいかがでしたか

同士討ちでやりにくかった部分があり、序盤で大事なところを取ることができなくて流れが悪いところがありましたが、1セット目の後半で声を出して集中することができたので、それが1セット目を取ることにつながったと思います。

――相手は同じ早大の松田(岬、スポ1=東京・淑徳)選手でしたが、どのようなゲームプランで試合に臨みましたか

攻め急がずに相手としっかりラリーすることを意識して試合に臨みました。

――1セット目序盤は拮抗した展開でしたが、振り返っていかがですか

序盤は私の方が大事なところを取りきれずに流れが相手にいきリードされていましたが、最後にしっかり集中力を保って(試合に)臨めたので良かったです。

――中盤から一気に3ゲーム連取して1セット目をとりましたが、振り返っていかがですか

その部分は技術というより、自分でモチベーションを上げて取りきりました。

――2セット目は5ゲーム目から一気に連取してとりましたが、振り返っていかがですか

自分の中でこの流れのままいきたいという気持ちがあったので、1セット目の後半と同じように相手とラリーして集中することができたかなと思います。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

次の試合も流れが悪くても、(試合の)流れがくるまでしっかり集中力を保ち、やるべきことをやりきれたらいいと思います。

松田岬(スポ1=東京・淑徳)

――雨で順延になって1日空いての試合になりましたが、コンディションはいかがでしたか

以前から怪我もあったので、1日空いてくれたのは良かったのかなと思いました。

――今日の相手は同じ早稲田の押川(千夏、社1=福井・仁愛女子)さんでしたが、どのようなゲームプランで試合に臨みましたか

ゲームプランというより、最近は自分次第でどうにでもなる部分ってあるのかなと考えたりしていて。元々すごくミスが多かったので自分のミスをできる限り減らそうと思ってやっていたんですけど、そこを重視しすぎて攻撃的にプレーできなかったりしました。押川はミスがあったとしても、どんどん攻撃してきてコースをついてくるので、そこが大きな差かなと思いました。

――今日の試合はデュースが多くて競った展開が続きましたが、そこは振り返っていかがでした

やはりゲームやスコアが拮抗している時にどれだけ自分から展開できるかというのが大きいところだと感じていて。ミスしないようにと考えすぎて攻められないというのもあったりするので、そこで自信を持ってプレーできるようになれば一回り成長できるのかなと考えています。

――そこが今回の大会で得られた課題ということですね

そうですね。

――逆に得られた収穫などはありましたか

ミスしないということに関して言えば、今まで大学に入学してからずっとやってきて結構良くなってきているのかなと思っています。1個のミスでゲームに大きく左右する部分もあるので、元々シングルスプレーヤーという感じではなかったのですが、少しずつストロークの感覚は良くなってきていると思います。

――今後に向けての意気込みをお願いします

新進は負けてしまったんですけど、春関(関東学生トーナメント)が控えているのでそれに向けてできることをどんどん増やしていって、春関で頑張ってインカレ(全日本学生選手権)に上がれたらと思います。