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ハンドボール部

2019.09.17

関東学生秋季リーグ 9月15日 東京・中大多摩キャンパス体育館

早大ペース続かず 奮闘するも2連勝ならず/国士舘大

 2連勝を狙う早大は、関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)第5節、国士舘大戦に臨んだ。序盤から先制点を獲得し順調にリードをつけていく早大であったが、国士舘の反撃を食らってしまう。前後半ともに、早大ペースの時間帯は訪れていたものの、相手に主導権を握られてしまい思うように点を入れられなくなるという展開が多かった。試合終了間際まであきらめず得点を狙うワセダセブンだったが、一歩及ばず24-25と1点差で敗北した。

 前半戦、CB宮國義志(社4=沖縄・浦添)が先制点を入れると一気に試合は早大ペースに。RW清原秀介(商4=東京・早実)は7メートルスローを誘発し得点につなげ、LB阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)も1対1の場面でのシュートを決め切るなど順調に得点を重ねた。パスミスなどが起こっても宮國や清原がカットインやサイドシュートでリードを守ろうと奮闘。ディフェンス陣の粘りもあり8分までに3点リードに。しかし、ここから早大の攻撃がうまく機能しなくなってしまい国士舘大の反撃が始まった。相手GKの守りを打ち破れなかったり、シュートを外してしまったりと攻めあぐねている間に、着々と相手のボールは早大のゴールを揺らしていく。早大のリードはあっという間に奪われてしまった。早大のミスが相次ぐ中、宮國が7メートルスローをしっかりと決め、阿南が意表をついたアンダーシュートを入れていくが、点差はじわじわと広がっていく。前半戦終了までの10分間、早大のボールはゴールに吸い込まれることはなく、10-14と4点ビハインドで試合を折り返すかたちになった。

シュートを狙う阿南

 後半戦では、序盤からディフェンス陣やGK中村匠(スポ2=千葉・市川)が相手の攻撃チャンスを潰し切っていく。開始2分、LW前田理玖(スポ3=福井・高志)の強烈なロングシュートが決まると再び早大が試合の流れをつかみ始めた。PV中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)のポストシュートや宮國、前田のシュートが次々と決まっていく。早大の点が伸び始めると、相手のシュートも徐々に入らなくなっていった。後半戦開始10分、中村祐のスカイシュートによって同点に追いつき、髙橋幸太(法4=東京・早大学院)の誘発した7メートルスローを宮國が決め切ったところでついに19-18と逆転した。リードを広げ勝利を収めたい早大。しかし、相手もそうやすやすとリードを許してくれるわけではなかった。国士舘大は今までの不調を切り替え猛烈な反撃を始めたのだ。完全に早大に攻撃チャンスを与えることなく、4連続得点を決めていく国士舘大。攻めようのない、何とも言えない雰囲気が早大に流れ始める。20分にはRB山本慶(スポ3=長野・屋代)が7メートルスローを獲得するも、宮國のスローは止められてしまった。前田の速攻や中村祐のセットプレーで点を入れ返していくがつけられた点差は埋まらない。残された試合時間が早大の焦燥感を募らせる。終盤、山本の倒れこみながらのシュート、ディフェンスで止め切ってからの前田の速攻によって2点差まで縮めていくと、失点が落ち着いていった。しかし、なかなかシュートは決まらず試合終了間際の宮國のループシュートを最後に試合は終了。24-25と、またもや1点差での敗北となってしまった。

逆転の7メートルスローを獲得しガッツポーズする髙橋

 2勝目を挙げたかった早大にとって悔しい結果となってしまった今回の国士舘大戦。「途中点数が取れない時間帯がどの試合でもあって、そこで差が縮められたり差をつけられたりしている」と阿南はこの試合を振り返っている。また、中村祐も「精度がどうしても後半とか悪くなってきてしまう」と述べていた。試合の立ち上がりで早大ペースに持ち込めるようになってきたのではあるが、途中での崩れた攻撃姿勢の立て直しが今後必要になってきているのかもしれない。秋季リーグもついに折り返し地点にまで来た。残るは5試合。次に控える東海大戦、立大戦で立て続けに勝利を挙げ、下位脱出を図りたい。

