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バドミントン部

2019.10.17

全日本学生選手権 10月16日 神奈川・小田原アリーナ

ダブルス2組がベスト4進出!大林は2冠に向けて期待がかかる!

 全日本学生選手権も残るところあと2日。男女ダブルス、シングルスの4・5回戦が行われた。ダブルスは小野寺雅之(スポ3=埼玉栄)・大林拓真(スポ2=埼玉栄)組、吾妻咲弥(スポ3=福島・富岡)・吉田瑠実(スポ1=埼玉栄)組が二組とも準決勝進出。一方シングルスでは大林が4・5回戦をストレートで勝利し、唯一最終日に残った。きょうからはダブルスとシングルスが交互に行われ、最多で4試合をこなしている。体力面に不安が残る。決戦はあす、万全の状態で臨みたい。

(記事  山本小晴)

★ここまですべてストレート勝ち!2連覇へ向けさらに加速/男子ダブルス

圧倒的な強さでここまで1ゲームも落としていない

 昨年のインカレの決勝で市川・馬屋原組(JTEKT)との激闘を制し、1年生と2年生ペアながら初優勝を飾った小野寺・大林組。ともに昨年に引き続き日本B代表に選出され、日々厳しい鍛錬を積んでいる。2連覇を狙う今大会では、今のところ初戦から見渡す限り敵なしのオールストレート勝ちだ。
 本日行われた4、5回戦でもその強さは圧倒的だった。筑後・農口組(筑波大)との対戦となった5回戦。高い打点から放たれるスマッシュを決めさせず、レシーブ力を見せつける。大林のスマッシュが決まれば、次は小野寺が前で押し込む。攻守ともに兼ね備え、パワーとフィジカルも負け知らずの二人は向かうところ敵なしだ。あすの準決勝、決勝でもその強さを存分に発揮したい。

(記事 石名遥、写真 山本小晴)

★吾妻・吉田組の奮闘。優勝に期待がかかる!/女子ダブルス

攻撃のリズムをつかんで勝利した吾妻・吉田組

 吾妻咲弥(スポ3=福島・富岡)・吉田瑠実(スポ1=埼玉栄)組がベスト4進出を果たした。ここまで快調に勝ち進んでいたが、4回戦はうまく攻撃のテンポをつかめず苦戦。その中でも足を動かし、気持ちを切り替えて、ゲームカウント2-1で勝利する。迎えた5回戦はスピードのある展開が続く。吾妻の長身を生かしたスマッシュと、吉田の前衛でのプレッシャーで積極的に攻撃し、ゲームを先取するが、第2ゲームの出だしに4連続で得点されてイーブンに戻される。勝負のファイナルゲームは5点差でインターバルを迎える。このままの流れでいけるかと思われたが、1つのミスから流れが相手に傾き、同点まで追いつかれる。ここでも光ったのは二人の高い攻撃力だった。点を決めると声を出し、コミュニケーションをとって調子を取り戻していく。今度はその勢いに押された相手がミスをし、21-18でフルセットに及ぶ戦いを勝ちきった。
 あす行われる準決勝の相手は関西学生選手権で優勝した朝倉・斉藤組(龍谷大)。攻めの姿勢で西の王者を倒して決勝戦に挑みたい。

(記事 山本小晴、写真 岡部稜)

★大林が危なげなくベスト4入り!緑川は初のインカレを終える/男子シングルス

レシーブで苦戦した緑川

大会3日目の男子シングルスには小野寺雅之(スポ3)、昨年度2位の大林拓真(スポ2)、緑川大輝(スポ1)の埼玉栄ナショナル3人組が登場した。小野寺は法大のエース・藤原と対戦し、ファイナルまで持ち込んだが勝ち切れず4回戦で敗退。大林、緑川は順調に5回戦へと駒を進めた。
 迎えた5回戦。緑川は昨年のインカレで3位の田中湧士(日大)と当たり、序盤は9−3とリードするがその後10連続で得点を奪われ、そこから完全に相手のペースに。「何を打っても帰ってくる」との言葉通り相手のレシーブに苦戦し、自らもミスを誘われ13本、7本と大敗した。試合後、「やりづらかった…」と振り返った。
 一方、昨年2位で今年初優勝を狙う大林は5回戦も危なげなく圧勝。単複兼任の疲労もあるなか終始相手を寄せ付けず、初優勝への視界は良好だ。

(記事、写真 石名遥)

★悔しい敗戦。女子シングルスは最終日に残ることができず…/女子シングルス

時折笑顔を見せながらプレーしていた

 鈴木ゆうき(社2=宮城・聖ウルスラ学院英智)の4回戦は前大会シングルスで優勝した香山(筑波大)との対戦となった。正確なコントロールで鈴木を揺さぶり、試合序盤から点差をつけられてしまう。体勢を崩されてシャトルはラインを割るミスが多く、第1ゲームを14-21で落とす。第2ゲームに入っても、香山を崩すことは難しかった。鈴木はコートを広く使って対抗する。10-19の場面、高く上がってきたサーブをカットでクロスに沈め、ノータッチで得点。クロスのショットは通用すると手応えを感じていた。結果としてはストレート負けに終わってしまったが、「シングルスに関しても頑張ったんじゃないかと思います」と振り返る。試合内容としても、自分の実力を知り、何が足りないのか、どうすべきなのか明らかになっただろう。あと2週間で代替わりを迎えるが、これからは上級生として練習に励み、試合にも出場することになる。「下の学年を引っ張っていけるような人になれるように頑張りたい」と語ったが、どんな選手になっていくのか楽しみだ。
ダブルスではベスト4進出を果たした吾妻・吉田だが、疲労からかミスや決めたいという気持ちが出てしまい、ラリーを続けることができない。吉田は4回戦、吾妻は5回戦で敗退してしまった。

