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漕艇部

2019.09.06

第46回全日本大学選手権 9月5~8日 埼玉・戸田ボートコース

7艇が予選通過!順調な滑り出しを見せる

 今シーズンの集大成となる全日本大学選手権(インカレ)が開幕した。初日のこの日は早大から10艇が出場し、そのうち男子エイトを始めとする7艇が予選を通過する、順調な滑り出しとなった。また、男子舵手なしフォア、男子舵手なしクォドルプル、女子舵手付きフォアの三艇が翌日の敗者復活戦へまわった。

★5艇が準決勝へ!(男子部)

先頭に立った男子エイト

 曇り空が広がり、やや肌寒い気候の中始まったインカレ。早大の先陣を切ったのは舵手なしペアだ。余裕のあるフィニッシュで準決勝へ駒を進めた。その後、5月の全日本選手権では1年生ながら4位に入った阿部光治(スポ1=愛知・猿投農林)のシングルスカルや、早慶レガッタで対校エイトに出場した3、4年生で構成された舵手なしフォアも無事に1位で予選通過を決めた。さらに、花形種目・男子エイトは中盤に抜かれた一橋大を追う展開となったが、ラスト250メートル付近で相手が腹を切り失速。その間に早大が先頭に踊り出ると、そのまま1着でゴール。チャンスをものにし、2日目は体力を温存できることとなった。

 午後の1発目には舵手なしフォアが出漕。序盤に中大や同大、慶大に前に出られると、挽回する機会なくそのまま4着でフィニッシュ。「スタートでもっと飛び出す意識があれば、もう少しいい勝負ができたかな」(川田翔悟、基理4=東京・早大学院)と振り返る。続く舵手なしクォドルプルも後半に失速し、最後尾の5着で敗者復活戦にまわった。ともに早稲田を背負って出場するのは今大会で最後となる4年生が乗っているこの2艇。3日目の準決勝につなげられるよう、敗者復活戦での雪辱を誓う。

★舵手付きフォアが惜しくも敗者復活戦へ(女子部)

安定した漕ぎで予選を通過した女子舵手付きクォドルプル

 シングルスカルに出場した松井友理乃(スポ3=愛媛・今治西)。スタートで頭を取ると順調に他艇を引き離し、首位を譲らず準決勝進出を決めた。また、昨年明大とのデッドヒートを制し、連覇を狙う女子舵手付きクォドルプルも息の合った漕ぎで予選を通過し、女王の力を見せつけた。

  1、2年生で構成された女子舵手付きフォアはコンスタントで前に出られた一橋大との差を詰め切れず、2着に終わった。このクルー唯一の2年生、大崎(未稀、スポ2=福井・美方)は「イベントが決めきれなかった」と敗因を振り返り、「敗者復活戦全体で1位のタイムでの通過を狙う」と意気込んだ。総合優勝に向け、女子は全艇が確実に準決勝進出を決めたいところだ。

(記事 加藤千咲、写真 関飛人)

結果

▽男子部

【予選】

【舵手なしペア】

S:川田諒(社4=愛媛・松山東)

B:牟田昇平(商2=兵庫・三田学園)

7分10秒82 【1着 準決勝進出】

【シングルスカル】

阿部光治(スポ1=愛知・猿投農林)

7分17秒32 【1着 準決勝進出】

【舵手なしフォア】

S:中川大誠(スポ3=東京・小松川)

3:川田翔悟(基理4=東京・早大学院)

2:岩松賢仁(スポ2=熊本学園大付)

B:土屋夏彦(スポ4=山梨・吉田)

6分36秒37 【4着 敗者復活戦へ】

【舵手なしクォドルプル】

S:菅原陸央(政経1=秋田・本荘)

3:飯島温人(基理2=東京・早大学院)

2:牟田宜平(商4=兵庫・三田学園)

B:船木豪太(スポ2=静岡・浜松北)

6分48秒97 【5着 敗者復活戦へ】

【舵手付きフォア】

C:菱谷泰志(スポ3=鳥取・米子東)

S:髙山格(スポ4=神奈川・横浜商)

3:瀧川尚歩(法3=香川・高松)

2:菅原諒馬(商4=東京・早大学院)

B:堀内一輝(スポ4=山梨・富士河口湖)

6分38秒18 【1着 準決勝進出】

【エイト】

C:徐銘辰チーフコックス(政経4=カナダ・セントアンドリューズ)

