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ホッケー部

2019.11.05

関東学生秋季リーグ 11月3日 東京・明大八幡山グラウンド

インカレ王者に惜敗

 プール1位通過をかけ早大は山梨学院大と対戦した。春季リーグでも対戦し涙の飲んだ相手は、一週間前に開催された全日本学生選手権(インカレ)を制し波に乗っている。第1クオーター(Q)は無失点で終えたが、第2Qでフィールドゴールから先制を許してしまう。しかし第3Qで早大はペナルティーコーナー(PC)からゴールを決め同点へ。両者一歩も譲らぬ展開であったがインカレ王者の山梨学院大が意地を見せ最終Qで得点を奪われると、1対2で早大は敗北。プール2位で上位リーグへ駒を進めることとなった。

 山梨学院大のセンターパスで試合が始まった。MF山下翼(スポ3=滋賀・伊吹)のスクープで早大が相手陣地に切り込んでいく。しかし山梨学院大も積極的に攻撃を展開し、6分過ぎには最初のPCを献上してしまう。しかしここはチームの守護神GK山本健悟(社4=滋賀・伊吹)がしっかりと弾き失点を回避する。その後はサークルまで迫る場面はあったものの両校ともに決定打を欠き0対0で最初の15分を終えた。迎えた第2Qでも攻守が交互に入れ替わるスピーディーな試合が展開される。どちらが先にゴールを奪うかという状況の中、第3Q11分キーパーがズレた隙を突かれ山梨学院大にゴールを決められ0対1で前半を終えた。

相手PCに備える早大陣

 「フォーメーションを変えた」(大野誠弥主将、政経4=東京・早大学院)と前半より攻めの姿勢を組み立てた早大にチャンスが巡ってくる。第3Q序盤でPCを獲得すると、DF中嶋鍊(スポ4=島根・横田)からボール受けたFW清水拓登(スポ3=滋賀・伊吹)がゴールを決め同点に追いつく。その後は両者一歩も引かず、拮抗する時間が続く。しかし最終Q10分過ぎPCを取られると、相手チームが放った球が鋭くゴールに突き刺さり再びリードされてしまう。最後の1秒まで敵陣に攻め込んだ早大であったが惜しくも追いつくことはできず1対2で試合を終えた。

同点に追いつき、喜ぶメンバーたち

 あと一歩―――。その言葉がぴったりの一戦だったではないだろうか。春に対戦した時は試合後半に3点を奪われてしまい突き放されてしまったが、今回は惜しくも1点差というところでチームの成長を感じた試合になっただろう。次戦は春季リーグで関東を制覇した明大だ。4年生にとっては入学当初から勝てていない因縁の相手でもある。『リーグ優勝』、その為にも負けられない戦いがやってくる。

(記事 新藤綾佳、写真 細井万里男)

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大
明大
コメント

原聡監督(昭59理工卒)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは負けたのがすごく残念だなと思う試合でした。内容的には押されてはいましたが、個々の力の差を考えれば想定内です。攻撃をしっかりとしのいで、追い付いてもう1点というところだったんですけれどね。

――相手はインカレ王者の山梨学院大でしたが、どのような試合展開を予想していましたか

山梨学院大はインカレでもスピードある攻撃で攻めてきたので、それをちょっとでも遅らせるということですね。ペアディフェンスというか、1人が(マークに)付いてもう1人のところで押さえて、それを繰り返しやっていく中からチャンスを狙っていくということしかなかったと思います。

――この試合の勝敗の分かれ目はどこだったでしょうか

最後のセットプレーですね。こちらもセットプレーで1点を取って、セットプレーで決められましたからね。負けたという意味では、あの状況で最後決めるという力を(山梨学院大が)持っていたのが大きかったのかなと思います。

――順位決定戦がこれから始まりますが、期待している選手はいますか

やっぱり4年生ですね。もういい思いをしてもらいたいのでね。主力ですから、自分たちが頑張って自分たちでつかみ取るということをやってほしいと思います。

――順位決定戦初戦の相手は明治大に決まりました。春にも戦いましたが、明治大の印象はいかがですか

春は明治も優勝していますし、素晴らしい選手が揃っていて、かつ統制が取れているという印象ですね。個人技で攻める山梨学院大と比べて、チーム力で攻めてくる印象です。その点は気をつけなければいけないし、逆にこちらとしては(相手の動きを)読めるところもあるので、そういったところを考えながら対応していくことになると思います。

