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ウエイトリフティング部

2019.09.11

東日本学生個人、新人選手権 9月6~8日 神奈川・日大生物資源科学部体育館

夏の成果を示す大会に

 9月6日から8日にかけて行われた東日本学生個人、新人選手権は、後期シーズン初めての大会。早大からは男女合わせて21人が出場。各選手が夏の練習の成果を見せる大会となった。

 まずは男子。今大会、73キロ級に出場した生頼啓暉(スポ2¬=兵庫・明石南)が自身の自己ベストを更新し、見事優勝を果たした。記録が伸びている要因として、「体重が増えて、パワーがついた」と語る生頼。特に、スナッチの記録が6月に行われた東日本大学対抗選手権の時に比べて、9キロ更新の127キロを成功させた。C&Jでは、練習の時に165キロのクリーンに成功していることもあり、165キロに挑戦するが、失敗に終わる。「玉砕しました」と悔しさをにじませるものの、充実した表情を浮かべた。今の調子をさらに上げて、自己ベストをまた更新する姿に期待したい。

自己ベストを更新した生頼

 新人102キロ級では、岡村幸尚(社2=兵庫・明石南)と柏木良太(スポ1=京都・鳥羽)が出場。柏木が優勝し、岡村が2位に入る好結果となった。調子を上げるきっかけにしようと臨んだ岡村。ただ、調子が悪いと語るスナッチでは1本成功にとどまる。しかし、C&Jは3本成功、さらに自己ベストを1キロ更新する163キロを記録する。「後期に向けていいスタートダッシュが切れた」と振り返る岡村。次の大会では、スナッチの自己ベスト更新にも期待したい。優勝を狙うと意気込んで挑んだ柏木。スナッチは1本目を失敗し、重量をつむことができず、128キロを記録する。C&Jは1、2本目を成功させ、迎えた3本目165キロ。クリーンを成功させたが、立つことができず、失敗に終わる。「練習の詰めの甘さ」と厳しく振り返る柏木。ただ、目標通りトータルで優勝を果たした。これから3年半での成長に期待したい。

優勝を果たした柏木

 女子では49キロ級に主将の新川百音(スポ4=山梨・塩山)が出場。この階級唯一のエントリー。自動的に1位が確定したが、けがを抱えていることもあり自己ベストには及ばず、トータル138キロに終わった。まずはけがを治して、最後の全日本大学対抗選手権まで走り抜けてほしい。11月に行われる全日本大学対抗選手権まで残り2カ月。おのおのが少しでも自己ベストを更新できるように練習し、この期間で部員全員が一体となり、真の早大ウエイトリフティング部として目標を達成してくれるだろう。

(記事、写真 西杉山亮)

結果

▽新人61kg級

宮下一心 スナッチ95kg C&J125kg トータル220kg 2位

家吉理空 スナッチ80kg C&J101kg トータル181kg 8位

▽67kg級

吉田旭 スナッチ95kg C&J120kg トータル215kg 6位

▽新人67kg級

上野大瑚 スナッチ98kg C&J124kg トータル222kg 4位

▽73kg級

生頼啓暉 スナッチ127kg C&J155kg トータル282kg 1位

木村勇喜 スナッチ127kg C&J140kg トータル267kg 2位

橋本拓実 スナッチ90kg C&J107kg トータル197kg 11位

▽新人73kg級

西野渓心 スナッチ120kg C&J110kg トータル230kg 9位

▽新人96kg級

森田恭平 スナッチ113kg C&J141kg トータル254kg 5位

▽新人102kg級

柏木良太 スナッチ128kg C&J160kg トータル288kg 1位

岡村幸尚 スナッチ120kg C&J163kg トータル283kg 2位

▽女子

新人45kg級

鈴木莉乃 スナッチ55kg C&J75kg トータル130kg 1位

49kg級

新川百音 スナッチ60kg C&J78kg トータル138kg 1位

55kg級

奥村紀香 スナッチ68kg C&J82kg トータル150kg 1位

新人55kg級

原沙織 スナッチ79kg C&J101kg トータル180kg 1位

59kg級

小堀美穂 スナッチ68kg C&J83kg トータル151kg 5位

64kg級

山口千尋 スナッチ73kg C&J91kg トータル164kg 4位

本澤瑞紀 スナッチ65kg

71kg級

西村深聡 スナッチ78kg C&J103kg トータル181kg 1位

76kg級

前田早菜 スナッチ75kg C&J93kg トータル168kg 3位

87kg級

佐熊汐梨 スナッチ75kg C&J100kg トータル175kg 1位

コメント

新川百音女子主将(スポ4=山梨・塩山)

