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ラクロス部

2019.11.11

関東学生リーグ戦 ファイナル 11月9日 駒沢公園第二球技場

東大を圧倒し2年連続の関東制覇!

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
東大
▽得点者
岡田2、青木俊2、小林大2、丸田、小野、中小路

 秋晴れの青空の下、満員の駒沢公園第二球技場は決戦の瞬間を迎えようとしていた。大学ラクロス最激戦区とうたわれる関東地区において、その王者を決める一戦である。決勝に駒を進めたのは早稲田大学と東京大学。偶然にも昨年の対戦カードと同じになった。昨年勝利したのは早大。早大が2年連続の関東王者となるのか、はたまた東大が昨年のリベンジを果たすのか。因縁の一戦は、AT岡田康平(教4=東京・早実)のゴールで口火を切った。その後も積極的に攻め込みリードを広げ、反撃も許さなかった早大は、9−3で東大を圧倒。2年連続の関東王者に輝いた。

 先制したのは早大だった。第1クオーター(Q)2分、独特のフェイントを仕掛けた岡田が東大ディフェンスを抜き去り先制弾を決める。その後追いつかれるも12分、「自分の良さを出せた」と振り返るAT青木俊汰主将(法4=東京・早大学院)が右サイドから強烈なシュートを放ち勝ち越しに成功。MF丸田も続き、第1Qをリードして終える。第2Qになると早大はさらに果敢な攻撃を展開する。MF小野泰輔(社4=東京・早実)を中心に多くのシュートを放ち、東大のゴールに迫ると第2Q12分、ゴール横でパスを受けたAT小林大祐(社3=東京・早稲田)が押し込みゴール。直後に小野も追加点をあげ、早大は5−2とリードして前半を終える。

多くのシュートを放ち、存在感をみせた小野

 迎えた後半、早大は第3Q7分に東大にゴールを許す。第1Q以来の失点は、ここまで早大ペースだった流れを止めた。直後のフェイスオフ、その後の試合の流れを決定づけるといっても過言ではない状況で登場したのはFO鈴木雄大(社4=東京・国立)。今年の早大を背負うフェイスオファーは「目の前のフェイスオフをとり切るだけ」と冷静だった。鈴木は激しい競り合いとなるもポゼッションに成功。東大に行きかけた流れを再び早大に引き寄せた。その後も攻撃の手を緩めなかった早大は、第4Q3分に再び青木俊、5分にはMF中小路渉(社4=埼玉・川越)の鮮やかなゴールが飛び出し、終わってみれば9−3と東大を圧倒。早大は2年連続で関東を制した。

重要な局面でのフェイスオフを奪った鈴木

 「準備してきたことが全ての面で発揮できた」とDF青木秀斗副将(人4=東京・城北)。先月のファイナル4では本来の力が発揮できない苦しい試合となっただけに、きょうの勝利は早大の持ち味が存分に表れた試合だといえる。だが、ここで満足してはいけない。選手たちが目指すのは関東一ではなく日本一、それも全日本選手権を制すことである。「関東代表として、他のチームの誇りも背負って戦います」(青木秀)。ファイナルでの手応えを胸に、次のステージでも躍動する。

(記事 中島和哉、写真 石井尚紀、村上萌々子、細井万里男、芦澤りさ) 

試合後に賞状と優勝トロフィーを持っての記念写真です!

☆青木俊がMVPを獲得!

関東ファイナルで得点を決めた直後の青木俊

 男子ラクロス部主将としてチームをけん引する青木俊汰主将が今大会のMVPに選ばれた。主将として、オフェンス陣の要として、『青木組』の大黒柱はこれからも活躍が期待される。

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コメント

AT青木俊汰主将(法4=東京・早大学院)

――今の気持ちを教えてください

4年間を通しても、ここが一番ヤマ場だったので、まずはここで勝てて良かったのと、ファイナル4から1ヶ月空いたので、その調整が難しかったんですけど、みんなが頑張ってついて来てくれたので、その結果が出て嬉しい気持ちとホッとした気持ちとの両方があるかなという感じです。

