ラグビー部
2019.11.13
関東大学対抗戦 11月10日 対帝京大 東京・秩父宮ラグビー場
ラストワンプレーでの逆転劇! 対抗戦で帝京大に9年ぶり白星!!!
秋晴れの秩父宮に、SH齋藤直人主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)の雄叫びがこだまする。仲間が駆け寄り、喜びを分かち合う。23人がお辞儀をすると、会場は大きな拍手で包み込まれた。関東大学対抗戦(対抗戦)の5戦目となる帝京大戦。早大は29−32で迎えたラストワンプレーで大逆転劇を繰り広げ、2010年以来9年ぶりに公式戦で帝京大に勝利した。
開始早々、早大はファーストスクラムで帝京大のペナルティーを誘い、齋藤主将がPGで先制。しかしその後は拮抗(きっこう)する展開に。前半7分、左のギャップができた一瞬で帝京大にトライされ逆転を許すも、すぐさま早大も取り返す。10分、FB河瀬諒介(スポ2=大阪・東海大仰星)が2人を跳ね飛ばし、力強く前に出る。ボールを左に展開し、SO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)、CTB中西亮太朗(商2=東京・早実)、CTB長田智希(スポ2=大阪・東海大仰星)とつなぎステップで相手をかわし、インゴールを陥れる。続いて帝京大がディフェンスのミスからクロスプレーを展開し、空いたスペースにボールをキックで運ばれ、失トライ。すぐさま同点に追いつかれてしまう。しかし、負けじと早大は相手陣でフェーズを重ね続ける。23分、NO・8丸尾崇真(文構3=東京・早実)が抜け出し、左隅で待っていたWTB古賀由教(スポ3=東福岡)につなぐと快足を生かしてインゴールを駆け抜けて勝ち越し。流れをつかんだかに思えたが、不運なかたちでの失点帝京大のラインアウトミスに気を取られ数が足りずトライを奪われ、17−17のまたもや同点に追い付かれてしまう。観客はみな固唾(かたず)をのんでいた。均衡が破られたのは35分。インターセプトされ帝京大の独走トライを許すと、その4分後にも早大のコラプシングからPGを決められ17−25に。続けざまに得点され、帝京大ムードのまま、終わり方になってしまった。
チームとして2トライ目を挙げた古賀
後半、いきなり早大が動く。3分、SO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)が得意なギャップを突くランプレーで24−25まで追い付く。しかし帝京大はNO・8リッチモンドら爆発力のあるFWでぐいぐいと押し込みまたリードを広げていく。24−32。1トライでは追いつけない点差のまま時計の針は動き続け、30分が過ぎようとしていた。35分。相手の反則から、敵陣10メートルからマイボールラインアウトのチャンスが舞い込んできた。味方12人で特大モールを形成しゴール付近に近づいていく。そして最後はフランカー相良昌彦(社1=東京・早実)がグラウンディングし29−32まで追いついた。キック失敗によりあと3点。追いつくにはあと4点必要な状況だった。ラストワンプレーに賭けるしかない。「(同点というのは)誰一人頭になかったと思う」と岸岡が話すように、39分、全員の意思でスクラムを選択した。ロスタイムは4分。42分に帝京大にターンオーバーされたが、相手のノックオンに救われロスタイム2回目のスクラム。サインプレーで左に展開したが止められ、右に振る。プロップ小林賢太(スポ2=東福岡)、丸尾とフェーズを重ねじわじわ前に進み、あと50センチを齋藤主将がラックを飛び越え、楕円球を地面に押し付けた。34−32。歴史的勝利の瞬間だった。
サヨナラトライを決めた齋藤主将。9年ぶりの勝利を手中に収めた瞬間だ
ブレイクダウンの攻防やセットプレーの安定、規律の面などで課題が残るものの、「勝ち切れたことが一番大きな収穫」(ロック三浦駿平、スポ4=秋田中央)と語るように、最後まで気持ちを切らさず勝利にこだわることができたのは大きい。しかし、早大の目標は全国大学選手権(選手権)優勝、つまり『荒ぶる』。あくまで対抗戦の先にある。きょうの最後のトライについて、齋藤主将は「取り急ぐのではなく苦しいときこそ一つ一つ積み重ねた」と振り返る。この言葉はこれからの試合についてもいえるはずだ。早慶戦、早明戦、そして大学選手権と厳しい戦いが続いていく中で、1試合1試合を焦らず確実に積み上げていく。「急がば回れ」ではないが、それこそが、頂上までの一番の近道であるだろう。
(記事 石名遥 写真 石井尚紀)
コメント
フランカー幸重天副将(文構4=大分舞鶴)
――関東大学対抗戦(対抗戦)では9年ぶりに勝利を収められました。今のお気持ちはいかがですか
素直にうれしい気持ちが大きいです。
――入学してから公式戦で勝利がない相手でしたが、試合前にはチームでどのような話をされましたか
早稲田対帝京という一つの試合として集中して勝ちにいくという話をしていました。これまでがどうこうとか、帝京が1個前の試合で苦戦したというのは抜きに、まず帝京に勝ちにいくという気持ちでいました。
――前半は今季の対抗戦で初めてリードを奪われました
ブレイクダウンのところで競り負けたり、ミスだったり、アンラッキーなところで(ボールを)取られていたのですが、そこまで危機感はなかったです。
