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庭球部

2020.02.15

関東学生新進選手権 2月14日 各大学テニスコート

新進本戦が開幕!優勝を目指した戦いが幕を開ける

 前年の12月時点での関東学生ランキング上位20人が出場できない、関東学生新進選手権(新進)。優勝を目指す選手たちの戦いが、ついに幕を開けた。初日は男子シングルス、女子ダブルスの1回戦が、各大学テニスコートで行われた。早大からも多くの選手が出場し、男子シングルスは6人が初戦を突破。女子ダブルスも3組が、2回戦へと駒を進めた。

★6選手が初戦を突破!武藤は堀との同士討ちを制す(男子シングルス)

セカンドセットで相手を圧倒した小久保

 チームの先陣を切ったのは、小久保蓮(スポ1=愛知・名古屋)。今大会第1シードとして迎えた小久保は、ファーストセットこそ苦戦する場面が見受けられたが、徐々に相手に対応していく。するとセカンドセットは6ー0と相手を圧倒し、ストレート勝ちを収めた。武藤洸希(スポ2=東京・大成)と堀凌輔副将(社3=福岡・柳川)の同士討ちは、武藤が終始ペースを握る。堀に1ゲームしか与えない盤石の試合運びを見せ、昨年に続き、2回戦進出を決めた。名越大地(社2=兵庫・相生学院)は拮抗(きっこう)した展開の中、勝負どころで相手を上回り、6ー4、7ー5で勝利を収めた。最後に登場した本多映好(社3=岩手)は、5ゲーム連続で取られ、ファーストセットを落とす。お互いにキープしあう展開となったセカンドセットだったが、本多は要所でのミスが響き、敗北を喫した。

 渡部将伍(教1=東京・早実)は相手を圧倒した。第2ゲームでブレークに成功すると、そのままサービスゲームをキープし、6ー3でファーストセットを奪取。セカンドセットも流れは変わらず、4連続でゲームを奪うなど試合を優位に進め、見事ストレート勝ちを収めた。樋口廣太郎副将(スポ3=福岡・柳川)は明大の森大地と対戦。ラリー戦が続く展開となるも、樋口が左右への揺さぶりで相手を翻弄(ほんろう)し、ファーストセットを6ー2で奪取した。しかしセカンドセットでは要所でミスを重ね、4ー6で失った。緊迫した展開となったファイナルセット。相手の動きが鈍くなったところを一気に攻め立て、最終的に6ー3でファイナルセットを獲得。初戦突破を決めた。「積極的に前にも出られて、決め切れた」と、持ち味である攻撃的なプレーで、丹下将太(教1=東京・早実)はファーストセットを6ー2で取る。セカンドセットはミスから相手に追い付かれる場面こそあったが、第12ゲームをブレークし、勝利を挙げた。

★4組中3組が、2回戦に駒を進める(女子ダブルス)

ハイタッチを交わす米原・松田望組

 女子ダブルスでは米原さくら副将(スポ3=埼玉・秀明英光)・松田望愛(文構1=東京・早実)組が登場。序盤は松田望が強気のストロークで攻め、米原がボレーで決めていく。ファーストセットは6ー3で先取した。しかしギアを上げてきた相手に苦戦し、セカンドセットを失う。迎えたファイナルセットは大会規定で10ポイント先取のスーパータイブレーク。「思いっきりいこう、やろうと思っていた」(米原)と、積極的なプレーで最終セットを奪取した。押川千夏(社1=福井・仁愛女子)・前田優歩(スポ1=沖縄尚学)組は相手に地力の差を見せ付け、6ー1、6ー2で完勝。第2シードのペアとの対戦となった安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)、渡邉早和子(社1=愛媛・新田)組は、「やることをやれば勝てる」(渡邉)と自分たちらしいプレーを心掛けた。相手に迫られる場面こそあったが、最後をしっかりと取り切り、ストレート勝ちを決めた。杉田栞(社2=埼玉・山村学園)・松田岬(スポ1=東京・淑徳)組は相手の力強いリターンに苦戦。セカンドセットは1ゲームも奪えず、敗北を喫した。

(記事 大島悠希、山床啓太 写真 小原央)

結果


男子シングルス
▽1回戦
◯小久保蓮 [6-4、6-0] 石川絢介(国際基督大)
◯武藤洸希 [6-0、6-1] ●堀凌輔
◯名越大地 [6-4、7-5] 河野翔(日大)
◯丹下将太 [6-2、7-5] 藤川悠(明大)
◯渡部将伍 [6-3、6-2] 宮永竜聖(明大)
◯樋口廣太郎 [6-2、4-6、6-3] 森大地(明大)
●本多映好 [1-6、4-6] 権藤卓巳(亜大)