(記事 山本小晴、写真 岡部稜)

結果

▼男子ダブルス

▽4回戦

小野寺雅之・大林拓真○2-0(21-19、21-16)

▽5回戦

小野寺雅之・大林拓真○2-0(21-12、21-18)



▼女子ダブルス

▽4回戦

吾妻咲弥・吉田瑠実○2-1(16-21、21-19、21-15)

▽5回戦

吾妻咲弥・吉田瑠実○2-1(21-16、12-21、21-18)



▼男子シングルス

▽4回戦

小野寺雅之●1-2(19-21、21-18、16-21)

大林拓真○2-0(21-17、21-18)

緑川大輝●0-2(13-21、10-21)

▽5回戦

大林拓真○2-0(21-17、21-11)



▼女子シングルス

▽4回戦

吾妻咲弥○2-1(23-21、20-22、21-14)

鈴木ゆうき●0-2(14-21、13-21)

吉田瑠実●0-2(13-21、14-21)

▽5回戦

吾妻咲弥●0-2(17-21、21-23)


コメント

緑川大輝(スポ1=埼玉栄)

――初めてのインカレはいかがでしたか

団体戦が台風で流れて、気持ちを合わせるのがすごく難しかったです。ダブルスはよくわからないところに負けてしまって、シングルスもなんとかエイトには入れましたが、本当はダブルスで勝つ予定でした。いい経験ができましたね。

――気持ちの切り替えはやはり難しかったですか

そうですね、どちらかというと団体にかけていたし、団体がしたかったです。正直にいうとそこで気持ちがあまりなくなってしまいました。ダブルスで負けてしまって、1個くらい残らないとなと思ってシングルスは頑張ってやりました。

――シングルスを振り返って

シングルスはきついですね。5回戦は、すごくやりづらい相手でした。と
りあえず苦手なタイプで、嫌なイメージしかないので、そのまま流れで持っていかれたかなと思います。なんでも返ってくるんですよね。フィジカルが強くて…やりづらかったです。打開策を見つけられず、「どうしよう」と思って終わってしまいました。

――課題だと思う部分は

体力面をもうちょっとやっていかないといけないと思いました。あとはフィジカルとパワーをもっと付けられたらいいと思います。

――以前、「インカレでは全力を出し切りたい」と言っていましたがそこに関しては

どうですかね…半分くらいじゃないですか(笑)。消化不良で終わってしまいました。団体がなくなったので、そこが大きすぎました。

――国際大会も含め、連戦が続いていますね

そうですね、試合が多くて大変で、コンディションを整えるのが難しいです。でもそれが逆にいい経験になっていると思います。

――全日本総合での目標を教えてください

予選会からのものはとりあえず本戦に上がって、ベスト8を目指したいです。

鈴木ゆうき(社2=宮城・聖ウルスラ学院英智)

――関東大学春季リーグ戦以来の香山選手との対戦でしたが

他の人と違うっていうか、1つ1つの球がしっかりしていて正確で、難しかったです。自分の攻める展開にもっていくのが難しくて、相手のペースに飲まれてしまいました。

――試合を見ていて香山選手のクリアーが特徴的だと思いました

きれいに入るんですよね。普通の人だと自分が押した球に対して、ちょっとぐらいはぶれて返ってくるんですけど、香山さんはそういうのがなくて、きっちり返ってきました。その対応ができなかったわけではないんですけど、打った後の展開をもうちょっと考えられたら良かったです。難しかったです。

――体幹が強い選手だと話していましたが、きょうの試合でも実感することはありましたか

強いですね(笑)。クリアーとかもそうですけど、体幹強くないとできないので。そういったところですかね。

――クロスのショットなど技術面では上回るものもあると思うのですが

効いていないわけではないのは分かっているんですけど、まだ相手の方が全然上なので。球数から見たら相手がクロスとかストレートとかいろいろ持っている中で、自分はまだクロスの球でしか相手を崩せていないので、そこは差があると感じました。

――課題としてはストレートの球ということでしょうか

香山さんに対応できるようにスピードを上げるとかですね。体幹は今からつけるのは難しいし、あまり得意じゃないので、自分の良いところを出してそれで対応できたらと思います。

――鈴木選手の試合は終わりましたが、インカレを振り返って

全体としては1年生の時はちょっと気負いすぎていた部分がありました。でも、今回は楽しむということが第一だったので、ダブルスは2回戦で負けてしまったんですけど、楽しめたかなと思います。悔いが残るっていうのはないです。

―― シングルスに関しては、インカレ決定戦で出場を決めて、4回戦まで勝ち上がりましたが

どこを狙っていたというのは正直なくて。リーグ戦の時にけがをしてしまって、それからシングルスの練習もできなくて、インカレがぶっつけ本番っていう感じでした。とりあえずできることをやろうという感じです。シングルスに関しても頑張ったんじゃないかと思います。

――代替わりが迫っていますが、上級生になるにあたっていかがですか

今は下級生で思いっきりやれる立場にいると思うんですけど、来年からは吾妻さんを支えられるように、下の学年を引っ張っていけるような人になれるように頑張りたいです。