メニュー

剣道部

2019.12.22

関東学生新人戦 11月24日 東京武道館

早大4強入り! 課題と手応えを得る

 4年生の引退からわずか1週間。新体制は1、2年生が出場する新人戦で幕開けを迎えた。シードのため2回戦からの出場となった早大は4回戦まで危なげなく勝ち進むと、次の5回戦では強豪・国士舘大を下し、ベスト4進出を果たす。準決勝では日体大に惜しくも敗北を喫したが、好発進の船出となった。

 初戦となった文京大戦では、先鋒を任されたルーキー・和田晃貴(社1=東福岡)が試合開始早々に引きメン、面返しドウを決めて二本勝ち。後続もこの波に乗り6―0で快勝、好調なスタートを切る。続く、立正大、関東学大との戦いも順調に制し、5回戦に駒を進めた。そこで待ち構えていたのは強豪・国士舘大。先鋒・和田が飛び込みメンで一本先取するもドウを取り返され引き分けに持ち込まれると、続く次鋒戦では二本負けを喫する。先制を許す苦しい展開となったが、五将・藤本大地(スポ2=岡山・玉島)が上段から相手の隙を突いたコテで一本勝ちを収め、すぐに流れを変える。再び波に乗った早大は三将・渡邊龍(スポ2=福島・安積)、大将・鈴木涼也(社2=佐賀・龍谷)がそれぞれ冷静に相手を下し、3−2で勝利。早大は4強入りを果たす。

チームに流れを取り戻した藤本

 国士舘大を倒し、さらに勢いづいたかに思われたが、そう簡単にはいかなかった。準決勝となった日体大戦の序盤、先鋒が引き分けると次鋒がメンを二本取られ、またも相手を追う苦しい展開に。続く五将戦、大串快晴(スポ1=愛知・星城)が試合開始直後にコテを奪うも、制限時間終了直前に逆ドウを打ち込まれ、惜しくも引き分け。中堅・藤本が引きコテで一本勝ちを納め応戦したが、今度は流れを引き戻せず、三将、副将ともに一本負け。大将戦まで勝負を持ち込むことができずに、敗北が決定した。しかし大将の鈴木、持ち前の落ち着いた剣道で相手の技を見事に応じて二本勝ち、最後の最後に一矢報いた。

最後に一矢報いた鈴木

 2年前の大会覇者である国士舘大を倒し、3年前の大会覇者である日体大に詰め寄るなど、強豪相手にも全く動じない剣道を見せた早大。大将を務めた鈴木は本大会を振り返って、「準決勝は負けちゃったんですけど、試合自体はそんなに悪くなくて良い収穫になった」と述べた。早大は6年ぶりとなる新人戦4強入り。本大会で得た課題と手応えをバネに、さらに成長した早大剣士たちの姿を来年は必ず見られるに違いない。

