ラグビー部
2020.02.11
追い出し試合 2月10日 早大上井草グラウンド
齋藤組、笑顔で1年を締めくくった
宿敵・明大を倒して『荒ぶる』を達成してからおよそ1ヶ月。早大上井草グラウンドで、4年生にとって最後の試合である追い出し試合が行われた。SH齋藤直人主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)、CTB中野将伍(スポ4=福岡・東筑)はサンウルブズの活動のため欠場したものの、マネジャー3人も出場し、終始笑顔が見られ、和やかなムードのうちに終わった。
4年生チームはまず早大選抜との試合に臨んだ。開始早々CTB桑山淳生(スポ4=鹿児島実)のゲインが見られたが、パスが通らずターンオーバーを許し、自陣でのプレーを強いられる。しかしSO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)が早大選抜のディフェンスをかわし、先制トライ。岸岡自らコンバージョンキックを蹴り、2点を追加する。その後、早大選抜にトライを献上したが、7-5で試合を終えた。続いて1年生チームとの対戦では、スタッフ陣も出場。トレーナー横山海夢(スポ4=神奈川・シュタイナー学園)からボールが渡ると、マネジャー小泉果林(国教4=埼玉・早大本庄)が屈強な男たちを置き去りにし、最後はパスを受けたマネジャー安住悠(政経4=埼玉・早大本庄)がインゴールに飛び込んだ。4年生全員が赤黒ジャージを身にまとい、笑顔を見せながらプレーし、試合を楽しんでいる様子がうかがえた。
後藤翔太コーチ(平17教卒=神奈川・桐蔭学園)にやかんの水をかけられる中尾悟(スポ4=神奈川・桐蔭学園)
試合後には下級生が4年生を1人ずつ指名し、それぞれ思いの丈をぶつけた。久保優(スポ3=福岡・筑紫)は幸重天副将(スポ4=大分舞鶴)を指名。「部屋が汚いんだよ!」(久保)と日常生活の他愛ないことから部員、観客を笑わせる場面もあったが、最後は感謝の気持ちを述べた。武田誠太郎(社4=島根・石見智翠館)は、後輩たちに胴上げされ、宙を舞う。そして、最後は幸重を中心に整列し、部員全員で感謝の気持ちを伝えて現体制は終焉(しゅうえん)を迎えた。
部員全員での集合写真
早大ラグビー部は11年ぶりに悲願の大学選手権優勝を果たし、新たな歴史を紡いだ。1年生の時からスタメンで出場していた多くの4年生がその立役者となっていたのは間違いない。しかし、既に代替わりを終え、新体制は始動している。「久しぶりの優勝だったので、常勝軍団の新たな時代が始まってくれればすごくうれしい」(宇野)。再び学生の頂点に立つために、これからも歩みを進めるのみだ。
(記事 山本小晴、写真 塩塚梨子、山口日奈子)
4年生の集合写真
コメント
フランカー幸重天(文構4=大分舞鶴)
――幸重選手にとって早大のラグビー部の仲間はどんな存在ですか
家族みたいな存在です。寮での生活というのもありますし、高校以上にずっと一緒にいるので大体どういう人間なのかも分かっています。馬鹿な話も真面目な話もしたりと、浅く聞こえてしまうのですが、かけがえのない存在ですね。本当に家族みたいな存在です。
――早大で過ごした4年間はどんな時間でしたか
苦しかったですし辛かったです。やっぱり、時間的拘束や他の学生がやっていることができなかったのでそれは辛かったですけど、自分で選んだ道なので。最後は勝って終わることができて総じて早大でラグビーができて良かったなと思える4年間でした。
――ラグビーとは幸重選手にとってどんなものですか
辞めたくても辞められない、しんどくても続けてしまう、不思議なスポーツですね。切っても切り離せないものだと思います。僕の人生の人間としての核を作ってくれたものだと思います。
――もう一度生まれ変わっても早大でラグビーをする4年間を選びますか
はい。もう一度早大でラグビーをして『荒ぶる』を歌いたいです。
――卒業後もラグビーを続けられますか
トップリーグでは続けないのですがどこかしらのクラブなどで楽しくプレッシャー無く楽しいラグビーをしていると思います。
CTB宇野明彦(スポ4=神奈川・横須賀)
――追い出し試合を終えていかがですか
