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ハンドボール部

2019.09.21

関東学生秋季リーグ 9月20日 東京女子体育大学

チームで掴んだ初勝利!残り2戦でさらなる成長を

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)5日目、初勝利を目指す早大は、同じく初勝利を目指す国士舘大と対戦した。序盤こそ一進一退の展開であったが、大沢アビ直美(スポ4=東京・佼成学園女)のスーパーセーブや阿部美幸(スポ2=東京・佼成学園女)の得点などで徐々に点差を広げていき、前半を5点リードで折り返す。後半に入りややペースダウンしたものの、要所での得点が目立ち相手にリードを与えず。最後まで危なげない試合運びで国士舘大を下し秋季リーグ初勝利を掴んだ。

 前半、攻勢を強める国士舘大の前に立ちはだかったのは早稲田の守護神だった。試合開始直後にいきなり3連続セーブを見せて会場を沸かせると、その後もセーブを連発。相手の速攻からの一対一をセーブするなど、前半だけで10本近くのセーブでチームに勢いを与える。オフェンス陣もそれに応え衣川直緒(社3=愛知・星城)のサイドシュート、阿部のミドルシュートなどで得点を重ねていく。3-3で迎えた前半13分、吉田瑞萌(スポ3=東京・佼成学園女)が個人技で突破しゴールを奪うと、そこから一気に4連続得点。早大が試合の流れを完全に引き寄せ、国士舘大はたまらずタイムアウトを要請する。そのタイムアウト後に阿部が2分間の退場になり流れを奪われるかと思われたが、数的不利の中でも細かいポジションチェンジから杉山瑞樹主将(社4=神奈川・横浜創英)がサイドシュートを突き刺し得点を奪うと、退場から戻ってきた阿部が相手のパスミスを奪うとそのまま持ち込みシュートを決め、相手に流れを渡さず。前半は攻守ともに及第点といえる内容を見せ、5点リードで前半を終える。

見事なセーブを見せた大沢

後半、畳みかけたい早大だったが、「攻めづらさを感じていて、それが最後まで抜けなかった」と試合後に衣川が語ったようになかなか効果的な攻撃を仕掛けることができない。だが、そのような苦しい場面を救ったのは吉田、阿部の両エースだった。秋季リーグ中、厳しいマークを受け苦しんだ両エースが得点の欲しい場面で個人技から得点を奪いチームを救うと、それにこたえるように大沢が7メートルスローをセーブする。チームとしてあまり機能できていない中でも個人がチームを助け、国士舘大を寄せ付けない。終盤、不可解な判定から数的不利になる場面もあったが集中を切らさず、連続得点を許さない。終了間際には垣内美春(社3=富山・氷見)の秋季リーグ初得点も生まれ試合終了。理想の内容ではなかったが、22-18で秋季リーグ初勝利を掴んだ。

速攻からゴールを狙う衣川

 上位チームとの対戦を終え、迎えた下位との初めての対戦。勝利という結果こそ残したもののセットオフェンスや試合の締め方など、内容面は不満の残るものであったかもしれない。だが、そのような中で勝利という結果を残したことは素直に評価できるだろう。試合後、衣川は「下位とは圧倒的な差をつけた5位でいこうとチームで話している」と語っていた。残り2試合、圧倒的な差で勝利し、全日本学生選手権へ向かいたい。

(記事 稲葉侑也、写真 杉原優人)

関東学生秋季リーグ
早大 22 12-7
10-11
18 国士舘大
GK大沢アビ直美(スポ4=東京・佼成学園女)
LW杉山瑞樹(社4=神奈川・横浜創英)
LB吉田瑞萌(スポ3=東京・佼成学園女)
CB岡崎麗(教3=埼玉・浦和実)
PV紅林詩乃(スポ2=東京・佼成学園女)
RB阿部美幸(スポ2=東京・佼成学園女)
RW衣川直緒(社3=愛知・星城)
コメント

衣川直緒(社3=愛知・星城)

――勝利の感想をお願いします

先週まではずっと上位と当たっていて、やっと下位と当たるようになって、今日からの3試合は絶対に落とせない、勝たなくてはいけないと思ってたので、とりあえず初勝利できてよかったなと思います。

――きょうはどのようなゲームプランで臨まれましたか

相手のディフェンスはあまり組織として動いてこないので、個人の一対一とか、シンプルなプレーをしてライン際のシュートまで持っていこうとしてたんですけど、ちょっとオフェンスはあまりうまくいきませんでした。

――具体的にどのような点がうまくいかなかったですか

春戦ったときには攻めづらさを感じなかったんですけど、きょうは最初から自分たちがいつもと違うのか、相手のディフェンスが変わったのか攻めづらさを感じていて、それが最後まで抜けずに試合を引きずってしまったので、途中でちゃんと修正しないといけなかったなと思います。

――ディフェンスの出来はいかがでしたか

ディフェンスは、今まで上位と当たってきてすごいロングシューターに対して早めに前に出る感じのディフェンスをして、セットディフェンスは上位でも結構通用するような感じだったんですけど、きょうは最後の最後に押し込まれてしまって、最後の際の際まで当たれなかったのでそこはもっと詰めていかなきゃいけないと思います。

――難しい判定もありましたが

審判によって左右されてしまっている部分はあるので、どうしても流れに乗りたいときに退場とか、ペナルティ取ってもらえなかったりとかあるんですけど、それに影響されずに自分たちのやるべきことはやらないといけなかったので、審判どうこう言ってられないので、自分たちで修正しなくてはいけなかったと思います。

――残り2戦への意気込みをお願いします

上位に入りたかったけどそのチャンスがなくなっちゃって、下位とは圧倒的な差をつけた5位でいこうとチームとして話しているので、きょうみたいな自分たちの流れが持ってこれない試合じゃなくて、自分たちで自分たちの流れを作って、圧倒的な差をつけて2試合勝ちます。

阿部美幸(スポ2=東京・佼成学園女)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

初めて勝ったので勝てた事は嬉しかったんですけど、結構ミスが多くてキーパーに助けてもらうことが多かったので。それがなかったら、負けもあり得る試合だったので、気持ち切り替えてあした頑張りたいと思います。

――大事な場面での得点が多く見られましたが、僅差で迎えるチャンスの場面で意識していた事はありますか

特にないです。

――両チームともにイエローカードや退場のシーンが見られましたが、チーム全体での修正や個人で意識した事はありますか

途中、審判に押しているという注意を受けたので、みんなで押さないで守りにいこうとか、そういう事を話したりはしてました。

――相手のポストへの守りが堅く、パスが通りにくいように見えましたが、そこに関して修正や意識した事はありましたか

(相手DFの)中が結構厚かったので、ワイドに、サイドも決めてくれていたのでアウトに流していこうというのは話していました。

――あすの試合に向けて一言お願いします

きょうよりもシュートも速攻も速いチームだと思うので、もう一勝できるように気持ちを切り替えて頑張っていきます。