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合気道部

2019.11.11

第28回早慶定期競技会 11月10日 早大柔道場

ベストを尽くし3年連続の優賞!

 伝統の早慶定期競技会が今年は早大柔道場で行われた。この競技会は流派が異なる早慶合気道部が、演武競技(演武)、審査制乱取稽古(乱取)という二つの種目で競い合う大会である。また技を研究していく競技会でもある。早大は演武において3-3と引き分けるが、乱取で6-0と慶大に勝ち星を与えず。総合で9-3と圧倒し、3年連続の優賞を飾った。

  初めに行われたのは演武。今回は立技、坐技、武器技などの計6種目が行われた。各種目で体捌き、正しい受け身などの6つの項目、7段階で採点される。流派の違いは大きく形に見られ、慶大はスピード感のあるしなやかな動き、早大は大きく力強い動きを披露した。早大は下級生演武、立技、武器技(短刀)で白星を挙げ、練習の成果を発揮する。審査委員長の講評では、中島璃子(基理4=埼玉・早大本庄)、久保友香(教3=東京・昭和女大昭和)の坐技、重松宏希(先理4=東京・早大学院)、迫本和也(創理4=東京・早大学院)の自由技における間合も評価され、前回大会リードを奪われた演武で引き分けという堂々たる結果を残した。

自由技で講評を受けた重松・迫本組

 早大はその勢いを保ったまま後半の乱取へ。通常の大会とは異なり、特に受け取りを定めず、お互いに技を掛け合う稽古である。初戦をポイントの差で勝利すると、先鋒の白石勇亮(スポ2=東京・清瀬)が一本を3度も取り、12-0と圧倒的な力を見せつけた。続く次鋒、中堅も着実に一本を決めていく。副将の阿部直樹(基理3=東京・日比谷)は後半に一本、技有を連続で取り圧勝。阿部は間合の取り方について講評を受けていた。大将は山浦良弘主将(文4=千葉・専大松戸)。「相手のことは気にせずに自分にとってのベストが出せれば」と言うように残り22秒で一本を決める意地を見せる。結果として6-0と慶大に圧勝し、富木派の技を存分に発揮することができた。

主将として一年間チームを引っ張った山浦(左)

 4年生にとって最後の大会であった早慶定期競技会。「内容と結果を両立させる」(山浦)という目標は大きく果たせていたように感じる。黒星であったものの講評を受けた演武が二組。このように勝ちだけではない早稲田の合気道の強さをみせ、4年生は有終の美を飾った。山浦が「自分たちのベストをこの一年で見せることができたので、それを超えるものを楽しみに今後も見ていきたい」と言うように早稲田大学合気道部はこれからも精進していくだろう。

(記事・写真 久保茉里奈)

結果


▽演武競技

○下級生演武 白石・内藤滉太(教2=東京・早稲田)組

○立技 山浦・柏﨑翼(基理3=茨城・清真学園)組

●坐技 中島・久保組

○武器技(短刀) 上江倖太郎(国教4=埼玉・早大本庄)・重松組

●武器技(杖) 宮脇英佑(文4=東京・麻布)・諏訪駿之介(先理2=埼玉・県浦和)組

●自由技 重松・迫本組

▽審査制乱取稽古

○女子 伊藤千瑛(社3=大阪・清風南海)

○先鋒 白石

○次鋒 西川和宏(国教4=米国・マウントアンソニーユニオンハイスクール)

○中堅 迫本

○副将 阿部

○大将 山浦

▽総合

早大9―3慶大

早大 優賞

コメント

山浦良弘主将(文4=千葉・専大松戸)

――きょうは最後の大会でしたがどのような思いで臨みましたか

演武も乱取も悔いのないようにということで、相手のことは気にせずに自分にとってのベストが出せればという気持ちでした。

――三年連続の優賞となりましたがベストはつくせましたか

緊張しながらもやってきたことは出せたと思います。

――演武では慶大に一点差での勝利でした

相手が158点を出して、早稲田が150まで読み上げられたとき結構焦ったのですが、一点差でも勝ちは勝ちなので良かったです。その他二組勝って合計三組勝てることはなかなかないので良かったと思います。

――乱取では大差をつけて勝利しました

乱取は普段稽古していることが勝ちだけではなくて、姿勢であったり間合であったりとか内容の面でも早稲田の合気道をみせられたと思うので、自分にとって最後の早慶戦として満足のいくものになりました。

――主将としての一年間を振り返っていかがでしたか

春の関東大会で結果が出なかったこととか内容と結果を両立させるということで一年間苦しんできて、全国大会、早慶(定期競技会)と両立ができたので苦しみながらも内容と結果について考えていけたかなと思います。

――最後に後輩へのメッセージをお願いします

自分たちのやってきた稽古法であったり演武の組み立て方であったりを参考にしてもらいつつ、新しいものを作っていってもらいたいなと思っています。自分たちは自分たちのベストをこの一年で見せることができたので、それを超えるものを楽しみに今後も見ていきたいです。