楽しかったです。
――きょうの試合で特に印象に残っている場面は
自分がディフェンスミスをして最後トライを取られたところですかね(笑)。
――主務と選手を両立するという選択をされました。追い出し試合を終えた今、その選択をどう考えていますか
その選択をして本当に良かったと思います。
――主務を務めるにあたって1年間意識していたことは
選手としては委員になりますし、スタッフでも自分が一番責任を負う立場ではあるので、(選手とスタッフ)どちらの側面からも見られました。その中で、責任感、見られているという意識を常に持つようにしていました。
――4年間で一番印象に残っている場面は
(全国大学選手権で)優勝した瞬間ですかね。
――選手と主務を兼任しながら『荒ぶる』を経験できたことをどのように捉えていますか
主務を任せてもらいながら、選手としても自分がやりたいようにやらせてもらうという状況で優勝ができました。自分にとってはこれ以上ないくらい満足できる生活でしたし、本当に幸せな4年間でした。
――後輩に向けて一言
このまま毎日努力していって、ここからまた新たな早稲田を作っていってもらえばなと思います。久しぶりの優勝だったので、常勝軍団の新たな時代が始まってくれればすごくうれしいですし、応援しています。
――これからはOBとして見守ることになります。後輩に期待することは
伝統があるクラブなので、このまましっかりキープというか、色々続けていってほしいなと思います。
――個人としてのこれからの抱負をお願いします
早稲田大学ラグビー蹴球部のOBとして、見られる立場ではあるので、しっかり責任を持って、その名に恥じないように頑張っていきたいと思います。
フッカー森島大智(教育4=東京・早実)
――追い出し試合を終えて、率直な感想を教えてください
卒業、卒部するんだなと実感しましたね。
――4年間全体を振り返って、いかがですか
最初全然結果出なくて、苦しい思いもしたんですけど、結果よければ全てよしという感じで終われてよかったです。
――同期について、どんな代でしたか
本当にもう最高の同期だと思っていますし、怒るところは怒って、喜ぶところは喜んで、メリハリがあって、素晴らしい同期だと思います。仲良くしていきたいです。
――後輩に向けてメッセージをお願いします
『荒ぶる』に向かって、2連覇でも3連覇でもしてほしいです。
――これからは競技は続けられますか。
会社で一応やります。今までやってきた感じではなく週1とかなのですが、頑張ります。
――今後の抱負は
今まで培ってきたものをもう一回、周りにアウトプットしたり、なんでもいいですけど、ラグビー本当に好きなので、頑張っていきたいと思います。
ロック中山匠(教4=東京・成城学園)
――追い出し試合を終えての率直な感想をお願いします
遂にこの立場になったのかという気持ちです。
――4年間を振り返って、いかがですか
まだ22年しか生きてないですが、人生で一番長い4年間でした。
――濃い4年間でしたか
濃い4年間でした。よく大学4年間はすぐ終わってしまうからと、先輩から聞いていたのですがそんなことはなくて、日々辛くて、日々自分と向き合った4年間でした。でも、だからこそ充実していたと思います。
――同期の皆さんへのメッセージをお願いします
本当に感謝しかないですね。全然、日本一を取れるような男ではないのにチームのみんなのおかげで日本一にさせてもらって感謝しています。
――後輩の皆さんへのメッセージもお願いします
後輩はみんな本当に可愛いですよね。良い後輩でした。僕が1年生の時の4年生との関係よりも僕が4年生になってからの1年生との関係の方が親しくて、ちゃんと上下関係はあるけど部室で先輩に話しかけていいようなチームが良いと思っていて、そういう関係が強いチームになれたので良かったです。
――決勝戦の時についてお聞きします。荒ぶるが決まった時の気持ちを教えてください
あまり実感がなかったです。いつもの試合とで勝った時と同じで、実感がありませんでした。
――実感が湧いてきたのはいつぐらいからですか
トロフィーを持ってグラウンドを一周している時に勝ったのかなと初めて思いました。ちゃんと認識できたのは2週間後とかでした。
