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剣道部

2019.09.19

関東学生優勝大会 9月15日 川崎市とどろきアリーナ

ライバル慶大に惜しくも敗戦、ベスト16に終わる

 ことしも勝負の秋が開幕。厳しい夏の稽古を乗り越えてきた早大剣士たちは、全日本学生優勝大会(全日本)出場権を懸け、関東学生優勝大会に挑んだ。今大会はシード権を獲得できず1回戦からの出場となった早大だが、危なげない試合運びで3回戦まで終え、続く4回戦では慶大と対戦。両校一歩も譲らず、代表戦にまでもつれ込む熱戦に。チームの行方を託され気力みなぎる秋山健太主将(スポ4=福岡大大濠)だったが、一瞬の隙を突かれ惜敗。全日本への切符は手に入れたものの宿敵に道を阻まれ、ベスト16で今大会を終えた。

 早大は初戦で横国大、2回戦で横浜商大を撃破し、全日本出場を懸けた大東大との3回戦に臨んだ。1年生ながら先鋒を任された大串快晴(スポ1=愛知・星城)が華麗なメンで二本勝ち、次鋒を担うチーム唯一の上段剣士の藤本大地(スポ2=岡山・玉島)が鋭いコテで一本勝ちをそれぞれ収め、勝利へのリズムを刻む。五将戦では一本取り返されてしまうが、三将の中嶋優樹副将(法4=東京・國學院久我山)がツキを決め一本勝ち、試合を締めた。

活躍を見せるルーキー大串

 ベスト8入りを懸けたライバル慶大との4回戦。先鋒・大串と次鋒・藤本が勝利を収め、またも良い流れを作る。しかし、五将戦において一本を取り返され、その後は副将戦まで引き分けが続いた。簡単には勝利を譲らない慶大。勝負の命運は大将へと託された。一本リードで迎えた大将の秋山だが、まさかの初太刀でメンを決められてしまう。取り返そうと懸命に攻めるが、遠い一本。一本負けで大将戦は敗れる結果に。その後、もつれ込んだ代表戦でも早大代表の秋山は大将戦と同じく伊藤謙剛と対戦。両者慎重に攻め合う互角の戦いを制したのは、鍔迫り合いから引きドウを決めた慶大・伊藤。早大はベスト16でトーナメント表から姿を消すこととなった。

代表戦で死闘を繰り広げる秋山

 「まだまだ努力が必要」(秋山)。全日本出場権は得たものの、優勝を目指す早大にとっては悔しい結果となった今大会。しかし、「安定感があった、全日本に向けて期待が膨らむような内容だった」(秋山)と勢い付く一面も見せた。気合十分。宿敵との敗北を糧に、全日本での優勝と早慶戦でのリベンジ優勝を狙う。早大剣士の今後の活躍に期待がかかる。

(記事、写真 湯口尊)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果



1回戦 ○早大3(7)―(1)0横国大

先鋒 大串   メ✕メ   谷川

次鋒 藤本    ✕    辻川

五将 鈴木  メメ―    中村

中堅 岡田    ✕    大平

三将 中嶋  メド―    安岡

副将 藤田  ココ―    富澤

大将 秋山    ✕    竹内



2回戦 ○早大4(5)―(0)0横浜商大

先鋒 大串   メ―    槌田

次鋒 藤本    ✕    持田

五将 鈴木   メ―    岩田

中堅 岡田    ✕    清水

三将 中嶋    ✕    菊池

副将 藤田   メ―    阿部

大将 秋山  メメ―    本田



3回戦 ○早大3(4)―(1)1大東大

先鋒 大串  メメ―    村田

次鋒 藤本   コ―    長岡

五将 鈴木    ―メ   黒澤

中堅 岡田    ✕    早川

三将 中嶋   ツ―    白川

副将 藤田    ✕    若林

大将 秋山    ✕    牧島



4回戦 ●早大2(3)―(3)2慶大

先鋒 大串   コ―    岡部

次鋒 藤本   メ―    柏

五将 鈴木    ―メ   宮城

中堅 岡田   コ✕ド   馬場

三将 中嶋    ✕    長谷川

副将 藤田    ✕    黒川

大将 秋山    ―メ   伊藤

代表戦 秋山   ―ド   伊藤

早大 ベスト16(全日本出場決定)

