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ソフトボール部

2019.11.10

関東大学選手権 10月28日 埼玉・川里中央公園

東海大に延長戦の末戦、惜敗。チームとしての課題が浮き彫り

関東大学選手権
東海大
早 大
●増田―渡邉

 3回戦では、7月に行われた東日本選手権でも接戦を演じた東海大とおよそ4か月ぶりに相対した。勝利すればベスト4以上を決めることができるという重要な1戦の先発マウンドに立ったのは増田侑季(スポ2=香川・高松南)。しかし、立ち上がりに自身の失策と内野安打でいきなり得点圏に走者をためられると、相手の4番打者に一、二塁間を破られ早々に失点を喫してしまう。ただその後は後続を断ち、何とか最少失点で切り抜けた。早い段階で追いつきたい打線ではあったが、初回は三者凡退、2回も先頭の廣瀬が四球をもらいながら後が続かない。そんな中、3回に先頭の瀬戸が8球粘った末に死球で出塁すると、井田も遊撃への内野安打で続いて、前の試合と同様に下位打線で好機を作る。そして、丹野がライトへの適時打を放って同点に追いついた。丹野自身は二塁を狙ってタッチアウトとなるが、なおも1死三塁と勝ち越しのチャンスが続き、打順は中軸へ。しかし、堀、小野寺が連続で凡退してしまい、この回を同点止まりで終えた。

丹野の一打で瀬戸が本塁に生還した

 増田はウイニングショットとして多用するチェンジアップをなかなか低めに集めることができず、ボール先行になるケースや、早々に追い込んでも粘られてしまうケースが目立った。それでも力強い真っすぐを軸に本塁生還までは何とか許さず、なんとか初回の1失点のみでこらえ続けた。一方打線は相手投手の前に得点圏にすら走者を進められず、一向に増田の粘投に答えることができない。そんな中、7回に反町結佳(スポ1=愛知・瑞陵)の代打として起用された鈴木茉菜(スポ1=東京・鴎友学園女)が中前打を放ち、瀬戸も右前打で続いてようやく2死一、二塁とサヨナラの好機を作り出す。しかし井田があえなく三振に倒れて試合を決めることはできず、延長タイブレークに入った。

ワイルドピッチで決勝点を献上した

 無死二塁からスタートする延長タイブレーク。とにかく勝ち越し点がほしいという展開の中、東海大ベンチは先頭打者にいきなり犠打を命じ、確実に1点をもぎ取る戦略をとった。1死三塁と内野安打や犠飛でも本塁生還を許すこととなるという状況下で焦りが生まれたのか、増田は暴投を喫し、痛恨の失点を許した。とはいえ、裏の早大も同じ条件で、かつ勝ち越せばサヨナラという中、先頭の丹野はあっさりと浅い右飛に倒れてしまう。さらに小野寺、堀の二人も二塁走者を迎え入れることができず、試合を終えることとなった。

中軸が機能しなかった

 今年度最後の公式戦となった関東大学選手権はベスト8という結果に終わった。ベスト8というと聞こえは良いが、大会を通して投打ともに明確に課題が浮き彫りに。打線は、1点を取りに行くべき場面でぼてぼての内野ゴロや犠飛といった最低限ともいえる打撃をしっかりとこなす場面があまりみられなかった。そのような状況に対して、初戦の城西国際大で臨時コーチとしてチームに帯同した新井悠馬氏(平18人卒=大阪・清風南海)も「意図を持った打撃をできていない」と苦言を呈した。投手陣も一段格落ちした打線であればある程度抑えることはできるものの、失投といえるような投球も目立った。日体大や東女体大といった強豪校を前にしても、安定した内容を見せることができるかに関しては疑問が残ると言わざるを得ない。ともあれ、今年度の公式戦はこれにて幕を閉じることとなったが、来春のリーグ戦に向けてはやるべきことは山積していることだろう。限られた部員数しかいないという現状の中、実力校とどう渡り合っていくのか、早大女子部は、試合をこなすこと以上に難しく、険しい冬を迎えようとしている。

(記事、写真 篠田雄大)

※記事が大幅に遅れてしまい大変申し訳ございません

コメント

堀奈々美主将(スポ3=千葉経大付)

1試合目の城西大戦はしっかりと中軸が役割を果たし、良い形を作れました

1年生が多い中で主軸がしっかりと結果を出せたことはよかったのですが、今のチーム状況ではこれが当たり前になっていくように、もっともっと打って、打って当たり前というくらいまでチームの中心として頑張っていきたいです。

そんな中、堀さんご自身は今大会での打撃に関して振り返るといかがですか

この大会ではあまり打ててはいなかったので、1試合に1本では全然足りないと思うので、この代になって自分自身主軸を打つようになったので、上位を打つからにはチームを助けることができるような一打を数多く打てるように頑張りたいです。

2試合目は惜敗でした

試合展開的には1対1でいい試合という感じだったんですけど、バント処理のミスやこちらのバントミスといったもったいないミスが多かったので、そこをしっかりとできればもっといい試合になったと思います。

2試合通して打線が決めきれない印象です

そうですね。伊藤と増田の二人は安定していて、今のチームの課題は打撃であることは明らかなので、来年の春リーグに向けてしっかりとバットを振って点が取れるチームになっていきたいと思います。

今大会での結果に関してはどうお考えですか

新チームが始まってから昨日の試合を踏まえて今日はいい形で試合に入れたと思いますし、城西大との試合では逆転できたりして、良い部分と悪い部分が両方出た大会になったので、しっかりと春までに課題をつぶしていきたいです。<¥/p>

早慶戦への意気込みをお願いします。

早慶戦はもちろん余裕で勝ちます!あと、早慶戦で勝った体育会系は4年生は早大の総長とカレーを食べられるというのが毎年恒例になっているので、しっかりと4年生をカレーを食べさせてあげられるように頑張りたいです(笑)。

瀬戸真咲(文構3=神奈川・大和)

今日の2試合を通してキープレーヤーといえるような存在になっていました

自分に取れる打球が結構飛んできていたので、それをしっかり捕ってチャンスを生かしたいと思いました。

初戦の城西大戦で、右翼線へ切れる打球を好捕する場面も見られました

今までの試合で消極的なプレーでのミスが目立っていて、それが自分の中で悔しかったので、そういうプレーがあれば自分自身何か変われるのではないかと思っていたんですけど、結果的にチームにもいい影響を与えられて、自分自身も自身になるプレーができたので、良かったと思います。

スタメンとしてグラウンドに立つうえで最も意識されていることは何ですか

今までは敵と戦う以前に自分を信用しきれていなくて、試合となっても自分の中で納得のいかない場面も多かったんですけど、きょうの試合はちゃんと敵と戦えたのかなと思います。

今年からレギュラーとして出場されていますが、出場してみて感じた事などはありますか

高校時代もレギュラーで出たことはほとんどなかったんですけど、実際に出てみると、ベンチにいたときにどうしてこのプレーができないんだろうなどと思っていたことが出てみることで難しさに気づくことができたりして、新しい発見がたくさんあるなと思います。

ここまでのレギュラーとして試合に出てみてのご自身の評価はいかがですか

周りのチームだったらメンバー入りもできないような選手だと思うので、試合に出せせてもらえることにただただ幸せを感じています。

今後の目標をお聞かせください

どこまで自分自身が成長できるかわからない状態にあると思っているので、それを止めないようにのびのびとプレーできたらいいと思います!