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体操部

2019.10.28

第72回全日本選手権 10月18~20日 千葉ポートアリーナ

競技引退 最後は笑顔で

全日本選手権最終日。前日までの成績をふまえ河崎羽珠愛(スポ4=千葉・植草学園大付)はクラブ、リボンの種目別決勝に進んだ。ミスはあったもののそれぞれ5位、笑顔で試合を終えた。最後に新体操はどういうスポーツだと思うか、尋ねると「初めて新体操を見た人でも心を動かせる競技」と返ってきた。その言葉通り、他人の心に訴えるような演技を披露し、観客から大きな歓声を受けながら河崎の競技生活の幕は閉じた。

クラブの演技ではこの種目1番最初に登場。前日までの疲れを見せず、前日以上に足の可動域が広く見えるようなキレのある動きを見せた。一方で柔らかさを求められる場面では余計な力を見せず、緩急をつけた鮮やかな表現力を見せた。予選では危うかったリスクも確実に決め、最後の回転がシングルになってしまったフェッテターンも今日はダブルで4連続回り切った。しかし直後のリスクで、キャッチしたクラブを落としてしまうミスを犯す。「予選でやれなかった内容もしっかり入れられた」と途中までは上手くいっていただけに悔やまれるミスだった。そして最後の種目がリボン。大きな歓声に包まれながら入場し「演技が始まる前から泣きそうでした」という河崎は『次へのステップ』をイメージしたこのプログラムに思いを込めた。途中でリボンに結び目ができ予備の手具に変えざるをえなかったが、それでも「悔いはないです」と言い切った。

クラブの演技をする河崎

 種目別決勝も個人総合に続きそれぞれ5位に入った。最近はミスの出る大会も多く、種目によっては浮き沈みが激しかった。しかし今大会ではミスはあったものの「自分らしく演技を終えることができた」との言葉通り、披露した6演技全てで安定した成果を残した。「こうして最後の舞台を良い形で終えられたというのは、応援してくださったり支えてくださった色々な方々のおかげだと思うので感謝しかないです」と感謝の言葉を口にした。新体操に打ち込んだ日々がこれからの未来を明るく照らしている。

観声に応える河崎

(記事、写真 青柳香穂)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果


種目別決勝クラブ
選手名 結果(順位)
河崎羽珠愛(スポ4) 17.000(5位)


種目別決勝リボン
選手名 結果(順位)
河崎羽珠愛(スポ4) 14.800(5位)


コメント

河崎羽珠愛(スポ4=千葉・植草学園大付)

――最後の試合を終えて率直な気持ちはいかがですか

最終種目がリボンだったんですけど、入る前からたくさんの方々に応援していただいているのが分かって演技が始まる前から泣きそうでした。演技の途中リボンに結び目ができてしまったのは悔いが残る部分ではあるんですが、自分らしく演技を終えることができたので今はすごく気持ちが良いです。

――種目別の2種目振り返っていかがですか

クラブは予選でやれなかった内容もしっかり入れられたんですけど、一箇所ポロっていうところがあったのでそれがとても悔しかったです。でも自分らしくできたと思うので、すごく楽しかったです。リボンは結び目ができてしまいましたが悔いはないです。

――最後の全日本でしたがどういう大会になりましたか

中学3年から出てきた試合なんですけど、こうして最後の舞台を良い形で終えられたというのは、応援してくださったり支えてくださった色々な方々のおかげだと思うので感謝しかないです。

――新体操はどういう存在だと思いますか

初めて新体操を見た人でも心を動かせる競技だなと思いますね。