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日本拳法部

2019.10.10

東日本大学選手権大会 10月6日 東京・日本大学文理学部 100周年記念館

3位入賞、夏の特訓の成果が表れる

 夏の合宿、遠征を経て再び団体戦に挑んだ早大日本拳法部。初戦、2回戦では相手に力の差を見せつける快勝で勝ち進んだものの、3回戦の中大には逆に格の違い見せつけられる形となった。しかし下級生が強敵相手に一本を奪い取るなど、着実に力をつけていることが見られた試合となったのは、夏の特訓の成果が出ているといっていいだろう。また今大会は形選手権も行われ、二人形競技に2年生の福留尚典(人2=静岡・浜松南)と太田翔一朗(先理2=愛知・海陽中等教育学校)がペアで参加したが、こちらは予選敗退となった。

 先に行われたのは形選手権。この大会は課題として指定された形を予選で披露し、高得点を獲得した上位2組の選手が決勝に出られるという方式だ。早大の出場する大会で形の競技があるのは一年通してこの大会だけであり、出場した福留と太田は今大会が初の形選手権への出場となった。「一週間くらい前に参加を決めたため準備不足であった」と福留の言う通り、決勝進出組のアナウンスには早大の名はなかった。しかし準備不足の中でも「最善を尽くせた」と結果に後悔はしていない。今大会の経験を活かし来年以降の活躍に期待が寄せられる。

課題の形である「水煙の形」を披露する福留・太田ペア

 春に行われた東日本大学リーグ戦ぶりの7人制団体となった今大会。初戦の日大工学部との試合は3人が不戦勝となったこともあったが、他4人も試合開始後すぐに二本をとり7-0の圧勝で次戦に駒を進めた。続く2回戦は日大戦、けがからの復帰戦として久しぶりの出場 となった毛利公名士(商3=東京・つばさ総合)は開始一分で押さえ込まれ一本をとられてしまう。しかしさらに約一分後には毛利の蹴りが相手の面に決まり一本、直後に面を突き再び一本を奪取。「けがでうまく動けないところもあったがそこはカバーして戦うようにした」と語ったように、復活に向けた着実な修正ができていることがうかがえた。その後中堅は敗れたものの、6-1で勝利し難なく3回戦へ。しかし次の相手は幾度となく早大の前に立ちはだかる強敵、中大。先鋒、次鋒、参鋒と3連続で敗北を喫し、後がない早大は中堅で2年生の太田が出場。対する相手は二段と格上、非常に厳しい試合展開が予想された。しかし太田はひるむことなく相手に挑み、開始30秒で相手を押さえ込み一本を奪った。押さえ込んだ瞬間早大側には歓声が上がり、空気は一気に最高潮に。ところが強豪中大は、そう甘いものではない。その後連続で二本とられてしまい逆転負けとなり、ここで早大の優勝への道は途絶えた。参将、副将も敗北し、大将戦の小坂怜亜(教4=大阪・関西福祉科学大高)が主将の意地を見せ二本とったものの1-6と3回戦は悔しい結果に終わった。続く立正大との3位決定戦は、なんと全員が二分以内に相手を打ち負かし7-0の圧勝。春と同じく3位入賞という結果で大会は幕を閉じた。

けがからの復帰戦に挑む毛利

 順位だけ見れば昨年と変わらないもの、夏を超えた日本拳法部の各々の成長が見て取れる大会となった。小坂が敢闘賞を受賞するなど今後に向けていい流れができていることも確かであろう。今回見つかった課題をどのように克服し、この後すぐに控えた個人戦の舞台で力を発揮できるか。残る日数で確実に調整し、万全の状態で臨みたいところだ。

(記事 鈴木隆太郎、写真 渡邉彩織)

※掲載が遅くなり大変申し訳ございません。

結果

▽二人形競技

予選敗退

福留尚典

太田翔一朗

▽男子団体戦

1回戦 対日大工学部 7勝0敗

先鋒 〇杉井政樹(スポ1=大阪・関大高)

次鋒 〇太田翔一朗

参鋒 〇毛利公名士

中堅 〇矢原寛人(人1=熊本・宇土)

参将 〇福留尚典 副将 

副将 〇田部井達也(スポ4=東京・日大二)

大将 〇小坂怜亜

2回戦 対日大 6勝1敗

先鋒 〇毛利公名士

次鋒 〇森川晋平(スポ3=奈良・青翔)

参鋒 〇杉井政樹

中堅 ●福留尚典

参将 〇小田修一郎(スポ4=大阪・関大高)

副将 〇小坂怜亜

大将 〇田部井達也

準決勝 対中大 1勝6敗

先鋒 ●毛利公名士

次鋒 ●森川晋平

参鋒 ●杉井政樹

中堅 ●太田翔一朗

参将 ●田部井達也

副将 ●小田修一郎

大将 〇小坂怜亜

3位決定戦 対立正大 7勝0敗

先鋒 〇森川晋平

次鋒 〇毛利公名士

参鋒 〇杉井政樹

中堅 〇太田翔一朗

参将 〇小田修一郎

副将 〇田部井達也

大将 〇小坂怜亜

コメント

毛利公名士(商3=東京・つばさ総合)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

絶好調でした!

――けがからの復帰戦でしたが調子はいかがでしたか

けがをしていてうまく動けない部分もありましたが、そこはカバーして戦えるように前々から考えていたので、うまく戦うことができたのではないかなと思います。

――3位決定戦では相手が格上でしたが一本も取られずに勝てました

監督やコーチたちの指示通りに動きました。それで勝つことができたので、監督やコーチ、先輩方のおかげだと思います。

――次の試合への意気込みをお願いします

次は全勝します!

福留尚典(人2=静岡・浜松南)

――きょうの形競技を振り返っていかがでしたか

1週間前にお知らせを聞いたので準備不足な部分がありました。ですがその中でも一生懸命やれて、自分なりには最善を尽くせたかなと思います

――きょうの団体戦を振り返っていかがでしたか

1試合目は勝てて嬉しかったです。2試合目は格上でしたが自分から前に出て行って戦えたと思います。ビデオを確認して弱点を克服していきたいと思います。

――1試合目は公式戦での初勝利でしたね

実感はあまりないですが、勝ててチームに貢献できたのは嬉しかったですね。

――夏の合宿や遠征での特訓の成果はありましたか

試合になると体が固くなることがよくありましたが、今回は自分なりの戦いができたのでそこは成果があったと思います。

――次の試合に向けて一言お願いします

次は新人戦で自分は最高学年になるので、ポイントゲッターになっていきたいと思います。