――チームはあまりマイナスな雰囲気になっていなかったということですか
そうですね。攻めればいけるという感じでした。
――後半20分頃の自陣でのプレーは、トライを奪われてしまいましたが、粘ることができていました
自陣でのディフェンスの時間はすごく苦しかったのですが、ここを止めれば勝てるという話はしていたので、あそこがあったからこそ次につながったと思います。
――最後のスクラムは振り返っていかがですか
その1個前くらいから安定していたので、あとはしっかりと(ボールを)出して、キープしながら攻め続ければいけるなと思っていました。全員が集中をしていたので、トライを取れました。
――以前、帝京大に「FWで勝つ」と仰っていました
接点とセットプレーともに、向こうに有利なかたちで進められてしまったので、そこはまだまだだと思います。
――夏の帝京大戦での勝利との違いはどのような点ですか
夏は先手を取っていたので、ずっとビハインドで追い続けて苦い場面もありましたが、最後勝ち切れたのは良かったです。
――次戦の慶大戦への意気込みをお願いします
早慶戦ということで慶応さんも盛り上がってきますし、早慶戦では下馬評は関係ないと思うので、まずは慶応を倒しにいくという気持ちでやりたいと思います。
フッカー森島大智(教4=東京・早実)
――試合を終えて率直な気持ち
色々課題見つかりましたが勝ち切れたってことは大きかったと思いますね。
――嬉しかったですか
本当にうれしかったです。秩父宮で試合をするのがまず初めてだったので。
――初めて秩父宮の地に立ってみていかがでしたか
本当に人数も多くて、声援も力が出ました。スクラムのときの早稲田コールであったり、「スクラム!」というコールであったり。
――きょうの帝京大戦、9年ぶりの勝利でしたがいかがでしたか
素直にうれしいということもありますが、それより自分たちの課題が山積みなので、そこ次の試合に向けて修正してく感じですね。
――課題はどういったところですか
ブレイクダウンであったり、接点で受け身になってしまったり、ラインアウトだったり本当に1個1個の精度ですね。
――前半の前半と前半の後半でスクラムの優勢が変わりましたが、スクラム振り返っていかがですか
自分たちのやれることをやろうと各自でやって、結果少しは押せたんですけど。欲張って押しにいってしまって、自分たちが普段練習していないことをやってばらばらになり、そこがまとまれてなかったので。あとは相手の17番が交代してから後手に回ってしまったこと感じたこともあり、そこら辺修正していきたいです。
――最後のラインアウトでの心境は
無心ですね。考えるとスローは曲がってしまうので、いつも通りって感じでした。
――ラストスクラムの部分は
ここで勝負が決まると思ってたので、全員でまとまって全員でやってきたことをやろうとスクラム前に話しました。
――シーソーゲームになっていました
自分たちのミスからの失点が多かったので、ディテールの部分もっとこだわってってきたいと思います。
――ロッカールームで話したことは
スクラムは自分たちのやってきたことをやって押してやろうと。あと先手必勝ということで試合の入り大事にして。ブレイクダウン掛けてくるともコーチから言われてたので、FWからいってやろうと思いました。
――早慶戦への意気込みは
FWのところで受けてしまったので、早慶戦ではそこで圧倒して絶対勝ちたいと思います。
ロック三浦駿平(スポ4=秋田中央)
――きょうの試合を振り返っていかがでしたか
勝ち切れたことが一番大きな収穫かなと思います。
――スクラムは反則を取れた場面もありましたが押し込まれる場面もありました。振り返っていかがですか
1本1本相手に押されたり自分たちが押し込んだり、ずっと思うようには組めていなかったので、そこは修正して、常に自分たちがいい状態で組めるようにしていきたいと思います。
――監督はこの試合、ブレイクダウンとディフェンスが焦点になるとおっしゃっていました。振り返ってできはどうでしたか
まだブレイクダウンで差し込まれる場面が多かったので、そこはもっと修正して次に生かしていきたいです。ディフェンスもゴール前粘り強くできたんですが、最後取られてしまったので、そこでボールを取りきれるくらいまで成長していきたいと思います。
――後半、ゴール前のディフェンスで攻め込まれてしまった場面がありましたが、振り返っていかがでしたか
ペナルティーなくできた部分はよかったと思います。その中でもっと前に出て、ボールを取りきれるところまで、早慶戦以降もまたやっていけたらいいなと思います。
――今回、前半をビハインドで終えたのは今季の対抗戦で初めてでしたが、ロッカールームではどのような話をされましたか
焦らないで自分たちのやってきたことをやれば最後に結果はついてくるという話はされました。そんなに焦ることはなく、自分たちのやるべきことに集中して後半臨みました。
――ラストワンプレーで、スクラムが始まる時の心境は
ただボールを出すのではなくて、しっかり自分たちで押し込めるんだったら押し込む意識で臨みましたね。その中でちょっと前に出て、いいかたちでSHがボールを捌けたので、僕たちとしては良かったと思います。
