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野球部

2019.10.16

東京六大学秋季リーグ戦 10月15日 神宮球場

法大に連勝! 3季ぶりの優勝に向け大きな勝ち点1/法大2回戦

TEAM
慶 大
法 大
(慶)森田晃、増居、生井、髙橋亮、○石井、津留﨑―郡司
◇(二塁打)若林、郡司

 台風19号の影響で順延となり平日開催となった法大2回戦。両校ともに全勝で迎えた1回戦では慶大が競り勝ち東京六大学秋季リーグ戦制覇に一歩前進する。勝ち点獲得となれば優勝に大きく近付くこの試合も、前日に続き接戦となった。

 この日の先発は今秋から第2先発として定着しここまで防御率リーグ1位0.00をマークしている森田晃介(2年)。序盤から140キロ台中盤の速球と大きく動くツーシームのコンビネーションで法大打線を手玉に取り、5回無失点の好投。一方の打線は3回に郡司裕也主将(4年)の適時打で先制すると、同点に追い付かれ迎えた9回に下山悠介(1年)の適時打などで2点を勝ち越し。接戦を制し3つ目の勝ち点を獲得した慶大は、開幕から無傷の6連勝で首位に躍り出た。

勝ち越しの右前適時打を放ったルーキー下山

 この日も森田晃の制球力が光った。立ち上がりこそ球数を擁しピンチを背負ったものの、最速149キロの真っすぐと同じフォームから繰り出されるツーシームで法大打線に的を絞らせない。5回を無四球無失点に抑え、今秋無失点投球を継続。先発の役目を果たし救援陣にバトンを託した。打線は3回、森田晃のリーグ初安打から好機をつくると、4番・郡司が13球目を中前へはじき返し先制点を挙げる。ただその後は走者こそ出すものの追加点が奪えない。すると迎えた7回、法大の攻撃。この回からマウンドに上がった生井惇己(1年)が二塁打と犠打で1死三塁のピンチを招く。ここで髙橋亮吾(4年)にスイッチするが、続く8番・西山翔真(4年)に左越え適時二塁打を浴び、試合は振り出しに。2死二塁と窮地は続き、次打者への2球目は右前に飛ぶ。二塁走者は本塁へ突っ込むが、これを右翼手・中村健人(4年)が好返球で阻止。法大に傾きかけた流れを引き戻す好守に、平日ながら賑わった三塁側・慶大応援席は沸いた。

しびれる場面で先制適時打を放った4番・郡司

 この流れのまま勝ち越したい慶大であったが、8回から法大のマウンドに上がったのは今季ここまで6試合7イニングを投げ、1人の走者も許さない完璧な投球を見せている三浦銀二(2年)。しかしこの日は制球が甘く、8回には郡司に今季初の被安打となる右越え二塁打を浴びるなどピリッとしない。そして迎えた9回表慶大の攻撃。先頭打者が敵失で出塁すると、内野安打と死球などで1死満塁の絶好機を創出。打席にはルーキーながら首位打者争いを演じる下山。初球をたたくと打球は一、二塁間へ。三塁走者がかえり、土壇場で勝ち越しに成功した。その裏、津留﨑大成(4年)がきっちり3人で締める。首位攻防戦で連勝を収めた。

試合を締めた津留﨑(左)と5人の投手をリードした郡司

 秋季リーグ戦優勝へ向け重要なこのカードを連勝という最高のかたちで制した慶大。1回戦では小原和樹(4年)、2回戦では下山と日替わりでヒーローが生まれているのは強さの証しだ。次週は中3日での試合となるが、短い準備期間を補えるだけの選手層がある。4つ目の勝ち点を手にできれば完全優勝も見えてくる明大戦。粘り強く戦い、接戦をものにする『強者の野球』を再び見せられるか。

(記事 山崎航平、写真 江藤華、土生諒子、足立優大)

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