――これからはラグビーは続けられますか
続けます。
――今後の意気込みや抱負をお願いします
トップイーストのディビジョン2のJALに入るのですが、同じカテゴリーにライオンもいて、そこに梅津友喜(スポ4=岩手・黒沢尻北)がいるので、今度はライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)していけたらなと思います。
ロック三浦駿平(スポ4=秋田中央)
――追い出し試合を終えていかがですか
悲しいです。もう終わりなんだなという感じです。
――今シーズンはどのようなシーズンでしたか
充実していました。成長できた1年だったと思います。
――4年間を振り返っていかがですか
きついことの方が多かったですが、最後に荒ぶるをとれて全て報われたかなと感じています。
――同期への思いを教えてください
練習がしんどかった時など、同期で励まし合ってきたので、本当に大切な存在です。これからもずっと仲良くしていきたいなと思います。
――後輩へのメッセージは
優勝してプレッシャーもかかると思うのですが、今年も日本一になれるように努力して頑張ってほしいです。
――ヤマハに進まれるということですが、今後の目標を教えてください
まずは試合に出ることを第一目標に、これからも頑張っていきたいです。
フランカー柴田徹(社4=神奈川・桐蔭学園)
――社会人になるということですが、ラグビーとはどのように付き合っていきますか
週末、草ラグビーです(笑)。楽しくやります。
――続ける選択肢はなかったのですか
そうですね、特に声もかからなかったので。プロサラリーマンになります。
――同期への思いを教えてください
末っ子とかが多くて個性が強かったり、かまってほしい人が多かったり本当に大変だったのですが、陳腐な言葉になってしまいますが、みんな大好きですね。
――7年の付き合いとなる齋藤選手についてはいかがですか
僕が何も言わなくても彼は突っ走って行くので、僕は暖かく見守っていたいと思います。彼からたくさん刺激をもらったので、本当にありがとうございますと言いたいです。
――後輩へのメッセージはありますか
僕はけっこう先輩っ子なので、後輩と絡むのは上手じゃなかったんです。言うことがあるとするならば、もう少し絡んできてほしかったなという感じです(笑)。
――今後の目標は
自分と関わる様々な人に刺激を与えられる人間になりたいと思います。
――柴田選手にとってラグビーとは
これから何かきついことがあったとしても、きっとあの時のあの練習の方がきつかったなと思いますし、週末草ラグビーをやっても楽しいなと思いますし、同期や知っている人が活躍しているのを見るのも楽しいと思います。僕にとってラグビーとはそんなふうに一生関わっていくものです。
NO・8沖野玄(商4=北海道・函館ラサール)
――きょうの試合を終えていかがですか
うれしい半面、やっと終わったというか、ちょっとさみしいです。
――大学選手権の決勝の前日の、丸尾選手の言葉を聞いていかがでしたか
いやぁ、まさか自分の名前が出されるなんて思っていなかったので。いろいろ思うものはありましたね。
――きょうで早稲田でのラグビーは終わりを迎えますが、4年間を振り返って
山あり谷ありという感じでした。
――特にこの最後の1年はどうでしたか
本当に最後選手権に入ってからは、自分にいろいろと役割を与えてもらったので、そういう意味ではそれを受け入れてくれた仲間であったり、それを提案してくれたコーチ陣に感謝したいと思います。
――そんな同期の方への思いは
本当に最高の同期でありがとうと言いたいです。
――後輩たちにはどうですか
僕がしてきたことは大してないんですけど、僕らの結果を受けて、連覇してほしいなと思います。
――卒業後はラグビーを続けられますか
いえ、プレーをすることはないと思います。コーチングの方に興味があるので、自分ではプレーしないと思います。
――社会人では今までの経験をどのように生かしたいですか
ここでつらい思いをしてきたことに比べればきっと楽だと思うので、人生の基準になったかなと思います。
SO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)
