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柔道部

2019.09.17

全日本ジュニア体重別選手権 9月14日 埼玉県立武道館

佐藤虎が全日本ジュニア準優勝!講道館杯出場を決める

 東京都ジュニア選手権から早2ヶ月。20歳以下の日本一を決める大会が埼玉県立武道館で開催された。早大からは男子66キロ級の仲島聖悟(スポ2=東京・修徳)と73キロ級の佐藤虎太郎(スポ2=神奈川・桐蔭学園)の2名が出場。佐藤虎が見事準優勝を果たし、講道館杯全日本体重別選手権(講道館杯)出場を決めた。

 佐藤虎は初戦から積極的な攻めを見せ、順調に勝ち上がっていく。準々決勝はGSに突入するが、落ち着いて試合を運び、相手の反則負けで勝負が決まった。準決勝の相手は前橋育英高校の石原。前半に相手が指導2を取られ、後半になると相手のペースに変わっていった。4分間で勝負は決まらず、GSへ。GSでは佐藤虎が積極的な投げ技を見せていく。しかし、試合開始から5分13秒。以前から痛めていた指が悲鳴をあげ、一旦試合が中断する。長い中断の末試合が再開されると、佐藤虎は気持ちで有利に立ち、相手の反則負けで勝利を収めた。そして迎えた決勝。相手は前年度の全日本ジュニア優勝者だった。チャレンジャーとして臨んだ佐藤虎は序盤から先に攻撃を仕掛けた。相手に指導を与え、追い込んだように見えた試合だったが、残り42秒。一瞬の隙を突かれ、一本負け。優勝まであと一つ届かなかった。

積極性を見せた佐藤虎

 一昨年の全日本ジュニアで準優勝している仲島は、66キロ級で登場。しかし1回戦で、序盤から相手のペースにはまってしまい、得意な投げ技を仕掛けることができなかった。「全くいいところを作れず、終わってしまった」(仲島)と無念の1回戦敗退となってしまった。

全日本ジュニアは準優勝で幕を閉じた

 この大会で準優勝した佐藤虎は目標としていた講道館杯に出場することができる。あと1歩優勝には及ばなかったが、この日は「粘り強く戦えていた」と本人も振り返るように、組み手ができない中、積極的に試合に臨めていた。この2ヶ月で大きな進歩を遂げた。さらなる成長を遂げ、大きな舞台で躍動していきたい。

(記事、写真 瀧上恵利)

結果

▽66kg級

仲島聖悟(スポ2=東京・修徳) 1回戦敗退

▽73kg級

佐藤虎太郎(スポ2=神奈川・桐蔭学園) 準優勝

コメント

佐藤虎太郎(スポ2=神奈川・桐蔭学園)

――あと一歩のところで優勝には届きませんでした。今の気持ちを教えてください

本当に詰めが甘かったと思います。

――きょうの試合全体を振り返っていかがですか

粘り強く戦えていたと思います。決勝までに講道館杯に出場することが決まったので、そこで甘さが出てしまったのかなと思います。

――準々決勝や準決勝では長期戦となりましたが、粘り強く戦えていましたね

敗者復活戦には回りたくないと思っていたので、気持ちで戦っていました。

――攻めの姿勢がここまでよく見えたと思いますが

攻めなきゃ勝てないと割り切って試合できたことは成長できた点だと思います。

――けがの影響はありましたか

指が痛い中で、組まないでどのように勝つかをずっと練習してきました。それが出て運よく決勝までいけたのは良かったです。

――今後の目標を教えてください

ジャパンをつけられるかまだわからないのですが、つけられたら国際大会に出場できますし、目標としていた講道館杯に出場できることが決まったので、そこでベスト4に入ることができたら、また成長できると思うので、頑張りたいです。

仲島聖悟(スポ2=東京・修徳)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうの試合は序盤からずっと相手のペースで試合を運ばれて全くいいところが作れず終わってしまいました。

――先に指導2を取られてしまいましたが

僕の試合運びは毎回指導を取られることが多いので、指導を取られたことに対する焦りはなかったです。しかし、内容が自分の得意なかたちを全くさせてもらえてないという部分で焦りを感じていました。後半は相手が疲れているのが見えていたのですが、違った技の出し方や組手の仕方などのパターンを変えられなかったことが敗因だと思います。

――2年ぶりの全日本ジュニアとなりましたが、改めてどのような舞台だと思いましたか

2年前より階級が上がった分、相手も強くなっていると感じました。この大会は勝てば次の大きな大会が色々と見えてくるので、絶対勝ちたい試合ではありましたが、勝ちきれませんでした。

――今後の目標を教えてください

今年度は団体戦でチームに貢献できるようにしたいです。来年度からは個人戦で勝っていけるような柔道を心掛けて練習していきたいです。