女子ダブルス
▽1回戦
◯米原さくら・松田望愛 [6-3、5-7、10-7] 山藤真帆・黒須万里奈(慶大)
◯押川千夏・前田優歩 [6-1、6-2] 川原舞(学習院大)・市川真衣(日本女子大)
◯安藤優希・渡邉早和子 [7-5、6-4] 竹内あやか・猪川結花(法大)
●杉田栞・松田岬 [3-6、0-6] 中山麗未、安井愛乃(亜大)

コメント

米原さくら副将(スポ3=埼玉・秀明英光)

――今大会の目標は

優勝です。2年前優勝しているので。

――オフシーズンはどのような取り組みをしたか

けがとかが多すぎてあまりテニスができていないので、できるときの練習を集中して頑張ってました。

――今日の試合のペアリングについてはいかがでしたか

ペアの松田(望愛、文構1=東京・早実)がストロークで押してくれて、そのお陰でボレーがすごく出やすくて。それが積み重なってゲームが取れたので助かりました。

――1セット目を振り返って

松田望がガンガンストロークしてくれるので、私が前に出れば、後は自分次第というかたちがつくれました。

――2セット目は相手が調子を上げて、取られてしまいましたが

2ー0を3ー0にできたポイントがあったりしたのですが、そこで思いっきり行けなかったかのが、駄目だったかなと思います。ファーストより思いっきり行けなかったので、苦しかったです。

――ファイナルセットはお互いいいプレーが出ていましたが、振り返っていかがでしたか

ここは思いっきりやるしかないよねって。セカンド(セット)はお互い緊張していたのが分かっていたので、思いっきりいこう、やろうと思っていたらリードできて。最後まで笑顔でプレーできました。それと応援が来てくれたので、だいぶ心の支えになったというか、後押しされました。やるしかないみたいな(笑)。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

次も楽しんで、思いっきりやりたいです。私は最後の新進(関東学生新進選手権)で、松田望は初めての新進なので、お互い怖いものはないです。最後まで出しきって悔いのないようにしたいです。

押川千夏(社1=福井・仁愛女子)、前田優歩(スポ1=沖縄尚学)

――今大会の目標、意気込みは

押川 去年の大会では結果を残せてないので、まずは年明けの新進から結果を残せるように頑張ります。

前田 去年までは全然駄目だったので、最近は自分の調子もいいので、押川と力を合わせていければと思っています。

――この大会に向けて、どのように調整してきましたか

押川 初めて組むペアなのですが、練習を重ねて少しずつ良くなってきていると思うので、詰めれる部分は次の試合から頑張っていきたいと思います。

前田 組むのは初めてなので、最初はペアリングの部分から練習が始まったのですが、今は二人の息も合ってきて、試合を重ねるにつれて息が合っていき、結果を残せればと思います。

――きょうの試合を振り返って

押川 きょうは結構良かったね。

前田 そう。いつもポイントを取るパターンが本当は自分が前の時に取れ、押川サーブの時に点を取れてないのが課題だったのですが、きょうは押川のサーブの時もしっかり取れて、自分が前で取ることができていたので、終始いいかたちでプレーできたと思います。

――うまくいった要因は

前田 やはり、対抗戦では負けてしまった経験をただ負けにするのではなく、二人で考えながらプレーにつなげられたので良かったです。

――悪い部分はなかった感じですか

押川 少し狙いすぎの簡単なミスがあったので、次は簡単な一本のミスで流れが変わってしまうので、そういう部分を気を付けてやっていきたいと思います。

――シングルスにも出られますが、今後の大会の意気込みをお願いします

押川 久しぶりのシングルスの試合なのですが、今自分ができることをやって、ベストを尽くして結果を出すことができればいいなと思います。

前田 私は高校の時からダブルスの結果が良くて、ダブルスプレーヤーというイメージが自分の中ではあるのですが、最近はシングルスの調子も良いので、両方勝てるように頑張っていきたいと思います。

安藤優希(スポ1=東京・目黒日大)、渡邉早和子(社1=愛媛・新田)

――今大会、ペアとしての意気込みや目標はありますか

渡邉 もちろん勝つということを意識しているんですけど、それ以上に練習から思い切ってやろうとか、楽しんでやろうということを意識しています。基本的なことなんですけど、それをやったら勝てると思うと言い聞かせてプレーしています。

安藤 優勝したいとは思っているんですけど、それはどのチームも思っていることなので。私たちは後悔しないように、2人で楽しんで、出せる力を出そうと思ってプレーしています。

――相手は第2シードのペアでしたが、臨むにあたって意識したことはありましたか

渡邉 その点はあまり意識しませんでした。自分たちのやることをやれば勝てると思って臨みました。

安藤 相手がどういうテニスをするのかも正直わからなかったので、勝ちが見えた時だったり、逆に離された時でも基本に忠実にプレーしようということは話していました。なので、特に相手の対策はありませんでした。