――1年の時からスタメンとして出場されていましたが、当時はプレッシャーを感じていましたか
どちらかというとなかったですね。SOというポジションは大事なので、1年生だけど頑張らなきゃ、というのはあったのですが、4年生とかが伸び伸びやれるような環境を作ってくださっていたので、1年時は本当に伸び伸びとプレーできたと思います。それこそ4年になってからの方がプレッシャーはありました。自分の代で勝ちたいという思いももちろん強かったですし、負けられない、自分がチームを勝たせるんだという意気込みがあったので、その分プレッシャーというか責任のようなものがありました。
――最後の一年、チームへの帰属意識をより持っていたのは、やはり自分の代だったからでしょうか
もちろん自分の代というのが一番大きかったのかなと思いますね。この部には『荒ぶる』という自分の代で勝たなければ意味がないようなものがありますし、1年から出させてもらっていたので、この部に何か還元できたら、というのがある種優勝しかないと思っていたので、それを自分の手で勝ち取れたというのは本当にうれしいと思います。
――以前「リミットがあるから頑張れる」とおっしゃっていましたが、リミットのない社会人になってもラグビーを続ける選択をしたのはなぜでしょうか
無期限になるわけですが、そこに関してはラグビーを続けるかどうかの選択の要因にはあまり関係ないです。とりあえず僕はラグビーを続けることが自分の可能性を広げる第一歩だと思ったのでラグビーを選びました。契約で何年と決まっているわけではないですし、不安なところはとてもあるんですけど、一年一年、短く考えれば一日一日を大切に過ごしていけば結果もおのずとついてくるだろうし、逆にこの大学4年間というのは4年生で引退で、それがあったから頑張れたというのはあるので、次は何を目標に、とは思うのですが、それは新たな環境に入れば何か見つかるのかなと思いますし、あんまり気にせず社会人になっても伸び伸びをやれればなというのはあります。
――卒業後は何をゴールにされるのですか
高校で3年目に優勝、大学では4年目に優勝したので、まあ5年目かなと思ったりもするんですけど、少しかかりすぎだなと思うので(笑)。自分の入ったチームを大切にしたいですし、クボタというチームは社会人では日本一になったことがないので、まずはそこが直近の目標かなと。そこに向かって、どれだけ時間がかかるかわからないですが、自分がチームの原動力となれればいいかなという意気込みです。
――「早稲田クオリティ」について、自分なりの見解をお願いします
早稲田ってかなり変な団体で、それこそトップレベルの選手もいますし、無名の選手もいて、それは選手の能力もそうだし、どこの高校?みたいな選手もいるのですが、みんな共通するのは大学日本一をとりたい、日本一になって『荒ぶる』を歌いたいという認識があるということ。日本一を経験したことがあるのって(部員が)130人いる中で2、3人しかいないんですよ。なのに、「早稲田クオリティ」、日本一のクオリティって何だろうって求めるのって変じゃないですか。わからないのに。…っていうものを追い求めているのがこの集団のいいところで、自分のクオリティが低かったら自分より高い人を真似すればいいだけだし、それが伝染していって早稲田クオリティというものが作られるのかなと。誰も日本一を経験したことがない中で、日本一になろうと言ってそれに向けての「早稲田クオリティ」って言っているのは正直変なんですけど、本当に自分のクオリティが足りているのか、相手のクオリティは日本一に達しているのかというのを日々追い求めた、それこそラスト4年だったと思います。ひとりひとりがそこに向けて何かやろうって思った結果(が優勝)だったので、かなり難しいけれどかなり奥が深い言葉かなと思います。
WTB梅津友喜(スポ4=岩手・黒沢尻北)
――追い出し試合を終えて一言お願いします
ラグビーってやっぱりきついですね(笑)。決勝終わってからずっとラグビーやってなかったのでしんどいです。軽く運動やったくらいで本当に何もやってなくて、みんなもそうだったと思うんですけどきついですね。また体を作り直して頑張りたいと思います。