――帝京大との試合、対抗戦勝での利は、実に9年ぶりでした
やっぱりうれしいですね。僕が高校の頃からテレビで見てきて、もうずっと帝京大は圧倒的に強かったので、その帝京大に僕たちの代で勝てたというのは、とてもうれしいです。
――夏の勝利と比べて、チームのどのようなところが成長したと感じていますか
一人一人自分たちの役割をやれば勝てるということは、夏より成長したのかなと思います。やっぱり一人一人の底上げができてきていると思います。
――次戦、ご自身初めての早慶戦ですが意気込みをお願いします
自分のやるべきことをしっかりやって、チームの勝利に貢献したいと思います。
フランカー相良昌彦(社1=東京・早実)
――公式戦では初めての帝京大との対戦でしたが、その心境は
本当に緊張していました。始まる前はお腹とか痛くて(笑)。試合前は自分がボーッとしているというのは感じていました。始まってから前半のプレーも全然良くなくて。キャリーとかも全然できていなくて、タックルとかもあまり入れていませんでした。でも、このままじゃだめだと思って、後半が始まる前にマインドセットをして、それで後半は前半よりは激しいプレーができたと思います。
――ロッカールームでは何か話をされましたか
FWはFWで、BKはBKで話をするんですけど、自分はあまりチームのことというよりは個人のことをずっと考えていました。自分が悪すぎたので、ミーティングには参加していなかったです。取り戻さなきゃという気持ちはありました。
――花園出場を決めた東京都予選の決勝と同じ舞台、同じ赤黒を着ての出場でしたが、違いはありますか
高校時代の勝利は去年の11月11日でちょうど1年前だったと思うんですけど、去年はたくさん準備をしました。相手のプレーとか、サインプレーとかを研究して、日本代表がやっているようにしっかりと準備して、勝てたというのがあると思います。重みは…ありますね。10年くらい帝京に公式戦で勝てていなくて。赤黒を着たら負けられないとは言っているんですけど、これまでダブルスコアとかで負けることもあったので、絶対に負けたくないというのはチームにありました。部員130人くらいが全員、戦うっていうマインドできょうは戦えたと思います。
――攻め込まれた時間帯がありましたが、その時のメンタルは
中では「諦めるな!」という感じでした。マインドが落ちているのではないかということをキャプテンが気にしていました。点数も8点差だったので、そういうネガティブなマインドになっていたんですけど、ずっと声を出し続けて、自分たちを鼓舞していました。他にはゴール前でスクラムが続いていたので、FWでは今までやってきたことを信じて、ディフェンスして乗り切ろうっていうのは話していましたね。それで何度か円陣も組みました。
――8点差からご自身がトライを決められました
他の試合でもああいうトライはあって。慣れたプレーでもあって、いけると思っていました。
――トライを決めてチームの流れが変わったという実感はありますか
8点差でさらにゴール前に釘付けにされていて、落ちていたわけではないですけど、後手に回っていた部分はありました。自分がトライして変わったわけではないですけど、FWみんなの力です。最後モールで押し込んで、自分の手柄というよりはFWの手柄です。でもあのトライで勝ち越せる射程圏内に入ったので、みんなもマインドを取り戻して、士気を上げて最後まで攻める雰囲気でできたと思います。
――PGで同点というのは考えにありましたか
同点よりは勝ち越したいというのが個人的にはありました。さすがに意見とかは言わないですけど(笑)。
――近年は帝京大に勝てていませんでしたが、今年チームに加わって、帝京大戦での勝利への思いを感じることはありましたか
ありましたね。2年連続夏合宿では勝っているんですけど、公式戦では勝てていなくて。赤黒ジャージを着て負けていた相手なので、本当に絶対に勝たなければいけない相手だと思います。そういうのは4年生にもあったんですけど、それよりはコーチですね。帝京大には思い入れが強くて、いつもと様子が違うなっていうのは個人的には感じました(笑)。チームとしてもコーチから伝わって、負けられないというのはありました。自分たちでも勝ちたいという気持ちがあって、特別な思い入れはありました。
――夏の勝利との違いは
公式戦と夏合宿の雰囲気は全然違うので。きょうは何人来たかは分からないですけど、(会場が)埋まっていて、赤黒ジャージを着て戦うという重みは全然違います。その勝利は本当に大きいと思います。
――公式戦での勝利は9年ぶりとなります
逆転トライを決めたときはみんな涙が出ていて。涙を流しながら喜んでいました。本当にみんなうれしかったんだと思います。自分は1年目だったので、先輩たちほどではないですけど、うれしかったです。
――タックルが良かったように思うのですが、ディフェンス面で意識したことは
とにかく前に出て、狙いやすい相手だったので、刺さろうというのはみんなで話していました。
――アタックの面でも帝京大に引けを取らないプレーが多かったです。そのことは自信になりましたか
そうですね。これまで強豪のAチームとやってきて、タックルしてもあまり返されることはなかったので、コンタクトには自信があります。