――ファイナル4から1ヶ月ありましたが、この1ヶ月どのような準備をされて来ましたか

ファイナル4は強みが出た一方で弱みも出たので、まずはファイナルに向けて弱みを潰そうと考えながらやっていました。あとは個々のレベルアップにフォーカスして、最後は本当に個の部分になってくると思うので、ケガ人も結構出たんですけど、練習時間も伸ばして、その中でみんながついて来てくれた結果がこうした点差で勝てたことに繋がっていると思うので、充実した1ヶ月を過ごせたのかなと思います。

――そうして準備して来た中で、きょうの試合を振り返っていかがですか

本当にオフェンスもディフェンスも準備して来たものが出たかなという試合でした。東大は粘り強いチームなので、そこの気持ちだけ絶対に負けないように、そのメンタルの面もしっかり最初から最後まで強い気持ちを持って臨むことができたので、技術もそうですし、やって来たことをしっかりオフェンスもディフェンスも出せたのと、メンタルの面で相手を上回れたのがこういう結果になったのかなと思っています。

――ご自身も2得点の活躍でした。得点シーン振り返っていかがですか

きょうこの試合が始まる前から点が取りたいなと思っていて、もちろん自分の役割は、バランスをとることでもあるんですけど、最後は個の部分で、自分が点を取らないと勝てないなと思っていたので、相手のディフェンスが強い分、行ける時に行こうと思って1on1をかけた結果、自分の得意パターンにもって行けたので、1点目は自分の良さを出せたのかなと思います。2点目は、点差的にも結構余裕があったので、余裕を持ってプレーができた結果、1対1で勝つことができたと思うので、良かったかなと思います。

――関東王者になりました。ここからは大学日本一をかけた戦いが始まります。今後に向けた意気込みをお願いします

まずは早稲田のために、自分たちのために勝つのはそうだと思うんですけど、関東の代表として全国の舞台に行くので、関東の学校の人たちの思いもしっかり背負って、やるべきことを整理して、思い切ったプレーをしていきたいなと思います。

DF青木秀斗副将(人4=東京・城北)

――試合を終えた今の気持ちを教えてください

素直に嬉しいのひとことに尽きます。ファイナル4から1ヶ月、しっかり準備してきたことが全ての面で発揮できたので、チームとしても、個人としても、結果が出たなと感じています。

―ファイナル4から1ヶ月、しっかり準備をしてきたとおっしゃいましたが、どのような準備をされてきましたか

ファイナル4で挙がった課題を自分たちでクリアするとともに、東大の特徴に合わせた対策を続けていました。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

ひたすらフェイスオフがしっかり勝ってくれたので、ディフェンス機会は少なくて済みましたし、オフェンスもしっかり得点まで結びついていました。かなり早稲田のペースで試合を進められたのはよかったと思います。

――対談で、ファイナルにかける思いが人一倍強いとおっしゃっていましたが、その点試合を終えられていかがですか

去年と同じカードで、しかも自分は去年はスタッフ、今年はスタメンと立場が大きく変わった中で、今の立場を任せてもらった以上、やるべきことを全うしていかないといけないと感じていました。

――きょうの試合は終始落ち着いた展開でしたが、チームの雰囲気はいかがでしたか

得点を取ったとしても、ディフェンス内では、集中していこう、0対0の気持ちでいこうという声がかかっていました。やはり気の緩みを相手につかれないように、どんな点差であっても、自分たちは自分たちのやるべきことをやりきるだけだという話をしました。

――次戦から、大学日本一を目指した戦いが始まります。最後に意気込みをお願いします

きょう勝てたことで関東の頂点に立つことができたので、関東代表として、他のチームの誇りも背負って闘います。

A T岡田康平(教4=東京・早実)

――今のお気持ちを教えてください

とても嬉しいです。

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

今日は本当に負ける気がしなかったです。最初から最後まで最後まで自分たちがやりたいことをできたので、絶対勝てると思っていました。

――ファイナル4から約1カ月間ありましたが、ATリーダーとしてどのような準備をしてきましたか

結構間が長かったので、相手チームのディフェンスをしっかり研究して攻めるパターン等を準備してきました。

――貴重な先制ゴールを振り返ってみていかがですか

最近の練習では、あのような1on1のシュートを決めることがなかったのですが、試合でテンションが上がっていたのもあり、いけると思ってやってみたら決めることができたのでよかったです。