――順位決定戦となる明大戦への意気込みをお願いします

次はギリギリになると思いますが、1-0とか2-1とかで勝って、もう一回山梨学院に挑戦できればいいなと思います。

MF大野誠弥主将(政経4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

結構攻められる展開が続いたのですが、自分たちはそこからの守りで攻めに転じようとするゲームの仕方を練習してきたので、ゲームプラン的には自分たちの思惑通りだったと思います。ただ自分たちのチャンスを作る回数が少なかったのでそこにおいては改善点があるかなと思います。

――インカレで得た課題などを修正して生かすことはできましたでしょうか

インカレで負けた工大戦(福井工大)では序盤の方に点数を取られてしまい、相手のペースに乗らせた状態で試合を進んでしまったのが敗因かなと思っていました。なのでまずは序盤をしっかりするということと、相手(山梨学院大)に(日本)代表の選手が多く個人技が上手かったので一対一で抜かれないことを意識しました。抜かれないディフェンスをしていけば必ず取りどころがあると思っていたので、そこをしっかり詰めていこうという練習をしてきました。

――春季リーグでも対戦した相手でしたが、春からの変化などはありましたでしょうか

春は相手(山梨学院大)が揃っていなかった状態で点差をつけられてしまったので、その点に関して自分たちのディフェンスができていなかったと思っています。相手が上手い中でも自分たちがやりたいディフェンスの仕方でしっかりとってから攻めに転じれられたのはすごく良かったかなと思います。

――リードされて試合前半を終えましたが、ハーフタイムに選手同士で話し合ったことがあれば教えてください

フォーメーションを結構前半と後半で変えました。いつも通りに前半は進んでいたのですが、それだと後ろに重心を置いていたので、ディフェンスの選手を1枚あげて自分たちの攻撃の枚数を増やした状態で攻めていこうと。そのフォーメーションのチェンジをみんなで確認して臨みました。

――PCで同点に追いついた瞬間はいかがでしたか

あそこはあの二人に任せているので、自分はリバウンドをしっかり構えるだけでした。決めてくれて良かったと思います。

――次戦の明大戦へ向けて意気込みをお願いします

僕が1年生の時から1度も勝てていない相手で、最後になると思います。ですのでしっかり倒して、全日本(出場)を決めている明治に勝ってリーグ優勝を目指して頑張っていきたいです。

FW清水拓登(スポ3=滋賀・伊吹)

――きょうの試合を振り返っての感想をお願いします

負けてしまったのですが、自分的にもチーム的にも今シーズンで一番良かったのではないかと思います。攻撃の面ではまだ課題はあるのですが、ディフェンスは山学相手に結構通用していたというか、守れていたところがあったので、それは良かったと思ってます。

――山梨学院大を相手に意識したプレーはありますか

チームの面ではリスタートを意識してインカレの前からやっていたのですが、相手のセットが速いのでそこに対応できるようにリスタートというのと、個人ではプレスが重要になると思ってたのでプレスで足を動かして走ってたのと、あとこぼれ球に反応できるようにボールをずっと追いかけることを意識していました。

――春季リーグで対戦した際と比べて今回の試合はいかがでしたか

春季の時は途中までいい状態で戦えていたと思いますが、後半に何点も入れられてしまって1ー4で負けて、その時と比べたら自分たちのペースも増えて、攻撃できる時間も増えたのでそこはいいところだったと思います。

――得点シーンを振り返っていかがですか

あれは今までやってなくて封印していたというか、やっていなかった技だったので、鍊くん(中嶋鍊)がいい感じに出してくれて決めるだけだったので、入ってよかったです。

――この後順位決定戦が続きますが、どんなプレーをしていきたいですか

最初は明治になると思うのですが、今回みたいな試合をできれば勝てると思うので、チームとしては攻撃の面でもう少し連動できるようにした方がいいと思うし、個人でも最後の方とか足が動かなかったところがあったので、そこまで突き詰められるように頑張りたいです。

――次の明大戦に向けての意気込みをお願いします

きょうみたいに自分が点を取っていい流れに持っていければチームとしても勢いがつくし、強豪相手なのでチームにエンジンをかけられるような動きができたらいいなと思います。