――タックルが決まる場面が多くありました
結果ターンオーバーにはつながらなかったけど、攻めのマインドは貫けたかと思いますね。
――後半20分過ぎ、帝京大に押し込まれてトライされましたが、その時はどんな気持ちでプレーしていましたか
8点差だったので、返せない時間帯でもなかったですし、キックオフからすぐスコアを取れれば逆転もできるとチームで話していました。とにかく敵陣に入ってPGでも何でも得点しようと話していて、諦めてはいなかったです。
――ラストワンプレーでスクラムが始まった時は緊張などはありましたか
ノックオンとか、1つでもブレイクダウンめくられたら終わっちゃうので緊張はあったんですけど、みんな取りきれるという自信はありました。これまで準備をしてきたっていう自信があったので、緊張はあったんですけど、やることはいつもと変わらないなというのはあったと思います。
――次戦に向けて一言お願いします
次は個人的には初めての早慶戦になるので、きょうとはまた違った雰囲気になると思います。相手のサポーターも多いですし。もっとプレッシャー掛かると思いますし、2週間空くので、しっかり準備して普段通りのプレーができれば良いと思います。
NO・8丸尾崇真(文構3=東京・早実)
――9年ぶりの対抗戦での帝京戦勝利を挙げましたが、率直な今のお気持ちは
まあうれしいですね。夏合宿とかだったら去年も勝ったしことしも勝ったのですが、対抗戦で勝てないところがあったので、対抗戦で勝てたというのは大きいと思っています。
――夏の勝利と比べてチームはどう成長しましたか
全部の部分でレベルアップはしていたと思いますし、特にディフェンスはレベルアップしていたなと思うのですが、根本となるブレイクダウンの部分で圧をかけられたなと思います。
――アタックでゲインする場面も多くありましたが振り返っていかがですか
テンポが出てきたときはいいアタックができたかなと思います。相手の出てくるディフェンスに、相手の思うように止められてしまうと、こちらのテンポにはならなかったので、ひとつひとつのフェーズで少しずつ前に出ることで、いいリズムがつくられて前に出られたのかなと思います。
――ラストワンプレーのスクラムが始まる前の心境はいかかでしたか
別に特にラストワンプレーで緊張している、というのはなかったですね。試合を通して「あ、負けるな」と思った瞬間は一瞬もなかったし、全然大丈夫だろうなと思ってやっていたし、最後も絶対大丈夫だと思ってやっていました。
――後半、自陣ゴール前での攻防はどのように考えていましたか
点差的にも、まあゴール前はいかれましたけど、敵陣に入っていれば全然怖くないという印象があったので、ペナルティーの部分だったりキックゲームの部分だったり、敵陣にいれば何の問題もないなと思っていたので大丈夫でした。
――ロッカールームではどのようなお話をされていたのですか
試合前は「先手必勝」という話をしていたので、最初のスクラム最初の接点最初のボールキャリー、全ての最初の部分にこだわろうという話でした。ハーフタイムは、今やられている部分などを冷静に話してまあ大丈夫だろうということになったので、冷静に話していたと思います。試合後は9年ぶりに帝京大に勝ったということで、みんなで喜んでいました(笑)。
SO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)※囲み取材より抜粋
――
FWが「かなり頑張ってファイトしてくれているな」と思っていました。そういうラグビーがしたいので、いかに速くスペースを見つけるかというのがBKがキーにしてフォーカスしている部分でもあります。できるだけ手数少なくボールをスペースに運ぶということを意識した結果、トライを取ることもできましたし、チャンスを作れたかなと思います。
――パスをした瞬間にもう次のことを考えているのですか
昨年度まではどちらかというとFWが頑張っている中で数的優位を作って攻めるかたちでした。今年は逆に数的優位がなくても、(相手が)同じ枚数やそれ以下であれば攻められると思っています。BKは1対1で勝負していこうというマインドはありますね。アタックのメークラインに関しては去年と特に変わってはいないですが、マインドが変わったというか。BKがタレントぞろいと言ってくださることが多いのですが、そういう認識を自身も持っているので、BKでしっかり取りきるんだという認識を持っている部分がきょうは生きたのかなと思います。展開していってなんぼだと思っているので、悪く言えば悪いときの日本代表のような時間があったのかなと思いますし、よく言えば日本代表のようにFWとBKが一体となって前に進んでトライを取り切れる場面がありました。そこは僕らの掲げているビジョンが、日本代表と似ている部分があるのかなと思います。
――残り10分になった時、どのようにゲームを作っていこうと思いましたか
帝京大さんにトライを取られて8点差になった瞬間、自分たちとしては、齋藤主将が「一発で取りきるというより10分、15分かけてゆっくり取ってラストチャンスにかけよう」と言っていました。その時間で僕らがフォーカスしたことはいつも通り1個1個するということです。それによってスクラムのペナルティーを逆にもらえたりとか、ブレイクダウンで優位に立てたりとか、若干焦る部分も冷静に、自分たちのやるべきことをひたむきにできたのかなと思います。最後は僕らはおそらく反則をしていなかったですし、どんどん前に行くことができたので、それは僕らがきょう出たところだと思います。