――ファーストセットを振り返っていかがですか

安藤 ファーストセットは結構シーソーゲームで、最初は向こうにリードをされていて、危ないサービスゲームもあったんですけど、それを取り切れたことでその次の相手のサービスゲームをブレークできたことが大きかったです。苦しい展開で我慢できたのが良かったのかなと思います。

――セカンドセットは序盤にリードを奪うことに成功しました

安藤 出だし集中していこうと思って、ぐっといいプレーができたんですけど5ー1の40−0から取りきれなくて。

渡邉 あれは私の責任です。本当に。

安藤 いや、違う(笑)。まさか落とすとは思わなかったんですけど、それは相手のサービスゲームだったので次のゲームを取ろうと思ったんですけど、そこからペアが噛み合わなくなってしまいました。勝っているんですけど、勝ちが目前だったので、焦りが出てしまって。リードしていることを忘れるぐらい内心では嫌な空気になってしまいました。5−4まで追い上げられてしまったんですけど、そこを取りきれたことは収穫かなと思います。

渡邉 一つ助けられたのは、5−2から5−4になった時に安藤に「この方が楽しいじゃん」って言われた時はすごく落ち着きました。

安藤 自分に言い聞かせる感じで(笑)。怖かったので。ダブルスは流れが傾くと一気にまくられてしまうので。

――ペアを組むのは今大会が初となりますが、ペアを組んでみていかがですか

安藤 めっちゃ楽しいです!最高です!もともと同期みんな仲が良いんですけど、ここは特に仲も良いですし、ダブルスのプレー中も私がミスしても「わかるよそれ、めっちゃむずかしいよね」みたいな感じで、気持ちを理解してくれるので組みやすいです。ペアリングだけではなくて、一緒に頑張ろうという気持ちが共有できているので楽しいですね。

――今後の大会へ向けて一言お願いします

安藤 結果は後からついてくると思うので、まずは目の前の1ポイントからできることをやっていきたいです。実力を出すことができればそれが自分の力になると思うので。なので、単複ともにできることからやっていこうと思います。

渡邉 私ももちろん結果が欲しいという気持ちはあるんですけど、自分のやるべきことができれば、後悔のない大会になると思っています。

――2年目を迎える今季の目標はありますか

渡邉 後輩ができたり、対戦相手が年下になる機会も出てくると思うんですけど、そういう場面でも恐れずに、常にチャレンジャー精神で臨みたいと思います。

安藤 私は体を強くしたいです。ちょくちょくケガがあったので、ケガを減らせるように体づくりをすることですね。大会の結果はあまり考えていないんですけど、後悔が残る負け方はしないようにしっかりとその日出せるものを100パーセント出せるように、日頃の体づくりをしていきたいと思います。女子部は昨年王座に出場できなかったので、もちろん選手として出たい気持ちはあるんですけど、どのポジションにいても今年は絶対に王座優勝ができるように、その力になりたいです。

丹下将太(教1=東京・早実)

――今大会の目標は

目標は優勝です。

――大会がない期間はどのようなことに取り組んできましたか

やはり夏のシーズンに体力面で最後に競り負ける試合が多かったので、試合がないオフシーズンは合宿や、自分なりにトレーニングを行って体力づくりを徹底して行いました。

――昨年のリーグ戦の時と比べて体が大きくなっている印象ですが、やはりそれは筋トレなどの影響なのでしょうか

チームとしてもウェイト系を取り組んだ練習が多かったので、その影響があるかなと思います。

――今日の試合、1セット目は相手を圧倒した展開でしたが振り返っていかがでしたか

初めての対戦だったのでどういう戦い方をしてくるか分からなかったんですけど、僕が攻撃的に戦うのに対して、相手はディフェンシブなプレーでした。ファーストセットは積極的に前にも出られて、決め切れたのでいい展開だったと思います。

――その後の2セット目で中盤にミスから追い付かれた場面がありましたが、そこは振り返っていかがでしたか

相手が必死になって粘り強さもあったなかで、自分の体力的にきつくなってしまった部分もあったので変なミスが多くなってしまいました。前半のように気持ちの余裕がなくて積極的にネットに出るというプレーができなかったのと、相手の中ロブなどにうまく対応できませんでした。明日は1日空くのでしっかり修正して次の試合に臨みたいと思います。

――今後に向けての意気込みをお願いします

まずは先ほど言ったように今日の試合で見られた課題を、一日あれば修正できると思うので、しっかり調整して次の試合、さらにその次の試合と一つずつ勝って優勝目指して頑張りたいです。