――相手の厳しいフィジカルにも負けずに攻撃していた印象でした。ご自身で今日のプレイを振り返っていかがでしたか

自分は怪我が多く体を大きくするようなトレーニングはできずにいたので、その分キレのある動きを突き詰めていった結果が出たという感じがして、よかったです。

――今日で関東王者となって、これからは大学日本一を目指す戦いとなります。どういった準備をしていきたいですか

自分たちの目標は日本一なので、次の試合や全日本選手権も今日の試合のようにしっかり研究・準備をして、自己成長もできるように、たくさんトレーニングをしたいと思います。

MF中小路渉(社4=埼玉・川越)

――今の率直なお気持ちを教えてください

また一つ自分にとってもチームにとっても特別な記憶が刻まれて、感無量です。

――きょうの試合振り返っていかがですか

もう本当にこのチームが積み重ねてきたものが地力として100パーセント発揮されていたので、勝つべくして勝ったなという感じです。

――9得点の大量得点でしたが、オフェンス陣として振り返っていかがですか

オフェンスが今年一年通して取り組んできたことがそのまま遺憾なく発揮されて、このスコアになったのかなと思います。

――ご自身の調子はいかがでしたか

自分自身としてはもう少し決められるシュートがあったなというのが本音です。体調としては万全でした。

――ご自身の得点シーン振り返っていかがですか

自分の一番得意な角度で得意な形でのシュートだったので、今まで練習で培ってきたものが関東ファイナルで出せたのが嬉しかったです。観客席を見た時にみんなが喜んでくれていて、あの瞬間はたまらないなと思いました。

――次の試合への意気込みをお願いします

関東代表として負けられない試合が続くので、120パーセントを出せるように準備して最高のゲームができたらいいなと思います。

MF小野泰輔(社4=東京・早実)

――今の気持ちを教えてください

しっかり準備してきたことが、100%発揮できて勝てたことが1番うれしいです。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

序盤から1点目岡田が決めてくれて、ディフェンスもしっかり耐えるディフェンスをしてくれていて、常に先手をとるようなゲーム運びができたので、その点はやろうと思っていたような試合になってくれてよかったです。あとは、ファイナル4では3、4Qで追いかけられてサドンという形になってしまったのですが、今回の試合ではみんなで地に足つけてやろうと話していて、しっかり逃げ切って点を積み重ねることができてよかったです。

――攻める上ではどのようなことを意識されていましたか

去年は、オフェンス6人全員が特徴のあるプレーヤーで、1人でも点が取れるような人ばかりだったのですが、今年は特出した選手が少なかったので、その分6人でしっかり全員で崩して全員で点を取ろうというオフェンスを意識していました。

――ご自身でシュートを狙うシーンが多く見られましたが

試合の最初からできればショット打って自分の調子を乗せていきたいタイプで、少し外したとしてもたくさん打ちたいなと思っていたので、序盤から結構打っていました。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

やるべきことはどの試合でも同じだと思うので、しっかり最高の準備をして、試合本番は楽しみたいと思います。

DF中島大介(社4=東京・早実)

――部員ブログでは関東ファイナルへの熱い思いをつづられていました。勝利した今のお気持ちはいかがですか

うれしいですね。一昨年はあまり活躍できていなかったですし、去年は最後の方はいいプレーができたかなと思っていますが、それよりも自分の代で勝ちたいという思いが強くて、結果的にも大差で勝てて、ディフェンス面では当初の目標である4失点以内の3失点に抑えることができたので、きょうはやってきたことが全部出し切れました。

――守備をする上でどのような点を気を付けていましたか

1点目を決められてしまった11番の成田くん(AT成田悠馬副将)がうまいので、そこに対してどのようにアプローチをするのか、毎練習やっていました。

――1失点目以外は練習してきたことがはまっていたということでしょうか

そうですね。1カ月時間があったので、東大の特徴を理解して、一つ一つ修正をしてきました。いい意味でも自分たちは頭のいいラクロスができるので、自分たちのディフェンスはそのままで、東大に合わせることができました。