――最後のスクラムは
あそこは僕らが用意していたサインプレーがあったのでそれをしようと。止められる可能性もありますが、ゲインできるということは頭にあり、その後は僕らがやってきたアタックで粘り強くしっかりボールを継続し、BKでトライを取り切ろうと思っていました。
――最後はSH齋藤直人主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)が飛び込みました
齋藤主将に行く前に小林(プロップ小林賢太、スポ2=東福岡)が惜しいところに行きました。「惜しい」という状況が作れたところで僕らの勝ちかなと思っているので、齋藤が最後のトライをしたのはみんなの力といいますか、誰がトライしてもおかしくなかったと思います。そこにいた人間が置くだけだったので、まずあのスクラムでFWがいいボールを出してくれたところから始まっていたのかなと思います。ボールを継続することが僕らのやりたいことなので、あそこでもし小林が飛ばしたりパスミスをしたり可能性もありますし、僕がミスをするという可能性もあったので、小林なりに最善の策だったと思います。「しっかりコツコツと」というのがあのプレーには出たかなと思います。
――途中ペナルティーがありましたが、同点というのは頭にはありましたか
まったくなかったですね。それは誰一人なかったと思います。夏は去年も今年も勝つことはできましたが、対抗戦という公式の場で僕自身勝ったことがないのでそれを体現したかったです。みんながその意思が強かったんだろうなと思います。
――昨年明大が優勝したということで、同じ伝統校として並べられることが多いですが、思うことは
明治さんは今年も強いという印象で、それこそ、僕らが対抗戦で(帝京大に)勝ってしまったが故に、ちょっとスイッチを入れてしまったのかなという印象を少し持っています(笑)。それに勝つには僕らしかいないかなと。負けた借りは試合でしか返せないので、それは意識していると思います。僕らはまだ何一つタイトルを手に入れていないので、きょうは勝ちましたが次も勝てるという保証はないですし、ひたむきに一戦一戦頑張っていきたいと思います。
WTB古賀由教(スポ3=東福岡)
――帝京大に9年ぶりに対抗戦で勝利となりましたが
すごくうれしいです。
――前半の最初から積極的に仲間への声かけを行っていましたが、どういう思いを持って試合に臨まれましたか
FWが、帝京が強い中で頑張ってくれていたので、外で楽をしている僕らができるだけ声を出してあげたいなと思って声かけをしていました。
――前半のご自身のトライを振り返っていかがですか
僕はただ走ってボールを置いただけなのでなんとも言えないですが、本当にみんなのおかげで取れたトライです。
――フェーズを重ねたところで丸尾(NO・8丸尾崇真、文構3=東京・早実)選手からパスが出ていましたね
崇真もいいパスを放ってくれたし、僕はボールを押さえる係なので楽でした。
――前半最後の5分間は良い流れではありませんでしたが、後半に向けてロッカールームではどのような話をなさったのですか
キャプテンがずっと、「諦めるな」、「切らすな」と言い続けていて特にそんなに僕たちも焦ることなくできていました。修正することはたくさんありますが、前半通りいっていたら(大丈夫だと思っていました)。特に取られたトライが悪いトライではなくて、アンラッキーなトライが多かったので、そこを修正して自分たちの強みを出していこうという話になりました。悪い流れということは気にしていなかったです。
――ラストワンプレーのスクラムが真ん中のあたりであったと思いますが、それを古賀さんはBKとしてどのようにご覧になっていましたか
ほとんどラストワンプレーと言われていたので、自分が触ってノックオンしなければいいなと思っていました(笑)。あとは、ボールが来たらトライ取り切ろうとは思っていたのですが、ボール触ることなくみんながトライとってくれてうれしかったです。
――ラストのワンプレーでの大逆転があって、ご自身は逆サイドで待っていらっしゃって、ベンチの方に1人で駆け寄っていたと思うんのですが、それに関しては
足がつりかけていて、向こうに行くのもしんどいなと思って、それだったらこっち側のみんなと喜んだらカメラにも写れるかなと思って行きました(笑)。
――次の早慶戦に向けての意気込みを教えてください
早慶戦は毎年すごく厳しい戦いになるので、そこできょうみたいに諦めないことと、前に出続けること。僕たちの今得意なディフェンスの部分で負けないように、向こうもディフェンスがすごく上がってくると思うので、そこに負けないようにしたいと思います。
CTB中西亮太朗(商2=東京・早実)
――きょうの試合を振り返っていかがですか
アンラッキーな部分もあって失点が重なってしまった部分もありましたが、最後チームでやるべきことをやって、仕留め切って勝てたので良かったと思います。
