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ハンドボール部

2019.10.21

関東学生秋季リーグ 10月19日 東京・国士舘大多摩キャンパス体育館

迎えた入れ替え戦 大差で勝利し1部残留を決める/関東学院大

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)で9位という結果に終わった早大は、入れ替え戦へと回り2部リーグ2位の関東学院大とぶつかった。前半から先制点を決めた早大はじわじわとリードを広げていく。ディフェンスを中心に相手の攻撃の芽を摘み、次々とゴールを揺らし17-6と大差をつけ折り返した。大きくリードしたまま迎えた後半戦。中盤では早大が攻めあぐね、相手に得点を許してしまう時間帯が生まれてしまったが、徐々に崩れた態勢をしっかりと立て直し最後までスコアを伸ばしていった。前半戦の大きなリードが響き、30-19と11点差を相手につけ勝利をつかんだ早大。無事1部残留を果たした。

 前半戦、早大の攻撃は安定していた。CB宮國義志(社4=沖縄・浦添)が先制点を挙げると、LB青沼健太(社2=千葉・昭和学院)のシュートが立て続けに決まり、前半開始早々に試合のペースを引き寄せる。途中シュートが入らなくなってしまう場面も見られたが、GK羽諸大雅(スポ4=千葉・市川)の好セーブやディフェンス陣の積極的な守りで、オフェンスが立て直すまで相手の攻撃を止め切っていた。中盤、LW前田理玖(スポ3=福井・高志)が着実に得点を重ねていったことで、ペースを取り戻した早大は終盤まで攻撃の勢いを増していく。前田の速攻や宮國の逆速攻が決まっていく中、20分、山田和直(スポ1=群馬・富岡)が相手ボールを奪いワンマンシュートを決めたことで早大のベンチや応援席を沸かせる場面が見られた。相手のミスが目立ち始めたことも相まって、前半戦終了のブザーが鳴るまで早大の攻撃の手が緩まることなく、17-6と相手スコアを1桁に抑えて前半戦を終えることができた。

ワンマンでゴールを狙う山田

 関東学院大のボールで始まった後半戦。PV中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)のスカイプレーが決まると、続くようにRW清原秀介(商4=東京・早実)や福田友貴(スポ2=神奈川・法政二)のシュートがゴールを揺らした。後半戦も早大ムードで攻め込めるかと思われたが、早大にミスが目立ち始めてしまう。宮國のスピンシュートや遠藤瞭(スポ3=神奈川・法政二)の速攻で失点を埋めていくが、オフェンスから放たれるシュートはなかなか相手ゴールに吸い込まれなかった。15分を過ぎたところで再びオフェンスが調子を取り戻し始めるが、その間に相手にかなり得点を許してしまっていた。前半戦での点差を不意にしまいと宮國のカットインや、阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)のディスタンス、青沼の速攻などが決まっていく。終盤まで佐藤法俊(スポ2=長野・屋代)や阿南のシュートが入り、何とか前半戦でのリードを維持したところで試合終了となった。

得点に喜ぶ選手たち

 ことしで2度目となる入れ替え戦であったが、大差をつけて勝利し、1部残留とすることができた。「油断は絶対してはいけないと、春の入れ替え戦でわかっていたので、そこの準備がしっかりできていた」と試合後、阿南が振り返る通り、春の入れ替え戦と比べて選手たちが落ち着いた表情でプレーしていたのが印象的な試合でもあった。
1か月に及ぶ秋季リーグも終わり、いよいよワセダセブンの戦いも佳境に入った。最上級生にとって集大成ともいえる全日本学生選手権大会(インカレ)は11月に宮城県で開催される。一試合一試合に全力で臨むワセダセブンに期待が高まるばかりだ。

(記事 栗林真子、写真 小松純也、宅森咲子、高橋さくら、横澤輝)

関東学生秋季リーグ
早大 30 17−6
13−13
19 関東学院大
GK 羽諸大雅(スポ4=千葉・市川)
LW 前田理玖(スポ3=福井・高志)
LB 青沼健太(社2=千葉・昭和学院)
CB 宮國義志(社4=沖縄・浦添)
PV 中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)
RB 山本慶(スポ3=長野・屋代)
RW 清原秀介(商4=東京・早実)
コメント

清原秀介 (商4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

入れ替え戦は結果が全てなので、まず勝てたことはうれしいです。

――今回2回目の入れ替え戦となりましたが、チームの中ではどのように試合に臨もうという話になりましたか

春は最初からごたごたして悪い展開になってしまったし、会場が入れ替え戦のムードになっていたので、会場の雰囲気を早稲田の雰囲気でずっとやろうと自分から話しました。

――今回の試合に向けて何か対策はしてこられましたか

結構ビデオとか見たり、慶応の人とかに話を聞いたりしていました。左利きの大きい選手がロングを打ってくるとか、両サイドの速攻が早いとか、分析の結果そういうふうになったので、そこを重点的に今週は練習してきていました。

――実際プレーしてみていかがでしたか

序盤はディフェンスもうまく守れて、ロングにも当たり切っていて、そこからディフェンスからの速攻で自分たちのペースでやれて来ていたので良かったんですけど、後半はディフェンスがちょっと崩れてしまって13失点してしまったので、そこがインカレに向けての課題かなと思います。60分間集中しきるというところですかね。

