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柔道部

2019.10.22

全日本学生体重別団体優勝大会 10月19・20日 兵庫・ベイコム総合体育館

国士舘大に敗れ、ベスト8進出ならず

 各階級別に行われる団体戦である全日本学生体重別優勝大会が2日間にわたって開催された。7人編成で勝ち数を競い合う。今年6月に行われた全日本学生優勝大会とは異なり、チームのバランスが問われる大会である。6月の全日本学生でベスト8を収めた早大は、今大会もベスト8進出を目指した。しかし、強豪・国士舘大を前に勝利することはできなかった。

 初戦の相手は北海学園大。先鋒の早大のエース・空辰乃輔(スポ3=広島・崇徳)が一本勝ちを決め、幸先の良いスタートを切る。その後につづいた選手たちも全員一本勝ちを決め、7−0で快勝した。2回戦の岡山商科大戦は「悪い流れだった」と佐藤虎太郎(スポ2=神奈川・桐蔭学園)が振り返るように、早稲田のペースで試合を運べなかった。4ー2と試合には勝利をしたが、消極的なプレーが目立つ。

先陣を切った空

 国士舘大に勝てばベスト8進出という2日目。国士舘大は6月の全日本学生優勝大会の準々決勝で敗れた相手だ。0−3と完全に力負けした相手にどのように戦っていくのかが注目された。試合は前日の悪い流れが払拭(ふっしょく)されていなかった。先鋒が一本負けすると、2人目、3人目が引き分け、4人目が一本負け。3人を残して0ー2と劣勢に立たされた。ここで登場したのは佐藤竜主将。しかし、悪い流れは止まらない。相手に技を仕掛けられる場面が多く、引き分けで試合を終えたが、勝利には厳しい状況となった。副将を務めた佐藤虎は、東京都学生の個人戦で敗れた相手に対して技ありを奪う。その後も攻めの姿勢を見せ、1勝目をあげた。最後を締めるのは大将の空。しかし、引き分けで試合は終わり、国士舘大との試合は1−2で幕を閉じた。

技ありを決める佐藤虎

 目標としていたベスト8には届かなかったが、6月に完敗した国士舘大をあと一歩のところまで追い詰めた。「後輩たちは得点力がある」(加藤眞也、社4=三重・四日市中央工)と語るように、今大会は佐藤虎の活躍が光った。来年以降の団体戦にも期待できるだろう。今年の団体戦は残すところ早慶戦のみとなる。早大全員で一体となって、最後の試合を笑顔で終わりたい。

(記事、写真 瀧上恵利)

集合写真

結果

▽1回戦 ○早大7−0北海学園大

▽2回戦 ○早大4−2岡山商科大

▽3回戦 ●早大1−2国士舘大

コメント

加藤眞也(社4=三重・四日市中央工)

――きのうときょうの試合を振り返っていかがですか

僕はきのうの2試合中1試合しか出ていないのですがしっかり勝てたので、自分の中できょうの国士舘大戦に向けて気持ちは固まっていました。

――どのような気持ちで臨みましたか

佐藤竜主将(スポ4=東京・修徳)から各個人へ役割を当てられていたので、それをクリアしようと思って取り組みました。今年の予選では最低限のことはできたかなと思います。

――ご自身の調子は良かったですか

僕自身は7月に足首のけがをして2ヶ月半ぐらい柔道ができていませんでした。9月中旬に復帰して個人戦にも出場できていないので、調子はあまり良くなかったかもしれません。でもその分やってやろうという気持ちは人一倍ありました。

――きょうの国士舘大に対して何か特別な思いがあったのですか

柔道を始めたきっかけが国士舘大の監督である鈴木桂治さんを見た時でした。2004年のアテネ五輪で鈴木さんの足払いを見て両親に柔道を始めたいといったのが柔道のスタートでした。

――今大会を通して新たに得たことはありますか

僕たち4年生は得点できなくてチームに貢献できなかったですが、後輩たちがしっかり得点力があるので、来年や再来年にはベスト8、ベスト4を目指せるチームになると思います。

――4年生にとって最後の試合となる早慶戦への意気込みをお願いします

絶対勝ちます。

佐藤虎太郎(スポ2=神奈川・桐蔭学園)

――きのうときょうの試合を振り返っていかがですか

きのうから流れが良くないなと思っていたので、きょうもその通り流れが悪いまま終わってしまったという印象です。

――どのようなところで流れが良くないと感じましたか

初日から人任せだなと思いました。「まあ引き分けでいいや」という考えでずるずるきょうまでやってきたように感じます。そしてきょう一本を簡単に取られてしまっていました。どう考えても(きょうの国士舘大戦は)勝てる試合だったのを落としてしまった印象です。(点差が1−2なので)内容差はありますが、どこか1つでも勝っていたり、負けていなかったりしたら、勝てた試合でした。きょうの試合はひどかったです。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

きょう戦った国士舘大の相手は今年の東京都学生の個人戦で負けた相手でした。試合が0−2と劣勢な状況で自分に回ってきてしっかり勝つことができたので、成長できたなと思いました。

――2週間後に控える講道館杯に向けての思いを教えてください

講道館杯で勝ち進めば、シニアの強化選手としてやっていけるので、全力を尽くして頑張ります。

――では早慶戦に向けての意気込みをお願いします

客観的に見て厳しい試合だと思います。でも4年生次第ですね。先輩たちに頑張ってもらいます。