――Aチーム戦での帝京戦は初でしたが意識したことは何ですか
とにかく、先手必勝を心がけて自分から仕掛けることを意識しました。
――帝京大のフィジカルの強さはいかがでしたか
やっぱり、ブレイクダウンとかはプレッシャーがすごくて受けてしまう部分もありましたが、自分のキャリーの部分とか前に出ることはできたのでそれは良かったと思います
――後半開始早々のゲインできた部分がありました。そこが起点となってパスがつながり、トライとなりましたがいかがでしたか
外からミスマッチの声が聞こえていたので自分から仕掛けて、それがあって結果的にトライにつながったので良かったです。
――最後のスクラム始まるときのスクラムが始まるときは、どのような心境でしたか
とにかくミスはしないように心がけていました。あとは変に逃げたプレーをしないように強気で攻めました。
――試合終盤の負けている状況でミスが許されない場面での逆転トライがありましたがそのシーンを振り返っていかがでしたか
チーム全体で最後まで走れてて、自分もそのフォローやサポートが遅れないようにということを意識していました。
――9年ぶりの帝京戦勝利でしたがいかがですか
自分がそのピッチに最後まで出ていたことを誇りに思います。
――夏の勝利と比べてチームはどのように成長したと思いますか
夏よりも相手の強いブレイクダウン、スクラムに負けずに、最後自分たちのかたちで勝ち切ることができたので収穫の多い試合だったかなと思います。
――ハーフタイムや試合後のロッカールームではどのような話をしましたか
ハーフタイム中は、BKとしてこれからどうしていくかという話をしていて、試合後はチームとして喜んでました。
CTB長田智希(スポ2=大阪・東海大仰星)
――9年ぶりに帝京大に勝利となりましたが、今の率直なお気持ちは
うれしいというのが一番です。試合の最後まで負けているところで、直人さん(SH齋藤直人主将、スポ4=神奈川・桐蔭学園)のトライで勝てて本当にうれしいの一言ですね。
――ご自身は対抗戦ではこれが復帰戦となりました
ディフェンスのところのBKで何回か抜かれるシーンもありましたし、動き出しなどでも自分の感覚としてまだ戻り切れてない部分はあるので、これから慶応、明治と厳しい試合なのでそれに向けて感覚をもっと戻していきたいなと思います。
――ご自身のトライシーンを振り返って
あれはゲインした後で結構外が余っている状態で取り切らないと駄目な部分だったので、取れてよかったです。
――夏の帝京大戦の勝利と比べて、チームが成長した点は
昨年だと夏合宿では勝って、その後対抗戦で負けるかたちでした。今年は規律だったり細かいスキルの精度だったりを意識していたので、そこは伸びた部分かなと思います。
――前半をビハインドで終えましたがロッカールームではどのような話をされましたか
前半はちょっとしたミスなどを取られていたので、攻めたら取れるから負けてるけどそこは気にせずに自分たちでやるべきことをやろうという話をしました。
――後半もビハインドのまま試合が進みました
正直、このまた負けてしまうんじゃないかという気持ちはそんなになかったですし、後半は帝京大のペースで進んで自陣で我慢するという時間が続いていたので、そこを我慢しきればトライが取れるという気持ちはありました。
――ラストワンプレーのスクラムが始まる時の心境は
ここは絶対取り切るぞという、それだけですね。
――早慶戦に向けて修正していきたい点は
個人としてはきょうもディフェンスで何回も抜かれたシーンがあったのでそこをまず修正するというのと、動き出しのところで相手のキックや味方のゲインで反応を速くしていきたいです。
――早慶戦への意気込みをお聞かせください
チームとしてはだいぶいい仕上がりだったんですけど、個人としてはまだまだだったので、そこはしっかり修正して臨めたらなと思います。
WTB安部勇佑(スポ3=東京・国学院久我山)
――きょうの試合をどのように位置付けて試合に入られましたか
夏勝って、でも敵も違うチームになっていると思うので自分たちも成長しようというところでこのW杯期間、休止中も1つのターゲットと考えて臨んでいました。
――試合前、具体的にはどのような声かけなどがあったのですか
先手必勝で自分たちからどんどん仕掛けて行くというのをチームとして共有していました。
――きょうは一進一退の試合展開となりました。試合を振り返っていかがでしたか
チームとして最後まで我慢して継続して勝ち切れたということは良かったと思います。ですが、個人としては何も良いところがないというか、ダメだったので、これを反省して次につなげられればなと思います。
――帝京大に対して、夏の合宿では勝利を収めましたが、対抗戦では9年ぶりの勝利となりました。その辺りはいかがですか
なかなか勝てていなかった相手なので勝てたというのはチームとしても大きな一歩だと思うのですが、でもまだ対抗戦は続くのでそこは切り替えてまた早慶、早明戦に臨めたらなと思います。
――夏に勝利した時に比べて、チームはどのような進歩、成長があったと考えられていますか
夏はブレイクダウンとかでもしっかり戦うことができて、今回もかなりプレッシャーを受けたのですがしっかりブレイクダウンでも戦えたということと、ペナルティーをしないで規律を守ってできたということはチームとして大きかったと思います。
