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ラクロス部

2019.09.10

関東学生リーグ戦 9月7日 日本体育大学世田谷キャンパス・グラウンド

中盤のピンチにも動じず。地力の強さ見せ快勝

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 11
法大
▽得点者 小林5、岡田3、青木俊、小野、中小路

 リーグ戦も残すところあと二試合。台風の接近により風が強く吹く中、法大との一戦に臨んだ。第1クォーター(Q)では一進一退の攻防戦を繰り広げ、続く第2Q早大は鮮やかな3連続得点でゴールを割り、法大に得点を許すことなくリードする。第3Qでは、開始直後に法大にゴールを許し法大に詰め寄られるも、終盤から見事な巻き返しを図り、最終Qでも着実に得点を重ね、11−5で勝利した。

 第1Qでは両チームとも攻守の切り替えがめまぐるしい展開をみせた。序盤にDF奈須由樹(文3=東京・早実)のライドにより、AT青木俊汰主将(法4=東京・早大学院)が、体勢を崩されながらも、ワンバウンドでうまくシュートを決め、先制に成功する。その後、1on1ディフェンスに強みを持つ法大にやや押され気味になりながらも、何とか1−1の同点に抑え、第1Qを終える。第2Qでは、開始直後からMF小野泰輔(社4=東京・早実)のゴールを皮切りに、次々に得点を重ねる。第2Q3分にはAT岡田康平(教4=東京・早実)のゴール後ろからの華麗なパスをAT小林大祐(社3=東京・早稲田)が受け取りワンタッチでゴールに流し込んだ。「アグレッシブに攻めた姿も勢いに乗った理由」と青木俊が振り返るように、攻め続けたことにより勢いを取り戻す第2Qとなった。

ゴールを決め、ガッツポーズをする小林

 続く第3Qは、早大にとって苦しい展開になる。開始直後、法大に得点を許すと、早大ペースの流れが徐々に法大に傾き始める。その後も2連続で失点し5−4と、わずか1点差まで詰め寄られた。しかし、「苦しい展開になるほどミスは許されないと思っていて、今やるべきことに集中しようと思っていました。」と小林が振り返るように、早大は得点を許すも焦ることなくボールキープに専念し、なんとか難をしのいだ。その後、慎重なパス回しを展開し好機をうかがうと、11分、岡田からのパスを受けた小林が、相手ディフェンスの隙を突き、素早く正面からのショットを決めて見せた。ここから早大は再び勢いに乗り、最終Qに突入する。

 最終第4Q4分、法大のファウルにより、早大はエキストラマンオフェンス(数的に有利な状態)となる。この状況を生かしたい早大は、小林からのアシストを受けたMF中小路渉(社4=埼玉・川越)が弧を描くような軽やかなシュートを決めリードを広げると、続く7分、岡田が法大のファウルによって体勢を崩しながらも押し込み、追加点を挙げた。「最初は(点が)入ったってわからなかったのですが、ヘルメットが飛んだ時に周りが盛り上がっていたので最高でした」と岡田。岡田の勇気あるプレーに対し、会場全体から熱い声援が送られた。その後も早大は着実に得点を重ね、11−5で試合終了。試合後の選手たちの顔には爽やかな笑顔が浮かんだ。

相手のファールによりヘルメットが外れるも、ゴールを決め笑顔を見せる岡田

 試合の序盤には法大特有の1on1ディフェンスにやや圧倒されていた早大。だが、対法政のために個々の部分での強みを生かした。中盤で追い上げられた際も、焦ることなく攻めの姿勢を貫いた早大が勢いに乗り、見事勝利を収めた。次戦はリーグ戦では最後となる一戦。FO鈴木雄大(社4=東京・国立)は「やることは変わらないと思っていて、自分ができることをしっかりやる、試合に出ている責任を果たす、それだけだと思います」と意気込みを見せた。

(記事 内藤美雪、写真 村上萌々子、芦澤りさ)

コメント

AT青木俊汰主将(法4=東京・早大学院)

――今の気持ちを教えてください

リーグ戦はほんとに結果が大事なので、しっかり目の前の試合に勝てたのは良かったかなと思います。残り1戦残っているので、慶応戦の負けもそうですし、今まで勝ってきた経験を生かして、残り1戦全力でぶつけたいなと今は思ってます。

