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バスケットボール部

2019.11.10

第95回関東大学リーグ戦 11月9日 神奈川・横浜国際プール

明大に大差で敗戦。激しい降格争いの行方は最終節へ

 絶対に負けられない一戦だった。長きに渡った関東大学リーグ戦(リーグ戦)もついに最終週。早大は4勝16敗の9位でこの日を迎えた。対する明大は3勝17敗の11位。関東大学リーグ1部は12チーム中下位2チームが自動降格、その上の2チームが2部との入れ替え戦に回ることとなっている。早大はこの試合に勝利すれば、あと1試合を残したところで自動降格の危機を免れ、入れ替え戦進出が決定するはずだった。しかし、前回の対戦では88-72のスコアで勝利した明大に対し、攻めあぐねる場面が続く。第4クオーター(Q)に大きく突き放されると、54-78の大差で敗戦。2部降格の可能性が残ったまま最終節を迎えることとなり、まさに崖っぷちの状況となった。

  先制点を奪ったのは明大。序盤はリードされて試合が進んだ。試合開始5分頃に早大がタイムアウトを要求するが、その後もリードは奪えない。第1P後半は互いに得点を積み重ね、一進一退の攻防が繰り広げられるが、続く第2Qは両チームにミスが目立ち重い展開となる。勢いを失った明大に対し、早大はF桑田裕平主将(商4=京都・洛南)が強気のカットインで気合いを見せるなどし、じりじりと点差を縮める。29-32とわずかに明大にリードされたまま、試合を折り返した。

積極的な攻めが目立った桑田

 後半はまず桑田がスリーポイントを沈め、同点に追いつく。ここから巻き返しを図りたいところだったが、徐々に明大のスリーポイントが当たり始める。 第3P後半には、相手の技ありの攻撃に屈し連続失点。一方の早大はリングに嫌われ、リードが広がっていく。前節で主力のF津田誠人(スポ2=京都・洛南)を欠いたことにより、戦力ダウンが否めないインサイド陣もなかなかリバウンドも奪えず苦しい展開となった。明大がチームファウルとなり、与えられたフリースローをしっかりと沈めた早大は、逆転の可能性を大いに残す8点ビハインドで第4Qへ挑んだ。しかし明大はここから勢いを増す。みるみるうちに点差は10点差以上に開き、早大は焦りからかファウルもかさみ桑田がファウルアウトとなる。リングに嫌われ、終盤は全く得点することができない。明大に渡った流れを奪い返すことはできず、最終スコアは54-78での敗戦となった。

この日もフル出場で、チームトップの19得点のC小室悠太郎(社3=石川・北陸学院)

  「ゲームプランを遂行できず、自分たちがやらなくてはいけないことをできずに終わってしまった」とG柳川幹也(スポ3=京都・洛南)は試合を振り返る。何一つとして早大の持ち味が出せずに敗北を喫し、明大に起死回生の一勝を献上してしまった。次節がいよいよ最終節。「勝つしか僕らが生き残る道はない」(柳川)との言葉通り、降格を避けるためには、勝利が必須条件だ。敵はこの日、法大に勝利し入れ替え戦進出を決めた神奈川大。前回の対戦では勝利しているが、主力選手を怪我で欠く早大にとっては厳しい戦いになるだろう。自動降格が決まれば、12月に行われる全日本大学選手権には進むことができず、ここで4年生の引退が決まる。約3か月にも渡ったリーグ戦はどんな幕切れを迎えるのか。後が無い状況だが、次節でシーズンを終わらせるわけにはいかない。勝利をつかみ、1部残留へ希望をつなぎたい。

(記事 小林理沙子、写真 町田華子)

第95回関東大学リーグ戦
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

17 12 16 54
明大 23 21 25 78
F#39 桑田裕平(商4=京都・洛南)
G#14 柳川幹也(スポ3=京都・洛南)
C#41 小室悠太郎(社3=石川・北陸学院)
F#7 宮本一樹(スポ2=神奈川・桐光学園)
G # 12 土家大輝(スポ1=福岡大大濠)
コメント

G柳川幹也(スポ3=京都・洛南)

――負けられない一戦でしたが、振り返っていかがですか

試合前にゲームプランを立てたのですが、僕たちがそれを遂行できず、自分たちがやらなくてはいけないことをできずに終わってしまったので、何と言い表していいかわからない気持ちです。そこがこういう結果になってしまった要因だと思います。

――主力の津田誠人選手(スポ2=京都・洛南)を欠く中での試合になりましたが、どのように戦おうと考えていましたか

なるべく相手とのディフェンスのずれをなくすというプランでした。ディフェンスリバウンドでは、津田が怪我したことで高さがなくなったので、みんなで必死になってやろう、絶対に取られては駄目だという話をして試合に臨んだのですが、結局オフェンスで相手にずれを作られてしまって、そのずれの結果もあってリバウンドも取られてしまったので、そこは本当に僕たちが力を出せなかった部分です。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

自分の仕事はシュート、特にスリーポイントを決めることで、それがまずできなくてチームに流れを持ってこられなかったのと、ディフェンスの面で自分が先頭に立ってやらないといけないのに自分がゲームプランを遂行できなくて、相手にやられてしまったので、そこは自分が情けなさや責任を感じています。

――明日の最終戦に向けて意気込みをお願いします

勝つしか僕らが生き残る道はなくて、怪我をしていてコートに立てない人もいるし、負ければ4年生が引退になるので、自分のため、チームのためももちろんありますけど、そういった試合に出られなくて、最後になるかもしれないけれど、チームの一員として思いを持ってくれている人のために、しっかり戦って、本当に生きるか死ぬかの戦いなので、切り替えてやっていくしかないと思っています。