――きょうは個人としては攻撃面でゲインをしていく場面など見られたと思いますがいかがでしたか
BK陣が相手と一対一の所で勝ってくれていたのでそれが大きいと思います。
――ハーフタイムを今季の対抗戦で初めてビハインドで迎えました。ハーフタイムにはどのような声かけがありましたか
負けている状況はあまり考えずに自分たちがやってきたことをやれば逆転できるというのは声をかけて、点差を気にせず自分たちのやれることをやり抜こう、40分間出し切ろうというのは話がありました。
――ラストプレーに劇的なトライで試合が決まりました。ベンチからでは有るかと思いますが、スクラムの場面、トライの場面はどの様にご覧になっていましたか
あまりこういう接戦という場面が対抗戦になってから無かったので、難しいとは思うのですがよくFWもBKも一体となって攻めてくれて取り切ってくれて、素直にうれしかったです。
――試合後はどのような雰囲気でしたか
帝京大に勝てたというのは久しぶりでもあったので良かったのですが、その後また早慶戦早明戦に向けてしっかり気を引き締めていこうという話はありました。
――最後に早慶戦に向けての意気込みを聞かせてください
やはり早慶戦は伝統の一戦なので慶應は早稲田に対してこれまでとは違う気持ちで向かってくると思うので、そこは受けずに自分たちはチャレンジャーの気持ちで仕掛けて、攻めたいと思います。
FB河瀬諒介(スポ2=東海大仰星)
――今の率直な気持ちをお願いします
うれしいという気持ちが一番ですね。
――アタックの部分はどうでしたか
トライはできなかったのですが、トライからのボールキャリーだったりはできたので、すごい良かったんじゃないかなと思います。
――自分から仕掛ける場面が多かったですが、帝京大のフィジカルには通用しましたか
ちょっとだけ通用したかなと思います。ハイボールをキャッチした後、すぐ倒れてしまったりがあったので、そこをもっと立っていられるようにすると、サポートしやすくなると思うのでそこをもうちょっと強化していけたらなと思います。
――ディフェンスの部分ではどうでしたか
ディフェンスでは、上がるのが遅かったりする部分が前半あったので、後半はそれを意識して早めに上がったりとか、WTBの二人とか岸岡さんともコミュニケーションをしっかり取れていたので、よかったかなと思います。
――FBとしてのご自身のプレーを振り返っていかがですか
アタックの部分はすごいゲインできましたし、ハイボールキャッチも落とさずにキャッチできたので、それはよかったなと思います。
――ラストワンプレー、3点を追いかける展開でしたが、メンタリティの部分はどうでしたか
トライ絶対に取れるな、と思ってずっとアタックしていました。
――夏の勝利と比べてチームはどう成長しましたか
夏、僕は出てなくて見てただけなのですが、帝京大の強いFW陣のゴリゴリっていうのをけっこう頑張って耐えれていたので、それはFW陣がすごい頑張ってくれたのかなと思います。
――昨年は帝京大に敗れましたが、昨年と今年で一番大きな違いは何だったと思いますか
昨年はスクラムの部分ですごく押されてペナルティ取られていたりしてたのですが、今年はそれが少なかったので、そういう部分でペナルティで自陣に食い込まれるようなことが昨年より少なくなり、点差を縮めることができ、結果勝つことができたのだと思います。
――コミュニケーションの部分はどうでしたか
試合中全員が冷静で、空いてるところであったりとか、ディフェンスだったらもうちょっと早く来て欲しいとかがしゃべれてたので、良かったと思います。
――ロッカールームでは何を話しましたか
試合前は、先手必勝というのをテーマに掲げて、後手にならないっていうのを話しました。ハーフタイムは、アンラッキーなトライのされ方が多かったので、そこで強いプレーを選択するっていうこととか、攻めたらトライを取れていたので、どんどん攻めていこうって話をしました。試合後は次に向けてリカバリーしっかりって話をしました。
――次戦の慶應戦への意気込みをお願いします
伝統の早慶戦なので、気負わず、しっかり自分のやるべきことをやって試合に臨みたいと思います。
関東大学対抗戦 | ||||
---|---|---|---|---|
早大 | スコア | 帝京大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
2 | 3 | T | 4 | 1 |
2 | 1 | G | 1 | 1 |
1 | 0 | P | 1 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
17 | 17 | 計 | 25 | 7 |
34 | 合計 | 32 | ||
【得点】▽トライ 長田、古賀、岸岡、相良昌、齋藤▽ゴール 齋藤(1PG、3G) | ||||
※得点者は早大のみ記載 |
早大メンバー | |||
---|---|---|---|
背番号 | 名前 | 学部学年 | 出身校 |
1 | 久保 優 | スポ3 | 福岡・筑紫 |
2 | 森島 大智 | 教4 | 東京・早実 |
3 | 小林 賢太 | スポ2 | 東福岡 |
