メニュー

スケート部

2019.11.04

関東大学リーグ戦 11月2日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

またも東洋大に完敗し、リーグ戦3敗目

  関東大学リーグ戦(リーグ戦)も佳境に差し掛かった第12節。予選リーグも2巡目となり、この日は今季一度も白星を挙げられていない東洋大との対戦を迎えた。第1P(ピリオド)に2点のリードを許すと、試合は終始相手のペースで進む。一時は1点差まで詰め寄ったが連続失点を喫し、前回の対戦と同じく3-6のスコアでの敗戦となった。

 「相手の方が技術もあって、チェッキングも速いことも分かってはいた」(FW青木孝史朗主将、スポ4=埼玉栄)というように、スタートから東洋大はその実力を十分に発揮してくる。4分6秒、相手の息の合った攻撃に守りが追いつかず先制を許すと、その後も猛攻を受ける。速く激しいチェッキングが特徴の東洋大に押され気味の展開となるが、早大も持ち味である運動量で応戦。中盤は東洋大に流れをつかまれるが、15分頃、PK(※2)の時間ながら、青木がGKと1対1となる絶好のチャンスを迎える。しかし、これはポストに当たってはね返り惜しくも得点とはならなかった。依然として数的不利な状況で、東洋大のスラップショットがさく烈。0-2とリードを奪われ、第1Pを終えた。

先制ゴールの杉本

  第2Pも、東洋大ペースは続くが、FW杉本華唯(スポ2=北海道・駒大苫小牧)のゴールでまずは1点を返すと、均衡状態に。しかし東洋大にさらなる得点を許しスコアは1-4。3点のビハインドを背負う重い展開となった。ゴール前でリバウンドをFW木綿宏太(スポ1=北海道・駒大苫小牧)がたたき、2点差となったところで勝負の行方は第3Pへ。43分50秒、DF住友愛斗(教2=東京・早実)が重い反則で12分間の試合退場となる。層の薄いDF陣にとっても、ここから逆転を目指す早大にとっても痛手となるペナルティーとなり、「自らピンチを招くような行為をしてはいけないですね」と内藤正樹監督(平3二文卒=北海道・釧路湖陵)と反省を口にした。それでも49分43秒、DF吉野泰平(社3=東京・早実)が遠目から放ったショットが、ゴール前でスクリーンをしていたFW前田悠佑(社3=東京・早実)の体に当たりゴールを決める。3-4と1点差まで詰め寄って、同点に持ち込みたい早大であったが終盤に連続失点を喫してしまう。3-6と点差が開いての敗戦となった。

パックを押し込み2点目を挙げた木綿

 「(東洋大)に押されてはいたんですけど、みんな足は動いていた」(前田)と早大も60分間ハードワークは徹底していた。勝敗を分けた部分は、基本のプレーの精度の差。そして「相手より自分たちの方が隙を見せる場面が多かった」(青木)という部分だろう。挙げられた敗因により試合を通して流れを引き寄せることができず、またも東洋大の前に屈することとなった。この日、順位決定リーグに進出するのは、明大、早大、中大、東洋大の4校と決定した関東大学リーグディビジョン1グループA。予選リーグも残すところ2試合。次戦は1巡目ではロースコアの戦いを制し勝利した中大との対戦となる。次のステージも見据え、一つでも多くの白星を奪いたいところだ。

※1 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が多く、数的有利な状態をパワープレーと呼ぶ。

※2 ペナルティーによる退場で相手チームより人数が少なく、数的不利な状態をキルプレーと呼ぶ。

(記事 小林理沙子、写真 七澤拓未、大貫潤太)

※( )内はシュート数

結果
早大 ピリオド 東洋大
0(9) 1st 2(14)
2(9) 2nd 2(14)
1(8) 3rd 2(13)
3(26) 6(41)
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 PK/PP
東洋大 04:06 久米 川口 武部太
東洋大 16:12 武部太 清水 PK
早大 26:55 杉本 青木
東洋大 30:06 久米 武部虎 石田
東洋大 35:45 石倉 宮田
早大 46:52 木綿
早大 49:43 前田
東洋大 56:01 武部虎 久米 猪狩
東洋大 56:30 石倉 石橋
※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す
 なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする
早大メンバー
セット FW FW FW DF DF
前田 青木 杉本 吉野 務台
木綿 生江 澤出 大崎 篠田
小澤田 河田 北村 住友 大塚
大石 加賀美 草島 金井
GK谷口
コメント

内藤正樹監督(平3二文卒=北海道・釧路湖陵)

――大差での敗戦となりました

完敗ですね。スコアは前回と同じでなかなかうまくいかないですね。

――東洋大は全日本大学選手権でも対戦する相手で、ここで勝っておきたかったと思います

もちろんそうですね。上位リーグに進む前に一勝一敗にはしたかったなという気持ちはあったし、きょうも選手はそういう気持ちで臨んでくれていたとは思うんですけど、基本のプレーを大事にしなければいけませんね。それと、やってはいけない反則はやってはいけませんね。自らピンチを招くような行為をしてはいけないですね。うちはやっぱり戦力が薄いので反則をしないで、5人でやらなければいけないんだけど、きょうは東洋大よりも反則が多かったし、強い相手に対して反則をしているうちはなかなか勝てないという感じがしますね。