――ご自身のプレーはいかがでしたか

何個か危ないシーンがありましたが、得意のライドのところで2回くらいいいターンオーバーがつくれたのが良かったです。

――ここからは全日本選手権優勝に向けて佳境に入りますね

しっかりここでおごらずに一戦一戦しっかりと勝ち切って、当初の目標である『全日本選手権優勝』を目指して準備していきたいです。

MF鈴木雄大(社4=東京・国立)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

一人一人が出せる力を出し切れたという感じです。

――ご自身の調子はいかがですか

調子は良くもなく悪くもなく、これが実力かなと。実力を出し切れた点では良かったです。

――もう1人のフェイスオファーであるMF深谷映(政経2=American Embassy School of New Delhi)のFOは外から見ていていかがでしたか

すごい安心感がありましたね。リーグ戦最終戦の日体大戦から起用し始めたのですけれども、そこからどんどん試合に慣れていって今では頼もしいフェイスオファーになっています。

――第3Qで2点差になった場面がありました。その時のフェイスオフを振り返っていただけますか

試合の展開出来には非常に重要なフェイスオフでした。自分としては一回一回のフェイスオフで違いを感じていないので、目の前のフェイスオフをとり切るだけという気持ちで入りました。

――いつも通り冷静だったということですか

そうですね。

――次戦へ意気込みをお願いします

それぞれ地区を勝ち上がってきたチームできっと手強いと思うので、気を抜かず自分たちのやることをやり切って勝ち切りたいです。

G勝本勇人(社4=東京・早大学院)

――東大との決勝戦、見事勝利を飾りました。今の気持ちを教えてください

準備してきたことが全部良い方に出てこういう結果になったので、積み上げてきたものは間違っていなかったと言う気持ちです。

――きょうの試合展開を振り返って いかがですか

(試合の)入りは結構緊張していて、自分としてはそこまで良いプレーができたかというと疑問なのですが、そこから立て直して自分のやるべきことはできたと思うので、結果的には良かったなと思います。

――相手は頭脳派の東大でしたが、相手オフェンスを3失点に抑えました。ゴーリーとして自身のプレーを振り返っていかがですか

やっぱり自分の実力だけじゃ守れなくて、DF陣が最大限シューターの邪魔をしてくれたりとか、そういうのに支えられて3失点と言う結果になりました。本当に感謝という気持ちですね。

――東大戦へ向けての対策はありましたか

東大は背番号11番の成田君(AT成田悠馬副将)が強力なATで、そこのマークを強めに見ると言う作戦ではありました。

――6点差で東大を圧倒できた理由は何だったでしょうか

目の前のボール1球に全力で取り組むというのが(試合の)入りからみんなできていたと思うので、そこが勝った面かなと思います

――全日本学生選手権への出場が決まりました。最後に意気込みをお願いします

今までと変わらずやるべきことを積み上げていく、それを続けていけば結果が出てくると思います。一球一球大事にして、ここからも全力で取り組んでいきたいと思います。

AT小林大祐(社3=東京・早稲田)

――きょう関東学生リーグ戦で優勝することが出来ましたが、今の気持ちを教えてください

とても嬉しいです。多くの大学がある中でここまで勝ってこれたというのはなかなか出来ることではないと思うので本当に嬉しいです。

――準決勝の中央大戦から一ヶ月間どのような準備をしてきましたか

中央大戦は多くのミスがあったのでそこから練習時間を普段より長くしたりしました。でも東大も同様に一ヶ月あった訳なのでそれに負けないように自分達の足りないところを詰めて、伸ばせるところは伸ばして気を緩めずに頑張ってきました。

――きょうの試合はどのような攻撃をしようと考えていましたか

セットプレーはいくつか準備してきたところはあったのですが、戦術にあまり縛られないスタイルでやってきてそこのところを詰めて相手のディフェンスの弱いところを6人全員で突けたところが良かったです。

――2得点決めましたが、1得点目の得点について振り返ってください

点差も開いていなくてなるべく可能性の低いところで攻めないという感じだったのですが、ディフェンスもあまり付いてきていなくてここはいけるなと思い、シュートまで持ち込んだ結果、2点差に広げられて良かったです。

――初戦、黒星で始まった今年の関東学生リーグ戦を振り返っていかがですか

最初負けた時にラクロス部全員がもう負けられないと気を引き締め、緊張感ある中でリーグ戦を戦ってこれたことが良かったです。

――次の試合に向けて一言お願いします

三年生として出させてもらっていることや応援、家族、スタッフ、行きつけの整骨院など周りのサポートに感謝を忘れずにこれからも点をとっていきたいと思うのでこれからも応援よろしくお願いします。