――優勝から時間が経って、いまどんなお気持ちですか
優勝した時はあまり実感がわかなかったというか、『荒ぶる』歌った時にとても感動はしたんですけど、まだ実感はわいていなくて。その後に優勝パレードがあったりとか、ファンの方々や保護者の方など色々な人におめでとうと言ってもらえて、それでやっと優勝したんだなっていう実感が湧いてきました。いまこうやってみんなと笑って最後追い出し試合ができてよかったです。嬉しいです。
――ご自身の4年間を振り返っていかがですか
1年の時には(試合に)出ていたのですが、2年3年の時に怪我をして出られない時期が多くありました。でも最後、23番ですけどユニフォームを着て決勝の舞台に立てて、最高の4年間だったなという風に思っています。
――同期に向けて一言お願いします
本当に結構ちゃらんぽらんな自分だったんですけど、みんな仲良くいろいろ面倒見てもらったりとかしてたんで、感謝しかないですね。社会人になってもみんなこれからも仲良く頑張っていきましょう(笑)。
――後輩に向けてメッセージをお願いします
みんな世間からはやはり連覇という期待がかかると思います。(昨年度は)自分たちはチャレンジャーでやりやすかった部分もあったのですが、連覇というプレッシャーがかかる中でこれからさらにきつくなっていくと思うので、頑張っていってほしいなと思います。
――今後の目標を教えてください
(ライオンは)まだそんなにレベルの高いチームではないのですが、一つでも上のカテゴリーでプレーできるようにこれから頑張っていきたいなと思います。
WTB加藤皓己(創理4=北海道・函館ラ・サール)
――追い出し試合を終えて
赤黒を今年の春に着させてもらいましたが、秋になってからは中々着られませんでした。悔しい気持ちもあって少し複雑だったのですが、最後に(赤黒を)着ることができてやはり嬉しかったですし、すごくいい思い出になりました。
――4年間を振り返って
怪我をして終わってしまったなというのが率直な感想です。今いる(メンバーの)中で多分一番怪我をして、プレーしている時間が短いので悔しい部分もあるのですが、やり切ったという所があるので後悔はないです。
――後輩へ一言
一番怪我をした身から言わせてもらうと、やはり怪我せずに最後まで頑張ってほしいということです。
―同期の4年生へ一言
自分が怪我して辛い時とかも同期がいるから頑張ってこられた部分もすごく大きかったので、ありがとうと伝えたいです。
――今後ラグビーには関わっていきますか
まだ決まっていませんが、仕事と両立できるようならどこかのクラブチームで、もしできないようでもスクールのコーチなど何かしらの形で携わっていきたいと思います。
――今後4年間の経験はどう生きていくと思いますか
4年間これだけやってこれだけいい仲間もいて、得られたものというのは本当にどのチームよりもあると思うので、そこはすごく自信を持っていけるのではないかなと思います。
WTB桑山淳生(スポ4=鹿児島実)
――早稲田での4年間で得たものは何ですか
仲間じゃないですかね。今までこうやって日本一を130人全員が目指すということはなかったので、全員が日本一を目指して、全員がAチームを目指してっていうような戦いを4年間続けてきた中で、同期だけではなくて後輩や、自分が1年生だった時の4年生など、こういう人とのつながりが一番大きいのではないかなという風に思います。
――直近の目標と最終的な目標があれば教えてください
直近は4月からはトップリーグに出られるので、試合に出るということ、最終的な目標としては、ラグビーをやっている上でやはり日本代表というのは特別だと思うので、正直今はイメージがつかないですけど、やっていくうちに明確な目標になれるくらい成長していきたいなと思います。
――ご自身にとってラグビーとは
遊びですかね。もう楽しくてしょうがないですねラグビーは。僕自身小さい頃からラグビーしてきて、このラグビーの戦略、プレースタイルが楽しくないっていうのはあってもラグビー自体は楽しいっていう考え方だったんで、やっぱり未だに小学生の頃からの遊びの延長上というか、楽しい遊びのスポーツというイメージです。