――立ち上がり苦しい展開でした

お互い分析し合っている中で、もちろんいい入りをしたいのはありますけど、最低限負けてない展開で、同点でゲームを進めていけたので、最低限の流れでいけたかなというか、特に焦りとかはなかったので、しっかり1点を取ることにしっかり集中してやれたと思います。

――第2Qは勢いを取り戻しました

相手がマンツー(マンツーマンディフェンス)で、一対一で来てたので、しっかり強くいけば点を取れるねって話はしてたので、自分たちの強みを出せばボールは取れるというか、そういうアグレッシブに攻めた姿も勢いが乗った理由かなと思います。そこからは逆転されることもなく自分たちのペースに持ち込めていたので、自分たちの特徴を出しながらしっかり点を取れたのは良かったと思います。

――第3Qに立て続けに失点し、ヒヤッとする場面もありました

ハーフ(ハーフタイム)の時に、もう一回気を引き締めてやろうという話をしてて、相手の時間帯というのは絶対にあるので、そこの声かけをしっかりできていた分、焦らずに1点を取ることにこだわってやれていたので、ある意味自分たちの予想の範囲内ではありました。でもディフェンスが逆転されず粘ってくれたのが大きいかなと思うので、逆転されなかったディフェンス陣を褒めてあげたいなと思います。

――終わってみれば快勝でした。総じて振り返っていかかですか

きょうの試合は粘り勝った試合だと思っていて、走り負けなかったというところが、日頃の練習の成果が出たと思うので、次戦の日体大戦も、ファイナル4もファイナルもより厳しい展開が続くと思うんですけど、自分たちの持ち味は粘り強さだと思っているので、日頃の練習から意識高めて、粘り強さというものをさらに強く出していけば、結果勝てばリーグ戦なんでもいいと思っているので、その勝ちにこだわってやっていけたらいいと思います。

DF青木秀斗副将(人4=東京・城北)

――序盤から相手にシュートを打たれていましたが

打たれてはいましたが、ゴーリーのセーブ力が高いのでそこは信じて、逆にブレイクのチャンスだと思って、打たせるところは打たせるという感じにしていました。

――3Qで失点の続く場面がありましたが、振り返っていかがですか

リーグ戦のほとんどの試合でそうなのですが、4Qある内のだいたい1Qあたりで強度が下がってしまうところがあるので、そこは改善しないと、プレーオフに進んだ際に絶対に失点になってしまうので、改善しなければならない点だと思います。

――その後の4Qでは立て直しが見られましたが、どのように修正されましたか

(相手が)オフサイドから強くかけてくるのはケアしようというのと、ディフェンス時間が根本的に長かったので、どれだけオフェンス時間を長くできるかという感じだったのですが、オフェンスが長くボールをキープしてくれて、しかも点も決めてくれていたので、フルフィールドも決まりましたし、4Qはいい流れでした。

――今回の試合で見つかった課題は

今回の試合だけではないですが、リーグ戦全試合を通して少し崩れてしまう部分があるというのは、あまりいいことではないと思うので、4Q 60分を通して1番高い強度で集中力を保つというのが課題であり、それが今回わかったので改善していきたいと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

一戦一戦戦って勝つだけなので、そのための準備は怠らず、おごることなく、真摯に戦っていきたいと思います。

AT岡田康平(教4=東京・早実)

――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか

厳しい展開も展開もありましたが、結果的に勝てたので良かったです。

――ATリーダーとして、攻撃陣全体の動きはいかがでしたか

悪くはなかったと思いますが、法政はマンツーマンで守備を固めてきたのに対して、自分たちは個々で勝てないシーンもあったので、そういったところでレベルアップしたいと思います。