コメント

秋山健太(スポ4=福岡大大濠)

――本日の試合を振り返っていかがですか

「大将」として仕事ができなかった今日一日だったんですけど、私を抜けば前の6人はすごく良い流れができていました。練習試合でもあまりいい状態ではなく、ノーシードでチャレンジャーとしての今大会でしたが、意外と良い雰囲気と流れで試合ができていたので前のみんなには感謝しています。全日本に向けて期待が膨らむような内容だったのではないかなと思います。

――今大会に向けて夏の期間で特に力を入れて準備してきたことはなんですか

攻撃力を高めることを重点的にやってきました。チームの前の方ではすごく良い一本が取れていたので良かったと思います。

――新しいチームの調子はいかがですか

すごく安定感があって安心して試合が見られたので、気持ちの面ではみんな充実していて良かったのではないかなと思います。しかし、全日本に挑むうえではまだまだ努力が必要です。

――最後に、代表戦を終えての感想を教えて下さい。

どこにも負けるのは嫌なんですけど、特に慶應だから負けると嫌だということは考えず試合に臨みました。しかし、一本リードした上で初太刀の面を決められてしまった大将戦、その流れを打破できなかった代表戦、とても反省点の多い試合内容でした。

――全日本、早慶戦に向けて一言お願いします。

チームのみんなには申し訳ないことをしてしまったというのが今一番の気持ちなのですが、全日本も早慶戦もまた私のところまで勝負が回ってくると思います。次はチームの勝利に貢献できるように精一杯努力します。

岡田悠貴彦(スポ4=福井・高志)

――本日の試合を振り返っていかがですか

後ろに、中嶋、藤田、秋山と強い3人がいるので、しっかり後ろに回そうという気持ちで試合に臨みました。

――4年生、そしてチームの真ん中である中堅としてどのような気持ちで試合に臨まれましたか

前にいる後輩たちが作ってきた勢いを後ろの強い仲間たちに繋ぐことを意識しました。

――夏の期間に個人としてはどのようなことを意識して練習を行ってきましたか

負けはないけど勝てないような一本を取りきることが苦手だったので、一本をしっかり取る練習をしました。

――チームとして練習してきたことはなんですか

チームとしてもやはり一本取り切る力ところだと思います。

――チームのメンバーはどのようにして決まりましたか

夏合宿中に行われた部内戦において9人決定いたしました。

――全日本、早慶戦に向けて一言お願いします。

全日本ではもっと一人ひとりが力を上げて、今以上にいい試合ができるようにしたいです。今回はベスト16だったんですけど優勝取れるように頑張ります。早慶戦では打倒慶應ということで必ずリベンジします。

大串快晴(スポ1=愛知・星城)

――本日の試合を振り返っていかがですか

後ろに頼もしい先輩がたくさんいらっしゃったので、とにかく後ろに繋ごうという意識で挑みました。

――大学生活初の公式戦はどうでしたか

やっぱり試合に挑むにおいて気持ちの強さが大事なんだなと改めて感じました。

――調子が良いようにも見えましたが

1試合目、試合内容は悪くなかったものの先に一本を取られてから取り返す展開になりました。先輩方からアドバイスを頂き、それを吸収しながら調子を上げていくことができたかなと思います。

――「先鋒」というポジションはいかがでしたか

高校では「大将」など後ろのポジションを任されることが多くて、「先鋒」はあまりやったことがなかったです。それでも気持ちは変えずに常に主導権を握って試合をすることだけ意識しました。

――今の自分に足りないものはなんだと思いますか

中途半端な間合いでの攻めだと思います。緊張感を途切らさずに、もっと詰めていきたいなと思います。

――最後に、4年間でどのような剣士を目指したいか教えて下さい。

「正しく」「強く」を目指してがんばります!