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バスケットボール部

2019.10.12

第96回関東大学リーグ戦 10月6日 東京・日本体育大学世田谷キャンパス

東海大と大接戦も一歩及ばず

  神奈川大に快勝し、勢いに乗りたい早大はリーグ戦2週目を迎える。2週目初戦の相手は、1周目の前回対戦でダブルスコアの差をつけられ敗れた、強敵東海大。前回のリベンジを果たしたい早大は、序盤から粘り強いディフェンスと、要所要所で決まるスリーポイントなど持ち味を発揮する。しかし、対する東海大も激しいディフェンスと、ハイスキルな攻撃で応戦。試合残り3分を切る時点で、3点差となる一進一退の攻防が試合を通して続いた。しかし、終盤東海大がフリースローとタフショットを決め、一歩リードする。追いつきたい早大だったがあと1本が決まらず悔しい敗戦となってしまった。

  G柳川幹也(スポ2=京都・洛南)の代わりにF桑田裕平主将(商4=京都・洛南)が入り、高さとディフェンスを意識したスターティングラインナップで挑んだ早大。両チームともに激しいディフェンスを展開し、序盤からスローなテンポで試合が進む。東海大のブロックやスチールに苦しめられる中、6月に行われた関東大学新人戦の東海大戦で30得点の活躍をしたF津田誠人(スポ2=京都・洛南)が奮闘する。左サイドからバンクショットを決めると、プルアップスリーポイントシュート、ゴール下からのシュート、さらには鋭いブロックショットも飛び出すなど攻守にわたる活躍でチームを引っ張る。しかし、東海大も粘り強く反撃する。早大は東海大の洗練されたオフェンスにファールを連発、フリースローを与え、なかなか流れを呼び込むことができない。そのまま試合はローペースで進み、28―28の同点のまま試合を折り返した。

多彩な攻撃を見せた津田

  同点で迎えた第3Q(クウォーター)、ここでもお互い譲らず一進一退の緊張した展開が続く。勝負強いシュートを要所で決めてくる東海大に対して、C小室悠太郎(社3=石川・北陸学院)、桑田主将、G土屋大輝(スポ2=福岡大大濠)を中心に得点し、応戦する。拮抗した展開が続き43―43の同点のまま勝負の第4Qを迎える。第4Qでもこれまでと同様に接戦が続く。宮本一樹(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がフリースローを2本沈め、勢いに乗りたい早大だったが、ファールトラブルと東海大のタフショットで一歩リードされてしまう。その後も小室、津田がシュートを決めるも、ファールで相手にフリースローを与え、差を縮めることができない。しかし残り4分で土屋がスリーポイントシュートを決めその差はわずか1点に。しかし、その後あと一本が出ない。残り3分でわずか2点と苦戦し、54―59の5点差で惜しくも敗れた。

ドライブで得点する土屋

 あと一歩及ばず大接戦の末惜しくも東海大に敗れてしまった早大。しかし「1巡目に大敗した相手に対して相手がロースコアでこちらがやりたいバスケットをできたという面では、精神的にも技術的にも全員の成長が見られた試合だなと思っています。」と津田が語る様に、東海大に大敗した1巡目に比べて、今の早大バスケ部が成長しているのは確かだ。この成長と、東海大と大接戦を演じたという自信を元に、2巡目では1巡目のリベンジを果たし、勝ち星を重ねていきたい。

(記事 工藤竜輔、写真 小林理沙子、阿部かれん)

関東大学リーグ戦
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

14 14 15 11 54
東海大 15 13 15 16 59
F#7 宮本一樹(スポ2=神奈川・桐光学園)
F#8 津田誠人(スポ2=京都・洛南)
G#12 土屋大輝(スポ1=福岡大大濠)
F#39 桑田裕平主将(商4=京都・洛南)
C#41 小室悠太郎(社3=石川・北陸学院)
コメント

F津田誠人(スポ2=京都・洛南)