(記事、写真 栗林真子)

関東学生秋季リーグ
早大 24 10−14
14−11
25 国士舘大
GK 羽諸大雅(スポ4=千葉・市川)
LW 前田理玖(スポ3=福井・高志)
LB 阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)
CB 宮國義志(社4=沖縄・浦添)
PV 中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)
RB 山本慶(スポ3=長野・屋代)
RW 清原秀介(商4=東京・早実)
星取表(9月15日現在)
早大 日体大 筑波大 中大 国士舘大 明大 法大 立大 日大 東海大
10位 早大 24●31 22●41 24〇22 24●25 23●24
1位 日体大 31〇24 32〇25 31〇26 37〇26 31〇19
2位 筑波大 41〇22 18●26 27〇15 26●27 31〇23
3位 中大 22●24 31〇22 24●27 27〇21 22〇15
4位 国士舘大 25〇24 24△24 27△27 27〇23 24●25
5位 明大 25●32 26〇18 22●31 24△24 24〇20
6位 法大 24〇23 26●31 27〇24 27△27 27●37
7位 立大 26●37 15●27 23●27 37〇27 28〇25
8位 日大 19●31 27〇26 21●27 25●28 22〇20
9位 東海大 23●31 15●22 25〇24 20●24 20●22
コメント

阿南遼星 (スポ3=大阪・大体大浪商)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

序盤では自分たちのリズムで試合運びができたんですけど、中盤あたりからすこし失速してしまって。前半戦をリードされて終わった中で、後半出だしにしっかりハーフタイムで修正すべきポイントと、ゲームの流れのコントロールという話が出ていたので追い上げれたのは良かったんですけど、勝ちが取れなかったのが悔しいです。

――国士舘大戦に向けて何か対策はしてこられましたか

普段僕は途中から出ることが多いんですけど、先発というか、普段とは違ったきっかけを使うというところで対策しました。

――実際プレーをしてみていかがでしたか

思うようにいかなかった部分と、うまくいった部分と両方があったし、プレーしている中で義志さんがチームを引っ張ってくれてやりやすい部分があったので、義志さんに負けないように僕たちもやっていかなきゃなと思いました。

――連勝を目指す中での敗北となってしまいましたが、試合を通してここがダメだったと思える点はありましたか

途中点数が取れない時間帯がどの試合でもあって、そこで差が縮められたり差をつけられたりしているので、その時間の中でとくにカットインやポストプレーなどを狙えるようにしていきたいです。

――次戦への意気込みをお願いします

来週は2戦とも連勝して、みんなで笑顔で東伏見に帰れるようにしたいです。

中村祐貴 (スポ3=北海道・札幌西)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

春リーグみたいに1点差で結局負けてしまったので、悔しい気持ちです。

――国士舘大戦に向けて何か対策はしてこられましたか

相手が1-5ディフェンスという特殊なディフェンスをしてくると予想していたので、それに対してきっかけを新しく増やしたりして対策してきました。

――実際にプレーしてみていかがでしたか

実際は0-6をひいてきたのでびっくりしたんですけど、もうちょっとセットオフェンスで点を取れれば楽だったかなと思いました。

――試合においてのオフェンス陣の動きについてはいかがですか

速攻では結構点を多く決めれた印象でしたけど、セットでどうしても流れが悪くなって逆速攻で点を取られて逆転という展開が多かったので、フローター陣の動き方をみんなで突き詰めていかなければいけないなと思います。

――中大戦、国士舘大戦の2試合を通して見えてきた課題や収穫などはありましたか

収穫としてはディフェンスは結構よかったので、ディフェンスから速攻の流れはだいぶつかめたかなという印象ですけど、精度がどうしても後半とか悪くなってきて、あぁ…と思えてしまうプレーが多いので、それをできるだけ減らすことが課題かなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

5点取れるように頑張ります。