――試合の内容を振り返って

もうちょっと相手のゾーンでプレーしたかったですね。相手のゾーンに行く前に軽いプレーが多かったかな。ブルーライン付近で片手でスティックを持ってパックを運ぼうとしてたたかれるというのも何回かあったので、相手からしっかりパックを守りながらコーナーまで引っ張りたかったです。それが少しできなかったのは、試合の流れを持ってこられなかった原因の一つかなと思います。

――終盤に1点差まで詰め寄りましたが、連続失点してしまいました

大事なところで反則もしたし、層が薄いディフェンス陣はフル回転しながらやるわけですけど、当然疲労が蓄積されますよね。ディフェンスマンが反則しているうちはなかなか勝てないですね。

――勝敗を分けた部分

基本プレーが全て東洋より下回っていましたね。もう少し普段の練習から基本のプレーからしっかり、仲間のブレードにしっかりパスを出すとかやらないと、厳しいのかなと思います。

――明大戦

きょうは負けましたけど、ここでへこたれているわけにはいかないので、決勝リーグまで行きますし、もう一度東洋にチャレンジしたいのでそこまではしっかり勝っていかなけいと思っているでしょうからしっかり勝って一勝一敗に持ち込んで決勝リーグで決着をつけたいな、なんとか粘っていきたいなと思います。

FW青木孝史朗主将(スポ4=埼玉栄)

――東洋戦ではどのように戦おうと試合前に考えていましたか

東洋(大)は自分たちに対して激しいチェッキングと速いチェッキングをかけてくるのは分かっていて、でもそれは自分たちの持ち味と同じで、速いチェッキングと足を動かすホッケーなので、60分間負けないように、それらをとにかくやり通すということを目標にしていました。

――第1ピリオドから相手にペースを握られているように見えましたが、試合展開をふりかえってみていかがでしょう

相手の方が技術もあって、チェッキングも速いことも分かってはいたので、守りの時間が長くなることは想定内ではありました。それでも、わかっていた中でも、失点が多かったのは大きな課題であり、自分たちが先制点をとらなければいけない試合でしたね。

――結果として点差が開いての敗戦でした。勝敗の分かれ目はどこにあったとおもいますか

まずは一つ一つのプレーの精度がそうですね。あとは相手より自分たちの方が隙を見せる場面が多かったのかなと思っていて、失点シーンをふりかえると自分たちの気のゆるみから相手にチャンスを与えて失点してしまったことが多かったので、そこが敗因だと思います。

――今回の試合をふりかえった際にFW陣全体の反省はありますか

速いチェッキングはいつも以上にできていました。あとは決定力と戻りの時のチェックではナンバーカウントができていなかったことが多かったので、守備のときが課題です。

――それでは、個人ではどのような課題があると思いますか

ここ数試合ではスコアが出せていないので、やはりスコアはFWのプレーが一番表れる結果の部分なので、スコアを出すことです。今回の試合でも決められるシーンが何回かあったので、そこは修正しないと勝てないと思っています。

――次は明大戦になりますが、チームとして修正したい部分と意気込みを教えてください

ワンプレー、ワンプレーの精度と守りの部分はそこを改善すれば、中央(大)には勝てると思います。まずはしっかり一日休んで、中央(大)戦では必ず勝ちたいと思います。

FW前田悠佑(社3=東京・早実)

――東洋大に対してどのような戦い方をしようと考えていましたか

自分たちは相手よりスキルが劣っているので、それをカバーするために足を動かして、体を張ってパックを守って、ゴールまでつなげていくという意識でみんな戦ってきました。

――第1Pから東洋に押される場面が続いたことについてどのように考えていますか

押されていたんですけど、みんな足は動いていたので、要所要所で結構気の抜けたプレーが多かったので、そこで気持ちを切らさないで後半につなげたいという思いがみんなあって、ピリオド間でみんなもうちょっと意識を集中していこうという話し合いになりました。

――ゴールシーンを振り返っていかがですか

僕はゴール前でスクリーンをしてて、結果的に僕の体にあたったんですけど、やっぱりどんどんゴールにシュートを集めていって、そういう形で、どういう形であれゴールを狙っていくという風にしていたので、結果的に入ってホッとしています。

――勝敗を分けた部分は何だと思いますか

3−4で負けている場面で5点目を献上してしまった場面ですね。僕が出ていて、相手のDゾーンで相手のマークをみんな声かけずに忘れてしまって、ゴール前フリーになってしまった場面があったので、そこを上位校に、相手にしっかりしていかないと、勝てる試合も勝てないかなと思います。

――あさっての中央大戦に向けて、修正していきたい部分と意気込みを聞かせてください

きょうは足が動いていたんですけど、集中力、細かいところへの声かけや、体を守るプレーが去年に比べて負けていた部分があったので、月曜日の中央戦までに共通認識として最後まで集中力を切らさないで、なおかつ絶対試合に勝つという意識で頑張っていきたいと思います。