――今の率直なお気持ちをお聞かせください

1巡目に大敗した相手に対して相手がロースコアでこちらがやりたいバスケットをできたという面では、精神的にも技術的にも全員の成長が見られた試合だなと思っています。ただ、負けてしまったというのは事実であるのでなぜ負けてしまったか、どこの詰めが甘かったか、そういうところをみんなで話して詰めていくことが2巡目さらに勝ちを増やすために必要なことだと思っているので切り替えてやっていきたいと思います。

――1巡目と違った点は具体的に何でしょうか

1巡目は宮本(一樹、スポ2=神奈川・桐光学園)と桑田さん(裕平、商4=京都・洛南)の2人がケガでいなかったというのが第一で、僕とか神田(誠仁、社1=静岡・浜松開誠館)とかがケガをしていて復帰したばかりというので、チーム自体出来上がっていなくてコミュニケーションとかも取れない状況の中で大敗した1巡目があって、それのおかげというのもなんなんですけど悔しい気持ちが全員あったので、気持ちの面でも、あとメンバー層が厚くなったというのもあって常に気持ちを切らさずに戦い続けられたことが1巡目との差かなと思っています。

――接戦でしたがプレー面で何を意識していましたか

相手は早大に比べて上背も横のフィジカルの差も大きくて、逆にそこを僕とか宮本とか桑田さんとかの大きくてもスピードが出せる選手が有利になるので、ドライブで切り崩していくのがきょうの勝ちへの近道だったのではないかなと思ったので僕はドライブを心がけました。

――逆に最後勝ちきれなかった要因は何でしょうか

決定できなかったとは言わないんですけど、最後あと1センチでも2センチでもブロックに跳んだりプレッシャーをかけるということが完璧にやりきれなかったところが相手のシュートが入ってしまうことにつながったと思うのでそこですね。

――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

1巡目も結構悔しくて、絶対勝ってやろうという気持ちで挑んでいたのもありますし、宮本がファールトラブルで前半出れなかったこともあって、点を取れる選手が少なかったので自分がやらないとなというのはありました。

――次戦への意気込みをお願いします

ここ最近の試合を振り返ると、はじめ負けていた試合とは内容も点差とか目に見える数字も変わってきていると思うので、ここで諦めて辞めてしまうのではなくて、ここからもっとレベルを上げて1勝でも多く勝てるようにしていきたいと思います。

G土屋大輝(スポ1=福岡大大濠)

――試合を終えて今の率直な気持ちをお聞かせください

東海大には1周目でボコボコにされて、2周目でけが人も戻ってきて、11試合やったことで自分たちの課題も克服できて成長できたのが点差にも表れた試合だったので良かった試合だと思います。ただ、負けてしまったのでそこは悔しいです。負けていい試合はないので、次は勝ちにいきたいと思います。

――きょうの収穫は

東海大はディフェンスからのチームで、ディフェンスをハードにやってくるので、そこで1周目は自分たちガードが引いてしまった自分たちのターンオーバーで崩れて相手に簡単に速攻などで決められたのが多かったんですけど、そこでガードがしっかりと向かっていって、自分たちのセットプレーややりたいオフェンス、したいバスケットをする時間が長くできたのでそこは収穫だったと思います。

――勝ちきれなかった要因は

自分もそうなんですけど、ゴール下の簡単なフィニッシュを少し落としてしまったのと、後は相手のポストプレーへの対応を詰めきれずに最後ファウルが重なってしまったので、そこを詰めきれれば勝てたかなと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

序盤はガンガンいけていたんですけど、少し足が痛かったというのもあって途中からあまり走らなくて、そこはガードとして重たい展開にしてしまって反省です。代わりに逆の人がしっかりできたので、そこは相手のうまくいっているところを考慮して、相手の弱点につけ入れたので良かったと思います。

――次からも順位が上のチームとの対戦が続きますが、どのような戦い方をしていきたいですか

1周目は東海大以外にはそれほど離されてもいないし、前半は戦えたチームも4ピリまで競れたチームもあって、最後の残りの10分、15分のルーズボールとリバウンドと、自分たちが決めるべきシュートを決めるというのを徹底できれば、絶対に勝てると思うので一つでも多く勝てるように頑張っていきたいと思います。