メニュー

ホッケー部

2019.09.23

関東学生秋季リーグ 9月21日 東京・大井ホッケー競技場サブピッチ

東農大に引き分け、悔しさ残る試合に

 秋季リーグ初戦を白星発進した早大。2戦目の対戦相手はきょねん秋季リーグで引き分けた東農大であった。勝てば自力での上位リーグ進出が有力となるこの試合。第2クオーター(Q)のペナルティーストローク(PS)をDF中嶋鍊(スポ4=島根・横田)が決め先制点を獲得した。しかし、その後はチャンスを得ても決めきれない場面が続く。終盤の厳しい時間に入った第4Q、守備の隙を突かれ失点を喫し、結果は1ー1の引き分けとなった。

 前半は早大が敵陣で積極的に攻撃を仕掛ける展開となった。開始約3分にはDF齊藤湧大(スポ4=栃木・今市)のパスを受けたFW清水拓登(スポ3=滋賀・伊吹)がシュートを放ったが、惜しくも得点はならなかった。13分にはこの試合初のペナルティーコーナー(PC)を獲得したものの、ゴールの枠を捉えられず。チャンスを得ても東農大の守備に阻まれることが続く。第2Q序盤、相手がサークルインする場面にはDF陣が的確に対応。再びボールを取り返し、敵陣サークル近くでのプレーに持ち込んだ。そして2Q約11分、FW村上和亮(2=)のプレーから早大がペナルティーストローク(PS)を獲得。DF中嶋が見事相手GKとの対決を制し、先制を決めた。

巧みなボール運びを見せるDF山下翼(スポ3=滋賀・伊吹)

 第3Q、早大は計4回のPCに臨むも思うように得点に繋げることができない。第4Q開始直後、FW今村光成(4=東京・早大学院)のプレーがきっかけで二度目のPSを獲得し、再びDF中嶋が登場。追加点を得る最大のチャンスであったが、ボールは惜しくもゴールの外側をかすめていった。しかし決めきれないのは東農大も同様で、互角の戦いが続いた。第4Q約9分、試合は動いた。相手の猛攻に対しDF陣、そしてGKが右サイドに集中している隙を突かれ、ゴールを決められたのだ。残り6分という場面で同点に追いつかれた早大は必死に攻撃を繰り出す。試合終了2分前にはFW清水らがサークルインし、なんとか点をもぎ取ろうとゴールへ向かったものの相手GKに阻まれ得点できず。最終盤には攻守が入れ替わり失点の危機を迎えたが、ここではしっかりと守りきり1-1の引き分けで試合を終えた。

試合終盤、果敢に攻め込む早大FW陣

 先制したものの勝ちきれずに終わった東農大戦。選手にとっても「本当に悔しさが残る試合」(FW今村)となった。MF大野誠弥主将(政経4=東京・早大学院)は「決定力に欠けていた」と今後の課題を口にした。次戦は3週間後。この悔しさをばねにさらに磨きをかけた早大らしいホッケーで、強豪・山梨学院大戦に臨みたい。

(記事 小出萌々香、写真 布村果暖)

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大
東農大
コメント

吉川竜コーチ(平25スポ卒=島根・横田)

――まずきょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

結果だけ見ると、1―1という形で終わってしまったのですが終始早大のペースで攻めれたというところがあると思います。ですのであとはチャンスをどれだけものにできるかという課題につながったかなという感じです。

――リーグ戦2戦目での引き分けという結果についてはいかがでしょうか

初戦を4―0で勝って、次10月の3戦目にかなり強い相手が控えているので、ここを取りきって2勝は確実にものにしておきたかったです。なのでかなり悔しい結果ではあるんですけども、気持ちに緩みがなく次の試合に入れるかなというところは良いかなと思っています。

――想定していたゲームプランなどはありましたか

特にこの相手だから、ということはないのですが早大のゲームを作っていこうというところはベースにあったかなと思います。

――実際に試合をしてみての東農大の印象はいかがですか

毎年個人技がたくさんあるという人がいる印象なので、引き続きそういったチーム構成なのかなという印象は受けました。

――今回のゲームを通しての収穫、課題がありましたら教えてください

二重にはなってしまうのですが試合で攻めていた部分もあったのに引き分けてしまったというところが結果として残る一番の課題です。単純に言ってしまうと点が取れるところで取っておきたいなというところがまず一点です。また一点取ってうちが優位な状況に立っているところで、もう一点、二点と重ねられるほど気持ちに余裕があるゲームプランを作っていけたらというところが課題ですね。