――今大会の狙いや位置付けは何か

けがもある中で、トータル140キロを目標としてやっていたんですけど、あんまり調子が良くなかったので、課題の残る試合だったと思います

――けがもあってあまり調子は良くない状態なのか

最近、やっと練習が、調子が上がりつつあったんですけど、自己ベストに程遠い記録なので、まだまだだなと思いました。

――成功率面ではいかがですか

本数としては良かったんですけど、やっぱり低い重量をやっているので、6本取るのが当たり前にできないといけなかったと、そこは反省しないといけないと思いました。

――全日本大学選手権までにどんなところを練習したいか

早稲田も人数が多くなって、メンバーに入ることも結構難しいことなんですけど、最後の一年は選手としてしっかり出て、45キロ級で優勝できるように、これからあと2カ月ほどでしっかり練習して、目標を達成できて、しっかり終われるようにしたいです。

――主将として全日本大学選手権に向けて一言お願いします

人数も多くなって、雰囲気はすごくいいので、このままインカレもみんなチーム一丸となって、しっかりみんなが意識をもって、インカレに向けて、これからの練習をしっかりやっていけたら良いかなと思います。

生頼啓暉(スポ2¬=兵庫・明石南)

――夏の練習期間で強化した部分は

夏の練習ではやっぱりスナッチとC&Jで高重量、ベスト近い重量をいっぱいさわるようにして、この試合を見据えて、種目の練習をいっぱい取り組んできました。

――クリーンの記録が伸びている要因は何か

クリーンは結構、力がってか、ベスト記録が伸びて、どうして増えたかというと、体重が増えて、パワーがついたことでクリーンが強くなった。それが一番の理由だと思います。体重が1、2キロ増えました。

――階級は73キロ級で行くのか

今年中は73キロ級で、来年になって体重増えたら、まあ体重増やしたり、減らしたりで自然の感じで、増えたら増えたで81キロ級の方に行くと思います。

――C&J3本目165キロを狙った意図は何か

ベストは160キロなんですけど、練習は一応165キロまでクリーンしていて、まあジャークが失敗したんですけど。試合になったらいけるかなって思って161、2、3、4は無視して欲張って上げたんですけど、あんな感じで玉砕しました(笑)

――全日本大学選手権に向けて意気込みをお願いします

全日本大学選手権はチームとして団体4位っていうのを目標にみんなでやってきているので、それのためにも73キロ級か81キロ級どっちで出るかわかんないですけど、自分は。もし73キロ級で出るとしたら、優勝目指して、これからの練習で課題点とかを見つめ直して、優勝できるように頑張りたいです。

岡村幸尚(社2=兵庫・明石南)

――今大会の狙いや位置付けは何か

今回の大会は、ちょっと夏ずっと調子が悪くて、それを切り替える良いきっかけにしようと思って、試合に臨んで。後期のいいスタートダッシュが切れるように、まあ成功率高めていきたいと思って試合に出ました。

――夏の練習期間で強化した部分は

夏の練習では、種目をいつも通りくらいでやって、スクワットとかを多めにやっていました。

――結果を振り返っていかがですか

スナッチはずっと調子が悪くて、今日も一本しか取れなかったんですけど、夏休みの調子にしてはちょっと戻っているなっていう感じでした。ジャークも同じなんですけど、ジャークは163キロで1キロ新、自分の自己ベストを更新できたので、まあ後期に向けていいスタートダッシュが切れたかなと思います。

――全日本大学選手権に向けて一言お願いします

とりあえず、記録の底上げをして、1点でも多くの点数を取れるように練習をしていきたいと思います。

柏木良太(スポ1=京都・鳥羽)

――今大会の狙いや位置付けは何か

今回は、団体戦と違って、個人戦なんですけど、エントリーとかを見たときに、大学で、初めて優勝が狙えるなーと思った試合で、同じ大学にも岡村さんがいたんですけど、しっかり6本成功、全ての試技を成功したら、優勝狙えるかなという試合だったので、それを狙って頑張りました。

――夏の練習期間で強化した部分は

力づけの筋トレとかは結構多めに練習しました。あとは体重。102キロ級なんですけど、それのリミットいっぱいいっぱいまで持っていくようにして、重量になれる体形を作る練習をしていました。

――スナッチの結果に対していかがですか

そうですね、本当だったら123キロ1本目を落とすことが久しぶりで、1本目からどんどん積んでいかないと、新記録が狙えないんですけど、今日本当は新記録狙いたくて、ちょっとまあ悔しい。3本目絶対取らないといけないっていう感じでしたね。

――C&J3本目165キロはいかがでしたか

クリーン自体も初めて成功したんですよね。それは体重とかも増えてきて、結構軽くて、でも、そこでさしきれないのは自分の練習の詰めの甘さかなっていうことを実感しました。今度の試合ではもっといい試技ができるように頑張りたいです。

――全日本大学選手権に向けて一言お願いします

インカレのメンバーにまず選ばれるように練習することと、選ばれたら、一本一本しっかり取っていって6本成功して、少しでも多くの得点が早稲田に入るように頑張りたいと思います。