――オフェンス陣全体の動きについてはいかがでしたか

結構カットインとかは狙えていたりしたので、クロスからのずらしとかがすごく相手も寄ったりしていて効いていたので、そこは良かったかなと思います。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします

トーナメントが決まって、入れ替え戦も終わったので後はインカレに全振りできるような状況になっていくと思うので、中京大と山の部分でもある日体大の2つをまずは取ってあとは勢いで勝ち上がれると思うので、早稲田らしさを出せるように練習からいい雰囲気で取り組んでいきたいかなと思います。

宮國義志(社4=沖縄・浦添高)

――本日の試合を振り返ってみていかがですか

結果的に、11点差で試合を終えましたが、内容で言ったら、ツメは甘いし全然ダメダメだったので、インカレが一発勝負で今日の試合みたいなのをやってしまうと負けてしまうと思うので全員で修正して調整してやっていきたいと思います。

―2回目となりました入れ替え戦の意気込みはどのようなものでしたか

秋も入れ替え戦に行ってしまって、不甲斐ない戦いで入れ替え戦になってしまったんですけど、そこから切り替えてみんなでしっかりと気持ちを高めて練習できたし、試合前も盛り上がることができて絶対に勝つというのを出すことができたので試合の入り方というのは良かったかなと思います。

――オフェンス全体でどのように攻め行こうとお考えでしたか

早いパス回しから、広いところをしっかり攻めるというのと、走って点を取るというチームとしては目標でした

――実際プレーしてみていかがでしたか

早いパス回しから広いところに攻めるっていうのは試合を通してできていたと思うのですが、根っこの部分ですごいミスが多かったのでそれはやっぱり修正していかないといけないなと思いました。

――次のインカレに向けての意気込みをお願いします

きょうみたいな入れ替え戦の内容だったら絶対にインカレでは勝てないと思うので、みんなでもう一度気持ちを入れ直して、ミスを減らしながら試合望めるように残り2週間、取り組んでいきたいと思います。自分は4年生で最後のインカレなので嬉しかったり悲しかったりと色々とあるんですけど、それをプレーで表現できるように残り2週間練習していきたいと思います。

阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)

――入替戦勝利に一言お願いします

とにかくもう、ほっとしています。

――台風で延期となった試合ですが、どのような準備をしていましたか

インカレの組み合わせが、入替戦との間に決定するかたちになりました。そこのモチベーションと、入替戦もインカレに向けてもしっかりと準備することをチーム全体でしていました。

――試合前の雰囲気はいかがでしたか

ここが終わりではないので、次に向けてもそうですし、インカレに向けてもチームとしてしっかりと勝ち方を覚えていけるように、意識して試合に臨みました。

――相手も大応援でしたが、対戦してみていかがでしたか

案外気にはならなくて、自信を持ってプレーできました。ただ油断は絶対してはいけないと、春の入れ替え戦(関東学生春季リーグ対桐蔭横浜大、○30-29)でわかっていたので、そこの準備がしっかりできていたのが良かったと思います。

――途中出場となりましたが、意識していたことはありますか

得点が取れない時間帯ではボール回しが止まっているので、コート全体を大きく使うきっかけを使ったり間を広く取らせたりを意識していました。

――ご自身のプレーは振り返っていかがですか

合格点まではいかないですけど、今練習しているプレーは何個かできたので良かったと思います。

――秋季リーグ全体を振り返って9位という結果はいかがでしょうか

不甲斐ないですね。OBOGの方々も応援してくださっているので、そういう方々に結果で示せるようになりたいです。

――最後にインカレまでの3週間に向けて意気込みをお願いします

インカレは1回勝負でどんな勝ち方でも勝ちなので、僕たちはチャレンジャーとして泥臭くぶつかっていきたいと思います。

前田理玖(スポ3=福井・高志)

――今日の試合を振り返ってみて、いかがでしたか

入れ替え戦に2季連続で来てしまったんですが、戦うからにはまず内容うんぬんの前に、勝利を目的にやっていました。

―2回目の入れ替え戦となりましたが、チームとしてはどのように臨もうという話になっていましたか

2部相手で、データもあまりないチームだったんですが、それは関係なく、1部の意地というか、早稲田としてのプライドを持って、ただの勝利ではなく圧倒しようという話になっていました。

――きょうの試合に向けて、決まった対策などはなかったということですか

最終目的はインカレであって、ここがゴールではないので。相手に合わせた対策というのは、話し合いのなかで一応決まってはいましたが、それに対する練習などはあまりせず、インカレに向けて、自分たちの強みを伸ばしていく中での、1つの大会という意識でした。

――きょうのご自身のプレーについてはいかがでしたか

サイドシュートをずっと課題として持っているんですが、確率をもっと上げていかないといけないなと。速攻では、スピードや判断力などの武器を活かして、点に絡めたかなと思います。

――インカレに向けての意気込みをお願いします

チームの目標であるベスト4以上を達成するためには、初戦の中京大、2回戦、どこになるかは分からないですが、日体大とか強いところが来ると思うので、そこに勝つために、残りの期間、死に物狂いで練習していくだけかなと思います。