S:坂本英皓副将(スポ4=静岡・浜松北)

7:舩越湧太郎(社3=滋賀・膳所)

6:森長佑(スポ1=福井・若狭)

5:田中海靖(スポ3=愛媛・今治西)

4:鈴木利駆(スポ3=静岡・浜松西)

3:中島湧心(スポ1=富山・八尾)

2:越智竣也(スポ1=愛媛・今治西)

B:藤井拓弥主将(社4=山梨・吉田)

5分56秒42 【1着 準決勝進出】

▽女子部

【シングルスカル】

松井友理乃(スポ3=愛媛・今治西)

8分6秒77 【1着 準決勝進出】

【ダブルスカル】

S:宇都宮沙紀(商3=愛媛・今治西)

B:木下弥桜女子主将(スポ4=和歌山北)

7分31秒89 【1着 準決勝進出】

【舵手付きフォア】

C:勝又真央(スポ1=東京・小松川)

S:中尾咲月(スポ1=三重・津)

3:大崎未稀(スポ2=福井・美方)

2:茂内さくら(社1=秋田)

B:髙田涼花(社1=静岡・浜松西)

7分27秒39 【2着 敗者復活戦へ】

【舵手付きクォドルプル】

C:奈良岡寛子(教3=青森)

S:安井咲智(スポ3=東京・小松川)

3:南菜月女子副将(教4=新潟南)

2:宇野聡恵(スポ2=大分・日田)

B:藤田彩也香(スポ3=東京・小松川)

6分58秒39 【1着 準決勝進出】

コメント

【男子舵手なしフォア】

3:川田翔悟(基理4=東京・早大学院)

――きょうのレースプランを教えてください

最初の500メートルでしっかりトップ集団にくらいついて、そこからコンスタントで粘って、ラストで差せるところを差すという感じです。

――実際にレースを振り返ってどうでしたか

ずっと目標にしていた、スタートからコンスタントに落とした時に悪いリズムにならないようにすることは、結構うまく決まったかなという感じはしました。ただ、それぞれのクォーターでタイムをそれぞれ2秒ずつ上げられたら良かったかなと思います。全体的なスピードがもっと欲しかったです。プラン自体はうまく行きました。

――敗因は何ですか

途中リズムが若干崩れたりしたところです。後は、スタートでもっと飛び出す意識があれば、もう少しいい勝負ができたかなという感じです。

――きょうのレースで良かった点を挙げていだだけますか

さっきも行った通り、コンスタントに落とすリズムがうまくいったかなと思います。それがうまく決まったので、中盤のタイム落ちがほとんどなかった感じです。

――あすのレースは何がポイントになってきますか

まずば、スタートでしっかり出て、そこから他艇を見ながらコンスタントを粘ることができれば、最終日までつなげられるかなと思います。とりあえず、スタートでしっかり出ることを意識したいです。

【女子舵手付きフォア】

3:大崎未稀(スポ2=福井・美方)

――きょうのレースプランは

第1クォーターでしっかりリズムを作り切って、第2、3クォーターは自分たちは練習してきた中でも落ちないので、そこで粘って、ラストで上げるというプランでした。

――実際に漕いでいかがでしたか

スタートが悪くはなかったんですけど、決まりきらなくて少し納得がいかないようなスタートでした。第2、3クォーターは練習通り、タイムを維持できたんですけど、第4クォーターで上げることができなかった感じでした。

――中盤に一橋大が前に出るかたちでしたが、早大としてはレースプラン通りに行けたものの一橋大がそれを上回ってきたのでしょうか

レースプラン通りに行けたんですけど、コックスのコールとかイベントが決まりきらなくて、船が伸びなくて、一橋大に詰められないまま行ってしまったかたちです。

――あしたレースに向けて修正したい点はありますか

スタートをもっとキレを出して決めて、きょう決まりきらなかったクォーターごとの切り替えの部分だったりというイベントを4人で一体感を出して決めて、もっと船を伸ばしていきたいと思います。

――あした以降への意気込みをお願いします

あしたは敗者復活戦全体のタイムで1位通過を狙って、準決勝では予選で1位だった立命館大と当たるんですけど、そこに入って決勝にいけるようにあさって以降につなげられるように、修正してやっていけたらいいなと思います。