――今日の法政との試合で、何か対策はありましたか

法政の守備は他の大学と違って、1on1でのディフェンスに強みがあるので、個々の部分で勝っていこうという対策は練っていました。

――3得点を決められましたが、ゴールへの気持ちが強かったのでしょうか

自分は1on1が得意なので、そこを活かして点を決めれたシーンは気持ちよかったです。

――3得点目を決めたシーンで、ファウルを受けながらもシュートをお決めになったことについて、その時のお気持ちはいかがでしたか

最初は入ったってわからなかったのですが、ヘルメットが飛んだ時に周りが盛り上がっていたので最高でした。

――次の日体大戦はリーグ戦では最後の試合になりますが、何か修正したいところや、課題はありますか

今日の法政の試合でもそうだったように、チームのフォーメーションや戦術もさることながら個々での戦いの対策や、技術や1on1に強くなることがこれからの課題になると思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

学生最後の試合なので、今日の試合みたいにスッキリ終わりたいです。

G勝本勇人(社4=東京・早大学院)

――本日の試合を振り返ってみていかがでしたか

結構思い通りにいかない時間帯もあって、でも今は勝てて良かったという素直な感想です

―途中、苦しい展開もありましたがそうなってしまった要因はどこにあると思いますか

ディフェンスの方で結構ミスがあって、第3Qの入りで1番しめなきゃいけないところだったのですが、そこで点を取られてしまって流れが悪くなってしまったというのが1番の原因かなと思います

――第3Qでの3失点を振り返ってみていかがですか

自分はゴーリーなんですが、やっぱりそこで1本か2本止めてチームに流れを取り戻さないといけない立ち位置なので、やっぱりそこで勝負に出たりとかそういうところでチームに貢献していかなければならかったなと思います

――次戦の相手は強豪の日体大ですが、意気込みをお聞かせ下さい

早稲田である以上、負けは許されないので絶対に日体大に勝利をしてファイナル4に勢いをつけたいです

FO鈴木雄大(社4=東京・国立)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

勝てば大きくファイナル4進出につながる試合だったので応援含めチーム全体でよい雰囲気が作れたので良かったです。

――本日のフェイスオフを振り返っていかがでしたか

良かった点もあれば悪かった点もあったので、60点くらいですかね。

――途中苦しい展開になりかけたところもあったがどういう気持ちでいましたか

最近チームで、誰かに頼りがちな良くない雰囲気があり、一人ひとりができることをやって「俺が決めるんだ」という気持ちをもっていこうというのがあったので、それを実践して、「絶対勝つぞ」という気持ちで臨みました。

――3Qの残り3分くらいのところで立て続けに失点があったが、その後のフェイスオフで勝ち、流れが変わったように見えました

フェイスオフ1つで試合の流れが大きく変わるという風に思っているので、ここは形にこだわらず何が何でも勝って流れを引き寄せようという気持ちで入りました。

――次戦がファイナル4進出に向けて大事な試合になると思いますがどんなプレーをしたいですか

やることは変わらないと思っていて、自分ができることをしっかりやる、試合に出ている責任を果たす、それだけだと思います。

AT小林大祐(社学3=東京・早稲田)

――今の気持ちを教えてください

負けられない戦いが続いているので、きょうの試合でなんとか勝つことが出来て率直に嬉しいという気持ちです。

――自分のプレーを振り返ってみていかがですか

チーム最初のシュートを打ったのが自分なんですけど、本来なら決めるべきシュートを外してしまって、そこから相手のGがどのようなプレイをするのかを考えるようにした結果、最後多くのゴールを取れたのかなと思います。あと序盤にミスが多い中で、去年やったメンタルトレーニングを活かして、気持ちを強く持ってプレー出来たのが良かったと思います。

――第3Qまで苦しい展開でしたが、攻撃陣はどういう攻めをしたかったのですか

苦しい展開になるほどミスは許されないと思っていて、今やるべきことに集中しようと思っていました。

――第3Qで立て続けに失点した後に奪った得点について振り返ってください

混戦になっていた時、自分が今出来ることは何かと考えた時に自分のマークマンが変なところを見ているのに気づいて、その隙をついてフリーになってボールを受けることができました。この試合は常に集中を切らさずにプレー出来たことが大きかったと思います。

――次戦に向けて意気込みを聞かせてください

日体大も意地を出してぶつかってくると思うので、そこで負けないようにきょうから次の試合に向けてまた練習して、次も勝てるように集中して頑張っていきたいと思います。