4 | 中山 匠 | 教4 | 東京・成城学園 |
5 | 三浦 駿平 | スポ4 | 秋田中央 |
6 | 相良 昌彦 | 社1 | 東京・早実 |
7 | 幸重 天 | 文構4 | 大分舞鶴 |
8 | 丸尾 崇真 | 文構3 | 東京・早実 |
9 | ◎齋藤 直人 | スポ4 | 神奈川・桐蔭学園 |
10 | 岸岡 智樹 | 教4 | 大阪・東海大仰星 |
11 | 古賀 由教 | スポ3 | 東福岡 |
12 | 中西 亮太朗 | 商2 | 東京・早実 |
13 | 長田 智希 | スポ2 | 大阪・東海大仰星 |
14 | 安部 勇佑 | スポ3 | 東京・国学院久我山 |
後半23分交代→23梅津 | |||
15 | 河瀬 諒介 | スポ2 | 大阪・東海大仰星 |
リザーブ | |||
16 | 中野 幸英 | 文構4 | 東京・本郷 |
17 | 横山 太一 | スポ2 | 東京・国学院久我山 |
18 | 阿部 対我 | 社2 | 東京・早実 |
19 | 大崎 哲徳 | 文構2 | 東京・国学院久我山 |
20 | 柴田 徹 | 社4 | 神奈川・桐蔭学園 |
21 | 河村 謙尚 | 社2 | 大阪・常翔学園 |
22 | 吉村 紘 | スポ1 | 東福岡 |
23 | 梅津 友喜 | スポ4 | 岩手・黒沢尻北 |
※◎はゲームキャプテン、監督は相良南海夫(平4政経卒=東京・早大学院) |
関東大学対抗戦Aグループ順位表(11月10日現在) | |||||||||
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順位 | チーム | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失 | トライ |
1 | 明大 | 5 | 5 | 0 | 0 | 404 | 53 | 351 | 60 |
1 | 早大 | 5 | 5 | 0 | 0 | 366 | 50 | 316 | 55 |
3 | 帝京大 | 5 | 4 | 0 | 1 | 273 | 100 | 173 | 42 |
4 | 筑波大 | 5 | 2 | 0 | 3 | 167 | 168 | ‐1 | 25 |
4 | 日体大 | 5 | 2 | 0 | 3 | 107 | 275 | ‐168 | 13 |
4 | 慶大 | 5 | 2 | 0 | 3 | 180 | 90 | 90 | 26 |
7 | 青学大 | 5 | 0 | 0 | 5 | 40 | 307 | ‐267 | 5 |
7 | 成蹊大 | 5 | 0 | 0 | 5 | 31 | 525 | ‐494 | 5 |
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が並んだ場合は同順位とする。 |
関東大学対抗戦Aグループ星取表(11月10日現在) | ||||||||
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帝京大 | 早大 | 慶大 | 明大 | 筑波大 | 青学大 | 日体大 | 成蹊大 | |
帝京大 | * |
11/30 11:30 秩父宮 |
11/24 14:00 秩父宮 |
◯24-22 |
◯80‐7 |
◯59‐30 |
◯78‐7 |
|
早大 | * |
11/23 14:00 秩父宮 |
12/1 14:00 秩父宮 |
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慶大 |
11/30 11:30 秩父宮 |
11/23 14:00 秩父宮 |
* | |||||
明大 |
11/24 14:00 秩父宮 |
12/1 14:00 秩父宮 |
* | |||||
筑波大 |
●22-24 |
* |
11/30 14:00 江戸川 |
11/24 14:00 敷島 |
◯87‐19 |
|||
青学大 |
●7‐80 |
11/30 14:00 江戸川 |
* |
●18‐37 |
11/24 11:30 敷島 |
|||
日体大 |
●30‐59 |
11/24 14:00 敷島 |
◯37‐18 |
* |
11/30 11:30 江戸川 |
|||
成蹊大 |
●7‐78 |
●19‐87 |
11/24 11:30 敷島 |
11/30 11:30 江戸川 |
* |
※秩父宮は秩父宮ラグビー場、熊谷および熊谷Bは熊谷ラグビー場、帝京大Gは帝京大学百草園グラウンド、早大Gは早大上井草グラウンド、足利は足利市総合運動公園陸上競技場、江戸川は江戸川区陸上競技場、秋葉台は秋葉台公園球技場、明大Gは明大八幡山グラウンド、菅平は菅平サニアパークM/C、筑波大Gは筑波大つくばグラウンド、敷島は群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場、上柚木は上柚木公園陸上競技場、たつのこFは茨城たつのこフィールド、ケーズデンキはケーズデンキスタジアム水戸、大和は神奈川大和スポーツセンター競技場、駒沢は駒沢オリンピック公園陸上競技場。