――次戦は強豪・山梨学院大ですが、勝利するためのポイントがありましたら教えてください

いつもリーグ戦の上位に名を連ねてくる常連校なので、チャレンジャーの気持ちで向かっていくことが重要にはなると思いますが、絶対に負けない気持ちで行こうと思っています。

MF大野誠弥主将(政経4=東京・早大学院)

――試合を振り返って、いかがですか

序盤は結構自分たちのペースで攻められていて、何度もチャンスを作れました。ですがそこで決定力に欠けていて、なかなか大量得点のリードを奪えなかったことが、後半で相手にペースを握られるという展開に繋がってしまったのかなと思います。

――東京農業大学の印象はいかがでしたか

個人技は上手いんですけど、パスの出し方ですとか、そういったところで自分たちが一対一の勝負で勝てていたと思います。特に前半はチャンスを作られる前に進んで、自分たちの攻撃に繋げられていたかなという面で自分たちのほうが力は上だったのではないかと思います。

――課題は見つかりましたか

後半の戦い方です。リードはしていたのですが、試合を決定づけられるような点差ではなかったので、そこでもう一歩自分たちがペースを下げずにどんどん攻めないと、今日みたいに最後に失点して引き分けに持ち込まれてしまうので、後半ももう少し自分たちは積極的に攻めなければならなかったかなと思います。

――次の試合まで、どのような練習をしていきたいですか

次の試合が関東リーグで1、2位を争うくらい強い山梨学院大学との試合なので、まずこのリーグ戦を上位に行くためにというより、そこでいい試合をして次の試合に繋げたいと思います。引き分けとか点差を気にせずに勝利を目指して、パスホッケーをして、自分たちのペースで戦っていければなと思います。

――次戦に向けて、意気込みをお願いします

個人としては、やはり得点に絡むということです。今日も何度かチャンスメイク出来たかなとは思うのですが、そこで決めきれなかったところがチームの弱みでもありますし、そういったところで決定的な場面をどんどん作って、チームに貢献していけたらと思います。

FW今村光成(4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

いやもう本当に悔しさが残る試合としか言いようがないです。結構攻めてた印象しかなくて、ずっと相手の陣地でボール持ってたんだけど決めきれなかったので、FWの得点力が課題に残るかなと思います。

――予想していたゲームプランと実際に戦っての違いはありましたか

そうですね、恐れ多いんですけど、正直練習試合とかも以前組んで、その時は普通に勝てていた相手だったので。かと言って気の緩みは無くて、もう絶対に圧倒するという予定でチーム一丸となっていってたんだけど、プレスだとかが上手くいっててディフェンスも前半は抑えられていたんだけど、FWが得点できずにチームの雰囲気も焦り始めて、その中でディフェンスの一瞬の崩れから失点してしまったので、疲れと気の緩みが負けの原因だったのかなと思います。

――PSを獲得した場面もありましたが

あれは拓登(FW 清水)がその前にPC取ってて、自分がボールに行かなくてもPCになっててそれを狙ってもよかったんですけど、完全にGKと一対一だったので、まあこれ抜いてシュート打ったら確実に一点だなと思ってそれを狙いに行って、あの場面だったら自分がどうしようとアドバンテージでPC取れていて、そのままボールに突き進んで行って結果的にはPS取れたので、そこはすごくよかったなと自分でもちょっと思います。

――次戦に向けて強化していきたい点はありますか

やー、もうまず結局プレスとかは上手くいってたんだけど、マークチェンジが、相手がいつも四人いるんだけど、三人と一人でダイヤモンドの形になってて、ダイヤモンドの前にいる方のマークが中盤とFWで上手く連携取れてなくて、そこにボール当てられてぼんぼん攻められちゃったから、プレスの時のマークチェンジっていうのが一番の課題かなって思うのと、サークルに入った瞬間にシュートを狙いに行くっていうのがやっぱりFW以外でも全然足りないかなって、PCを狙いすぎてたので。だからもっと得点を狙いに行く姿勢っていうのが必要かなと思います。

――山梨学院大戦に向けた意気込みをお願いします

今回すごく悔しかったので練習へのモチベーションが今まで以上にすごく高くなっていて、先ほど言ったプレスだとか得点力だとかといった課題が浮き彫りになった試合だと思うので、そこを皆で一丸となって、体力の強化も含めて頑張りたいなと思います。