(記事、写真 湯口尊)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

2回戦 ○早大6(12)―(1)0文京大

先鋒 和田  メド―    加瀨

次鋒 森下  メメ―    大西

五将 大串  ○○―      

中堅 藤本   コ✕コ   牛込

三将 渡邊  メメ―    渡辺

副将 野中   メ―    高橋

大将 鈴木  メメ―    石井


3回戦 ○早大5(7)―(0)0立正大

先鋒 和田  ドド―    山本

次鋒 嶋田    ✕    後藤

五将 大串   メ―    大塚

中堅 藤本   コ―    隈元

三将 三浦   メ―    日高

副将 野中  コメ―    岸田

大将 鈴木    ✕    関根



4回戦 ○早大2(5)―(3)1関東学大

先鋒 和田    ―メ   辻村

次鋒 三浦   コ✕メ   水澤

五将 大串  ドメ―    熊崎

中堅 藤本   メ―    池橋

三将 渡邊   メ✕反   吉田

副将 野中    ✕    西原

大将 鈴木    ✕    西山


5回戦 ○早大3(5)―(4)2国士舘大

先鋒 和田   メ✕ド   芳賀

次鋒 森下    ―メメ  内村

五将 藤本   コ―    長野

中堅 大串    ✕    森

三将 渡邊   ド―    山口

副将 野中    ―ド   岩部

大将 鈴木  メコ―    渡辺


準決勝 ●早大2(4)―(5)3日体大

先鋒 和田    ✕    的場

次鋒 三浦    ―メメ  樋口

五将 大串   コ✕ド   棗田

中堅 藤本   コ―    前田

三将 渡邊    ―メ   貝塚

副将 野中    ―コ   高野

大将 鈴木  ドド―    百田


早大 ベスト4

コメント

鈴木涼也(社2=佐賀・龍谷)

――本日の試合を振り返っていかがですか

今日はいいとこまで行けるかなと思ってはいたんですけど、思った以上に良かったですね。チーム的にも流れは良くて皆思い切って攻めていたので。準決勝は負けちゃったんですけど、試合自体はそんなに悪くなくて良い収穫になったかなと思います。

――本日大活躍でした

1年生の時から、前に出て自分から攻めて打つこと、前に出て我慢して打つことがずっと課題でした。今大会、自分的には練習の成果が発揮できていたんじゃないかなと思います。それがちょうどうまくいきました。

――大将を任されていかがでしたか

自分はそんなにとりにいく剣道ではないんですけど、今大会では大将らしく勝負の場面でじっくりと戦う事ができたので良かったかなと思います。

――新体制になっていかがですか

4年生の存在は大きくて、まだ代替わりしたばかりなので、苦労している部分はあるんですけど、今の3年生を下からしっかりと支えられるようにしたいです。今日いい結果は出たと思うので、このまま頑張っていきたいと思います。

――ずばり、目標はどこでしょうか

もちろん日本一です。

野中翠(スポ2=千葉・安房)

――本日の試合を振り返っていかがですか

そうですね、今日はチーム全体として攻めの剣道をすることをテーマとしていたんですけど、皆よく頑張ってて、相手に気合で負けない、一本取って勝ちたいっていう気持ちが表れていて良かったと思います。

――個人の試合を振り返っての率直な感想を教えて下さい

チームとしては3位になることができたんですけど、個人的には正直悔しいです。取らなきゃいけないところで勝負を決められず、一本になりそうでならない技が多かったので、詰めの甘さが出てしまったと思います。

――課題を克服するために、個人としてまず何を意識したいですか

惜しい技を一本にする稽古と、相手との駆け引きの場面の稽古、この二本柱で課題を克服していきたいです。

藤本大地(スポ2=岡山・玉島)

――本日の試合を振り返っていかがですか

チーム全体として最初から良い流れに乗れていたので、良かったと思います。

――個人として改善点は見つけられましたか

やっぱり最初の入りが相手に先に攻められて、結局ごてごてになってしまう時があるので、序盤戦での戦い方を気持ちの面で改善したいと思います。

――新体制になりましたが、調子はいかがでしょうか

ひとつ上の先輩の指示で動くようになったんですけど、来年になると後輩も増えてくるので、気づいたことがあったら自分から率先して声掛けをしていきたいと思います。

――これからオフシーズンとなりますが、どのように過ごそうとお考えですか

他大学に差をつけられるわけにはいかないので、自主練習などは積極的に行いたいと思っています。でも最近は試合続きだったので、気分的にもリフレッシュできるようにはしたいですね。

大串快晴(スポ1=愛知・星城)

――本日の試合を振り返っていかがですか

チーム全体的に勝てた一日だったので、すごく次に繋がる一日だったかなと思います。

――早慶戦を終え、今大会に向けて準備してきたことはありますか

早慶戦で得た反省を課題として、稽古に取り組んできました。特に、下からではなく上から攻めることを意識するようにしました。

――早大がもっと強くなるために必要な改善点は何だとお考えですか

惜しい技が多くて、やっぱりまだまだ技を決めきる力が足りていないので一本を決めきることを課題に取り組んでいきたいです。